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女子大生4人の切腹の章
24 菊美の生体解剖…消化器…
しおりを挟む「じゃあ、これから菊美さんの内臓、順次摘出してゆきます」
「はい、存分にどうぞ」
まずは中央部にあって取り出しやすい小腸から。切腹でも最初に出しますもんね。中心部分の小腸を一筋摘まみ上げ、ククッと引っ張り上げる。
「はうっ、あ、なんか変な感じ・・・」
「痛くないですか?」
「うん、全然。でも、今、何かお腹から引っ張り出されたのは分かるよ。小腸?」
「そうですよ。まだ、ちょっとだけね」
「私も自分の内臓見たいな。遠慮なくガバッと出しちゃっていいよ」
「じゃあ、小腸を全部出しますね」
「はい、どうぞ」
私は菊美さんのお腹の中へズブズブッと両手を突っ込みます。そして、すくいあげるように、彼女の小腸をグチュグチュグチュッと体外へ掴み出します。
「はああああああ~。ううっ、うああ、スゴイ…、う、こ、これが私の小腸なのね」
まだ腸間膜でお腹の奥と繋がったままの彼女の小腸、体外へ豪快に出てしまいました。
腸間膜の様子も見せてあげたい。涙目の由紀さんにも手伝ってもらい、二人して、出した菊美さんの小腸を大きく左右へ広げる…。
「ああ、スゴイ・・・。聖子さんのと同じね。これが腸間膜かあ。たくさんの血管が放射状に走ってる。ああ、ピクピク動いてるね。脂肪組織もたっぷりね、何かイイ感じよ。まだ生きてる私の小腸と腸間膜だ。綺麗でスッゴク神秘的・・・。見られて嬉しいわ」
その通りですね。私も何回か見てるけど、これ、本当に綺麗なんです。夢では見たけど、早く自分のホンモノも見てみたいな・・・。
切腹の場合、小腸を体外へ摘出してしまうのであれば、腸間膜は邪魔です。切り破かなければ、完全摘出できません。ただ、今は切腹ではなくて生体解剖です。内臓の様子を観察し、切腹に役立てるというのが主眼。取り敢えず、このままで詳しく観察しましょう。
小腸…。ウインナーソーセージの、繋がっている長いのを想像してくださいね。
いや、想像も何も、あれって本来は腸の肉詰め。小腸そのモノですよね。
ああ、最近見かける、渦巻き状になってるウインナー、スーパーマーケットとかで見たことありません?
あれの、もっとズ~っと長いヤツですよ。
しかも加熱処理前状態なんだから、スゴク軟らかくって瑞々しくって血色も良い。そんなモノなんです。
小腸って均一の太さなのかと思ったら、そうでもないのですね。胃に近い方が太く、大腸に近い方は少し細くなっています。でも、細いところでも、指より太いですね。色も均一じゃないね。胃に近い方が血色良くて赤っぽい。
人間の小腸は6mくらいあるなんて言いますけど、出して広げた菊美さんの小腸、そんなに長くありません。身長の倍くらい、3mちょっとかな?
ただ、引っ張れば簡単に延びちゃう。つまり、収縮して体内に入っているってことです。
そして、それは体の奥と腸間膜で繋がり、グニャグニャと曲がりくねり、折り重なるようにお腹の中に詰まっているのです。
グッチョリ出した菊美さんの小腸は、一旦股間の方へダラッと垂らし置いた状態にしています。そのままで彼女のお腹の中を覗き込むと、小腸と繋がって大腸が入っています。
へ~っ、出したのを見た事は有るけど、出す前の状態の大腸をこんな風に見るのは初めて。横で腹壁にくっ付いて収まっているのね。やっぱり、あちこちにかなりの量の脂肪組織もくっついています。
「じゃあ、今度は大腸を出しますね」
「あ、あれ?小腸の全摘出処理はしないの? 小腸を置かれてる股間が生温かくてヌメヌメして変な感じなんだけど・・・」
「いや~、腸間膜を破くと出血が多くなりますからね。完全摘出は後に回します」
「なるほど、了解。おまかせします」
お腹へ手を入れ、右下腹部内の、一番太い盲腸部分を掴みます。そのまま強く引っ張って腹壁からベリベリ剥がし出し、上行結腸までを摘出。
「んあ、あう、はあああああん」
艶めかしい菊美さんの喘ぎ声。痛みが無いはずだから、これって、快感? 夢の中の私は快感だったけど、実際はどうなのかな……。
「菊美さん、大腸を出されるのって、どんな感じするのかな?」
「う、うう~ん。表現が難しいのよね・・・。痛くはないけど、中身を抜かれるのって、トッテモ変な感触。どういえば良いのかな…。快感とまでは言わないけど、それに近いような…」
おおお~! ということは、やっぱり気持ち良い部類の感触ですよね。私も早くそれ、味わいたいものですよ。
手に持っている、取り出した菊美さんの盲腸と上行結腸。取り敢えず、由紀さんに持ってもらい、残りも引き出します。
横行結腸は小腸と同じような腸間膜で体と繋がっています。この部分は腸間膜を刃物でサックリ切除して摘出。
下行結腸は腹壁から剥がすようにして出してしまう。S状結腸は、また腸間膜ですね。これも切って取り出して…。
残るは最終部分の直腸。夢の中でしたように、肛門付きで出してみたい…。
グッと引っ張ると、
「はあううっ。イヤだ、お尻の穴が中に引き込まれるよ。スゴク変な感じ・・・」
お腹の中へ刃物を入れ、直腸最終部、肛門の周囲をザクザク抉って切り出す。
「はうっ! あ、こ、これ、ちょっと痛いかも・・・、あ、いや、我慢できないほどじゃないけど…」
あれれ?部位によっては痛みを感じちゃうのかな…。お尻の穴って敏感な所だからね。じゃあ、もしかして性器とかも、切ると痛いかな……。
取り敢えず、最初に全摘出を終えたのは大腸です。赤い鮮血がポタポタ滴るそれを、由紀さんが捧げる様に大事そうに持っています。大切な親友の、貴重で麗しき大腸ですからね。
「あ、あの、会長。私、聖子たちの様に菊美の中身の味を試してみたいんですけど、ダメですかね・・・」
由紀さん、大腸を捧げ持ちながら、いきなり大変なことを言い出しました。“菊美の中身”って、その大腸の中身ってことですよね。
いや、あなたもそういう趣味があったのですか?
「聖子と和美が正反対の評価をしてましたので、ホントはどっちなのかなって、ちょっとだけ興味がでてしまって・・・」
「ちょ、ちょっと、由紀まで変な趣味もたないでよ。ダメに決まってるでしょ。それ、入ってるのって、私のウンチなのよ。大腸菌ウヨウヨでバッチイんだから! あの二人は死ぬ直前だったから良いけど、あなたはまだ駄目でしょうに」
全くその通りですよね、菊美さん!
和美さんは、最後に最悪のモノを食べてしまったって言っていたでしょ。試すまでもなく、あれが正解ですって!
「そ、そうよね。ゴメンナサイ。変なこと言いました。これが菊美の最後だって思うと、なんか、そんなモノでも構わないから、菊美の一部を体に取り込みたいなって思っちゃって」
ああ、そういうことか・・・。
いや、でも大腸内容物はダメですよ。
さてと、じゃあ、胃を出しましょうかね。
切り口から手を入れ、お腹の中上部左(私から見ると右)、ぷくっと張った袋が胃。掴んで引っ張ると・・・。
「うっ、オエエエエエエエーッ! ゲホッ、ゲホゲホ、グボッ」
うわ大変、菊美さん、吐いちゃった。ゴメンナサイ。食道を握らなきゃダメだったね。
「か、会長…。胃を触られるのは最悪に気持ち悪い。こ、これは要注意でお願いします」
「ご、ごめんなさい。ほんと、ゴメンナサイ」
由紀さんがタオルで吐瀉物を拭き取り、菊美さんの顔を綺麗にしました。だけど、酸っぱいにおいが立ち込めています。
私は急いで彼女の胃を摘出してしまいます。食道部分を摘まみ直し、サクッと切って外へ出しました。
そのあとは、由紀さんと一緒に腸間膜切除をし、小腸も全摘出してしまいます。
ヤッパリ小腸って、脂ギトギトですね。腸間膜に脂肪組織がベットリ付いてますからね。
夢の中でも脂が凄いと思ったけど、みんな同じですよ。私の実物もきっとそう。あの夢、やっぱり、正夢だよ。
小腸の完全摘出が終わり、これで菊美さんの消化器官の摘出は完了です。お腹の中に鮮やかな赤い血液が溜まってきています。急がないと、ダメですよね。
由紀さんは、一旦小腸を置いたために血で汚れてしまった菊美さんの股間を濡れタオルで拭いて綺麗にしました。
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