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有香の切腹の章
3 腸内物も曝しちゃいます。
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さて、私の消化器系の臓物は、全て残らず体外へ摘出してしまいました。
これから、その内部を曝け出す作業をしましょう。切開処理して、体内物の全てを、何から何まで隠さず公開してしまうのです。
まずは、出したての大腸を直腸の方から切り開きます。何故こっちからかというと、危険だからですよ。
だってコレ、まだ動いてますもん。
この端の肛門部分が開いて中身がウニョッと出てしまうと、それは排泄されたウンチですから!
内臓を切開するのには、カッターナイフが便利です。普通の刃物では裂きにくいですからね。カッターなら、簡単に綺麗に切り裂けます。
柔らかで弾力ある直腸にカッターの刃をツプッと刺し込み、スパッと縦に切り開くと、やっぱり入っている。固形物が…。
これは『ウンチ』ではありません。腸を裂いて出しましたので、まだ排泄されていない『大腸内容物』ですよ。特有のアノ臭いがし、正にソノモノの形状してますけど……。
そのまま続けて刃を滑らせ、S状結腸もザックリ裂き開く。
体から腸を取り出すときは、何とも言えない奇妙な感触というか、絶妙な快感・・・(?)がありました。しかし、摘出してしまえば、もう切ろうがどうしようが、何の感触もありません。
これは、まあ、当り前のこと。既に体から分離してしまっているんだからね。
でも、私が今、ザクザク切り裂いているのは、間違いなく私自身の大腸。なんだか変な気分です。
いや、不快では無くって、どちらかというと、これもある意味“快感”なんですね。気分は異様に高揚しています。
ホント、ごめんなさい。ヘンタイで・・・。
開いた大腸の内側は、滑らかでスベスベした感じ?
あ、腸内粘液でネットリヌットリしてますね。
どんどん続けて裂いていくと、下行結腸あたりですかね。ドロドロの汚いモノが…。水分を吸収して固形化する過程途中の、軟らかい『大腸内容物』です。
いわゆる糞便臭がカナリ強烈ですが、ご勘弁を…。
大腸内全てに内容物が詰まっているのではなく、入っているのは一部分。後は盲腸内にもドロドロ状態のモノが入っていました。
続けて、小腸もズズズ~ッと一気に裂いていきます。細くて長いけど、滑らかな管なので大腸より裂きやすい。
小腸内部は細かな襞がビッシリですね。そして、内容物、結構入っています。栄養分を吸収途中のモノです。
ここから吸収された栄養で、私は生命維持をしていたのです。物凄く重要な器官なのですよ、これって!
…中は最悪に臭くてドロドロで、バッチイですけどね。
あ~、小腸の胃に近い方は空っぽですね。内容物は無し。
そして最後、胃です。
おっきく張った私の胃袋、ザックリ切開。
さっき食べたお魚とご飯粒とお酒と、更に私自身から分泌された胃液とが混じって、グッチャグチャのベッタベタになったものが詰まっている…。
それが、切り口からドロドローッと流れ出てくる…。
胃液の酸っぱい刺激臭が立ち込める……。
いや、これはゲロではありませんよ。あくまで、私の『胃内容物』ですってば。汚いには違いありませんけど・・・。
完全に裂いてしまった、私の消化吸収機能を司る内臓たち。口からお尻の穴までの長い長い一本の管だったモノが、管ではなくなってザックリ全開、お開き状態。ついさっきまでは盛んに動いて働いていたのに、もうピクリとも動きません。
こうなると、何の用も足さない単なる肉塊でしかありませんね。お肉屋さんで売っている“モツ”と同じモノです。切り分けてないし、最低最悪のニオイがして、ドロドロ汚物と血液まみれで、強烈にバッチイですけどね。
どう? これでも、キチンと洗浄して下茹で処理なんかすれば、臭みも消えて食材として使えないですかね?
私のモツ、ニラと一緒に煮てモツ鍋にでもしてみません? 焼いても良いかな?
若い女子の新鮮なモツですからね。きっと軟らかいですよ。
味の保証は一切出来ませんが。(笑)
まあ、しかしですね。人間の中身なんて、結局はこんなものなんですよね。どんな美人であっても同じです。消化器官の中には、強烈に臭くてバッチイ物が入ってる。
でも、この消化器官あってこそ、栄養供給でき、生命を維持していけているのです。
そんな大切で重要な臓器を、こんな無残で哀れな状態にしてしまった、私・・・。
「確実に、この命を昇華させてしまう」という意思表明なのですよ。どうやってももうこれは、取り返しつきませんからね。
これから、その内部を曝け出す作業をしましょう。切開処理して、体内物の全てを、何から何まで隠さず公開してしまうのです。
まずは、出したての大腸を直腸の方から切り開きます。何故こっちからかというと、危険だからですよ。
だってコレ、まだ動いてますもん。
この端の肛門部分が開いて中身がウニョッと出てしまうと、それは排泄されたウンチですから!
内臓を切開するのには、カッターナイフが便利です。普通の刃物では裂きにくいですからね。カッターなら、簡単に綺麗に切り裂けます。
柔らかで弾力ある直腸にカッターの刃をツプッと刺し込み、スパッと縦に切り開くと、やっぱり入っている。固形物が…。
これは『ウンチ』ではありません。腸を裂いて出しましたので、まだ排泄されていない『大腸内容物』ですよ。特有のアノ臭いがし、正にソノモノの形状してますけど……。
そのまま続けて刃を滑らせ、S状結腸もザックリ裂き開く。
体から腸を取り出すときは、何とも言えない奇妙な感触というか、絶妙な快感・・・(?)がありました。しかし、摘出してしまえば、もう切ろうがどうしようが、何の感触もありません。
これは、まあ、当り前のこと。既に体から分離してしまっているんだからね。
でも、私が今、ザクザク切り裂いているのは、間違いなく私自身の大腸。なんだか変な気分です。
いや、不快では無くって、どちらかというと、これもある意味“快感”なんですね。気分は異様に高揚しています。
ホント、ごめんなさい。ヘンタイで・・・。
開いた大腸の内側は、滑らかでスベスベした感じ?
あ、腸内粘液でネットリヌットリしてますね。
どんどん続けて裂いていくと、下行結腸あたりですかね。ドロドロの汚いモノが…。水分を吸収して固形化する過程途中の、軟らかい『大腸内容物』です。
いわゆる糞便臭がカナリ強烈ですが、ご勘弁を…。
大腸内全てに内容物が詰まっているのではなく、入っているのは一部分。後は盲腸内にもドロドロ状態のモノが入っていました。
続けて、小腸もズズズ~ッと一気に裂いていきます。細くて長いけど、滑らかな管なので大腸より裂きやすい。
小腸内部は細かな襞がビッシリですね。そして、内容物、結構入っています。栄養分を吸収途中のモノです。
ここから吸収された栄養で、私は生命維持をしていたのです。物凄く重要な器官なのですよ、これって!
…中は最悪に臭くてドロドロで、バッチイですけどね。
あ~、小腸の胃に近い方は空っぽですね。内容物は無し。
そして最後、胃です。
おっきく張った私の胃袋、ザックリ切開。
さっき食べたお魚とご飯粒とお酒と、更に私自身から分泌された胃液とが混じって、グッチャグチャのベッタベタになったものが詰まっている…。
それが、切り口からドロドローッと流れ出てくる…。
胃液の酸っぱい刺激臭が立ち込める……。
いや、これはゲロではありませんよ。あくまで、私の『胃内容物』ですってば。汚いには違いありませんけど・・・。
完全に裂いてしまった、私の消化吸収機能を司る内臓たち。口からお尻の穴までの長い長い一本の管だったモノが、管ではなくなってザックリ全開、お開き状態。ついさっきまでは盛んに動いて働いていたのに、もうピクリとも動きません。
こうなると、何の用も足さない単なる肉塊でしかありませんね。お肉屋さんで売っている“モツ”と同じモノです。切り分けてないし、最低最悪のニオイがして、ドロドロ汚物と血液まみれで、強烈にバッチイですけどね。
どう? これでも、キチンと洗浄して下茹で処理なんかすれば、臭みも消えて食材として使えないですかね?
私のモツ、ニラと一緒に煮てモツ鍋にでもしてみません? 焼いても良いかな?
若い女子の新鮮なモツですからね。きっと軟らかいですよ。
味の保証は一切出来ませんが。(笑)
まあ、しかしですね。人間の中身なんて、結局はこんなものなんですよね。どんな美人であっても同じです。消化器官の中には、強烈に臭くてバッチイ物が入ってる。
でも、この消化器官あってこそ、栄養供給でき、生命を維持していけているのです。
そんな大切で重要な臓器を、こんな無残で哀れな状態にしてしまった、私・・・。
「確実に、この命を昇華させてしまう」という意思表明なのですよ。どうやってももうこれは、取り返しつきませんからね。
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