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春の眠り猫はトロトロ蜂蜜がけになる

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 春福幸はるふくさちは、名前に春と幸せがついており、ぽわぽわとした幸せオーラを醸し出しているからか、受験シーズンには多くの人に拝まれる人生を送っている。
 
 みんなは、幸を見て拝んで幸せになろうとする。幸はみんなに与える側だ。何かを渡した覚えはないけれど。
 幸が何を思ってるとか、感じているかなんて拝んでくる人は気にしない。

 でも幼馴染の陽平といると幸は幸せになる。いっぱいいっぱい陽平の愛情を受け取る。陽平は幸が困らないように、幸せになるように考えて、態度と行動で示してくる。

 雛が初めてみた物を親と思うように、幸は陽平に絶対的信頼を置いている。



 陽平とお昼寝中。幸は陽平の腕を枕にしている。陽平の筋肉質の腕は太いので、仰向けに寝ると首がグキってなるので、横になって寝るのがマストだ。

 横になると、陽平の結構長いまつげとか、綺麗な鼻筋、形の良い薄い唇がみれてうっとりする。

 黒髪短髪で、前髪だけ目にかかるくらい長い。後ろからみるとうなじがセクシーで綺麗。
 
 眼福である。幸にとって幸せとは陽平なんである。

 初めての時、ギリシャ彫刻みたいに綺麗な陽平の裸を見て発情してしまった幸。

 そのせいか今でも陽平の体を見るだけで、ドキドキする。あの体がエッチの時、どれだけ幸を求めて動くか知っている。

 陽平がモゾモゾしてる幸に気付いて、頭を撫ぜて自分の胸元に押し付けてくる。まだ寝ろって合図だ。

 幸は陽平の服をつまむ。
 「陽平どうしよう。おれエッチな気分になっちゃった」

 陽平は目を閉じながら優しく薄く笑うと、ピンと、パンツ越しにも立ち上がっているのがわかる幸のペニスを指で弾く。
 「ひゃん」
 小さな衝撃でフルフル揺れる。

 陽平は優しいのに時々意地悪だ。弾くって。
 「ひどい」
 「何しても気持ちいいって、こないだ言ってたのに?」

 「だから困るっていったの!」唇を尖らして抗議する。
 「さーち」
 あ、ダメだ。なんか陽平のやる気スイッチ押したかも。瞼を開いた陽平の目が獣みたいに幸を見つめている。

 どこまで気持ちいいか、確かめる?

 何する気なの?

 おれのバカ、意地悪しますって顔の陽平がやんちゃでかわいいって胸キュンってしてるおれのバカ。

 幸の唇を急にガバッと防いで、甘くて激しいキスをしてくる。陽平の舌が甘い。甘さに酔ってしまう。

 長いキスの後、のしかかって来て、フーフーいってる陽平が雄の顔してるって、お腹の奥がジュワッてしてきたおれのバカ。

 体はすっかり期待に高揚してきて、何もしてないのに、ペニスからヌルヌルの液がでてきて、股間をしとどに濡らす。

 パンツを脱ぐ前に、濡れているところが色が濃くなっているのに気づかれる。
 「やらしいな。幸」優しく微笑みながら言うから、甘えたくなる。

 「ここ、幸の女の子のところもやらしいのでぐちょぐちょだ。何もしなくても入るかもね」
 
 「舐めたり触ったり・・して」
 「でも、ほらよく見せて」

 四つん這いで、膝を立てて、お尻を陽平に見せる姿勢にさせられる。
 パンツは、お尻が見える分しか降ろされない。
 「やっぱりもう、入れてって、おれの指チュチュしてる」
 陽平はおれのお尻のすぐ側であぐらをかいて覗きこんでいる。
 あてられた指を食んでいるのが自分でもわかる。いっそ入れてほしい。

 「恥ずかしいよ。見ないで」
 「でも幸のここはクパクパして、見てほしそう。それにやらしい匂いが、してる」

 一番恥ずかしい所を匂われておれは赤面する。

 羞恥にフルフル震えながら、顔を両手で隠す。その間も白いお尻が揺れている。

 「ほらどんどんやらしいのが出てきてるよ。早く入れてあげるね」
 ペニスからの愛液を救って、お尻の表面にだけ塗りたくる。
 「んふ」

 衝撃に変な声がでる。ドチュンと奥に当たる。何にもしてないのに、陽平のがぬるんって入ってきた。

 いつもよりきつい気がする。
 「ほら幸のここ、おれの形になってるからすぐに入る。おれだけの女の子だから、中から、ヌルヌルが出てるよ」

 そんなはずないのに、陽平に,そのまま後ろから抱えられて、背面座位で揺すられる。

 いつもなら、いっぱい前も触ってくれるのに、何にもしてくれない。触ってもらってないのに健気に立ち上がっている。

 揺らされながら.奥をグリグリ、ズホズボ攻められるとピュルピュル幸の前から何かが出てくる。

 おっぱいも触ってほしくて、きゅんきゅんしている。
 「触って」陽平を後ろ向きに見上げながら、乳首を引っ張る。

 おれを見て、陽平は明らかに陽平の陽平を大きくしたのに「だめ、今日はやらしい女の子のとこだけでいけるか見る」

 「なんで?」
 「こないだのお仕置きもまだだしね」

 「やだ、気持ちいいこともっとしてほしい」
 「わがまま幸。たまにはおれのいうこと聞いて」

 陽平は後ろから穿ちながら、
 「おれが危ないって言う人には絶対ついていっちゃだめだよ」
 「絶対ついていかない。こないだはわからなかっただけ」
 「知らない人にもついて行かない?」
 「いかないよ」

 「幸と友達になる人が減っちゃうかも知れないよ?」

 「それでもいい!」
 「いらない、陽平だけ、陽平だけいればいい!」
 幸が半泣きになりながら訴える。

 陽平は陽平の独占欲を至極満足させる返答に、薄く笑う。

 「ここ気持ちいい?」
 陽平は幸の腹の上から、ペニスが入っているところを押さえる。前立腺を外から当てられて、「ぁあ!」と幸が叫ぶ。

 陽平が手を離すと、刺激が薄くなり、幸が何回も息を吐く。

 「よーへー」
 また、お腹を押される。
 「んーん、んーん!!あ、あ、あーー」
 「さち、気持ちいい?」

 幸は無意識に腰を動かす。逃れようとしているのか、当てようとしているのか。

 「よーへー!」
 「あーあーあーあー」
 背中を仰け反り、陽平に支えながら長い絶頂を迎える。

 陽平もきつい締めと幸の媚態に、一緒にイってしまう。

 トロンとしたら幸と目があう。二人で求め合い、口付けあう。チュチュと啄みながら、

 陽平が甘い言葉をかけてくる。幸は中も外も蜂蜜をかけられたみたいにトロトロだ。

 「幸、幸がいなくなったら、おれもいなくなる」
 切ない声で陽平がいう。
 「陽平がいなくなるのはだめ!」
 「なら、危ないことに,ならないようにしてくれ」

 「わかった。陽平がいなくなるの嫌だ」
 「おれも幸がいなくなるのは嫌だ」

 陽平の切長の目から涙がこぼれ落ちる。ポロっとこぼれる涙は幸にだけ捧げる供物。甘い蜂蜜のような雫。幸の顔に降ってくる。

 幸は衝撃で目を見開いて、恍惚として受け入れる。陽平が泣くのは幸のためだけだ。どんなにきついトレーニングでも、何を言われても、泣いているのを見たことがない。

 「陽平!」
 「陽平、ごめん! 陽平ごめん。泣かないで。陽平だけが大事なんだ、他はいらない。もう決して誰にもついていかない、だから、泣かないで」
  
 幸がボロボロと陽平より泣きながら、陽平を抱きしめる。
 「幸」
 陽平の甘い囁きが、幸をトロトロにする。身も心もグズグズとろけてくる。甘い蜂蜜の陶酔が全身を支配する。


 「・・幸」
 二人で子供のように泣きあい、抱きしめあい、笑いあい、そして、何度も繋がった。

 「幸、意地悪してごめんね。いっぱい気持ち良くしてあげる」

 もう充分気持ち良かったのに、陽平のその言葉を聞くと、おっぱいとペニスとお腹の中が、キュンキュンとなる。

 いっぱい乳首も、お臍も、耳も舐めて甘噛みしてくれる。

 「気持ちいいよ」
 声が抑えられない。
 指を入れられながら、パクっとペニスをペロペロ、ロリロリされたら、我慢ができない。

 ペニスをこすりながら、お尻の大事なところを、舌でクパクパ出し入れされる。幸のかわいい乳首もクリクリする。

 「陽平」舌足らずな幸の声。
 入れてほしくて、自ら両足を抱えてあげて、股を開く。

 上気した顔でねだられたら、陽平もたまらず、ペニスで穴をグリグリして、幸の嬌声を楽しんだら、またズチョンと奥までいれる。
 「あー・・・ン、ン、ン」幸のトロトロも止まらない。

 大好きだよ。

 発した言葉は夢の中。二人は仲睦まじく抱きしめ合いながら、子供のように眠った。




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