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魔法学園

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「ねぇ、あれって」
「えぇそうだわ。アレス様よ」
「かっこ良すぎますわ。見惚れてしまいます」
「話しかけてみたらどうです?」
「い、いえ。私には釣り合わないわ。アレス様は王女様とでって決まっているもの」
「そうとも限りませんわ。アレス様は王宮魔法士として旅立ったと聞いたわ。すなわち今のアレス様は独り身という訳よ」
「で、でも。王女様に叱られるわ」
「恋とは戦よ。王女様でもなりふりかまっていられないわ。アレス様を狙っている子も沢山いるわ。今行かないと一生損するわよ」
「セーリアはいいの?」
「私はいいの。リリカさえ幸せになってくれるなら私は満足よ」
「セーリア...」
「リリカ...」
「わかりましたわ。セーリアありがとうございます。私頑張ってみます!」
「えぇ。頑張って」

私アレスは今魔法学園に来ています!門を潜り桜が舞う道を歩き、たくさんの人々で賑わっています。学園生活にワクワクが隠せず上機嫌で歩いていると1人の少女に声をかけられました。

「あ、アレス様っ!」
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