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第11話
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「・・・ちょっと、2本ってどういうこと?」
母親の声が聞こえた。
俺は布団を頭からかぶって、震えが止まらない自分の体を抱きしめていた。
「おいおい、身内から3本もとる気かよ」
「何が身内よ。そんな子供をキズものにして・・・・」
「ふ・・・自分の子どもを自分の男に売っといて、よく言うぜ」
「いい思い、させてやったでしょ?この子の初体験なのよ?」
「ふん・・・確かにな。男をヤるのは初めてだけど、なかなか良かったぜ。声変わりしてねえってのが良かったな。いい声で鳴いてくれたぜ。ほらよ、これでいいだろ」
男の声に、母親が軽く笑うのが聞こえた。
「・・・・これからも、この子を抱きたいときにはちゃんと払ってよね。この子はあたしのもんなんだから」
「ひでえ母親もあったもんだぜ。なぁ、舜・・・・また来るからよ、よろしくな」
男の足音が聞こえ、扉が閉まる音。
2人の話声が扉の外から聞こえた。
ようやく1人になった俺は、堪えきれず嗚咽を漏らしながら泣いた。
「う・・・・・っ、く・・・・・うう・・・・・」
体中が痛かった。
でもそんな痛みよりも。
心が痛かった。
俺は、母親に売られたんだ。
お酒を買うお金のために。
しばらくすると、ベッドの横の窓をコンコンと叩く音がした。
―――誰・・・・?
『舜ちゃん、俺!直人だよ!』
その声に、俺は息をのんだ。
―――直くんに、知られた・・・・?
『ここ、開けて』
―――こんな姿、直くんに見られたくない・・・・
俺は黙って唇をかんだ。
その時。
窓が開く音がして、トン、足音がした。
直くんが部屋に入ってきたんだとわかった。
―――鍵、開いてたのか。
「舜ちゃん・・・・もう、大丈夫だよ。あの2人、どっか行っちゃったから」
直くんの優しい声に、俺はそっと布団から顔を出した。
直くんが俺の顔を見て、息をのんだ。
たぶん、ひどい顔をしてる。
何度も殴られて瞼や頬も腫れているだろう。
「舜ちゃん・・・」
直くんが、俺の方に手を伸ばした。
俺が反射的に体をこわばらせると、直くんははっとしたように手を引っ込めた。
「・・・俺、何もしないよ・・・?」
直くんの言葉に、俺は首を振った。
涙が頬を伝う。
「ちが・・・・わかってる・・・・でも、俺・・・・俺は、もう・・・・もう、汚れちゃったんだ。だから・・・・直くんの友達で、いられない・・・・こんな俺・・・・」
「何、言ってんだよ!そんなわけないじゃん!舜ちゃんはずっと俺の友達だよ!」
「・・・ッ、直くん・・・・」
「・・・舜ちゃん、俺のうちにおいでよ。母ちゃんも父ちゃんも、舜ちゃんのこと大好きだもん。きっと守ってくれるよ。俺からいっぱいお願いして・・・」
「・・・ダメだよ・・・」
「なんで?舜ちゃん、ここにいたらまたひどい目に・・・」
「・・・直くんのお父さんとお母さん、俺も大好きだよ。いつも優しくしてくれる・・・。だから・・・・2人には、こんなこと知られたくない」
「舜ちゃん・・・」
「こんなこと知られたら、きっと俺に同情して・・・・今までみたいに笑ってくれなくなる。俺・・・そんなのやだ」
「でも・・・・」
「大丈夫だよ。こんなの、かすり傷だもん。ちょっと転んだと思えば・・・・大丈夫、すぐ、忘れられる・・・・」
そうだ。
こんなこと、大したことじゃない。
傷だって、すぐに治る。
大丈夫―――
―――舜・中学校入学式―――
それから春休みの間ずっと、俺は直くんの家に泊まることになった。
俺は遠慮してたけど、直くんが半ば無理やり俺を連れ出したのだ。
体の傷は服で隠すことができたけど、顔にできた傷は隠せない。
その俺を見て、直くんの両親も俺の身に何かが起きたって察してくれたんだと思う。
春休みの間は、ずっと家にいろって言ってくれた。
中学の入学式の日、俺は制服を取りに自宅へ帰ることになった。
直くんが一緒に行くと言ってくれたけれど、朝早くならきっと母親も男もまだ寝ていると思ったから1人で大丈夫と言って、直くんの家を出た。
俺の部屋には窓がないから玄関から入るしかないけど、静かに入ればきっと気付かれないはず。
そう思ったんだ。
家につき、足音を立てないように自分の部屋のドアを開ける。
壁にかかっている中学の制服を見て、息をつく。
これに着替えて、すぐに出なくちゃ。
そう思って、俺は着ている服を素早く脱いだ。
そして、制服に手を伸ばそうとしたその時―――
「よお、今日入学式だってな」
男の声に、俺ははっとして振りむく。
にやにやといやらしい笑みを浮かべた男が、そこに立っていた。
「なあ、その制服、誰が買ってやったと思う?」
「・・・・・これは、父さんが・・・・」
「はあ?お前の父ちゃんの養育費なんざ、とっくに酒に変わってるよ。これは俺が買ってやったんだよ。俺が働いた金でなあ」
男が一歩、俺に近づく。
俺はそれに合わせ後ずさる。
すぐ後ろはベッドだ。
「優しいだろ?こんな優しい俺に、何か言うことあるんじゃねえか?」
「・・・・ありが・・・・」
「言葉じゃたんねえなあ!なあ、その体で払ってくれよ」
男が来ていたシャツを脱いだ。
狭い部屋だ。
逃げ場は、なかった・・・・。
どれくらい時間がたったのか。
ドアが閉まる音で、俺は我に返った。
乱暴された俺の体は、痛みでジンジンと痺れていた。
男は出ていったようだ。
床には、中学の制服が広げられていた。
『また来るぜ』
男の声が、耳に残っていた。
もう、涙も出なかった・・・・・
「舜ちゃん・・・」
気が付くと、制服を着た直くんが目の前に立っていた。
俺を見て、愕然としている。
きっともう入学式は終わったんだろう
「・・・・制服代だって」
「え?」
「俺の制服・・・・あいつが買ったんだって。だから・・・・」
「そんな・・・!」
「お母さんは、病気でもう働けないから・・・・これからは、生活費もお前がその体で稼げって」
「―――!舜ちゃん、警察に行こう!こんなの、ひどすぎるよ!いくら母親だからってこんなこと・・・!」
「できないよ・・・・お母さんは俺のこと、育ててくれたのに・・・・」
「だって!」
「それに・・・警察に行ったら、そのあとはどうなるの?どっかの施設に入れられるんでしょ?そしたら、直くんと会えなくなっちゃう。俺、直くんだけが友達なのに・・・・」
「舜ちゃん・・・俺は、ずっと友達だよ。離れても―――」
だけど、俺は首を横に振った。
「いやだよ!俺、直くんと離れたくない!直くんと同じ学校に行きたいんだ!」
「でも・・・」
「・・・大丈夫だから」
「大丈夫なわけ、ないじゃん!」
「大丈夫だよ。こんなこと、何でもない。抵抗しなければ、殴られることもないし、ほんの少し我慢すれば、終わるもん。中学生なんて、働けるとこないし・・・これでお金を稼げば、直くんと同じ学校にも行ける。だから・・・大丈夫」
「舜ちゃん!」
「・・・直くんは、もう俺のこと、嫌い?こんな汚れた俺と・・・・友達でいられない?」
俺は、じっと直くんを見つめた。
直くんが涙を溜めた目で俺を見た。
直くんが、こんな俺を見捨てられるはずないってわかってて、こんなことを言う俺は卑怯だと思った。
でも、もう俺には直くんしか頼れる人がいなかった。
週末に会いに来る父親も、養育費は払ってくれるけれど、常に男がいる母親と一緒になるつもりはないだろう。
俺のことは心配してくれているけれど、確か別れた奥さんとの間にも息子がいると言っていた。
その息子を差し置いて、俺と暮らそうとは思わないだろう。
今まで、そんな話が出たことは一度もないし。
「・・・・そんなこと、ないよ。俺はずっと、舜ちゃんの友達だよ」
「―――ありがとう、直くん」
俺は、直くんがいればいい。
他には何も・・・・
何もいらないんだ・・・・
母親の声が聞こえた。
俺は布団を頭からかぶって、震えが止まらない自分の体を抱きしめていた。
「おいおい、身内から3本もとる気かよ」
「何が身内よ。そんな子供をキズものにして・・・・」
「ふ・・・自分の子どもを自分の男に売っといて、よく言うぜ」
「いい思い、させてやったでしょ?この子の初体験なのよ?」
「ふん・・・確かにな。男をヤるのは初めてだけど、なかなか良かったぜ。声変わりしてねえってのが良かったな。いい声で鳴いてくれたぜ。ほらよ、これでいいだろ」
男の声に、母親が軽く笑うのが聞こえた。
「・・・・これからも、この子を抱きたいときにはちゃんと払ってよね。この子はあたしのもんなんだから」
「ひでえ母親もあったもんだぜ。なぁ、舜・・・・また来るからよ、よろしくな」
男の足音が聞こえ、扉が閉まる音。
2人の話声が扉の外から聞こえた。
ようやく1人になった俺は、堪えきれず嗚咽を漏らしながら泣いた。
「う・・・・・っ、く・・・・・うう・・・・・」
体中が痛かった。
でもそんな痛みよりも。
心が痛かった。
俺は、母親に売られたんだ。
お酒を買うお金のために。
しばらくすると、ベッドの横の窓をコンコンと叩く音がした。
―――誰・・・・?
『舜ちゃん、俺!直人だよ!』
その声に、俺は息をのんだ。
―――直くんに、知られた・・・・?
『ここ、開けて』
―――こんな姿、直くんに見られたくない・・・・
俺は黙って唇をかんだ。
その時。
窓が開く音がして、トン、足音がした。
直くんが部屋に入ってきたんだとわかった。
―――鍵、開いてたのか。
「舜ちゃん・・・・もう、大丈夫だよ。あの2人、どっか行っちゃったから」
直くんの優しい声に、俺はそっと布団から顔を出した。
直くんが俺の顔を見て、息をのんだ。
たぶん、ひどい顔をしてる。
何度も殴られて瞼や頬も腫れているだろう。
「舜ちゃん・・・」
直くんが、俺の方に手を伸ばした。
俺が反射的に体をこわばらせると、直くんははっとしたように手を引っ込めた。
「・・・俺、何もしないよ・・・?」
直くんの言葉に、俺は首を振った。
涙が頬を伝う。
「ちが・・・・わかってる・・・・でも、俺・・・・俺は、もう・・・・もう、汚れちゃったんだ。だから・・・・直くんの友達で、いられない・・・・こんな俺・・・・」
「何、言ってんだよ!そんなわけないじゃん!舜ちゃんはずっと俺の友達だよ!」
「・・・ッ、直くん・・・・」
「・・・舜ちゃん、俺のうちにおいでよ。母ちゃんも父ちゃんも、舜ちゃんのこと大好きだもん。きっと守ってくれるよ。俺からいっぱいお願いして・・・」
「・・・ダメだよ・・・」
「なんで?舜ちゃん、ここにいたらまたひどい目に・・・」
「・・・直くんのお父さんとお母さん、俺も大好きだよ。いつも優しくしてくれる・・・。だから・・・・2人には、こんなこと知られたくない」
「舜ちゃん・・・」
「こんなこと知られたら、きっと俺に同情して・・・・今までみたいに笑ってくれなくなる。俺・・・そんなのやだ」
「でも・・・・」
「大丈夫だよ。こんなの、かすり傷だもん。ちょっと転んだと思えば・・・・大丈夫、すぐ、忘れられる・・・・」
そうだ。
こんなこと、大したことじゃない。
傷だって、すぐに治る。
大丈夫―――
―――舜・中学校入学式―――
それから春休みの間ずっと、俺は直くんの家に泊まることになった。
俺は遠慮してたけど、直くんが半ば無理やり俺を連れ出したのだ。
体の傷は服で隠すことができたけど、顔にできた傷は隠せない。
その俺を見て、直くんの両親も俺の身に何かが起きたって察してくれたんだと思う。
春休みの間は、ずっと家にいろって言ってくれた。
中学の入学式の日、俺は制服を取りに自宅へ帰ることになった。
直くんが一緒に行くと言ってくれたけれど、朝早くならきっと母親も男もまだ寝ていると思ったから1人で大丈夫と言って、直くんの家を出た。
俺の部屋には窓がないから玄関から入るしかないけど、静かに入ればきっと気付かれないはず。
そう思ったんだ。
家につき、足音を立てないように自分の部屋のドアを開ける。
壁にかかっている中学の制服を見て、息をつく。
これに着替えて、すぐに出なくちゃ。
そう思って、俺は着ている服を素早く脱いだ。
そして、制服に手を伸ばそうとしたその時―――
「よお、今日入学式だってな」
男の声に、俺ははっとして振りむく。
にやにやといやらしい笑みを浮かべた男が、そこに立っていた。
「なあ、その制服、誰が買ってやったと思う?」
「・・・・・これは、父さんが・・・・」
「はあ?お前の父ちゃんの養育費なんざ、とっくに酒に変わってるよ。これは俺が買ってやったんだよ。俺が働いた金でなあ」
男が一歩、俺に近づく。
俺はそれに合わせ後ずさる。
すぐ後ろはベッドだ。
「優しいだろ?こんな優しい俺に、何か言うことあるんじゃねえか?」
「・・・・ありが・・・・」
「言葉じゃたんねえなあ!なあ、その体で払ってくれよ」
男が来ていたシャツを脱いだ。
狭い部屋だ。
逃げ場は、なかった・・・・。
どれくらい時間がたったのか。
ドアが閉まる音で、俺は我に返った。
乱暴された俺の体は、痛みでジンジンと痺れていた。
男は出ていったようだ。
床には、中学の制服が広げられていた。
『また来るぜ』
男の声が、耳に残っていた。
もう、涙も出なかった・・・・・
「舜ちゃん・・・」
気が付くと、制服を着た直くんが目の前に立っていた。
俺を見て、愕然としている。
きっともう入学式は終わったんだろう
「・・・・制服代だって」
「え?」
「俺の制服・・・・あいつが買ったんだって。だから・・・・」
「そんな・・・!」
「お母さんは、病気でもう働けないから・・・・これからは、生活費もお前がその体で稼げって」
「―――!舜ちゃん、警察に行こう!こんなの、ひどすぎるよ!いくら母親だからってこんなこと・・・!」
「できないよ・・・・お母さんは俺のこと、育ててくれたのに・・・・」
「だって!」
「それに・・・警察に行ったら、そのあとはどうなるの?どっかの施設に入れられるんでしょ?そしたら、直くんと会えなくなっちゃう。俺、直くんだけが友達なのに・・・・」
「舜ちゃん・・・俺は、ずっと友達だよ。離れても―――」
だけど、俺は首を横に振った。
「いやだよ!俺、直くんと離れたくない!直くんと同じ学校に行きたいんだ!」
「でも・・・」
「・・・大丈夫だから」
「大丈夫なわけ、ないじゃん!」
「大丈夫だよ。こんなこと、何でもない。抵抗しなければ、殴られることもないし、ほんの少し我慢すれば、終わるもん。中学生なんて、働けるとこないし・・・これでお金を稼げば、直くんと同じ学校にも行ける。だから・・・大丈夫」
「舜ちゃん!」
「・・・直くんは、もう俺のこと、嫌い?こんな汚れた俺と・・・・友達でいられない?」
俺は、じっと直くんを見つめた。
直くんが涙を溜めた目で俺を見た。
直くんが、こんな俺を見捨てられるはずないってわかってて、こんなことを言う俺は卑怯だと思った。
でも、もう俺には直くんしか頼れる人がいなかった。
週末に会いに来る父親も、養育費は払ってくれるけれど、常に男がいる母親と一緒になるつもりはないだろう。
俺のことは心配してくれているけれど、確か別れた奥さんとの間にも息子がいると言っていた。
その息子を差し置いて、俺と暮らそうとは思わないだろう。
今まで、そんな話が出たことは一度もないし。
「・・・・そんなこと、ないよ。俺はずっと、舜ちゃんの友達だよ」
「―――ありがとう、直くん」
俺は、直くんがいればいい。
他には何も・・・・
何もいらないんだ・・・・
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