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第二章 夢の生活
5 初めて会った時みたいに
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つぎの土曜日は登校日だった。午前中のみの健康診断を終え、斉藤、吉田たちと学食で昼食を済ませた。たがいによそよそしかった時期も過ぎて、いつもどおりエロ話で盛り上がる日々が戻ってきていた。
帰宅早々、それを見計らうように沙夜さんが帰ってきた。
「いろいろわかったよ!」
ラフにウエーブのかかった髪をなびかせて、かけていたサングラスをローテーブルに投げ出し、ソファにどっと身を沈める。
黒革のライダースジャケットに黒のスキニーデニム、手首にはイガイガのいっぱいついたシルバーのバングルというハードなスタイル。
「なに? かっこいいじゃん。スパイ映画みたい」
「あ、これ? 綾に借りた。ジャケット小さくて前閉じないけど。……それでな、玄の親父さんに会ってきたよ。やっこさんカマかけたら、すーらすら、気持ちいいくらいしゃべってくれたぜ」
キャラが明らかに変わっている。笑ってしまう。唯さんのことが発覚して以来、沙夜さんはなぜかノリノリだ。
「ニヤニヤしてんじゃねえよ。あんたの友達でしょ。で、どうすんだこれから……」
――笹田あこがれの唯さんは、奇遇にも沙夜さんの高校時代の寄宿舎仲間で、先輩後輩の間柄だったのだ。うそみたいな偶然。
沙夜さんはあれから、唯さんの写真をネットの顔認証検索エンジンにかけ、近況を探った。なんか本格的、と驚いたが、パーティーや研究会レセプションに同席した、いかにも金ヅルになりそうな人物をスマホで撮って、あとからそのエンジンにかけ身元を探る、みたいなことを親父はよくやっているとのこと。研究者恐るべしである。
顔認証で導き出されたネットの画像から、唯さんはアメリカでは『ジュエル』と名乗り、セックスセラピストとして、著書を二冊出版していること。セラピストと言っても実態はポルノ女優に限りなく近く、もっぱら『イースタン・ジュエル』という愛称で親しまれていることがわかった。そして男たちを類い希な性技で絶頂に導く、みたいな動画がネット上にいくつも見つかった。
「やだ、唯ちゃんらしいわね」と沙夜さんは驚くこともなく笑ったが、笹田はそんな唯さんのことをどこまで知ってるのだろうか?
「やっぱり玄くんのお父さまと唯ちゃん、正式におつき合いしてたわけじゃないみたい。玄くんの素行を心配したお父さまが、唯ちゃんに相談を持ちかけて、今回日本にいる三ヶ月のあいだだけ、カウンセリングのために家に入ってもらったって言ってた。それにしてもなんで唯ちゃんに頼むかなあ。婚活パーティーで知り合ったって。あの子結婚する気あったんだ! ふふ。笑っちゃう」
唯さんの悪友に扮し、笹田が学校に行っている隙に、開店前のレストランに突撃した沙夜さんだったが、ようやく被っていたキャラが取れてきた。
「わたしもカウンセラーだって嘘ついたら、唯ちゃんに代わって息子のことお願いできないかって、泣きつかれて困っちゃった。しかたがないから、機会をつくって相談に乗るってことで引き受けてはきたけどね。それにしても、玄くん相当みたいよ。お店が休みの日には、毎週のようにお客さんを部屋に招いて、夜中まで好き放題やってたみたい。そのうちに、お店のまわりにストーカーみたいな怪しいひとまでうろつくようになって……」
「笹田のやつ、モテ男! 羨ましいなあ」
「女の子じゃないわよ。男のひと。それも年配の……」
「うぁお!」
「光くんには刺激が強すぎたかな? 深みにはまっちゃったのよ。なんとなくわかるわ。だから、玄くんの心が唯ちゃんに向いてることは、いいんじゃないかなって思う。ああいうビデオには出てるけど、唯ちゃんって案外良妻賢母タイプだから、歳の差あれど、もしふたりの仲がうまくいけば、それはそれで大歓迎。ただし、あとは玄くんよ。あの子のこと、もっともっと知ってみたいわ」
笹田の話はそこで終わった。いろいろなことがわかって、僕もそうだけど沙夜さんも混乱しているみたいだ。『機会をつくって相談に乗る』とか『知ってみたいわ』という沙夜さんの言葉が引っかかる。僕に内緒にして動いたりしないだろうか? そこだけが少し気がかりだ。
「ねえ、母さん。笹田のことはまたにして、きょうはゆっくりできるんでしょ」
寄りかかり、モテ男笹田に習って、パパの訪問にしなをつくる愛人みたく僕が囁くと、沙夜さんは気を取り直し、頭を撫でてきた。
「もう、毎朝ちゃんと抜いてあげてるでしょ。わかったわかった。年度の始まりでいろいろ忙しかったんだもの。久しぶりにいろいろしよっか?」
「初めてお母さんがここにきたときの服、今ある? あれもう一回着て欲しいな」
「初心にかえって、ってこと? いいわよ。お安いご用だわ。もう一回最初から。こんどは欲望に忠実に。ね。わたしだって最初はいろいろジレンマ抱えて回り道してたじゃない。ああいう回り道はしないでストレートに欲望をぶつけ合う、みたいな」
「いいかもね」
沙夜さんは、僕が漠然と思い描いていた欲求を、いとも簡単に言葉にして差し示してくれた。
「妄想を好きなだけ、形にしてみなさい。わたしだって、いやらしい男子校生の頭の中、覗いてみたいわ」
耳元で小声で囁かれる。妖しい吐息。
僕は部屋に戻り、あの時着ていたパーカーに着替えて廊下に出た。
沙夜さんはあの日とおなじ出で立ちで親父の部屋から出てきた。つやつやの鎖骨の上に波打つ華奢なネックレスまでもが、寸分違わずあの時のまま。
「……じゃあ、どこからいく?」
「やっぱり、ハグするところからなんじゃない?」
「そうだよね、やっぱ」
廊下の真ん中に立ち、ふたりともひそひそ声。僕がタイミングをつかめずにいると、沙夜さんの方から抱きついてきた。
自信たっぷりに突き出たGカップのバストが僕の胸に当たる。あの時とおんなじ。
「沙夜さん……」
「お母さんって、呼んでくださる?」あはっ、もうお芝居に入ってるよ!
「はい、お母さん。……あのマーメイドの写真を見た時からあこがれてましたっ!」
壁に押しやり、純白のカシミアセータ越しのバストを遠慮なくわしづかみにする。柔らかな肉が指のあいだからこぼれそう。
「いや! ダメよ光くん。会った早々、そんなのいけない。……あん」
ほどよい抵抗感で僕の期待に応えてくれる沙夜さんは、やっぱりやさしい。
手に余る豊かな肉が逃げ場を求めて、ゆったりVネックの襟元から深い谷間をつくりながら、せり出してくる。
そこにすかさず顔をうずめる。
「母さんの体、すごく素敵」
谷間の甘美な肌の吸いつきを、鼻先で存分に味わいながら、指をタイトスカートの中に伸ばすと、ヌルリと汁の染みたパンティのクロッチ。パンスト穿いてない。綾みたいに臨戦態勢ってわけ?
そんでもって、もうこんなに濡らしちゃってる。もう、淫乱な女だな。
デコルテのすべすべを鼻先で楽しみながら、少しずつ上に移動すると、つやつやの鎖骨に行き当たる。骨の固さが心地いい。あえぎに合わせて現れるくぼみに舌をねじ入れて震わせる。
「鎖骨のくぼみ、萌えるぅ。ミルク貯めて飲んでみたいな。じゅるっ」
「あぁん! いやらしい舌。……もう、いけない子」
首に巻かれたネックレスが唾液の粘りにつられて舌に纏わりついてくるが、構わずに舐める。たがの外れた舌が、変則的に首筋にまで這い上がる。
「あん、あっあっ……あ」と、開いた唇をチャンスとばかりに奪う。
「ああん、うむむうう」滑り込んだ舌に、待ちわびていた舌がすぐさま絡んでくる。
塞がれた口からあえぎ声を漏らし、恥じらうようにくねらせていた体が、少し震えたあと、とどめを刺された蝶のように、動きを止めた。
ちょろい女。
「母さんのおっぱい、もっとめちゃくちゃにしたい。さあ、むこう向いて」
うしろから、両手を爆乳にそわせてゆっくりと回す。滑らかなブラに覆われた紡錘形のおっぱいの上を、セーターのニット生地が小気味よく滑る。
エロい薄布のブラ越しに、すぐに見つかったコリコリの両乳首を中指を鍵型に曲げて、刺激してやる。
「はあああっ。ダメダメダメダメダメっ……」
もがいたところで、コリコリの大好き鉤爪はいつまでも追尾を続ける。
「うっすいブラ。ダイレクトにくるね。母さんってさ、満員電車の中で、まわりに悟られないように自分で乳首まさぐってオナニーとか、するひと? それとも、寄ってくる痴漢に身をゆだねちゃうタイプ?」
そう耳元で囁いて、耳たぶをペロリと舐める。弾けるヒップにチ×ポをこすりつけると、淫乱女はガクガクと膝を曲げて、そのままへたり込んだ。
「親父に命令されて、僕に犯られるために、ここにきたんだよね。早く欲しいんでしょ。なんだよこのブラ紐。もう、エロ過ぎて秒で犯しそう」
純白のカシミアセータの肩から覗いた紫色のブラストラップを指に引っかけて力任せにパチンと弾く。
「はあぁん」
そのまま、いきり勃つチ×ポを口にねじ込んだ。
「ぐぼっ! はああ……。ダメ! いきなり、うぐむむむ……」
「なにタメでしゃべってんの。敬語使えって。この前みたく王子さまに話しかけるみたいな丁寧語でね」
チ×ポを抜くと、淫乱女はつまらなさそうに短い溜息をついた。
「……はい。申しわけありません」
「素直ないい子だ。……どうオレチ×ポ? 朝からずっと母さんのこと考えて、もうムレムレなんだ。シャワー浴びてないから、いい匂いしてるでしょ。母さんは自称ヘンタイだものね。……なんか言えって!」
チ×ポで頬を叩くと、だんだんうっとりとした顔になってくる。かわいい女。
「……美味しゆうございます」
「ほら! 匂い嗅ぎながら。もっと丁寧に舐めようか」
淫乱女が一生懸命舐めている。鈴口から溢れ出したカウパーに触れて、鼻がしらから糸を引く。
「まだ先っぽ、舐めちゃダメだよ。もうちょっと溜まってからだからねぇ」
リブ肉にかぶりつくみたいに竿を甘噛みしながら、子犬のように、茶色い瞳が僕を見上げてうなづく。
「なあんか、違うんだなぁ。綾だったらもっとエロかったかもな」
それを聞いて、茶色い瞳が睨みつけてきた。
「そう! その怖い顔がいいんだよねー。甘噛み強いけどぉ。……さあてそろそろ溜まったかなぁ。はあい、カウパーちゃんいっぱいあげる」
ぷうっと滴り落ちる寸前にチ×ポの先を、小顔に思い切りすりつける。見る間に顔がテカり出す。
「あらあ、いい顔だあー。顔パックのあとはちゃんと舐め落とさなきゃねぇ」
顎を持ち上げて、小顔を舐め上げる。舌全体をべったりと密着させて……。
唾液をいっぱい垂らし、それを舌ですくい取りながら、湯気が立ちそうなほど小顔を舐め回す。まぶたを舐めると、薄皮のむこうで眼球がおどおどと動くのがわかる。
「やってみたかったんだ。こんなの。……塩っぺえ。オレの味?」
最後に形のいい鼻を口に含み、細長いきれいな鼻の穴に、舌を思い切り刺し入れた。じゃりっとした食感。塩辛い。
「ああん、やだ、やだ、唾くさーい!」
「ダメ、敬語でしょ!」
「……い、いい匂いです。ありがとうございます。おかげさまで、顔がヒリヒリして、心地ようございます」
さりげなく危険信号出すんじゃねえぞ。
そんじゃ、こんどはやっぱ、大好物のあれでしょ。
「壁ドンでイラマって、男のロマンっていうの? しかも玄関で。人妻系アダルトビデオの定番だよね。へへ。さあ、口開けて……」
気を取り直しぽっかりと口を開き、無垢な瞳でチ×ポを待つ、けなげな女。
「ほうら、一気にいくよ。ほら、ほら、……あああ、気持ちええ……」
喉ちんこをとおり越して、喉奥の狭い空間で、チ×ポがゴキュゴキュと鳴ってる。
「コリコリして最高! すんげえ、根元まで入ってんの」
僕の腰使いに体を震わせるこの淫乱女は、目を白黒させたまま手探りでパーカーの袖口をつかんだ。
「あ、手も使えってか。気が利かなくてごめんねえ。そうだよね。じゃあ、お望みどおりにしてやるよ……」
頭をわしづかみにして、チ×ポを幾度となく喉奥に送り込む。頭蓋骨に貼りついた頭皮がぐにゃぐにゃとずれ動き、こちらを凝視した瞳から涙の雫がしたたり落ちる。
「ゴキュ、ゴキュ、キュッ、キュッ、キキキキ……」
喉の最深部に亀頭を押し込めたまま、頭をゆっくりと回して、
「クアァァァァ……」
「お母さんの口マ×コ最高!」
そして一気に引き抜く。
キラキラ光る口幅のえずき汁が、飴みたいに伸びる。壮観! そして僕はそのまま、咳き込む淫乱女の唇を吸う。
ヌラヌラといやらしい粘液の奥に、かすかに感じる脂っぽい口紅の味。
「お母さんの唇もいいけど、綾のふっくら唇、こんな風に吸ってみたいなあ……」
「ううう……」
間近過ぎてぼやけて見える涙に濡れた怖い顔。舌を差し入れようとしていた口がいきなり閉じる。
「なんだよ。吸わせてよ。さっきみたいに、エロいキスしようよう」
貝のように閉じられた歯に舌を押しつけてみる。歯と歯茎のあいだに舌をねじ込んで、ゆっくり唇の裏を一回転。唾液がはじけ散る。
「うっ、ううん……うぐぐぐぐぐぐ」
それでも拒む、……強情な女。
「なにおこってんだよ。母さんだって笹田のこと……。僕に見せつけるみたいに、べたべたしちゃって。それでも妬くなって言うの?」
なんかマジになった。
沙夜さんはくるりと目を回して考えを巡らせながら溜息をついて、口を開いた。
「は、はい。ごめんなさい。反省します」
「とりあえず、って感じで謝ってんじゃねえよ」
ぐったりと壁にへたり込んだ沙夜さんのカシミアセータのVネックに指を引っかけて一気に下ろすと、そこには紫色のブラに彩られた芸術品みたいな谷間。
「やっぱすげえな。これに惑わされない男なんていないよね」
セーターの裾をたくし上げて、ペニスをブラの下から谷間の中に突っ込んだ。ブラ中心の固い繊維がジャリジャリと当たるが、気にせず突き上げる。顔をうずめたあの吸いつくようなすべすべ肌が、茎全体にすれて超気持ちいいー。
「ほうら、チ×ポの先がこんちわー。いい眺め。パイズリ最高! ははっ」
僕はパーカーのポケットからスマホを取り出して何枚も写真を撮る。
「ほら、こっち見て! 笑ってVサインだよねー」
力ないVサインを頬に当てて、さっきまで強情だった女が曖昧な笑みを浮かべる。
「ひひっ。連写したから、ほら、これなんて、チ×ポもバッチリ写ってるし、めちゃ喜んでるように見えるよ。よく撮れたから、親父に送っちゃおかなぁ」
「…………」
にわかに立ち籠める居心地の悪さと、沈黙。
しかたなく僕は谷間からペニスを抜いた。
「…………おかしな冗談は、やめて。……わかってるくせに」
なにかしらの想いが、込み上げてくる。
「…………うん」と、素直に反省。調子に乗りすぎた。
僕は沙夜さんのタイトスカートをたくし上げそのまま顔を突っ込んだ。恥ずかしかったのもあるし、挽回したい気持ちもある。
「急になに? そこはシャワー浴びてないから、……ダメ、堪忍して」
スカートを腰までめくり上げると、やっぱり黒いガーターベルトが表れた。綾のやつ、こんなとこまで真似してたんだな。
パンティをずらして舌を差し入れる。ムッと香る甘い匂い。舌先に当たるコリコリした玉の感触。いろいろやったけど、沙夜さんのここ、間近に見るのは初めて。
「もう。光くんってば、ダメ、ダメよっ」
つるんとした皮に覆われた小さな肉の玉と、その下の密やかな入り口を交互に舐める。じきに口のまわりが蜜まみれになる。
薄皮を指で押し開き、玉を舌先で転がしてみる。
「ダメダメ! ううっ、あっ、はああん」
壁に頭を打つ音。沙夜さんのけぞっちゃってる? 乳首舐め以上のダイレクトな反応がうれしい、というか痛快!
「……はっ! あっ! わ! わっ!」
つるっつるの食感! クリトリスってペニスが退化したものだって聞いたことがある。母さんのペニスをフェラってか。じゃあこんな感じどう?
舌のザラザラ表とヌルヌルの裏を不規則にに回しながら……。
「はっ、はっ、はあうううん……」
小さな玉が心なしか勃起した。
つぎに蜜の溢れるヌルヌルの入り口に舌を差し入れてみる。なんかもう、脈打ってるみたい!
ゴツゴツでプルプルのすぼまりに一気に舌が吸い込まれるみたいな感覚。
「あん! 光。エロい舌。やだぁ! 気持ちよ過ぎ。はあぁん」
囚われた舌を放してもらえないくらい壁が食いつく感じ。ほの甘い蜜が口内に流れ込み、顎のつけ根がだるい。ふと、挿入の時の目くるめく快感が脳裏に蘇る。
「じゅるるるるっ。……すごいよ母さん。ああ、中がプルップルで気持ちよさそう。挿れたくなってきちゃった」
僕は沙夜さんの肩をつかんで床に押し倒した。
「やあだ。床冷たいし、痛いっ」
深窓の令嬢はここにきても、やっぱりわがままだった。
「じゃあ、立ってよ。この前みたいに立ったまま、うしろから挿れさせて」
「……もう、まだ危ないんだけどな。イキそうになったら抜いてね。約束よ!」
「わかったって。まかせて!」
僕だけ急いで服を全部脱いで真っ裸になり、そしてふたりはひとつになった。
乱れ着衣の沙夜さんが振り返り、しっとりと流し目を送ってくる。
ああ、沙夜さんの中、やっぱ気持ちいい。
見つめ合って繋がってる。
幸せだなあ。
そこに玄関のチャイムが鳴った。
「……ええっ? いいところなのに」
ことさら深く刻まれた沙夜さんの眉間の皺を見ながら、僕はとっさにこの夢の時間をこのまま続ける決心をした。
「はい! はーい」と僕が答えると、
「宅配でーす」と外からの声。
「あ、マイペニスの素が届いたのかも。僕裸だから母さん出てよ。よかった脱がせる前で。ドアを少しだけ開けて受け取れば大丈夫だって。さあ、このままついてくね」
「ええっ! 抜かないのぉ?」
「母さん、途中で抜くの、嫌いじゃなかったっけ?」
「それは時と場合によるわよ。はあっ! なにチンポに力込めてんのよ。ああん!」
「声でかいって。忙しいのに待たせちゃ悪いでしょ。早くしないと、マイ光チ×ポがいっちゃうよ」
玄関ドアの小窓に、見慣れたツートーンカラーの影。
僕たちは運動会のなにかの競争みたいに、繋がったままドアのところまで移動した。
ふたりとも忍び笑いになってる。窮地に立たされた時にはまず笑うとよい、となにかの本で読んだような。
「すいません。ありがとうございます。あ、サインですね……」
繋がっていることを悟られないように、ドアを少しだけ開いて荷物を受け取る沙夜さん。真っ最中なのに、すました声ってところが、ことさらエロい。
なんとか平常心を保った僕は、そおっとセーターの中の指を乳首に這わす。ついでにチ×ポにも力を込める。
「あっ、あ、あ、暑いですね。大変なお仕事、頑張ってっ。……はあっ」
ドアが閉まった。
「なに、余裕ぶっこいてやがるんだよ! 暑かねーよ。まだ四月だし」
「もう、そんな汚い言葉遣いしないの。……ああん、あっあっ。……だって、大汗かいてらっしゃったのよ」
「このことに感づいて、冷や汗かいてらっしゃったのかもな。ああコーフンするっ」
上がりかまちで沙夜さんを押し倒して、そのままバックでズンズンと突く。ああ、気持ちいい! 受け取った紙包みが弾けて、中からいくつもの茶封筒が散らばり出た。
「違うわっ! 光くん、これディルドじゃない」
「じゃあ、置いとけば。もうダメ、僕止まんない!」
沙夜さんのうしろ手をつかみ脇にはさんで、勢いで純白のカシミアセーターを引っ張ると、Vネックが伸びて片方の肩が露わになった。エロいブラ紐を噛んでそのまま首を振るとホックが外れた。
ブラからこぼれた片乳がフローリングに密着してペタペタと音を立てて揺れ動く。
「エロい! 僕に犯されてる母さんエロ過ぎっ!」
片方の腕を引っ張られ宙ぶらりんな状態で、腰の動きに合わせて、のけぞり体を揺らす沙夜さん。
「あっ、あっ、あっ、あっ、いやぁん、……光くぅん、ダメっ!」
弾かれて伏せってもなお、そのまま寝バックで突く。
「なんだよ! 犯されてるんだから、もっと全力で抵抗して見せてよ」
「だってだって、ああん、すごい。意外と奥に当たる。やあだ、これ気持ちいい! もっとゆっくり突いて。ああ、すごい、光くんの反ってるの、この体勢ならよおくわかるわ」
汗ばんでつやつや光る肩を甘噛みして、舌を耳の穴に差し込みながら小休止的なスローペースで腰を動かし続ける。
「はああああっ、ぞくぞくするわっ。犯されてる! ……ああ、いいっ。……それもこんなところで……」
「あ、ドアロック忘れた! 誰かきたらマズいよねぇ」
「素敵よ! スリルよ! サスペンスよ! あはぁん……わたしね、大学のね、人影の少ない階段の踊り場で、はあっ、……女の子をイカせたこと、何度もあるのよ」
あ、始まった。抵抗する女もいいけど、こういう局面に乗じて身の上話を始めるのは、沙夜さんの癖だから、興味深く拝聴することにしよう。
「女の子はね、キスと指だけで、五分もあればどこでもイケちゃう。トイレの個室でも。満員電車でも。……ああ、奥当たる!」
よだれの糸が口にあてがった細い指にもつれる。
「光くんてば? ……綾と寝たんでしょ。知ってるよ」
「…………」
「車の中だって、ね……綾から全部聞いたから、もう内緒にしなくていいんだからっ。……あっあっ。」
「なんだよ。ずっと言わずに我慢してたのに! 母さんなんだかこだわってるみたいだったし、黙ってたらそれはそれで、こじらせそうだったしっ」
「はあっ、……ごめんねえ。でもいいのよ、それで。秘密を守るっていうのは、そんなことだもの。光くんの口の堅さには、感心した。いや、安心した、かな。……はああん」
「それで、笹田使って僕に仕返ししたのっ?」
「わっわっ、当たるっ! ……違うわよ。それ聞いたのきのうだからっ。ううう」
「じゃあ、なおさらっ、悪いっ!」
「あああ、ダメ! そんなに突いちゃ! やだ、やだっ、光の顔見ながらイキたい! 光にキスされながら、イキたいっ!」
「僕も、母さんのおっぱい揉みながらイキたいよ」
くたくたになった体をひっくり返した。途中、ペニスが抜けないように、息絶え絶えに苦労して脚を回してる僕の姿を、沙夜さんは上気した満足そうな顔で、ただ見上げていた。
「ガーターベルトのエロ人妻か。思い切り、突いてやるからね」
「う、うん。……ああああっ!」
「どお? 気持ちいいっ? 綾の中に入ったチ×ポだけれど、それでもいいの?」
「わっ、わっわっ。綾よりもいっぱい、突いてくれたらっ、許すぅ。はああん」
「そのかわり、僕に、秘密にして、笹田と逢って、変なことしちゃ、ダメだからね」
「わ、わ、わかってる。……でも、子犬ちゃんかわいい、みたいに、めちゃくちゃにしたい、みたいな、そんな感情も、いけませんかっ?」
「……僕の前でだったら、かわいがっちゃって、いいんじゃない。親父には、内緒にするから、いつも女の子にするみたいな、母さんお得意のエロ技で、おっさんのことなんて忘れさせちゃえば?」
「はあああん! そんな、ひとの性癖を弄ぶものじゃないわよ! あ、光、硬くなった、傘開いてるっ! やあだぁ、もう、どうなっても、知らないんだからっ!」
「ああ、母さん締まるっ。すごい! 最強!」
伸び切ったカシミアセータのVネックを、魚肉ソーセージの皮を剥くみたく肩越しに力まかせにずり下げ、纏わりついてるブラをずらす。
震えるふたつの大きなふくらみを、手型がつくほど強く揉みしだいた。
つけ根をつかまれパンパンに尖り出た、そのみずみずしい先端を一口で頬張るように舐める。
「ああっ、乳首のまわりを、えっちな舌が、動いてるぅ……はぅん」
唾でテカテカに濡れた爆乳をさらに揉みながら、同時にピストンを繰り返す。
「あああっ、母さん、なんか僕イキそうになってきたぁ……」
「やだ。やだ、ダメダメ! 中はダメよ!」
「だ、だって、母さん、纏わりついて離れないんだもん」
「顔に、顔に出して!」
「中はダメだから、しかたなく、顔で許して欲しいってこと?」
「ばか、違うわ。……むしろ顔にっ! いっぱいぶっかけて欲しいのよっ!」
うれしそうに蠢く沙夜さんの中をあとにして、マイチ×ポは爆乳の谷間に移動した。
「ほら、自分で挟んで! 胸でしごいてよ。……あああああ、夢気分!」
乳のあいだから少しずつせり上がってくる亀頭をキャッチしようと、沙夜さんの濡れ動く舌が懸命に伸びる。
「ああん。逃げないで。出るとこ見たいのに。もう!」
鼻の頭に粒の汗をかきながら、寄り目でチ×ポを見つめる沙夜さんはかわいい。
「あああっ、イクうー」
「ね、ね、最後のお願い! ぶっかけながら、乳首つまんでぇ。……そう。ああん、はあああん」
乳首のグミみたいな弾力を指先で楽しみながら、思いっ切り射精した。
「あうん、はうん、じゅるっ、すごい。すごい。……ああーいっぱい出てるっ。あん、まだまだ、でるぅ、あああ、ダメイクっ! イグっ! つ!」
発射した大量のザーメンを顔に受けながら、痙攣する沙夜さん。
そして覆った白濁を割ってうっすら開いたまぶたの奥に、きらめく茶色い瞳。
白くまだらに染まった舌を回して、唇まわりの精液を愛おしそうに舐め取る。
「ほら、残りも全部ね」
「光。……いい匂い。逞しい男って感じ。射精の瞬間、見損ねちゃったけど」
そう言いながら、汁の滴る亀頭を、口いっぱいに頬張りチュウチュウと吸う。
「乳首つまめとか、要求多過ぎだもん。二兎を追う者は一兎をも得ず、って言うでしょ。ゆったりいかなきゃねえ……」
「じゃあ、キスして。さっき向かい合ったのに、キスしてくれなかったでしょ。だから、……今して。ゆったりしたやつで」
すっきりした少女の顔で沙夜さんがねだる。
顔を近づけると、すぐさま逃がさないって感じで両手が頬を覆う。
栗の花の匂いの吐息。僕は構わず、沙夜さんと舌を絡め合った。
「光くん、だあいすき」
なぜか、あの時の綾の『だあいきらい』を思い出した。
帰宅早々、それを見計らうように沙夜さんが帰ってきた。
「いろいろわかったよ!」
ラフにウエーブのかかった髪をなびかせて、かけていたサングラスをローテーブルに投げ出し、ソファにどっと身を沈める。
黒革のライダースジャケットに黒のスキニーデニム、手首にはイガイガのいっぱいついたシルバーのバングルというハードなスタイル。
「なに? かっこいいじゃん。スパイ映画みたい」
「あ、これ? 綾に借りた。ジャケット小さくて前閉じないけど。……それでな、玄の親父さんに会ってきたよ。やっこさんカマかけたら、すーらすら、気持ちいいくらいしゃべってくれたぜ」
キャラが明らかに変わっている。笑ってしまう。唯さんのことが発覚して以来、沙夜さんはなぜかノリノリだ。
「ニヤニヤしてんじゃねえよ。あんたの友達でしょ。で、どうすんだこれから……」
――笹田あこがれの唯さんは、奇遇にも沙夜さんの高校時代の寄宿舎仲間で、先輩後輩の間柄だったのだ。うそみたいな偶然。
沙夜さんはあれから、唯さんの写真をネットの顔認証検索エンジンにかけ、近況を探った。なんか本格的、と驚いたが、パーティーや研究会レセプションに同席した、いかにも金ヅルになりそうな人物をスマホで撮って、あとからそのエンジンにかけ身元を探る、みたいなことを親父はよくやっているとのこと。研究者恐るべしである。
顔認証で導き出されたネットの画像から、唯さんはアメリカでは『ジュエル』と名乗り、セックスセラピストとして、著書を二冊出版していること。セラピストと言っても実態はポルノ女優に限りなく近く、もっぱら『イースタン・ジュエル』という愛称で親しまれていることがわかった。そして男たちを類い希な性技で絶頂に導く、みたいな動画がネット上にいくつも見つかった。
「やだ、唯ちゃんらしいわね」と沙夜さんは驚くこともなく笑ったが、笹田はそんな唯さんのことをどこまで知ってるのだろうか?
「やっぱり玄くんのお父さまと唯ちゃん、正式におつき合いしてたわけじゃないみたい。玄くんの素行を心配したお父さまが、唯ちゃんに相談を持ちかけて、今回日本にいる三ヶ月のあいだだけ、カウンセリングのために家に入ってもらったって言ってた。それにしてもなんで唯ちゃんに頼むかなあ。婚活パーティーで知り合ったって。あの子結婚する気あったんだ! ふふ。笑っちゃう」
唯さんの悪友に扮し、笹田が学校に行っている隙に、開店前のレストランに突撃した沙夜さんだったが、ようやく被っていたキャラが取れてきた。
「わたしもカウンセラーだって嘘ついたら、唯ちゃんに代わって息子のことお願いできないかって、泣きつかれて困っちゃった。しかたがないから、機会をつくって相談に乗るってことで引き受けてはきたけどね。それにしても、玄くん相当みたいよ。お店が休みの日には、毎週のようにお客さんを部屋に招いて、夜中まで好き放題やってたみたい。そのうちに、お店のまわりにストーカーみたいな怪しいひとまでうろつくようになって……」
「笹田のやつ、モテ男! 羨ましいなあ」
「女の子じゃないわよ。男のひと。それも年配の……」
「うぁお!」
「光くんには刺激が強すぎたかな? 深みにはまっちゃったのよ。なんとなくわかるわ。だから、玄くんの心が唯ちゃんに向いてることは、いいんじゃないかなって思う。ああいうビデオには出てるけど、唯ちゃんって案外良妻賢母タイプだから、歳の差あれど、もしふたりの仲がうまくいけば、それはそれで大歓迎。ただし、あとは玄くんよ。あの子のこと、もっともっと知ってみたいわ」
笹田の話はそこで終わった。いろいろなことがわかって、僕もそうだけど沙夜さんも混乱しているみたいだ。『機会をつくって相談に乗る』とか『知ってみたいわ』という沙夜さんの言葉が引っかかる。僕に内緒にして動いたりしないだろうか? そこだけが少し気がかりだ。
「ねえ、母さん。笹田のことはまたにして、きょうはゆっくりできるんでしょ」
寄りかかり、モテ男笹田に習って、パパの訪問にしなをつくる愛人みたく僕が囁くと、沙夜さんは気を取り直し、頭を撫でてきた。
「もう、毎朝ちゃんと抜いてあげてるでしょ。わかったわかった。年度の始まりでいろいろ忙しかったんだもの。久しぶりにいろいろしよっか?」
「初めてお母さんがここにきたときの服、今ある? あれもう一回着て欲しいな」
「初心にかえって、ってこと? いいわよ。お安いご用だわ。もう一回最初から。こんどは欲望に忠実に。ね。わたしだって最初はいろいろジレンマ抱えて回り道してたじゃない。ああいう回り道はしないでストレートに欲望をぶつけ合う、みたいな」
「いいかもね」
沙夜さんは、僕が漠然と思い描いていた欲求を、いとも簡単に言葉にして差し示してくれた。
「妄想を好きなだけ、形にしてみなさい。わたしだって、いやらしい男子校生の頭の中、覗いてみたいわ」
耳元で小声で囁かれる。妖しい吐息。
僕は部屋に戻り、あの時着ていたパーカーに着替えて廊下に出た。
沙夜さんはあの日とおなじ出で立ちで親父の部屋から出てきた。つやつやの鎖骨の上に波打つ華奢なネックレスまでもが、寸分違わずあの時のまま。
「……じゃあ、どこからいく?」
「やっぱり、ハグするところからなんじゃない?」
「そうだよね、やっぱ」
廊下の真ん中に立ち、ふたりともひそひそ声。僕がタイミングをつかめずにいると、沙夜さんの方から抱きついてきた。
自信たっぷりに突き出たGカップのバストが僕の胸に当たる。あの時とおんなじ。
「沙夜さん……」
「お母さんって、呼んでくださる?」あはっ、もうお芝居に入ってるよ!
「はい、お母さん。……あのマーメイドの写真を見た時からあこがれてましたっ!」
壁に押しやり、純白のカシミアセータ越しのバストを遠慮なくわしづかみにする。柔らかな肉が指のあいだからこぼれそう。
「いや! ダメよ光くん。会った早々、そんなのいけない。……あん」
ほどよい抵抗感で僕の期待に応えてくれる沙夜さんは、やっぱりやさしい。
手に余る豊かな肉が逃げ場を求めて、ゆったりVネックの襟元から深い谷間をつくりながら、せり出してくる。
そこにすかさず顔をうずめる。
「母さんの体、すごく素敵」
谷間の甘美な肌の吸いつきを、鼻先で存分に味わいながら、指をタイトスカートの中に伸ばすと、ヌルリと汁の染みたパンティのクロッチ。パンスト穿いてない。綾みたいに臨戦態勢ってわけ?
そんでもって、もうこんなに濡らしちゃってる。もう、淫乱な女だな。
デコルテのすべすべを鼻先で楽しみながら、少しずつ上に移動すると、つやつやの鎖骨に行き当たる。骨の固さが心地いい。あえぎに合わせて現れるくぼみに舌をねじ入れて震わせる。
「鎖骨のくぼみ、萌えるぅ。ミルク貯めて飲んでみたいな。じゅるっ」
「あぁん! いやらしい舌。……もう、いけない子」
首に巻かれたネックレスが唾液の粘りにつられて舌に纏わりついてくるが、構わずに舐める。たがの外れた舌が、変則的に首筋にまで這い上がる。
「あん、あっあっ……あ」と、開いた唇をチャンスとばかりに奪う。
「ああん、うむむうう」滑り込んだ舌に、待ちわびていた舌がすぐさま絡んでくる。
塞がれた口からあえぎ声を漏らし、恥じらうようにくねらせていた体が、少し震えたあと、とどめを刺された蝶のように、動きを止めた。
ちょろい女。
「母さんのおっぱい、もっとめちゃくちゃにしたい。さあ、むこう向いて」
うしろから、両手を爆乳にそわせてゆっくりと回す。滑らかなブラに覆われた紡錘形のおっぱいの上を、セーターのニット生地が小気味よく滑る。
エロい薄布のブラ越しに、すぐに見つかったコリコリの両乳首を中指を鍵型に曲げて、刺激してやる。
「はあああっ。ダメダメダメダメダメっ……」
もがいたところで、コリコリの大好き鉤爪はいつまでも追尾を続ける。
「うっすいブラ。ダイレクトにくるね。母さんってさ、満員電車の中で、まわりに悟られないように自分で乳首まさぐってオナニーとか、するひと? それとも、寄ってくる痴漢に身をゆだねちゃうタイプ?」
そう耳元で囁いて、耳たぶをペロリと舐める。弾けるヒップにチ×ポをこすりつけると、淫乱女はガクガクと膝を曲げて、そのままへたり込んだ。
「親父に命令されて、僕に犯られるために、ここにきたんだよね。早く欲しいんでしょ。なんだよこのブラ紐。もう、エロ過ぎて秒で犯しそう」
純白のカシミアセータの肩から覗いた紫色のブラストラップを指に引っかけて力任せにパチンと弾く。
「はあぁん」
そのまま、いきり勃つチ×ポを口にねじ込んだ。
「ぐぼっ! はああ……。ダメ! いきなり、うぐむむむ……」
「なにタメでしゃべってんの。敬語使えって。この前みたく王子さまに話しかけるみたいな丁寧語でね」
チ×ポを抜くと、淫乱女はつまらなさそうに短い溜息をついた。
「……はい。申しわけありません」
「素直ないい子だ。……どうオレチ×ポ? 朝からずっと母さんのこと考えて、もうムレムレなんだ。シャワー浴びてないから、いい匂いしてるでしょ。母さんは自称ヘンタイだものね。……なんか言えって!」
チ×ポで頬を叩くと、だんだんうっとりとした顔になってくる。かわいい女。
「……美味しゆうございます」
「ほら! 匂い嗅ぎながら。もっと丁寧に舐めようか」
淫乱女が一生懸命舐めている。鈴口から溢れ出したカウパーに触れて、鼻がしらから糸を引く。
「まだ先っぽ、舐めちゃダメだよ。もうちょっと溜まってからだからねぇ」
リブ肉にかぶりつくみたいに竿を甘噛みしながら、子犬のように、茶色い瞳が僕を見上げてうなづく。
「なあんか、違うんだなぁ。綾だったらもっとエロかったかもな」
それを聞いて、茶色い瞳が睨みつけてきた。
「そう! その怖い顔がいいんだよねー。甘噛み強いけどぉ。……さあてそろそろ溜まったかなぁ。はあい、カウパーちゃんいっぱいあげる」
ぷうっと滴り落ちる寸前にチ×ポの先を、小顔に思い切りすりつける。見る間に顔がテカり出す。
「あらあ、いい顔だあー。顔パックのあとはちゃんと舐め落とさなきゃねぇ」
顎を持ち上げて、小顔を舐め上げる。舌全体をべったりと密着させて……。
唾液をいっぱい垂らし、それを舌ですくい取りながら、湯気が立ちそうなほど小顔を舐め回す。まぶたを舐めると、薄皮のむこうで眼球がおどおどと動くのがわかる。
「やってみたかったんだ。こんなの。……塩っぺえ。オレの味?」
最後に形のいい鼻を口に含み、細長いきれいな鼻の穴に、舌を思い切り刺し入れた。じゃりっとした食感。塩辛い。
「ああん、やだ、やだ、唾くさーい!」
「ダメ、敬語でしょ!」
「……い、いい匂いです。ありがとうございます。おかげさまで、顔がヒリヒリして、心地ようございます」
さりげなく危険信号出すんじゃねえぞ。
そんじゃ、こんどはやっぱ、大好物のあれでしょ。
「壁ドンでイラマって、男のロマンっていうの? しかも玄関で。人妻系アダルトビデオの定番だよね。へへ。さあ、口開けて……」
気を取り直しぽっかりと口を開き、無垢な瞳でチ×ポを待つ、けなげな女。
「ほうら、一気にいくよ。ほら、ほら、……あああ、気持ちええ……」
喉ちんこをとおり越して、喉奥の狭い空間で、チ×ポがゴキュゴキュと鳴ってる。
「コリコリして最高! すんげえ、根元まで入ってんの」
僕の腰使いに体を震わせるこの淫乱女は、目を白黒させたまま手探りでパーカーの袖口をつかんだ。
「あ、手も使えってか。気が利かなくてごめんねえ。そうだよね。じゃあ、お望みどおりにしてやるよ……」
頭をわしづかみにして、チ×ポを幾度となく喉奥に送り込む。頭蓋骨に貼りついた頭皮がぐにゃぐにゃとずれ動き、こちらを凝視した瞳から涙の雫がしたたり落ちる。
「ゴキュ、ゴキュ、キュッ、キュッ、キキキキ……」
喉の最深部に亀頭を押し込めたまま、頭をゆっくりと回して、
「クアァァァァ……」
「お母さんの口マ×コ最高!」
そして一気に引き抜く。
キラキラ光る口幅のえずき汁が、飴みたいに伸びる。壮観! そして僕はそのまま、咳き込む淫乱女の唇を吸う。
ヌラヌラといやらしい粘液の奥に、かすかに感じる脂っぽい口紅の味。
「お母さんの唇もいいけど、綾のふっくら唇、こんな風に吸ってみたいなあ……」
「ううう……」
間近過ぎてぼやけて見える涙に濡れた怖い顔。舌を差し入れようとしていた口がいきなり閉じる。
「なんだよ。吸わせてよ。さっきみたいに、エロいキスしようよう」
貝のように閉じられた歯に舌を押しつけてみる。歯と歯茎のあいだに舌をねじ込んで、ゆっくり唇の裏を一回転。唾液がはじけ散る。
「うっ、ううん……うぐぐぐぐぐぐ」
それでも拒む、……強情な女。
「なにおこってんだよ。母さんだって笹田のこと……。僕に見せつけるみたいに、べたべたしちゃって。それでも妬くなって言うの?」
なんかマジになった。
沙夜さんはくるりと目を回して考えを巡らせながら溜息をついて、口を開いた。
「は、はい。ごめんなさい。反省します」
「とりあえず、って感じで謝ってんじゃねえよ」
ぐったりと壁にへたり込んだ沙夜さんのカシミアセータのVネックに指を引っかけて一気に下ろすと、そこには紫色のブラに彩られた芸術品みたいな谷間。
「やっぱすげえな。これに惑わされない男なんていないよね」
セーターの裾をたくし上げて、ペニスをブラの下から谷間の中に突っ込んだ。ブラ中心の固い繊維がジャリジャリと当たるが、気にせず突き上げる。顔をうずめたあの吸いつくようなすべすべ肌が、茎全体にすれて超気持ちいいー。
「ほうら、チ×ポの先がこんちわー。いい眺め。パイズリ最高! ははっ」
僕はパーカーのポケットからスマホを取り出して何枚も写真を撮る。
「ほら、こっち見て! 笑ってVサインだよねー」
力ないVサインを頬に当てて、さっきまで強情だった女が曖昧な笑みを浮かべる。
「ひひっ。連写したから、ほら、これなんて、チ×ポもバッチリ写ってるし、めちゃ喜んでるように見えるよ。よく撮れたから、親父に送っちゃおかなぁ」
「…………」
にわかに立ち籠める居心地の悪さと、沈黙。
しかたなく僕は谷間からペニスを抜いた。
「…………おかしな冗談は、やめて。……わかってるくせに」
なにかしらの想いが、込み上げてくる。
「…………うん」と、素直に反省。調子に乗りすぎた。
僕は沙夜さんのタイトスカートをたくし上げそのまま顔を突っ込んだ。恥ずかしかったのもあるし、挽回したい気持ちもある。
「急になに? そこはシャワー浴びてないから、……ダメ、堪忍して」
スカートを腰までめくり上げると、やっぱり黒いガーターベルトが表れた。綾のやつ、こんなとこまで真似してたんだな。
パンティをずらして舌を差し入れる。ムッと香る甘い匂い。舌先に当たるコリコリした玉の感触。いろいろやったけど、沙夜さんのここ、間近に見るのは初めて。
「もう。光くんってば、ダメ、ダメよっ」
つるんとした皮に覆われた小さな肉の玉と、その下の密やかな入り口を交互に舐める。じきに口のまわりが蜜まみれになる。
薄皮を指で押し開き、玉を舌先で転がしてみる。
「ダメダメ! ううっ、あっ、はああん」
壁に頭を打つ音。沙夜さんのけぞっちゃってる? 乳首舐め以上のダイレクトな反応がうれしい、というか痛快!
「……はっ! あっ! わ! わっ!」
つるっつるの食感! クリトリスってペニスが退化したものだって聞いたことがある。母さんのペニスをフェラってか。じゃあこんな感じどう?
舌のザラザラ表とヌルヌルの裏を不規則にに回しながら……。
「はっ、はっ、はあうううん……」
小さな玉が心なしか勃起した。
つぎに蜜の溢れるヌルヌルの入り口に舌を差し入れてみる。なんかもう、脈打ってるみたい!
ゴツゴツでプルプルのすぼまりに一気に舌が吸い込まれるみたいな感覚。
「あん! 光。エロい舌。やだぁ! 気持ちよ過ぎ。はあぁん」
囚われた舌を放してもらえないくらい壁が食いつく感じ。ほの甘い蜜が口内に流れ込み、顎のつけ根がだるい。ふと、挿入の時の目くるめく快感が脳裏に蘇る。
「じゅるるるるっ。……すごいよ母さん。ああ、中がプルップルで気持ちよさそう。挿れたくなってきちゃった」
僕は沙夜さんの肩をつかんで床に押し倒した。
「やあだ。床冷たいし、痛いっ」
深窓の令嬢はここにきても、やっぱりわがままだった。
「じゃあ、立ってよ。この前みたいに立ったまま、うしろから挿れさせて」
「……もう、まだ危ないんだけどな。イキそうになったら抜いてね。約束よ!」
「わかったって。まかせて!」
僕だけ急いで服を全部脱いで真っ裸になり、そしてふたりはひとつになった。
乱れ着衣の沙夜さんが振り返り、しっとりと流し目を送ってくる。
ああ、沙夜さんの中、やっぱ気持ちいい。
見つめ合って繋がってる。
幸せだなあ。
そこに玄関のチャイムが鳴った。
「……ええっ? いいところなのに」
ことさら深く刻まれた沙夜さんの眉間の皺を見ながら、僕はとっさにこの夢の時間をこのまま続ける決心をした。
「はい! はーい」と僕が答えると、
「宅配でーす」と外からの声。
「あ、マイペニスの素が届いたのかも。僕裸だから母さん出てよ。よかった脱がせる前で。ドアを少しだけ開けて受け取れば大丈夫だって。さあ、このままついてくね」
「ええっ! 抜かないのぉ?」
「母さん、途中で抜くの、嫌いじゃなかったっけ?」
「それは時と場合によるわよ。はあっ! なにチンポに力込めてんのよ。ああん!」
「声でかいって。忙しいのに待たせちゃ悪いでしょ。早くしないと、マイ光チ×ポがいっちゃうよ」
玄関ドアの小窓に、見慣れたツートーンカラーの影。
僕たちは運動会のなにかの競争みたいに、繋がったままドアのところまで移動した。
ふたりとも忍び笑いになってる。窮地に立たされた時にはまず笑うとよい、となにかの本で読んだような。
「すいません。ありがとうございます。あ、サインですね……」
繋がっていることを悟られないように、ドアを少しだけ開いて荷物を受け取る沙夜さん。真っ最中なのに、すました声ってところが、ことさらエロい。
なんとか平常心を保った僕は、そおっとセーターの中の指を乳首に這わす。ついでにチ×ポにも力を込める。
「あっ、あ、あ、暑いですね。大変なお仕事、頑張ってっ。……はあっ」
ドアが閉まった。
「なに、余裕ぶっこいてやがるんだよ! 暑かねーよ。まだ四月だし」
「もう、そんな汚い言葉遣いしないの。……ああん、あっあっ。……だって、大汗かいてらっしゃったのよ」
「このことに感づいて、冷や汗かいてらっしゃったのかもな。ああコーフンするっ」
上がりかまちで沙夜さんを押し倒して、そのままバックでズンズンと突く。ああ、気持ちいい! 受け取った紙包みが弾けて、中からいくつもの茶封筒が散らばり出た。
「違うわっ! 光くん、これディルドじゃない」
「じゃあ、置いとけば。もうダメ、僕止まんない!」
沙夜さんのうしろ手をつかみ脇にはさんで、勢いで純白のカシミアセーターを引っ張ると、Vネックが伸びて片方の肩が露わになった。エロいブラ紐を噛んでそのまま首を振るとホックが外れた。
ブラからこぼれた片乳がフローリングに密着してペタペタと音を立てて揺れ動く。
「エロい! 僕に犯されてる母さんエロ過ぎっ!」
片方の腕を引っ張られ宙ぶらりんな状態で、腰の動きに合わせて、のけぞり体を揺らす沙夜さん。
「あっ、あっ、あっ、あっ、いやぁん、……光くぅん、ダメっ!」
弾かれて伏せってもなお、そのまま寝バックで突く。
「なんだよ! 犯されてるんだから、もっと全力で抵抗して見せてよ」
「だってだって、ああん、すごい。意外と奥に当たる。やあだ、これ気持ちいい! もっとゆっくり突いて。ああ、すごい、光くんの反ってるの、この体勢ならよおくわかるわ」
汗ばんでつやつや光る肩を甘噛みして、舌を耳の穴に差し込みながら小休止的なスローペースで腰を動かし続ける。
「はああああっ、ぞくぞくするわっ。犯されてる! ……ああ、いいっ。……それもこんなところで……」
「あ、ドアロック忘れた! 誰かきたらマズいよねぇ」
「素敵よ! スリルよ! サスペンスよ! あはぁん……わたしね、大学のね、人影の少ない階段の踊り場で、はあっ、……女の子をイカせたこと、何度もあるのよ」
あ、始まった。抵抗する女もいいけど、こういう局面に乗じて身の上話を始めるのは、沙夜さんの癖だから、興味深く拝聴することにしよう。
「女の子はね、キスと指だけで、五分もあればどこでもイケちゃう。トイレの個室でも。満員電車でも。……ああ、奥当たる!」
よだれの糸が口にあてがった細い指にもつれる。
「光くんてば? ……綾と寝たんでしょ。知ってるよ」
「…………」
「車の中だって、ね……綾から全部聞いたから、もう内緒にしなくていいんだからっ。……あっあっ。」
「なんだよ。ずっと言わずに我慢してたのに! 母さんなんだかこだわってるみたいだったし、黙ってたらそれはそれで、こじらせそうだったしっ」
「はあっ、……ごめんねえ。でもいいのよ、それで。秘密を守るっていうのは、そんなことだもの。光くんの口の堅さには、感心した。いや、安心した、かな。……はああん」
「それで、笹田使って僕に仕返ししたのっ?」
「わっわっ、当たるっ! ……違うわよ。それ聞いたのきのうだからっ。ううう」
「じゃあ、なおさらっ、悪いっ!」
「あああ、ダメ! そんなに突いちゃ! やだ、やだっ、光の顔見ながらイキたい! 光にキスされながら、イキたいっ!」
「僕も、母さんのおっぱい揉みながらイキたいよ」
くたくたになった体をひっくり返した。途中、ペニスが抜けないように、息絶え絶えに苦労して脚を回してる僕の姿を、沙夜さんは上気した満足そうな顔で、ただ見上げていた。
「ガーターベルトのエロ人妻か。思い切り、突いてやるからね」
「う、うん。……ああああっ!」
「どお? 気持ちいいっ? 綾の中に入ったチ×ポだけれど、それでもいいの?」
「わっ、わっわっ。綾よりもいっぱい、突いてくれたらっ、許すぅ。はああん」
「そのかわり、僕に、秘密にして、笹田と逢って、変なことしちゃ、ダメだからね」
「わ、わ、わかってる。……でも、子犬ちゃんかわいい、みたいに、めちゃくちゃにしたい、みたいな、そんな感情も、いけませんかっ?」
「……僕の前でだったら、かわいがっちゃって、いいんじゃない。親父には、内緒にするから、いつも女の子にするみたいな、母さんお得意のエロ技で、おっさんのことなんて忘れさせちゃえば?」
「はあああん! そんな、ひとの性癖を弄ぶものじゃないわよ! あ、光、硬くなった、傘開いてるっ! やあだぁ、もう、どうなっても、知らないんだからっ!」
「ああ、母さん締まるっ。すごい! 最強!」
伸び切ったカシミアセータのVネックを、魚肉ソーセージの皮を剥くみたく肩越しに力まかせにずり下げ、纏わりついてるブラをずらす。
震えるふたつの大きなふくらみを、手型がつくほど強く揉みしだいた。
つけ根をつかまれパンパンに尖り出た、そのみずみずしい先端を一口で頬張るように舐める。
「ああっ、乳首のまわりを、えっちな舌が、動いてるぅ……はぅん」
唾でテカテカに濡れた爆乳をさらに揉みながら、同時にピストンを繰り返す。
「あああっ、母さん、なんか僕イキそうになってきたぁ……」
「やだ。やだ、ダメダメ! 中はダメよ!」
「だ、だって、母さん、纏わりついて離れないんだもん」
「顔に、顔に出して!」
「中はダメだから、しかたなく、顔で許して欲しいってこと?」
「ばか、違うわ。……むしろ顔にっ! いっぱいぶっかけて欲しいのよっ!」
うれしそうに蠢く沙夜さんの中をあとにして、マイチ×ポは爆乳の谷間に移動した。
「ほら、自分で挟んで! 胸でしごいてよ。……あああああ、夢気分!」
乳のあいだから少しずつせり上がってくる亀頭をキャッチしようと、沙夜さんの濡れ動く舌が懸命に伸びる。
「ああん。逃げないで。出るとこ見たいのに。もう!」
鼻の頭に粒の汗をかきながら、寄り目でチ×ポを見つめる沙夜さんはかわいい。
「あああっ、イクうー」
「ね、ね、最後のお願い! ぶっかけながら、乳首つまんでぇ。……そう。ああん、はあああん」
乳首のグミみたいな弾力を指先で楽しみながら、思いっ切り射精した。
「あうん、はうん、じゅるっ、すごい。すごい。……ああーいっぱい出てるっ。あん、まだまだ、でるぅ、あああ、ダメイクっ! イグっ! つ!」
発射した大量のザーメンを顔に受けながら、痙攣する沙夜さん。
そして覆った白濁を割ってうっすら開いたまぶたの奥に、きらめく茶色い瞳。
白くまだらに染まった舌を回して、唇まわりの精液を愛おしそうに舐め取る。
「ほら、残りも全部ね」
「光。……いい匂い。逞しい男って感じ。射精の瞬間、見損ねちゃったけど」
そう言いながら、汁の滴る亀頭を、口いっぱいに頬張りチュウチュウと吸う。
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「じゃあ、キスして。さっき向かい合ったのに、キスしてくれなかったでしょ。だから、……今して。ゆったりしたやつで」
すっきりした少女の顔で沙夜さんがねだる。
顔を近づけると、すぐさま逃がさないって感じで両手が頬を覆う。
栗の花の匂いの吐息。僕は構わず、沙夜さんと舌を絡め合った。
「光くん、だあいすき」
なぜか、あの時の綾の『だあいきらい』を思い出した。
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