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傷跡
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夢中で唇を奪い、その細い体を抱きしめる。
俺は浩司くんに嫉妬していた。
彼にそんな感情を抱いたことなんてなかった。
自分がこんな気持ちになるなんて・・・・
「ん・・・・っ、は・・・・・」
苦しそうに声を漏らす時田に、俺ははっとして我に帰った。
「あ・・・・悪い」
「・・・・なんで・・・・・?」
壁に体を預け、俯く時田。
目には涙がにじんでいた。
「ごめん、時田、俺は・・・・」
「俺のことなんか・・・・好きじゃないくせに」
「え・・・・」
「先生は・・・・俺のためにって思ってくれたのかもしれないけど・・・・結局自分のためじゃん。自分が先生辞めたくないから・・・・俺の気持ちなんて、何もわかってない!」
時田の目から、涙が零れ落ちる。
俺の胸が、軋むように痛んだ。
「・・・・ごめん。そうだな。俺は、自分のことしか考えてなかった」
俺の言葉に、時田が顔を上げた。
潤んだ瞳が、俺を見つめる。
「お前を苦しめて、おまえに背を向けて・・・・なのにまたこうして、おまえを傷つけて。俺は本当に最低な男だよ」
「先生・・・・?」
「でも・・・・・俺は、おまえが好きなんだよ・・・・」
「・・・・え・・・・・?」
「お前が、好きだ。おまえの言う通り、俺はお前から離れようとした。おまえが俺のために学校へいられなくなるのは、教師として避けなければいけないと思ったからだ。でも・・・・・無理だ。俺は、おまえが好きなんだよ。浩司くん・・・・沢渡先生と2人きりでいたことが我慢できないくらい、おまえのことが好きで好きで仕方ないんだ・・・・」
俺の言葉に、時田の頬が徐々に赤味を帯びていく。
潤んだ瞳が、さらにキラキラと輝きを増していた。
「ほ・・・・んとに・・・・・?せんせー、俺のこと・・・・・」
「あんま、聞くな。恥ずかしくて死にそうだ」
俺の言葉に、時田は一瞬キョトンとし、ぷっと吹き出した。
「死にそうって・・・・んふふ、せんせー、まっか」
「うるせー。お前のせいだからな」
「え、なんで俺――――っ」
時田が頬をふくらませ、何か言う前に、俺は再び時田の唇を塞いだ。
一瞬、こわばる時田の体。
俺はそんな時田の体をかき抱き―――
そのまま、床へと押し倒した。
「ん・・・・ッ、は・・・・・、ま・・・・・って、せん・・・・・」
「・・・・、無理」
今更、待ってなんて―――
俺は、弱々しくも抗おうとする時田の手首を掴むと、床へと張りつけ空いた手でシャツをたくしあげた。
そのまま素肌に手を這わせ、時田の白い肌が露わに・・・・・
「え・・・・・・?」
俺の手が止まった。
時田の腹部には、まるで刃物で傷つけられたような傷跡があったのだった・・・・・・
時田の白い肌に似つかわしくない、大きな傷跡。
もちろん傷はすっかり塞がってはいるものの、あまりにも大きなその傷跡に、俺は思わず息を飲んだ。
「―――驚いた?」
時田の声に、俺ははっと我に返って時田の顔を見た。
「あ、これ・・・・・」
「・・・・昔の、傷。背中も、見る・・・・?」
「え・・・・」
背中・・・・?
時田は起き上がると、シャツを完全に脱いで俺に背中を向けて見せた。
その背中には、痛々しい刺し傷が無数に刻まれていた。
「・・・・・この傷があるから・・・・俺、ずっと体育を休んでるんだ・・・・」
「あ・・・・・」
そうだ。浩司くんが言っていた。
時田はずっと体育を見学していると。
白い綺麗な肌に刻まれたその傷は、あまりにも痛々しくて・・・・
「時田、それは、いつ・・・・?」
「・・・・中学生のころだよ。中学に入ってすぐ・・・・。俺、数学を担当してた新任の男の先生と・・・・付き合ってたんだ」
「は・・・・?」
付き合ってた・・・・・?
「優しくて、かっこよくて・・・・俺、本当に好きだった。先生にキスされたときもまるで夢みたいで・・・・でも・・・・先生は、本気で俺を好きなわけじゃなかったんだ」
時田の体が、小刻みに震えだした。
「時田・・・・?」
「先生にとって、俺は単なる遊び・・・・ただの遊びだったんだ。俺だけが先生を本気で・・・・」
大きく震えだす時田の体。
「おい、とき・・・・」
次の瞬間。
時田の体から突然力が抜けたように、その場に崩れ落ちたのだった。
「時田!」
俺は慌てて駆け寄ると、時田の体を抱き起こした。
目を閉じ、完全に気を失っている時田。
何がどうなっているのか・・・・・
その時、突然部屋の扉がガチャリと開いた。
「―――先生、話は・・・・蒼ちゃん!?」
そっと顔を覗かせた松島が、時田の様子に驚き飛び込んできた。
「蒼ちゃん!!ちょ・・・先生!蒼ちゃんに何したの!?」
「お、俺は何も」
「じゃあなんで蒼ちゃんが裸で倒れてんの?一体どういうこと!?」
「聞きたいのはこっちだよ!いったい・・・・中学時代に何があったんだ?」
俺の言葉に、松島の顔色がさっと変わった。
「先生・・・・聞いたの・・・・?」
「時田が・・・・倒れる前に言ったんだ。この傷は中学の時のもので・・・・中学生の頃、数学教師と付き合ってたって・・・・」
ごくりと、松島が息を飲む。
「教えてくれ、松島。時田に、一体何があったんだ?この傷は・・・・・」
松島はうなだれ、その場にしゃがみこんだ。
そして、大きく溜息をもらしたのだった。
「話すよ・・・・・。でもその前に、蒼ちゃんに服を着せてあげて。そのままじゃ、風邪ひいちゃう。蒼ちゃん、すぐに熱出す子だからさ・・・・」
「・・・・わかった」
「昔から蒼ちゃんは女の子みたいに可愛くて、男にも女の子にももててた。いつもニコニコしてて明るくて優しくて。先生にもいつもかわいがられてた。俺も、蒼ちゃんが大好きだった。誰よりも・・・・・その蒼ちゃんが、中学に入ってすぐに、恋をしたんだ」
「それが・・・・」
松島が、こくりと頷く。
「数学の、岩田先生だった。大学出たばっかりで、かっこよくて優しくておもしろくて。女子からもすごく人気のある先生だったよ。蒼ちゃん、最初はただ憧れてるだけだって言ってた。でも、ある時蒼ちゃんが1人で家に帰る途中、岩田先生に声をかけられたんだ」
岩田に声をかけられた時田は、まだその土地に不慣れだった岩田に図書館の場所を聞かれ、案内したのだという。
図書館まで岩田を案内した松本は一緒に中へ入り、中を案内していた時に突然、岩田にキスをされたのだった。
それから、人目を忍んで図書館で会い続けた2人。
時田は、どんどん岩田にのめり込んでいった。
他のことが何も手につかないほどに。
やがて、図書館で2人が会っているのを目撃するものが現れた。
最初は特に問題にされなかった。
が、頻繁に会っていることが噂になり始め、2人の仲を冷やかす生徒が現れたのだ。
その禁断の関係の噂を耳にした生徒の親が、学校へと通報した。
そして、学校は岩田へ注意を促した。
岩田は、すぐに時田との関係を否定し、もう二度と外で会わないと約束した。
突然、岩田に無視されるようになった時田。
時田は、ただ話をしたくて。
ただ岩田と一緒にいたくて。
ただ岩田に会いたくて―――
人目を避け、岩田が独り暮らしをしていたアパートを何度も訪ねたのだという。
そんな時田を最初は受け入れていたものの、徐々に脅威に感じ始めた岩田。
このままでは、自分の教師としての将来が危ぶまれるのではないか―――
そう感じ始めたのではないかと、松島は言った。
ある日、岩田の住む部屋から時田が出てくるところを、その中学校の生徒とその母親が目撃する。
そして、翌日岩田と時田は校長室へ呼ばれた。
関係を問いただされた時田は、岩田のために自分の気持ちを隠し『授業で分からなかったところを質問しに行っただけ』と言ったのだという。
厳重に注意された2人。
だが岩田は、生徒や先輩教師などから白い目で見られ始め、精神的に追い詰められていたらしい。
その様子に気付いた時田は岩田のために身を引く決意をし、そのことを伝えに岩田の家へ行ったのだ。
疑心暗鬼になっていた岩田を安心させようと。
自分はもう、岩田には近づかないと、ただそれだけを伝えに。
だが、岩田に時田の想いは伝わらなかった。
時田がいる限り、岩田は自分の教師としての将来はないと。
そう思いつめていたのだという。
「さよなら」
そう言って部屋を出ようとした時田。
が、岩田は、時田がこのまま身を引くとは信じることができなかった。
時田を玄関まで送ると、そこで待たせ
台所にあった包丁を手に戻り
驚く時田の腹を思いきり刺した。
そして
咄嗟に逃げようと身をひるがえした時田の背中を、何度も包丁で切りつけたのだ・・・・・・
俺は浩司くんに嫉妬していた。
彼にそんな感情を抱いたことなんてなかった。
自分がこんな気持ちになるなんて・・・・
「ん・・・・っ、は・・・・・」
苦しそうに声を漏らす時田に、俺ははっとして我に帰った。
「あ・・・・悪い」
「・・・・なんで・・・・・?」
壁に体を預け、俯く時田。
目には涙がにじんでいた。
「ごめん、時田、俺は・・・・」
「俺のことなんか・・・・好きじゃないくせに」
「え・・・・」
「先生は・・・・俺のためにって思ってくれたのかもしれないけど・・・・結局自分のためじゃん。自分が先生辞めたくないから・・・・俺の気持ちなんて、何もわかってない!」
時田の目から、涙が零れ落ちる。
俺の胸が、軋むように痛んだ。
「・・・・ごめん。そうだな。俺は、自分のことしか考えてなかった」
俺の言葉に、時田が顔を上げた。
潤んだ瞳が、俺を見つめる。
「お前を苦しめて、おまえに背を向けて・・・・なのにまたこうして、おまえを傷つけて。俺は本当に最低な男だよ」
「先生・・・・?」
「でも・・・・・俺は、おまえが好きなんだよ・・・・」
「・・・・え・・・・・?」
「お前が、好きだ。おまえの言う通り、俺はお前から離れようとした。おまえが俺のために学校へいられなくなるのは、教師として避けなければいけないと思ったからだ。でも・・・・・無理だ。俺は、おまえが好きなんだよ。浩司くん・・・・沢渡先生と2人きりでいたことが我慢できないくらい、おまえのことが好きで好きで仕方ないんだ・・・・」
俺の言葉に、時田の頬が徐々に赤味を帯びていく。
潤んだ瞳が、さらにキラキラと輝きを増していた。
「ほ・・・・んとに・・・・・?せんせー、俺のこと・・・・・」
「あんま、聞くな。恥ずかしくて死にそうだ」
俺の言葉に、時田は一瞬キョトンとし、ぷっと吹き出した。
「死にそうって・・・・んふふ、せんせー、まっか」
「うるせー。お前のせいだからな」
「え、なんで俺――――っ」
時田が頬をふくらませ、何か言う前に、俺は再び時田の唇を塞いだ。
一瞬、こわばる時田の体。
俺はそんな時田の体をかき抱き―――
そのまま、床へと押し倒した。
「ん・・・・ッ、は・・・・・、ま・・・・・って、せん・・・・・」
「・・・・、無理」
今更、待ってなんて―――
俺は、弱々しくも抗おうとする時田の手首を掴むと、床へと張りつけ空いた手でシャツをたくしあげた。
そのまま素肌に手を這わせ、時田の白い肌が露わに・・・・・
「え・・・・・・?」
俺の手が止まった。
時田の腹部には、まるで刃物で傷つけられたような傷跡があったのだった・・・・・・
時田の白い肌に似つかわしくない、大きな傷跡。
もちろん傷はすっかり塞がってはいるものの、あまりにも大きなその傷跡に、俺は思わず息を飲んだ。
「―――驚いた?」
時田の声に、俺ははっと我に返って時田の顔を見た。
「あ、これ・・・・・」
「・・・・昔の、傷。背中も、見る・・・・?」
「え・・・・」
背中・・・・?
時田は起き上がると、シャツを完全に脱いで俺に背中を向けて見せた。
その背中には、痛々しい刺し傷が無数に刻まれていた。
「・・・・・この傷があるから・・・・俺、ずっと体育を休んでるんだ・・・・」
「あ・・・・・」
そうだ。浩司くんが言っていた。
時田はずっと体育を見学していると。
白い綺麗な肌に刻まれたその傷は、あまりにも痛々しくて・・・・
「時田、それは、いつ・・・・?」
「・・・・中学生のころだよ。中学に入ってすぐ・・・・。俺、数学を担当してた新任の男の先生と・・・・付き合ってたんだ」
「は・・・・?」
付き合ってた・・・・・?
「優しくて、かっこよくて・・・・俺、本当に好きだった。先生にキスされたときもまるで夢みたいで・・・・でも・・・・先生は、本気で俺を好きなわけじゃなかったんだ」
時田の体が、小刻みに震えだした。
「時田・・・・?」
「先生にとって、俺は単なる遊び・・・・ただの遊びだったんだ。俺だけが先生を本気で・・・・」
大きく震えだす時田の体。
「おい、とき・・・・」
次の瞬間。
時田の体から突然力が抜けたように、その場に崩れ落ちたのだった。
「時田!」
俺は慌てて駆け寄ると、時田の体を抱き起こした。
目を閉じ、完全に気を失っている時田。
何がどうなっているのか・・・・・
その時、突然部屋の扉がガチャリと開いた。
「―――先生、話は・・・・蒼ちゃん!?」
そっと顔を覗かせた松島が、時田の様子に驚き飛び込んできた。
「蒼ちゃん!!ちょ・・・先生!蒼ちゃんに何したの!?」
「お、俺は何も」
「じゃあなんで蒼ちゃんが裸で倒れてんの?一体どういうこと!?」
「聞きたいのはこっちだよ!いったい・・・・中学時代に何があったんだ?」
俺の言葉に、松島の顔色がさっと変わった。
「先生・・・・聞いたの・・・・?」
「時田が・・・・倒れる前に言ったんだ。この傷は中学の時のもので・・・・中学生の頃、数学教師と付き合ってたって・・・・」
ごくりと、松島が息を飲む。
「教えてくれ、松島。時田に、一体何があったんだ?この傷は・・・・・」
松島はうなだれ、その場にしゃがみこんだ。
そして、大きく溜息をもらしたのだった。
「話すよ・・・・・。でもその前に、蒼ちゃんに服を着せてあげて。そのままじゃ、風邪ひいちゃう。蒼ちゃん、すぐに熱出す子だからさ・・・・」
「・・・・わかった」
「昔から蒼ちゃんは女の子みたいに可愛くて、男にも女の子にももててた。いつもニコニコしてて明るくて優しくて。先生にもいつもかわいがられてた。俺も、蒼ちゃんが大好きだった。誰よりも・・・・・その蒼ちゃんが、中学に入ってすぐに、恋をしたんだ」
「それが・・・・」
松島が、こくりと頷く。
「数学の、岩田先生だった。大学出たばっかりで、かっこよくて優しくておもしろくて。女子からもすごく人気のある先生だったよ。蒼ちゃん、最初はただ憧れてるだけだって言ってた。でも、ある時蒼ちゃんが1人で家に帰る途中、岩田先生に声をかけられたんだ」
岩田に声をかけられた時田は、まだその土地に不慣れだった岩田に図書館の場所を聞かれ、案内したのだという。
図書館まで岩田を案内した松本は一緒に中へ入り、中を案内していた時に突然、岩田にキスをされたのだった。
それから、人目を忍んで図書館で会い続けた2人。
時田は、どんどん岩田にのめり込んでいった。
他のことが何も手につかないほどに。
やがて、図書館で2人が会っているのを目撃するものが現れた。
最初は特に問題にされなかった。
が、頻繁に会っていることが噂になり始め、2人の仲を冷やかす生徒が現れたのだ。
その禁断の関係の噂を耳にした生徒の親が、学校へと通報した。
そして、学校は岩田へ注意を促した。
岩田は、すぐに時田との関係を否定し、もう二度と外で会わないと約束した。
突然、岩田に無視されるようになった時田。
時田は、ただ話をしたくて。
ただ岩田と一緒にいたくて。
ただ岩田に会いたくて―――
人目を避け、岩田が独り暮らしをしていたアパートを何度も訪ねたのだという。
そんな時田を最初は受け入れていたものの、徐々に脅威に感じ始めた岩田。
このままでは、自分の教師としての将来が危ぶまれるのではないか―――
そう感じ始めたのではないかと、松島は言った。
ある日、岩田の住む部屋から時田が出てくるところを、その中学校の生徒とその母親が目撃する。
そして、翌日岩田と時田は校長室へ呼ばれた。
関係を問いただされた時田は、岩田のために自分の気持ちを隠し『授業で分からなかったところを質問しに行っただけ』と言ったのだという。
厳重に注意された2人。
だが岩田は、生徒や先輩教師などから白い目で見られ始め、精神的に追い詰められていたらしい。
その様子に気付いた時田は岩田のために身を引く決意をし、そのことを伝えに岩田の家へ行ったのだ。
疑心暗鬼になっていた岩田を安心させようと。
自分はもう、岩田には近づかないと、ただそれだけを伝えに。
だが、岩田に時田の想いは伝わらなかった。
時田がいる限り、岩田は自分の教師としての将来はないと。
そう思いつめていたのだという。
「さよなら」
そう言って部屋を出ようとした時田。
が、岩田は、時田がこのまま身を引くとは信じることができなかった。
時田を玄関まで送ると、そこで待たせ
台所にあった包丁を手に戻り
驚く時田の腹を思いきり刺した。
そして
咄嗟に逃げようと身をひるがえした時田の背中を、何度も包丁で切りつけたのだ・・・・・・
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