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battle05…災難、そして心(前編)
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次の日から、八戒に付いて貰いながら、雅は力の使い方を学び始めた。
「まずは、自身の力のタイプと言いますか…それを把握しましょう」
「タイプ?」
「まぁ、性格…みたいなものですかね」
そういわれた雅。しかしそんな事を今まで一度も考えた事などなかった雅にしてみれば、どうしたら解るのさえ、解らなかった。
「あの、八戒……」
「はい?」
「私…全くそういうの解らないの……」
「どんな時に出るんでしたっけ?」
「昔は感情で色々変わるみたいだったけど、今は大分コントロール出来てきてる方だと思う…」
「そうですか、なら一度、見せて貰えると助かります」
そういいながら笑いかける八戒を前にして、雅はそっと両手を広げ、特に力を込めるわけでもないままに見つめていた。その時、ふわりと何色でもない光の玉らしきものが浮かび上がる。
「…なるほど」
「何か解ったの?八戒!」
「残念ながら雅、あなたは戦うことはできません。」
「…な…んで?」
突然八戒に突きつけられた言葉に雅はガツンと殴られるような感覚を覚えた。
「私…役に立たないって事かな…」
「…いえ?少なくとも僕の力、役にはたちます」
先程の戦うことは出来ないと言い放った八戒とは真逆に優しい表情で雅を見つめていた。
「あの…八戒…?どう言うこと?」
「解りやすい方法で実践してみますか?」
そういうと八戒はどこからとなく、ナイフを取り出し左腕にあてがうとスッと引いた。そこからは真っ赤な血が流れ出る。
「八戒!ッッなに…!」
「この傷に手を翳して?そしてどうなればいいか願ってみてください」
「そんな急に…!」
「騙されたと思って、ほら」
そう話してる最中にも八戒の腕からは血が止まらない。微かに震える手を翳して雅は言われた通りに願いを込めた。すると、見ている間に八戒の腕に作られた傷は消えていく。
「……な…にこれ…」
「ね、だから言ったでしょう。僕の力にはなると…今までは防護壁、戦い、治癒…全て僕一人でしたから。僕の負担は格段に軽くなる。恐らく『あの!』…はい?」
「なんで私の力が…治癒だって…解ったの?」
「気とでもいいますか、気配?」
「気配って…」
「感情によって力が変わる。そう言いましたよね?その割に見た瞬間に優しくて温かい感覚だった。だとしたら、回復かなぁって思っただけですよ」
「もし違ったら…治せなかったらとか…考えなかったの!?」
「まぁ、こう見えても一応それなりに人を見る目はある方なんです」
くすりと笑いながらも八戒は嬉しそうに何もなかったかの様な腕を見つめていた。そんな時だ。
「はっかぁぁい!みやびー!」
「おや、悟空。どうしました?」
「腹減ったぁ!」
「まだ昼食には早いんじゃないですか?」
「なら休憩しようぜ!みやびも疲れてるだろ!?」
「私はまだ出来るけど…始めたばっかだし。」
「ぶぅぅぅ…何か八戒が二人に増えたみたいだ…」
「クスクス、光栄ですね、雅と一緒だなんて」
「えっ…?!え…?」
「始めたばかりではありますが、三蔵に話しもありますし…雅、悟空と街でも散歩してきますか?」
「やったぁぁぁ!!!」
「はい、これ」
そう言って少しお金を貰い、雅は悟空と街に出ていった。それを見送った八戒はにこやかに三蔵の居る部屋へと向かっていく。
「おや、相変わらずですね」
「…雅と一緒じゃなかったのか?」
「彼女なら悟空と街に行かせました」
「…ハッ…力を使いこなせるようになる!ってほざいてた割に、か」
「いえ、彼女、十分な力の使い手ですよ?」
「…どう言うことだ」
「僕の左腕、変ですか?」
「何言ってやがる」
「彼女に治して貰いました」
「………なるほどな。だから結界も知らず知らずに張れたと言う訳か」
「察しが早くて助かります」
「力のコントロールは出来てるから、そのタイプの見極めだけだってことか」
「えぇ。彼女は気付いていなかった様なので。結界が張れて、父親を勢い余って殺してしまって、でもあの優しさと柔らかい光……光と闇、どちらが強いのかって思っていましたけど。僕らと出会うまでに雅が知らず知らずにしてきたトレーニングでコントロールはできてますし、根本の優しさがありますから。」
「……フン」
「貴方も解っているんでしょう?三蔵」
「…うるせぇよ」
そう短く答えながらも、バサリと新聞で隠した表情は優しく緩んでいた。
一方その頃の悟空と雅…
「なぁな!雅!これみて!うまそう!」
「悟空好きなの?」
「旨い食い物ならなんでも!!!」
「そっかぁ!!買ってく?」
「皆の分も要るかな?」
「まぁ、買ってこうよ!」
そう話しながらも色々と買い込んでいく悟空。そんな時だ。少し離れた所でワァッと歓声が起きた。
「何?」
「行ってみる?」
そうして両手一杯に袋を抱えた悟空と一緒に歓声のもとに向かった雅。そこでは大道芸をやっていた。
「う…わぁぁぁあ!私初めて見た!」
「うぇーおあ!!」
「?何?」
「……すげぇよねって話!」
「ん!」
キラキラと目を輝かせている雅。そんな雅を手招きする女性がいた。
「?何か雅呼ばれてる?」
「…そぉみたい…」
「……?」
呼ばれるままに雅は大道芸の女性の元へと向かった。すると、グイッと手を引かれ、大道芸の中へと引き込まれる。
「えっ…あの…!悟空…っ!」
「がんばれー!!!」
「そんな…えっ?」
そのままキョロキョロ見渡していると大男は酒瓶を咥えた。口一杯に含むと火を持ってぶわっと吹き出す。
「…きゃ!!!」
勢い良く前屈みになったせいか、長い髪は宙を舞う。その時だ。
「うわっ!!やばいぞ!」
「水!」
その言葉と同時に焦げ臭い匂いが鼻に付く。
「…え?」
「動かないで!」
そのぴしゃりと言い放つ女性の言葉で雅は一瞬動きが止まった。次の瞬間だ…
ザクッ……!
パラリと地面に栗毛色の髪が落ちていく。
「…ぇ?」
悟空も呆気に取られていた。その間に、雅の髪はざくりと切られ、大火事にならずにすんだものの、雅の長かった髪はやけに短くなっていた。
「…っ雅!」
「悟空…?」
「大丈夫?怪我は?」
「私は…大丈夫…」
「ごめんなさいね!皆さん、今日はお開きにさせて貰います!」
両手をあげ観客に挨拶をする女性は、直ぐ様雅の元にやってきた。
「ごめんなさい!まさか火がつくなんて…」
「あの…」
「それに女性の髪を切るなんて…本当に申し訳ない…」
そっと頭を撫でてみると、いつもあったはずの長さに髪はなく、顔回りにかかってきていた。
「あ…いいんです…逆に私のせいでお客様帰っちゃって…すみません」
「あの、これ…髪の代わりになんてならないですけど…」
そう言って女性が差し出したのはきれいな色の石が付いたネックレスだった。しかし雅は首を左右に振り、断りを入れたのだった。
「でも…!」
「要りません、私、大切にしたいものはもうありますし…それに髪だってまた伸びますし」
そう言って胸元にある三蔵に買って貰ったネックレスを握りしめた。
「雅…!」
「いいの、悟空、行こ?」
「でも…!」
「いいから…」
そう言いながら強引に悟空の手を引き、その場を離れていった。
「ちょ、待ってよ!雅!」
悟空の問いかけにも答える事無く、雅は俯きながらも歩いていく。
ドンッ!
不意に肩がぶつかった。災難が続くとはこう言うことだろう、見るからに柄の悪そうな男に絡まれた雅。
「なんだよ、お前!」
「ぁん?粋がってる姉ちゃんにガキかよ」
「ぶつかったのはそっちだろ?」
「ごめんなさい、急いでて…」
「急いで、なんて聞けるかよ」
「あの、すみません…」
「謝ってんだろ!」
「うるせぇガキ!!!」
「むっかぁぁ!」
しかしそんな時だ。男の背後から見知った顔が声をかける。
「謝ってる女の子に対して許してやる広い心を持てよなぁ、」
「なんだ?テメェ」
「悟浄…!!」
「いーから☆痛い目見る前に帰ったら?」
「なんだテメェ」
「消えろってンだよ」
その一声で男達は怯み、去っていった。その街でも有名な柄の悪い男達だった事もあって、まわりの住人からは安堵の声も聞こえた。しかし、悟浄は心中穏やかではなかった。
「で、雅?その髪どうした?」
「あ…ちょっと…」
「大道芸の奴らの火が移って切られたんだよ!」
「悟空!!!」
「…切られたって…」
「大したこと無いよ、服に燃え移ったりやけどしないようにしてくれたんだし…」
「…まぁ、とりあえず、戻ろうぜ」
そう悟浄にも促され、三人で戻ることにしたのだった。
「まずは、自身の力のタイプと言いますか…それを把握しましょう」
「タイプ?」
「まぁ、性格…みたいなものですかね」
そういわれた雅。しかしそんな事を今まで一度も考えた事などなかった雅にしてみれば、どうしたら解るのさえ、解らなかった。
「あの、八戒……」
「はい?」
「私…全くそういうの解らないの……」
「どんな時に出るんでしたっけ?」
「昔は感情で色々変わるみたいだったけど、今は大分コントロール出来てきてる方だと思う…」
「そうですか、なら一度、見せて貰えると助かります」
そういいながら笑いかける八戒を前にして、雅はそっと両手を広げ、特に力を込めるわけでもないままに見つめていた。その時、ふわりと何色でもない光の玉らしきものが浮かび上がる。
「…なるほど」
「何か解ったの?八戒!」
「残念ながら雅、あなたは戦うことはできません。」
「…な…んで?」
突然八戒に突きつけられた言葉に雅はガツンと殴られるような感覚を覚えた。
「私…役に立たないって事かな…」
「…いえ?少なくとも僕の力、役にはたちます」
先程の戦うことは出来ないと言い放った八戒とは真逆に優しい表情で雅を見つめていた。
「あの…八戒…?どう言うこと?」
「解りやすい方法で実践してみますか?」
そういうと八戒はどこからとなく、ナイフを取り出し左腕にあてがうとスッと引いた。そこからは真っ赤な血が流れ出る。
「八戒!ッッなに…!」
「この傷に手を翳して?そしてどうなればいいか願ってみてください」
「そんな急に…!」
「騙されたと思って、ほら」
そう話してる最中にも八戒の腕からは血が止まらない。微かに震える手を翳して雅は言われた通りに願いを込めた。すると、見ている間に八戒の腕に作られた傷は消えていく。
「……な…にこれ…」
「ね、だから言ったでしょう。僕の力にはなると…今までは防護壁、戦い、治癒…全て僕一人でしたから。僕の負担は格段に軽くなる。恐らく『あの!』…はい?」
「なんで私の力が…治癒だって…解ったの?」
「気とでもいいますか、気配?」
「気配って…」
「感情によって力が変わる。そう言いましたよね?その割に見た瞬間に優しくて温かい感覚だった。だとしたら、回復かなぁって思っただけですよ」
「もし違ったら…治せなかったらとか…考えなかったの!?」
「まぁ、こう見えても一応それなりに人を見る目はある方なんです」
くすりと笑いながらも八戒は嬉しそうに何もなかったかの様な腕を見つめていた。そんな時だ。
「はっかぁぁい!みやびー!」
「おや、悟空。どうしました?」
「腹減ったぁ!」
「まだ昼食には早いんじゃないですか?」
「なら休憩しようぜ!みやびも疲れてるだろ!?」
「私はまだ出来るけど…始めたばっかだし。」
「ぶぅぅぅ…何か八戒が二人に増えたみたいだ…」
「クスクス、光栄ですね、雅と一緒だなんて」
「えっ…?!え…?」
「始めたばかりではありますが、三蔵に話しもありますし…雅、悟空と街でも散歩してきますか?」
「やったぁぁぁ!!!」
「はい、これ」
そう言って少しお金を貰い、雅は悟空と街に出ていった。それを見送った八戒はにこやかに三蔵の居る部屋へと向かっていく。
「おや、相変わらずですね」
「…雅と一緒じゃなかったのか?」
「彼女なら悟空と街に行かせました」
「…ハッ…力を使いこなせるようになる!ってほざいてた割に、か」
「いえ、彼女、十分な力の使い手ですよ?」
「…どう言うことだ」
「僕の左腕、変ですか?」
「何言ってやがる」
「彼女に治して貰いました」
「………なるほどな。だから結界も知らず知らずに張れたと言う訳か」
「察しが早くて助かります」
「力のコントロールは出来てるから、そのタイプの見極めだけだってことか」
「えぇ。彼女は気付いていなかった様なので。結界が張れて、父親を勢い余って殺してしまって、でもあの優しさと柔らかい光……光と闇、どちらが強いのかって思っていましたけど。僕らと出会うまでに雅が知らず知らずにしてきたトレーニングでコントロールはできてますし、根本の優しさがありますから。」
「……フン」
「貴方も解っているんでしょう?三蔵」
「…うるせぇよ」
そう短く答えながらも、バサリと新聞で隠した表情は優しく緩んでいた。
一方その頃の悟空と雅…
「なぁな!雅!これみて!うまそう!」
「悟空好きなの?」
「旨い食い物ならなんでも!!!」
「そっかぁ!!買ってく?」
「皆の分も要るかな?」
「まぁ、買ってこうよ!」
そう話しながらも色々と買い込んでいく悟空。そんな時だ。少し離れた所でワァッと歓声が起きた。
「何?」
「行ってみる?」
そうして両手一杯に袋を抱えた悟空と一緒に歓声のもとに向かった雅。そこでは大道芸をやっていた。
「う…わぁぁぁあ!私初めて見た!」
「うぇーおあ!!」
「?何?」
「……すげぇよねって話!」
「ん!」
キラキラと目を輝かせている雅。そんな雅を手招きする女性がいた。
「?何か雅呼ばれてる?」
「…そぉみたい…」
「……?」
呼ばれるままに雅は大道芸の女性の元へと向かった。すると、グイッと手を引かれ、大道芸の中へと引き込まれる。
「えっ…あの…!悟空…っ!」
「がんばれー!!!」
「そんな…えっ?」
そのままキョロキョロ見渡していると大男は酒瓶を咥えた。口一杯に含むと火を持ってぶわっと吹き出す。
「…きゃ!!!」
勢い良く前屈みになったせいか、長い髪は宙を舞う。その時だ。
「うわっ!!やばいぞ!」
「水!」
その言葉と同時に焦げ臭い匂いが鼻に付く。
「…え?」
「動かないで!」
そのぴしゃりと言い放つ女性の言葉で雅は一瞬動きが止まった。次の瞬間だ…
ザクッ……!
パラリと地面に栗毛色の髪が落ちていく。
「…ぇ?」
悟空も呆気に取られていた。その間に、雅の髪はざくりと切られ、大火事にならずにすんだものの、雅の長かった髪はやけに短くなっていた。
「…っ雅!」
「悟空…?」
「大丈夫?怪我は?」
「私は…大丈夫…」
「ごめんなさいね!皆さん、今日はお開きにさせて貰います!」
両手をあげ観客に挨拶をする女性は、直ぐ様雅の元にやってきた。
「ごめんなさい!まさか火がつくなんて…」
「あの…」
「それに女性の髪を切るなんて…本当に申し訳ない…」
そっと頭を撫でてみると、いつもあったはずの長さに髪はなく、顔回りにかかってきていた。
「あ…いいんです…逆に私のせいでお客様帰っちゃって…すみません」
「あの、これ…髪の代わりになんてならないですけど…」
そう言って女性が差し出したのはきれいな色の石が付いたネックレスだった。しかし雅は首を左右に振り、断りを入れたのだった。
「でも…!」
「要りません、私、大切にしたいものはもうありますし…それに髪だってまた伸びますし」
そう言って胸元にある三蔵に買って貰ったネックレスを握りしめた。
「雅…!」
「いいの、悟空、行こ?」
「でも…!」
「いいから…」
そう言いながら強引に悟空の手を引き、その場を離れていった。
「ちょ、待ってよ!雅!」
悟空の問いかけにも答える事無く、雅は俯きながらも歩いていく。
ドンッ!
不意に肩がぶつかった。災難が続くとはこう言うことだろう、見るからに柄の悪そうな男に絡まれた雅。
「なんだよ、お前!」
「ぁん?粋がってる姉ちゃんにガキかよ」
「ぶつかったのはそっちだろ?」
「ごめんなさい、急いでて…」
「急いで、なんて聞けるかよ」
「あの、すみません…」
「謝ってんだろ!」
「うるせぇガキ!!!」
「むっかぁぁ!」
しかしそんな時だ。男の背後から見知った顔が声をかける。
「謝ってる女の子に対して許してやる広い心を持てよなぁ、」
「なんだ?テメェ」
「悟浄…!!」
「いーから☆痛い目見る前に帰ったら?」
「なんだテメェ」
「消えろってンだよ」
その一声で男達は怯み、去っていった。その街でも有名な柄の悪い男達だった事もあって、まわりの住人からは安堵の声も聞こえた。しかし、悟浄は心中穏やかではなかった。
「で、雅?その髪どうした?」
「あ…ちょっと…」
「大道芸の奴らの火が移って切られたんだよ!」
「悟空!!!」
「…切られたって…」
「大したこと無いよ、服に燃え移ったりやけどしないようにしてくれたんだし…」
「…まぁ、とりあえず、戻ろうぜ」
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