353 / 1,219
第二十二章 新たな魔獣
五百四十九話 ナイツ子爵領の初期調査結果
しおりを挟む
翌日は、予定通りナイツ子爵邸に皆で向かいます。
僕達にミカエルとブリットに、ルシアさんとククリさんも参加します。
ジンさんとレイナさんが付いてくれて、カミラさん達は辺境伯領内の捜査に加わるそうです。
因みに、全員騎士服を着ています。
何故ルシアさんとククリさんの騎士服があるのか分からないけど、気にしない事にしておこう。
「これだけのメンツがいれば、何かあっても楽勝だろうな」
「まあ、何もないと思うけどね。今日はどちらかというと、引率者って感じだね」
ジンさんとレイナさんが話をしているけど、僕もどちらかというと引率者の方に入るだろうね。
準備万端なので、皆で王城に向かいます。
「お待たせしました」
「いや、こちらも準備が出来た所だ」
王城の兵の詰め所に行くと、騎士服を着たルーカスお兄様が待っていました。
ここでも、オーガスさん達はサイズぴったりの騎士服を着こんでいました。
うん、気にしないことにしておこう。
そして、ルーシーお姉様とエレノアが捜索に参加するのは決まっていたのだが、何故かこの二人も側にいました。
「「いくー! いっしょー!」」
そうです、ルカちゃんとエドちゃんもちゃっかりとついてきていました。
でも、流石に小さい二人を連れて行くのは駄目ですね。
「ほら、二人はお母様の所に行ってね」
「「やだー!」」
ルーシーお姉様が弟を諭すけど、全く言う事を聞く気配がありません。
仕方ないと、最終兵器が登場しました。
「それじゃ、俺が王妃様の所に連れていくぞ」
「「いくー!」」
ルカちゃんとエドちゃんのお気に入りのジンさんが、二人をひょいと抱っこして王城の中に入って行きました。
うーん、ジンさんがここで離脱するとは。
「アレク君、もうしょうがないから私達だけで行きましょうね」
「……はい、そうですね」
王城に入っていくジンさんを苦笑して見ているティナおばあさまの進言もあったので、僕達はナイツ子爵邸に向かいました。
「さあ、ここからはルーカスお兄様が指揮官だから、ルーカスお兄様のいう事を聞くんだよ」
「「「はーい」」」
「ふふ、これだとアレク君が指揮官みたいだわ。実際、副官なのは間違いないだろうね」
アイビー様は思わず苦笑するけど、リズ達も状況は分かっているので大丈夫です。
念の為に、プリンにはルーカスお兄様の護衛について貰っています。
プリンも役割を与えられてとても張り切っていて、やる気満々でルーカスお兄様の肩に飛び乗りました。
「状況はどうなっている?」
「はっ、執務室などは既に捜索を終えております。闇組織との繋がりを示す書類も出て来ております」
ルーカスお兄様が現場の指揮官の状況を聞いているけど、主だった部屋は調べ終わっているそうです。
早速スラちゃんが長距離転移で、王城に押収した資料を運んでいました。
「街も、比較的落ち着いております。領主が捕まったと慌てている者がおりましたが、その者は領主と裏取引をしていた者でしたのでナイツ子爵領兵が捕縛しております」
「屋敷に勤めている者だけでなく、街の者も領主と嫡男の異常に気が付いていたのか」
「はい。以前より圧政をしていた様で、相当前より不満を持っている者が多かった様です」
「何とも嘆かわしい事だ。領主と嫡男の異常以前の問題だったとは」
ルーカスお兄様が、タブレット型の魔導具で報告のあったものを王城に伝えています。
こうなると、闇ギルドとの繋がりだけでなく数々の不正の証拠も押さえた方が良さそうですね。
「じゃあ、リズ達は幾つかのグループに分かれてオーガスさん達の指揮の下で動いてね。前から悪い事をしていたみたいだから、色々な物が隠されているかも」
「ふふふ、リズにお任せだよ! 本気で探して、何でも見つけちゃうよ!」
リズが本気で探すとなると、隠されている物も意味はないだろうな。
という事で、屋敷の捜索開始です。
僕達にミカエルとブリットに、ルシアさんとククリさんも参加します。
ジンさんとレイナさんが付いてくれて、カミラさん達は辺境伯領内の捜査に加わるそうです。
因みに、全員騎士服を着ています。
何故ルシアさんとククリさんの騎士服があるのか分からないけど、気にしない事にしておこう。
「これだけのメンツがいれば、何かあっても楽勝だろうな」
「まあ、何もないと思うけどね。今日はどちらかというと、引率者って感じだね」
ジンさんとレイナさんが話をしているけど、僕もどちらかというと引率者の方に入るだろうね。
準備万端なので、皆で王城に向かいます。
「お待たせしました」
「いや、こちらも準備が出来た所だ」
王城の兵の詰め所に行くと、騎士服を着たルーカスお兄様が待っていました。
ここでも、オーガスさん達はサイズぴったりの騎士服を着こんでいました。
うん、気にしないことにしておこう。
そして、ルーシーお姉様とエレノアが捜索に参加するのは決まっていたのだが、何故かこの二人も側にいました。
「「いくー! いっしょー!」」
そうです、ルカちゃんとエドちゃんもちゃっかりとついてきていました。
でも、流石に小さい二人を連れて行くのは駄目ですね。
「ほら、二人はお母様の所に行ってね」
「「やだー!」」
ルーシーお姉様が弟を諭すけど、全く言う事を聞く気配がありません。
仕方ないと、最終兵器が登場しました。
「それじゃ、俺が王妃様の所に連れていくぞ」
「「いくー!」」
ルカちゃんとエドちゃんのお気に入りのジンさんが、二人をひょいと抱っこして王城の中に入って行きました。
うーん、ジンさんがここで離脱するとは。
「アレク君、もうしょうがないから私達だけで行きましょうね」
「……はい、そうですね」
王城に入っていくジンさんを苦笑して見ているティナおばあさまの進言もあったので、僕達はナイツ子爵邸に向かいました。
「さあ、ここからはルーカスお兄様が指揮官だから、ルーカスお兄様のいう事を聞くんだよ」
「「「はーい」」」
「ふふ、これだとアレク君が指揮官みたいだわ。実際、副官なのは間違いないだろうね」
アイビー様は思わず苦笑するけど、リズ達も状況は分かっているので大丈夫です。
念の為に、プリンにはルーカスお兄様の護衛について貰っています。
プリンも役割を与えられてとても張り切っていて、やる気満々でルーカスお兄様の肩に飛び乗りました。
「状況はどうなっている?」
「はっ、執務室などは既に捜索を終えております。闇組織との繋がりを示す書類も出て来ております」
ルーカスお兄様が現場の指揮官の状況を聞いているけど、主だった部屋は調べ終わっているそうです。
早速スラちゃんが長距離転移で、王城に押収した資料を運んでいました。
「街も、比較的落ち着いております。領主が捕まったと慌てている者がおりましたが、その者は領主と裏取引をしていた者でしたのでナイツ子爵領兵が捕縛しております」
「屋敷に勤めている者だけでなく、街の者も領主と嫡男の異常に気が付いていたのか」
「はい。以前より圧政をしていた様で、相当前より不満を持っている者が多かった様です」
「何とも嘆かわしい事だ。領主と嫡男の異常以前の問題だったとは」
ルーカスお兄様が、タブレット型の魔導具で報告のあったものを王城に伝えています。
こうなると、闇ギルドとの繋がりだけでなく数々の不正の証拠も押さえた方が良さそうですね。
「じゃあ、リズ達は幾つかのグループに分かれてオーガスさん達の指揮の下で動いてね。前から悪い事をしていたみたいだから、色々な物が隠されているかも」
「ふふふ、リズにお任せだよ! 本気で探して、何でも見つけちゃうよ!」
リズが本気で探すとなると、隠されている物も意味はないだろうな。
という事で、屋敷の捜索開始です。
461
あなたにおすすめの小説
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】え、別れましょう?
須木 水夏
恋愛
「実は他に好きな人が出来て」
「は?え?別れましょう?」
何言ってんだこいつ、とアリエットは目を瞬かせながらも。まあこちらも好きな訳では無いし都合がいいわ、と長年の婚約者(腐れ縁)だったディオルにお別れを申し出た。
ところがその出来事の裏側にはある双子が絡んでいて…?
だる絡みをしてくる美しい双子の兄妹(?)と、のんびりかつ冷静なアリエットのお話。
※毎度ですが空想であり、架空のお話です。史実に全く関係ありません。
ヨーロッパの雰囲気出してますが、別物です。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。