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ユビキタス
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「助手君、ユビキタスという言葉を知っているかね」
S博士が助手に問いかける。助手は脳天気な笑顔でハキハキ答える。
「はい、博士。ラテン語の『Ubique(ありとあらゆる)』という意味を語源に持つ言葉で、1991年に論文で発表されて以来、コンピュータとネットワークを用い、より良い社会を作ろうとした目標のようなものですね」
助手はすらすらとつまびらかに説明する。
ここはS博士の研究室。いかにもと言った薄暗い雰囲気で、出来損ないの機械やホルマリン漬けの生体標本やらが無意味やたらとあちらこちらに散乱している。二人とも特段気にする様子もないあたり、これが日常風景なのだろう。
助手の回答に、S博士は一つ頷いて言葉を続けた。
「その通りだ。ありとあらゆる分野にコンピュータ・ネットワークを介在させ、より早く、より多くの情報を提供する事で人類に多大な利益をもたらした。
その中で、私は一点の見捨てられた事柄に着目した」
「見捨てられた事柄?」
怪訝な顔で助手が言葉を繰り返す。博士はその助手の反応が面白いのか、にやりと笑って答えてみせた。
「そうだ。それはありとあらゆる場所で、必要な情報が必要な分だけ提供される社会だ」
「え、でもそれは既に皆の努力によって達成されているのでは?」
助手の疑問は当然だ。ユビキタスとはそういうもので、それは十分達成されている世の中になっている。これ以上何が不満だというのだろうか?
S博士は助手の態度に満足げに笑い、言葉を続けた。
「確かに、既存の技術によって人と人のネットワークの強化は出来たのだが……そうだな、例えば君が公園を散歩していて、見た事のない花を見つけたとしよう。その名前をどうやって調べるかね?」
「それは~、検索エンジンで幾つかのキーワードを登録し、検索結果の写真と見比べて……」
「そこがダメだと言っている。人と人のネットワークの強化はなったが、必要な事物の検索にはまだまだ不足なんだよ。端末などを使えば多少は便利になってきたが、私に言わせればまだまだだ」
「なるほど! しかし……ではどうしたら?」
「何、簡単な事だ。『指を指したら、それについての情報が手に入る』。とてもシンプルな事だ。
と言う訳で、昨日君に改造手術を施しておいた。角膜部分には物体を認識する超薄型カメラを貼り付け、そこから視神経に沿ってカテーテルを通し、後頭部に設置した通信機に繋がり、情報を検索する。そして得られた情報を脳に直接入力する装置。たった三つの必要な機材を君の体の中に、それで君は万物をすぐさま知れる優れた男になったのだ!」
「なるほど! 昨日の手術はそれだったんですね!」
自分が受けた開頭手術という大手術の存在を忘れていた助手が、いかにも合点がいったとばかりにポンと手を打つ。博士は大きく頷く。
「さあ、助手君。早速何かを指さしてみてくれたまえ。そうだな、この椅子が良い」
そう言って博士が取り出したのは、ごく普通のパイプ椅子だ。
「はい! ……『鉄管』、『クッション』。鉄管とは鉄製の管である。クッションとは西洋式の座布団である。……これは正解なんでしょうか?」
「うむむ、ちょっと情報の収集精度が低いな。まさか一つの物として認識出来ないとは。
助手君、君の右耳の裏についているつまみを回してみてくれたまえ。それで対象の分析精度を上げられるはずだ」
「おぉ、いつの間に。どれ、くるくると」
助手は自分につまみが付いているという事には気にする様子もなく、手探りで見つけたつまみを回す。
「もう一度、椅子を指さしてみたまえ」
「はい! ……『椅子』。人が座る為に開発された、適当な高さと適当な強度を兼ね備えた道具。特にこの種類は一般にパイプ椅子と呼称される」
「素晴らしい! では次はこれを試してみよう」
博士は奥から、円柱状で背もたれが無いタイプの椅子を持ってきた。
「これをどう認識出来るかが課題だ」
「はい! ……『円柱』。円い柱。素材は化学繊維」
「やはりダメか。これを『椅子』と認識するには、多少のファジーさ、曖昧さが必要になってくるな。助手君。次は左耳の裏のつまみを回してくれたまえ。それで物事の認識精度が調節出来るはずだ」
「左耳……あぁ、これですね。くるくるくると」
助手は先程と同じように、手探りでつまみを探り当て、それを器用に回した。
「ではもう一度」
「はい。……『椅子』。円柱状のタイプ。背もたれが無い為に不便ではあるが、腰掛ける為の強度、適度な高さを持っており、持ち運びが便利。転がして運んでも良し」
「転がすのはどうかと思うが、まあ成功だな」
「博士、とても不思議な感覚です。頭の中に直接情報が流れ込み、それが何であるか直感的に分かるのです」
「うむうむ、良好なようだな。次は人物だ。どれ、私を指さしてみてごらんなさい」
「はい、博士。……S博士。技術的には非常に優れた工学博士でありながら、人体実験を繰り返すなど倫理観の明らかな欠如により、数年前に学会から追放された……」
「やかましい!……どうやら情報源が偏っているようだな。私の素晴らしい研究を理解出来ないバカ共の言葉が混じってしまうらしい。助手君。次は頭頂部についているつまみを回してみたまえ。それで情報の収集精度を上げる事が出来るはずだ」
「おお、こんな所にも。では、くるくると……」
「どうかね? もう一度私を指さしてみたまえ」
と博士が聞いてみた所、助手の様子がどうにもおかしい。何というか、半目になり、無表情で、悟りでも開ききってしまったような顔をしているのだ。
助手が厳かに呟き始めた。
「……『S博士』。個体識別番号45621867543248967654番。適度な知識と欠けた倫理観を持たせ、孤独に育てた場合のサンプルケース。結果として、ただのいじけたマッドサイエンティストとなる。強硬な態度を取る反面、傷つきやすく、議論で負けると相手を面罵して帰る癖がある。水虫。酒癖が悪い。ネコが好き……」
「ええい、やめんか! 一体どこからそんな情報が。大体個体識別番号ってなんだ?」
怒る博士にも動じず、助手は言葉を続ける。
「『個体識別番号』。この第321573489宇宙における人間を生まれた順に振った番号。時折こちらから干渉し、観察する場合に番号があると便利である」
どうも冗談でやっているようではない。助手の雰囲気ががらりと変わり、神聖さすら身に纏い始めているように博士は感じていた。
「……一体どこから情報を引っ張ってきてるんだ?」
博士の呟きに、助手がすらすらと答える。
「『情報源』。第321573489宇宙の言語ではアカシックレコードと称される、ありとあらゆる知識が詰め込まれた記録庫」
博士は目をひん剥いた。
「アカシックレコードだと! そこに接続出来るのならば、何でも知る事が出来るではないか! えぇい、羨ましい!」
地団駄を踏みながら悔しがる博士。一方で助手の顔が苦痛に歪み始める。
「は、博士……頭がおかしくなりそうです……」
その消え入りそうな声ではたと正気に戻る。
「いかん、助手君の小さな頭では人格障害に繋がりかねん! つまみを回して~……」
博士は大慌てで助手の頭頂部のつまみを回す。するとみるみる助手の顔から苦痛の色が消えていった。
「ふ~…頭の中に入ってくる情報の量が減ってきました……死ぬかと思いました」
元の助手だ。だが博士はそんな状態になった事を喜ぶ風でもなく、恨めしそうな目で眺めていた。
「そんな羨ましい状態……わ、私にも同じ改造手術をしよう! そうしよう! 助手君! 君が執刀するんだ!」
助手は博士の本気さを知っている。この顔は真剣だ。
「わ、分かりました。しかし今日はもう遅いです。準備だけはしておいて、明日改めて手術しましょう」
疲れ切った助手の顔を見て、博士は「失敗でもされたらかなわん」と思い、助手の判断を尊重した。
翌朝。
うっきうきな博士とは対照的に、助手は真っ青な顔で研究室に現れた。さすがに博士も驚いて、何があったのか尋ねた。
「ど、どうしたかね?」
助手は精も根も尽き果てた様子で、しかし何とか振り絞るように話し始めた。
「博士、何でも知る事が出来る、と言う事は必ずしも良い事ばかりじゃありません。こんな研究は危険です。今すぐ止めましょう」
博士は目をひん剥いて動転した。
「何を言う!? 私は今日のこの手術が楽しみで昨晩も眠れなかったというのに! 一体何があった?」
博士の詰問に、助手は重たい口を開いた。
「……昨夜、うっかり妻を指さしてしまったんです。検索精度は低かったんですが、出るわ出るわ、知りたくもないような醜聞。目を背けたくなるような情報が次々と流れ込み、最早僕は彼女が嫌いでした。しかしそんな事になってるとは露知らず、妻は変わらず笑顔を向けてくれます。僕には耐え切れませんでした。
あぁ! あんなに愛おしかった彼女が! あんな! あんな事を! うぅ……」
博士は実験を中止せざるを得なかった。
S博士が助手に問いかける。助手は脳天気な笑顔でハキハキ答える。
「はい、博士。ラテン語の『Ubique(ありとあらゆる)』という意味を語源に持つ言葉で、1991年に論文で発表されて以来、コンピュータとネットワークを用い、より良い社会を作ろうとした目標のようなものですね」
助手はすらすらとつまびらかに説明する。
ここはS博士の研究室。いかにもと言った薄暗い雰囲気で、出来損ないの機械やホルマリン漬けの生体標本やらが無意味やたらとあちらこちらに散乱している。二人とも特段気にする様子もないあたり、これが日常風景なのだろう。
助手の回答に、S博士は一つ頷いて言葉を続けた。
「その通りだ。ありとあらゆる分野にコンピュータ・ネットワークを介在させ、より早く、より多くの情報を提供する事で人類に多大な利益をもたらした。
その中で、私は一点の見捨てられた事柄に着目した」
「見捨てられた事柄?」
怪訝な顔で助手が言葉を繰り返す。博士はその助手の反応が面白いのか、にやりと笑って答えてみせた。
「そうだ。それはありとあらゆる場所で、必要な情報が必要な分だけ提供される社会だ」
「え、でもそれは既に皆の努力によって達成されているのでは?」
助手の疑問は当然だ。ユビキタスとはそういうもので、それは十分達成されている世の中になっている。これ以上何が不満だというのだろうか?
S博士は助手の態度に満足げに笑い、言葉を続けた。
「確かに、既存の技術によって人と人のネットワークの強化は出来たのだが……そうだな、例えば君が公園を散歩していて、見た事のない花を見つけたとしよう。その名前をどうやって調べるかね?」
「それは~、検索エンジンで幾つかのキーワードを登録し、検索結果の写真と見比べて……」
「そこがダメだと言っている。人と人のネットワークの強化はなったが、必要な事物の検索にはまだまだ不足なんだよ。端末などを使えば多少は便利になってきたが、私に言わせればまだまだだ」
「なるほど! しかし……ではどうしたら?」
「何、簡単な事だ。『指を指したら、それについての情報が手に入る』。とてもシンプルな事だ。
と言う訳で、昨日君に改造手術を施しておいた。角膜部分には物体を認識する超薄型カメラを貼り付け、そこから視神経に沿ってカテーテルを通し、後頭部に設置した通信機に繋がり、情報を検索する。そして得られた情報を脳に直接入力する装置。たった三つの必要な機材を君の体の中に、それで君は万物をすぐさま知れる優れた男になったのだ!」
「なるほど! 昨日の手術はそれだったんですね!」
自分が受けた開頭手術という大手術の存在を忘れていた助手が、いかにも合点がいったとばかりにポンと手を打つ。博士は大きく頷く。
「さあ、助手君。早速何かを指さしてみてくれたまえ。そうだな、この椅子が良い」
そう言って博士が取り出したのは、ごく普通のパイプ椅子だ。
「はい! ……『鉄管』、『クッション』。鉄管とは鉄製の管である。クッションとは西洋式の座布団である。……これは正解なんでしょうか?」
「うむむ、ちょっと情報の収集精度が低いな。まさか一つの物として認識出来ないとは。
助手君、君の右耳の裏についているつまみを回してみてくれたまえ。それで対象の分析精度を上げられるはずだ」
「おぉ、いつの間に。どれ、くるくると」
助手は自分につまみが付いているという事には気にする様子もなく、手探りで見つけたつまみを回す。
「もう一度、椅子を指さしてみたまえ」
「はい! ……『椅子』。人が座る為に開発された、適当な高さと適当な強度を兼ね備えた道具。特にこの種類は一般にパイプ椅子と呼称される」
「素晴らしい! では次はこれを試してみよう」
博士は奥から、円柱状で背もたれが無いタイプの椅子を持ってきた。
「これをどう認識出来るかが課題だ」
「はい! ……『円柱』。円い柱。素材は化学繊維」
「やはりダメか。これを『椅子』と認識するには、多少のファジーさ、曖昧さが必要になってくるな。助手君。次は左耳の裏のつまみを回してくれたまえ。それで物事の認識精度が調節出来るはずだ」
「左耳……あぁ、これですね。くるくるくると」
助手は先程と同じように、手探りでつまみを探り当て、それを器用に回した。
「ではもう一度」
「はい。……『椅子』。円柱状のタイプ。背もたれが無い為に不便ではあるが、腰掛ける為の強度、適度な高さを持っており、持ち運びが便利。転がして運んでも良し」
「転がすのはどうかと思うが、まあ成功だな」
「博士、とても不思議な感覚です。頭の中に直接情報が流れ込み、それが何であるか直感的に分かるのです」
「うむうむ、良好なようだな。次は人物だ。どれ、私を指さしてみてごらんなさい」
「はい、博士。……S博士。技術的には非常に優れた工学博士でありながら、人体実験を繰り返すなど倫理観の明らかな欠如により、数年前に学会から追放された……」
「やかましい!……どうやら情報源が偏っているようだな。私の素晴らしい研究を理解出来ないバカ共の言葉が混じってしまうらしい。助手君。次は頭頂部についているつまみを回してみたまえ。それで情報の収集精度を上げる事が出来るはずだ」
「おお、こんな所にも。では、くるくると……」
「どうかね? もう一度私を指さしてみたまえ」
と博士が聞いてみた所、助手の様子がどうにもおかしい。何というか、半目になり、無表情で、悟りでも開ききってしまったような顔をしているのだ。
助手が厳かに呟き始めた。
「……『S博士』。個体識別番号45621867543248967654番。適度な知識と欠けた倫理観を持たせ、孤独に育てた場合のサンプルケース。結果として、ただのいじけたマッドサイエンティストとなる。強硬な態度を取る反面、傷つきやすく、議論で負けると相手を面罵して帰る癖がある。水虫。酒癖が悪い。ネコが好き……」
「ええい、やめんか! 一体どこからそんな情報が。大体個体識別番号ってなんだ?」
怒る博士にも動じず、助手は言葉を続ける。
「『個体識別番号』。この第321573489宇宙における人間を生まれた順に振った番号。時折こちらから干渉し、観察する場合に番号があると便利である」
どうも冗談でやっているようではない。助手の雰囲気ががらりと変わり、神聖さすら身に纏い始めているように博士は感じていた。
「……一体どこから情報を引っ張ってきてるんだ?」
博士の呟きに、助手がすらすらと答える。
「『情報源』。第321573489宇宙の言語ではアカシックレコードと称される、ありとあらゆる知識が詰め込まれた記録庫」
博士は目をひん剥いた。
「アカシックレコードだと! そこに接続出来るのならば、何でも知る事が出来るではないか! えぇい、羨ましい!」
地団駄を踏みながら悔しがる博士。一方で助手の顔が苦痛に歪み始める。
「は、博士……頭がおかしくなりそうです……」
その消え入りそうな声ではたと正気に戻る。
「いかん、助手君の小さな頭では人格障害に繋がりかねん! つまみを回して~……」
博士は大慌てで助手の頭頂部のつまみを回す。するとみるみる助手の顔から苦痛の色が消えていった。
「ふ~…頭の中に入ってくる情報の量が減ってきました……死ぬかと思いました」
元の助手だ。だが博士はそんな状態になった事を喜ぶ風でもなく、恨めしそうな目で眺めていた。
「そんな羨ましい状態……わ、私にも同じ改造手術をしよう! そうしよう! 助手君! 君が執刀するんだ!」
助手は博士の本気さを知っている。この顔は真剣だ。
「わ、分かりました。しかし今日はもう遅いです。準備だけはしておいて、明日改めて手術しましょう」
疲れ切った助手の顔を見て、博士は「失敗でもされたらかなわん」と思い、助手の判断を尊重した。
翌朝。
うっきうきな博士とは対照的に、助手は真っ青な顔で研究室に現れた。さすがに博士も驚いて、何があったのか尋ねた。
「ど、どうしたかね?」
助手は精も根も尽き果てた様子で、しかし何とか振り絞るように話し始めた。
「博士、何でも知る事が出来る、と言う事は必ずしも良い事ばかりじゃありません。こんな研究は危険です。今すぐ止めましょう」
博士は目をひん剥いて動転した。
「何を言う!? 私は今日のこの手術が楽しみで昨晩も眠れなかったというのに! 一体何があった?」
博士の詰問に、助手は重たい口を開いた。
「……昨夜、うっかり妻を指さしてしまったんです。検索精度は低かったんですが、出るわ出るわ、知りたくもないような醜聞。目を背けたくなるような情報が次々と流れ込み、最早僕は彼女が嫌いでした。しかしそんな事になってるとは露知らず、妻は変わらず笑顔を向けてくれます。僕には耐え切れませんでした。
あぁ! あんなに愛おしかった彼女が! あんな! あんな事を! うぅ……」
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