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第12話(最終話)
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「ん・・・・っ、は・・・・・た・・・・」
切れ切れに聞こえる篤人の声。
柔らかな肌は本当に滑らかで、透けるように白くまるで陶器のようだった。
でも、さすがにこんなとこじゃ、明日体が痛くなるかも・・・・。
部屋でじっと待っていることができず、俺はシャワーを浴び終えた篤人を、バスルームで押し倒してしまった。
何度も深いキスをして、その白い体が赤い印をつけていく。
何度もこの腕に抱く夢を見た篤人が、今本当に俺の腕の中にいるんだ・・・。
「・・・篤人、ごめん・・・・今更だけど、ベッド行こうか」
お互いの体に飛び散ったどちらのものかわからない汗と白濁の液体をシャワーで丁寧に流しながらそう言うと、篤人が目を瞬かせてから噴き出した。
「ふ・・・ほんと、今さらだよ。いいけど・・・・尊くん、明日仕事でしょ?寝なくていいの?」
「だって・・・まだ、全然足りない」
そう言って、篤人の腰を引き寄せると、篤人の頬が赤く染まる。
「・・・・俺も、明日仕事だけど・・・・」
「・・・・やめとく・・・・?」
俺の言葉に、篤人は無言で首を横に振った。
俺の首に腕を絡め、篤人からキスをしてくれる。
柔らかなその感触に、また自身が熱くなってくるのを感じて焦る。
「篤人・・・ベッドに」
「ん・・・・」
もうそれからは無我夢中で。
何度もその細い腰を揺らし、鼻にかかった甘い声を聞き、俺たちは1つになった・・・・・。
気がつくと、篤人は部屋にいなかった。
朝早くから仕込みをしていると聞いたから、たぶん下にいるんだろう。
そう思って起き上り、顔を洗って着替えると下の厨房へと向かった。
「あ、尊くんおはよ」
いつもの制服に着替えた篤人が、フライパンで何かを焼いていた。
「なに作ってるの?超いい匂い」
「でしょ?フレンチトースト作ったから、一緒に食べよ」
「あ、マジで?うわ、超うまそうなんですけど!」
篤人の肩越しにフライパンを覗きこむ。
バターのいい匂いが食欲をそそる。
でもその前に―――
「あ、尊くんお皿―――んッ」
後ろから篤人の腰に手を回し、振り向いた篤人の唇にキスをする。
―――あー、超幸せ・・・・
「あーーー!!!」
突然聞こえてきた叫び声に、俺は慌てて篤人から離れた。
振り向くと、店のカウンターから厨房へ続く扉のところに川辺がいた。
「いやらしい!何してんの!?」
「いやらしいって・・・・いや、その」
俺が何かいいわけしようと口を開きかけると、いつの間に来たのか川辺の後ろから原が現れる。
「・・・黒田さんのその格好、昨日と同じですね。てことは、昨日はあのままここに泊まったわけだ」
「えっ、マジで!?あっちゃん!本当!?」
篤人はちょっと気まずそうに俺をちらりと見て・・・・
「うん、まぁ・・・・あ!フレンチトースト!」
フライパンの中のフレンチトーストは、こんがりと・・・・
「焼きすぎ・・・」
がっくりと肩を落とす篤人。
俺は、近くに会ったフォークを掴むと、そのフレンチトーストに突き刺して口の中に入れた。
「あっちー!!」
「尊くん!?何してんの?火傷するよ!大丈夫!?今水―――」
「らいりょふ・・・・ん、大丈夫、全然いけるよ、これ」
「え・・・・」
「香ばしくて、超うまい。甘さも絶妙」
そう言って笑ってみせると、篤人が呆れたように、それでいて嬉しそうに笑った。
「もう・・・・尊くん・・・・」
「・・・・陸さん、着替えに行きますよ」
「あー・・・・うん」
2人が俺たちをスルーして通り過ぎようとする。
「あ、待って!2人とも」
俺は思わず2人を引きとめた。
「あの・・・・あのさ、俺、篤人と、付き合うことになった!」
「・・・・まぁ、そうなんでしょうね」
原は俺と目を合わせようとしない。
川辺もずっと眉間にしわを寄せてる。
でも、これだけは言わなくちゃ。
「今すぐ認めてくれなんて言わない。俺なんかよりも2人の方がずっと篤人のことを知ってると思うし、正直樹くんなんかには全然敵わないと思ってる」
「尊くん・・・・・」
「でも・・・それでも篤人が好きなんだ。だから、見守ってて欲しいんだ。俺まだ、篤人の恋人にふさわしい男じゃないかもしれないけど、これからなれるように・・・・」
2人は顔を見合わせ・・・・
原が、ちらりと俺を見る。
「で、そうならなかった場合は何かペナルティーがあるんですか?」
「え・・・ペナルティー・・・?」
「そう。例えばこの店の出入りを禁止するとか」
「ええ!?」
「あ、でも、もしふさわしい男にならなかったら当然あっちゃんとは別れるでしょ?そしたら必然的にこの店には来れなくなるんじゃない?」
「あ、川辺くん、俺、別れる気は―――」
「え~、ふさわしい男になれないのに別れないの?俺ら、そんな男にあっちゃん譲らなきゃいけないの~?」
「いや、あの・・・」
「それは許せませんよね~。そんないい加減な男に篤人くんは・・・・」
「いや、なる!!なるから!!」
「「はい?」」
「絶対、ふさわしい男になる!だから、篤人とは別れない!絶対に!!」
ほとんど叫ぶようにそう言いきって・・・・
篤人は大きな目を見開き頬を染め。
原と川辺は、2人して両手を広げ肩をすくめた。
「最初から、そう言えばいいんですよ」
「そうだよ。俺らだってあっちゃんをいい加減な男に渡したくないんだからさ、たけちゃんしっかりしてくれないと!」
「たけちゃ・・・・ああ、うん・・・わかった」
それから、なんとなく恥ずかしくて直視できなかった篤人の方をちらりと見て―――
ぎょっとする。
「え・・・篤人?な、何で泣くの?」
篤人が、その大きな瞳からぽろぽろと涙を流していたのだった。
「だって・・・・嬉しくて・・・・俺・・・・」
「泣くなよ!ほら、俺が泣かせたみたいになっちゃうし―――」
「尊さんでしょ?泣かせたのは」
「だよね~。あ~あ、早速あっちゃん泣かせるなんて・・・」
「いや、待って!俺、そんなつもりなかったし!篤人、泣くなって、俺、お前に泣かれたらどうしていいか・・・」
「キスでもしちゃえば?」
「はあ!?」
「うはは、イイね!あっちゃんには効き目あるよ、きっと。―――たけちゃん、これからは、あっちゃんを泣かさないでね」
「・・・・はい」
俺が頷くと、2人はひらひらと手を振りながら更衣室へと消えたのだった。
俺は篤人の方を振り返り―――
その体を抱きしめると、耳元にそっと囁いた。
「篤人、ずっと・・・・愛してる」
「尊くん・・・・・俺も・・・・・」
その頬に流れる涙を指ですくい・・・
まだ止まらない涙を唇ですくうように顔中にキスをする。
そして、濡れた唇をそっと塞ぎ、何度も熱いキスを繰り返した。
ふと気付けば篤人の涙は止まっていて。
あの2人の言うとおりだったなと、嬉しいような、悔しいような不思議な気持ちになったのだった・・・・・。
fin.
切れ切れに聞こえる篤人の声。
柔らかな肌は本当に滑らかで、透けるように白くまるで陶器のようだった。
でも、さすがにこんなとこじゃ、明日体が痛くなるかも・・・・。
部屋でじっと待っていることができず、俺はシャワーを浴び終えた篤人を、バスルームで押し倒してしまった。
何度も深いキスをして、その白い体が赤い印をつけていく。
何度もこの腕に抱く夢を見た篤人が、今本当に俺の腕の中にいるんだ・・・。
「・・・篤人、ごめん・・・・今更だけど、ベッド行こうか」
お互いの体に飛び散ったどちらのものかわからない汗と白濁の液体をシャワーで丁寧に流しながらそう言うと、篤人が目を瞬かせてから噴き出した。
「ふ・・・ほんと、今さらだよ。いいけど・・・・尊くん、明日仕事でしょ?寝なくていいの?」
「だって・・・まだ、全然足りない」
そう言って、篤人の腰を引き寄せると、篤人の頬が赤く染まる。
「・・・・俺も、明日仕事だけど・・・・」
「・・・・やめとく・・・・?」
俺の言葉に、篤人は無言で首を横に振った。
俺の首に腕を絡め、篤人からキスをしてくれる。
柔らかなその感触に、また自身が熱くなってくるのを感じて焦る。
「篤人・・・ベッドに」
「ん・・・・」
もうそれからは無我夢中で。
何度もその細い腰を揺らし、鼻にかかった甘い声を聞き、俺たちは1つになった・・・・・。
気がつくと、篤人は部屋にいなかった。
朝早くから仕込みをしていると聞いたから、たぶん下にいるんだろう。
そう思って起き上り、顔を洗って着替えると下の厨房へと向かった。
「あ、尊くんおはよ」
いつもの制服に着替えた篤人が、フライパンで何かを焼いていた。
「なに作ってるの?超いい匂い」
「でしょ?フレンチトースト作ったから、一緒に食べよ」
「あ、マジで?うわ、超うまそうなんですけど!」
篤人の肩越しにフライパンを覗きこむ。
バターのいい匂いが食欲をそそる。
でもその前に―――
「あ、尊くんお皿―――んッ」
後ろから篤人の腰に手を回し、振り向いた篤人の唇にキスをする。
―――あー、超幸せ・・・・
「あーーー!!!」
突然聞こえてきた叫び声に、俺は慌てて篤人から離れた。
振り向くと、店のカウンターから厨房へ続く扉のところに川辺がいた。
「いやらしい!何してんの!?」
「いやらしいって・・・・いや、その」
俺が何かいいわけしようと口を開きかけると、いつの間に来たのか川辺の後ろから原が現れる。
「・・・黒田さんのその格好、昨日と同じですね。てことは、昨日はあのままここに泊まったわけだ」
「えっ、マジで!?あっちゃん!本当!?」
篤人はちょっと気まずそうに俺をちらりと見て・・・・
「うん、まぁ・・・・あ!フレンチトースト!」
フライパンの中のフレンチトーストは、こんがりと・・・・
「焼きすぎ・・・」
がっくりと肩を落とす篤人。
俺は、近くに会ったフォークを掴むと、そのフレンチトーストに突き刺して口の中に入れた。
「あっちー!!」
「尊くん!?何してんの?火傷するよ!大丈夫!?今水―――」
「らいりょふ・・・・ん、大丈夫、全然いけるよ、これ」
「え・・・・」
「香ばしくて、超うまい。甘さも絶妙」
そう言って笑ってみせると、篤人が呆れたように、それでいて嬉しそうに笑った。
「もう・・・・尊くん・・・・」
「・・・・陸さん、着替えに行きますよ」
「あー・・・・うん」
2人が俺たちをスルーして通り過ぎようとする。
「あ、待って!2人とも」
俺は思わず2人を引きとめた。
「あの・・・・あのさ、俺、篤人と、付き合うことになった!」
「・・・・まぁ、そうなんでしょうね」
原は俺と目を合わせようとしない。
川辺もずっと眉間にしわを寄せてる。
でも、これだけは言わなくちゃ。
「今すぐ認めてくれなんて言わない。俺なんかよりも2人の方がずっと篤人のことを知ってると思うし、正直樹くんなんかには全然敵わないと思ってる」
「尊くん・・・・・」
「でも・・・それでも篤人が好きなんだ。だから、見守ってて欲しいんだ。俺まだ、篤人の恋人にふさわしい男じゃないかもしれないけど、これからなれるように・・・・」
2人は顔を見合わせ・・・・
原が、ちらりと俺を見る。
「で、そうならなかった場合は何かペナルティーがあるんですか?」
「え・・・ペナルティー・・・?」
「そう。例えばこの店の出入りを禁止するとか」
「ええ!?」
「あ、でも、もしふさわしい男にならなかったら当然あっちゃんとは別れるでしょ?そしたら必然的にこの店には来れなくなるんじゃない?」
「あ、川辺くん、俺、別れる気は―――」
「え~、ふさわしい男になれないのに別れないの?俺ら、そんな男にあっちゃん譲らなきゃいけないの~?」
「いや、あの・・・」
「それは許せませんよね~。そんないい加減な男に篤人くんは・・・・」
「いや、なる!!なるから!!」
「「はい?」」
「絶対、ふさわしい男になる!だから、篤人とは別れない!絶対に!!」
ほとんど叫ぶようにそう言いきって・・・・
篤人は大きな目を見開き頬を染め。
原と川辺は、2人して両手を広げ肩をすくめた。
「最初から、そう言えばいいんですよ」
「そうだよ。俺らだってあっちゃんをいい加減な男に渡したくないんだからさ、たけちゃんしっかりしてくれないと!」
「たけちゃ・・・・ああ、うん・・・わかった」
それから、なんとなく恥ずかしくて直視できなかった篤人の方をちらりと見て―――
ぎょっとする。
「え・・・篤人?な、何で泣くの?」
篤人が、その大きな瞳からぽろぽろと涙を流していたのだった。
「だって・・・・嬉しくて・・・・俺・・・・」
「泣くなよ!ほら、俺が泣かせたみたいになっちゃうし―――」
「尊さんでしょ?泣かせたのは」
「だよね~。あ~あ、早速あっちゃん泣かせるなんて・・・」
「いや、待って!俺、そんなつもりなかったし!篤人、泣くなって、俺、お前に泣かれたらどうしていいか・・・」
「キスでもしちゃえば?」
「はあ!?」
「うはは、イイね!あっちゃんには効き目あるよ、きっと。―――たけちゃん、これからは、あっちゃんを泣かさないでね」
「・・・・はい」
俺が頷くと、2人はひらひらと手を振りながら更衣室へと消えたのだった。
俺は篤人の方を振り返り―――
その体を抱きしめると、耳元にそっと囁いた。
「篤人、ずっと・・・・愛してる」
「尊くん・・・・・俺も・・・・・」
その頬に流れる涙を指ですくい・・・
まだ止まらない涙を唇ですくうように顔中にキスをする。
そして、濡れた唇をそっと塞ぎ、何度も熱いキスを繰り返した。
ふと気付けば篤人の涙は止まっていて。
あの2人の言うとおりだったなと、嬉しいような、悔しいような不思議な気持ちになったのだった・・・・・。
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