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第三十一章 五歳の祝い
千四十七話 みんなでお鍋です
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そして、無事にウエストポーチ型のマジックバッグを作り終えて、四人にプレゼントしました。
ちなみにレシステンシアさんは自分用のマジックバッグを持っているけど、絶対に僕の作ったマジックバッグを欲しがるような気がするよ。
デザインとかの問題もあるし、今度あった時に聞いてみよう。
「じゃあ、このまま温泉街に向かいましょうか。結局、全員いつもの宿にいるみたいです」
冒険者ギルドは温泉街からちょっと離れているので、僕はゲートを温泉街に繋いでいつもの宿に向かいました。
ちょうどお昼の時間だし、宿でお鍋の準備をしているそうです。
全員の服を生活魔法で綺麗にしてから、宿の中に入りました。
「「「こんにちはー」」」
「あら、いらっしゃい。今日はお友達も一緒なのね」
僕たちが入ったのが普通の宿なので、特待生組は思わずぽかーんとしていた。
でも、女将さんと仲がいいので本当だと思ったみたいです。
そして、既に昼食の準備ができているというので、リズたちに加えてレイナさんたちも慣れた様子で食堂に向かった。
「ここは一見さんお断りの宿で、僕も五歳の時にティナおばあさまとジンさんたちと一緒に来たんです。温泉もとても良いし、料理も美味しいんですよ」
「「「へえ……」」」
僕が特待生組を食堂に案内しながら宿のことを教えると、四人とも感嘆の声を出していた。
実際に宿は落ち着ける雰囲気の内装で、とても品がいいところです。
そして、食堂に着くと既に先に鍋を食べ始めているちびっ子たちの姿がありました。
「「「遅いよー」」」
「「「おそーい」」」
お腹が空いて、我慢できなかったみたいですね。
ミカエルたちに加えて、ちびっ子四人組も美味しそうにぼたん鍋を食べていました。
僕たちも、空いている席に座ります。
そして、宿特製のぼたん鍋を食べ始めました。
「わあ、美味しい。タレが美味しいんですね」
「ふふふ、マロード男爵領特製の味噌ダレだよ! とっても美味しいんだよ」
味噌ダレにビックリしているサキさんに、リズもお肉を頬張りながら説明していた。
やっぱり、本場の料理は美味しいよね。
「いやあ、働いた後のご飯は上手いね」
「そうだね、肉の旨味が身に沁みるわ」
レイナさんとカミラさんたちは、遠慮なく肉をパクパクと食べていた。
こちらはなんというかいつも通りで、安全のためにジンさんが配膳するのもいつも通りだった。
僕たちにとっては普通の光景なのだけど、疑問に思っている人がつい聞いてしまった。
「あの、アレク様、なぜジン様がずっと配膳しているのですか?」
うん、バーグさんが禁断の質問をしてしまった。
どう返答しようかなと一瞬思ってしまったら、レイカちゃんが間髪入れずに元気よく答えてしまった。
「おかーさんは、おりょーり下手だよ!」
「「「へたー!」」」
うん、なんというかストレートな返答に一歳児のちびっ子たちまで続いていた。
特待生組はこれで理由を理解したみたいだけど、当の母親たちは全然気にしなかった。
「料理はね、美味しく作れる人がやればいいのよ」
「もう、レイナが料理を作るのを阻止するのがお役目になっているよ……」
なんというか、レイナさんは娘に指摘されても全く気にせずに料理を頬張っていた。
ジンさんも苦笑しているけど、こればっかりはしょうがないね。
こうして、みんなでワイワイと料理を食べていました。
ちなみにレシステンシアさんは自分用のマジックバッグを持っているけど、絶対に僕の作ったマジックバッグを欲しがるような気がするよ。
デザインとかの問題もあるし、今度あった時に聞いてみよう。
「じゃあ、このまま温泉街に向かいましょうか。結局、全員いつもの宿にいるみたいです」
冒険者ギルドは温泉街からちょっと離れているので、僕はゲートを温泉街に繋いでいつもの宿に向かいました。
ちょうどお昼の時間だし、宿でお鍋の準備をしているそうです。
全員の服を生活魔法で綺麗にしてから、宿の中に入りました。
「「「こんにちはー」」」
「あら、いらっしゃい。今日はお友達も一緒なのね」
僕たちが入ったのが普通の宿なので、特待生組は思わずぽかーんとしていた。
でも、女将さんと仲がいいので本当だと思ったみたいです。
そして、既に昼食の準備ができているというので、リズたちに加えてレイナさんたちも慣れた様子で食堂に向かった。
「ここは一見さんお断りの宿で、僕も五歳の時にティナおばあさまとジンさんたちと一緒に来たんです。温泉もとても良いし、料理も美味しいんですよ」
「「「へえ……」」」
僕が特待生組を食堂に案内しながら宿のことを教えると、四人とも感嘆の声を出していた。
実際に宿は落ち着ける雰囲気の内装で、とても品がいいところです。
そして、食堂に着くと既に先に鍋を食べ始めているちびっ子たちの姿がありました。
「「「遅いよー」」」
「「「おそーい」」」
お腹が空いて、我慢できなかったみたいですね。
ミカエルたちに加えて、ちびっ子四人組も美味しそうにぼたん鍋を食べていました。
僕たちも、空いている席に座ります。
そして、宿特製のぼたん鍋を食べ始めました。
「わあ、美味しい。タレが美味しいんですね」
「ふふふ、マロード男爵領特製の味噌ダレだよ! とっても美味しいんだよ」
味噌ダレにビックリしているサキさんに、リズもお肉を頬張りながら説明していた。
やっぱり、本場の料理は美味しいよね。
「いやあ、働いた後のご飯は上手いね」
「そうだね、肉の旨味が身に沁みるわ」
レイナさんとカミラさんたちは、遠慮なく肉をパクパクと食べていた。
こちらはなんというかいつも通りで、安全のためにジンさんが配膳するのもいつも通りだった。
僕たちにとっては普通の光景なのだけど、疑問に思っている人がつい聞いてしまった。
「あの、アレク様、なぜジン様がずっと配膳しているのですか?」
うん、バーグさんが禁断の質問をしてしまった。
どう返答しようかなと一瞬思ってしまったら、レイカちゃんが間髪入れずに元気よく答えてしまった。
「おかーさんは、おりょーり下手だよ!」
「「「へたー!」」」
うん、なんというかストレートな返答に一歳児のちびっ子たちまで続いていた。
特待生組はこれで理由を理解したみたいだけど、当の母親たちは全然気にしなかった。
「料理はね、美味しく作れる人がやればいいのよ」
「もう、レイナが料理を作るのを阻止するのがお役目になっているよ……」
なんというか、レイナさんは娘に指摘されても全く気にせずに料理を頬張っていた。
ジンさんも苦笑しているけど、こればっかりはしょうがないね。
こうして、みんなでワイワイと料理を食べていました。
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