611 / 866
第二十五章 新たな脅威?
第七百三十七話 休日の仕事は早く終えましょう
しおりを挟む
翌朝、僕は早めに起きて準備を行います。
瞼を擦りながら、リズ達も起きてきました。
「うーん、ねむいよー」
「ほらほら、騎士服のまま寝ちゃったから生活魔法をかけるよ」
きらー。
リズ達は騎士服のまま寝ちゃったから、生活魔法で綺麗にします。
そういえば、お風呂にも入っていなかったから丁度良かったかも。
スラちゃんとプリンも起きたので、準備を整えて皆で食堂に向かいます。
「ねーねー、今日は早く帰ってくる?」
「うーん、リズ達が頑張れば早く帰って来れるかもね」
小さい子の朝は早いというか、既に食堂ではミカエル達が朝食を食べていました。
トラブルがなければ午前中には終わる予定なので、午後からはミカエル達と遊べます。
「今日は宝探しだけだから、直ぐに終わるよ。帰ったら一緒に遊ぼうね!」
「うん!」
リズも今日はそこまで大変じゃないと思っているので、さっさと捜索を終わらそうと思っています。
朝食も食べ終えて準備完了、僕達は集合場所の辺境伯様の屋敷の前に集まります。
「アレクの所もミカエルがごねてたか。うちも、子どもらが早く帰って来てと言っていたんだよ」
「折角の安息日なのに、お仕事で不在ですからね」
朝からお疲れモードのジンさんが辺境伯様の屋敷の前にいたけど、レイカちゃん達もジンさんと遊びたいとゴネていたのか。
この分だと、レイナさん達もちょっと機嫌悪そうだね。
因みに、ちびっこ軍団は全員辺境伯様の屋敷に預けられています。
エマさんとオリビアさんが、皆の面倒をみてくれるそうです。
全員揃った所で、まずは王城にゲートで移動します。
「「うー」」
「あらら、こっちでも不満そうなちびっこがいるね」
「しょうがないよ。普段大きいお兄ちゃんとお姉ちゃんと遊べないから、きっと楽しみにしていたのよ」
王城に行くと、こちらでも不満そうな雰囲気を全く隠さないルカちゃんとエドちゃんの姿がありました。
レイナさんとカミラさんが二人の頭を撫でているけど、ルーカスお兄様とアイビー様と一緒に遊びたかったんだね。
「直ぐに片付けて帰ってくるからね。私も、安息日に仕事は流石に嫌だから」
「帰ったら皆で遊びましょう。だから、二人とも元気を出してね」
「「うん……」」
ルーカスお兄様とアイビー様も、流石に安息日はゆっくりしたいみたいだ。
ちょっと涙目のルカちゃんとエドちゃんを見て、僕たちの心の中は決まりました。
「これも、あの馬鹿のせいだ。さっさと終わらせて、ゆっくりするぞ」
「「「おー!」」」
ジンさんの掛け声で、全員の気持ちがまとまりました。
気持ちが高まった所で、王城内の軍の詰所に向かいます。
「同じ事を、部下からも言われたよ。私も孫と触れ合いたいし、さっさと終わらせるか」
詰め所にいた軍務卿も、部下からブーブー言われちゃったみたいです。
ここはさっさと終わらせるに限りますね。
ということで、早速僕たちは馬車に分乗してツンツン頭の屋敷に向かいます。
仲間の屋敷の所にも、軍が手分けして向かいます。
瞼を擦りながら、リズ達も起きてきました。
「うーん、ねむいよー」
「ほらほら、騎士服のまま寝ちゃったから生活魔法をかけるよ」
きらー。
リズ達は騎士服のまま寝ちゃったから、生活魔法で綺麗にします。
そういえば、お風呂にも入っていなかったから丁度良かったかも。
スラちゃんとプリンも起きたので、準備を整えて皆で食堂に向かいます。
「ねーねー、今日は早く帰ってくる?」
「うーん、リズ達が頑張れば早く帰って来れるかもね」
小さい子の朝は早いというか、既に食堂ではミカエル達が朝食を食べていました。
トラブルがなければ午前中には終わる予定なので、午後からはミカエル達と遊べます。
「今日は宝探しだけだから、直ぐに終わるよ。帰ったら一緒に遊ぼうね!」
「うん!」
リズも今日はそこまで大変じゃないと思っているので、さっさと捜索を終わらそうと思っています。
朝食も食べ終えて準備完了、僕達は集合場所の辺境伯様の屋敷の前に集まります。
「アレクの所もミカエルがごねてたか。うちも、子どもらが早く帰って来てと言っていたんだよ」
「折角の安息日なのに、お仕事で不在ですからね」
朝からお疲れモードのジンさんが辺境伯様の屋敷の前にいたけど、レイカちゃん達もジンさんと遊びたいとゴネていたのか。
この分だと、レイナさん達もちょっと機嫌悪そうだね。
因みに、ちびっこ軍団は全員辺境伯様の屋敷に預けられています。
エマさんとオリビアさんが、皆の面倒をみてくれるそうです。
全員揃った所で、まずは王城にゲートで移動します。
「「うー」」
「あらら、こっちでも不満そうなちびっこがいるね」
「しょうがないよ。普段大きいお兄ちゃんとお姉ちゃんと遊べないから、きっと楽しみにしていたのよ」
王城に行くと、こちらでも不満そうな雰囲気を全く隠さないルカちゃんとエドちゃんの姿がありました。
レイナさんとカミラさんが二人の頭を撫でているけど、ルーカスお兄様とアイビー様と一緒に遊びたかったんだね。
「直ぐに片付けて帰ってくるからね。私も、安息日に仕事は流石に嫌だから」
「帰ったら皆で遊びましょう。だから、二人とも元気を出してね」
「「うん……」」
ルーカスお兄様とアイビー様も、流石に安息日はゆっくりしたいみたいだ。
ちょっと涙目のルカちゃんとエドちゃんを見て、僕たちの心の中は決まりました。
「これも、あの馬鹿のせいだ。さっさと終わらせて、ゆっくりするぞ」
「「「おー!」」」
ジンさんの掛け声で、全員の気持ちがまとまりました。
気持ちが高まった所で、王城内の軍の詰所に向かいます。
「同じ事を、部下からも言われたよ。私も孫と触れ合いたいし、さっさと終わらせるか」
詰め所にいた軍務卿も、部下からブーブー言われちゃったみたいです。
ここはさっさと終わらせるに限りますね。
ということで、早速僕たちは馬車に分乗してツンツン頭の屋敷に向かいます。
仲間の屋敷の所にも、軍が手分けして向かいます。
309
お気に入りに追加
8,644
あなたにおすすめの小説
とある婚約破棄の顛末
瀬織董李
ファンタジー
男爵令嬢に入れあげ生徒会の仕事を疎かにした挙げ句、婚約者の公爵令嬢に婚約破棄を告げた王太子。
あっさりと受け入れられて拍子抜けするが、それには理由があった。
まあ、なおざりにされたら心は離れるよね。
気が付けば丸々とした令嬢でした。
ミント
ファンタジー
前世の記憶が戻った瞬間、婚約者に婚約破棄されてました。
でも私的には全然ショックじゃない!
むしろ私の体型がショックでした。
こんなに太ってるなんて許せない!
令嬢の私はダイエットします!
恋愛要素に繋がるかまだわからないためファンタジーにさせていただきました🙋♀️
皆様に役立つ?情報が入っているかもしれない小説です🙋♀️(本人談)
文の最後に私の呟き?入ってることがあります。
ご了承くださいm(_ _)m
王太子さま、側室さまがご懐妊です
家紋武範
恋愛
王太子の第二夫人が子どもを宿した。
愛する彼女を妃としたい王太子。
本妻である第一夫人は政略結婚の醜女。
そして国を奪い女王として君臨するとの噂もある。
あやしき第一夫人をどうにかして廃したいのであった。
【完結】クビだと言われ、実家に帰らないといけないの?と思っていたけれどどうにかなりそうです。
まりぃべる
ファンタジー
「お前はクビだ!今すぐ出て行け!!」
そう、第二王子に言われました。
そんな…せっかく王宮の侍女の仕事にありつけたのに…!
でも王宮の庭園で、出会った人に連れてこられた先で、どうにかなりそうです!?
☆★☆★
全33話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
読んでいただけると嬉しいです。
【完結】聖女ディアの処刑
大盛★無料
ファンタジー
平民のディアは、聖女の力を持っていた。
枯れた草木を蘇らせ、結界を張って魔獣を防ぎ、人々の病や傷を癒し、教会で朝から晩まで働いていた。
「怪我をしても、鍛錬しなくても、きちんと作物を育てなくても大丈夫。あの平民の聖女がなんとかしてくれる」
聖女に助けてもらうのが当たり前になり、みんな感謝を忘れていく。「ありがとう」の一言さえもらえないのに、無垢で心優しいディアは奇跡を起こし続ける。
そんななか、イルミテラという公爵令嬢に、聖女の印が現れた。
ディアは偽物と糾弾され、国民の前で処刑されることになるのだが――
※ざまあちょっぴり!←ちょっぴりじゃなくなってきました(;´・ω・)
※サクッとかる~くお楽しみくださいませ!(*´ω`*)←ちょっと重くなってきました(;´・ω・)
★追記
※残酷なシーンがちょっぴりありますが、週刊少年ジャンプレベルなので特に年齢制限は設けておりません。
※乳児が地面に落っこちる、運河の氾濫など災害の描写が数行あります。ご留意くださいませ。
※ちょこちょこ書き直しています。セリフをカッコ良くしたり、状況を補足したりする程度なので、本筋には大きく影響なくお楽しみ頂けると思います。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
元悪役令嬢はオンボロ修道院で余生を過ごす
こうじ
ファンタジー
両親から妹に婚約者を譲れと言われたレスナー・ティアント。彼女は勝手な両親や裏切った婚約者、寝取った妹に嫌気がさし自ら修道院に入る事にした。研修期間を経て彼女は修道院に入る事になったのだが彼女が送られたのは廃墟寸前の修道院でしかも修道女はレスナー一人のみ。しかし、彼女にとっては好都合だった。『誰にも邪魔されずに好きな事が出来る!これって恵まれているんじゃ?』公爵令嬢から修道女になったレスナーののんびり修道院ライフが始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。