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第92話 決着の代償
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いきなりクリアを襲ったそれらの正体は、宙に漂うエレメントをかなり雑に聖属性の力で結び付けて作り出した球のようなものだった。
無作為に弾丸のように打ち出されたそれらを、クリアは自分に害をなす部分だけ吸収し去り、残りはそのまま地面に打ち込まれた。
それ故に、派手に煙幕のような土煙がクリアを包んだのだ。
数は多いがあれしきの雑に構成された攻撃などクリアに通用しない事は向こうも分かりきっているはず。
ならば、視界を奪う事が目的かとクリアは推測した。
それは見事、的中し。
いつの間にかクリアを囲う様に散らばったのか、左右と背後より三つの属性の術式が迫り来る。
当然、それぞれが聖属性で強化されているだろう。
しかし、クリアは取り乱す事なく周囲に【不可視疑の一部】を展開し、受け止める体制を整える。
「全て受け止める気か? 愚かな、それが通用しないことは証明済だ!」
アークがクリアの対応に勝ち誇ったように叫んだ。
どうやら、今度こそ確実に目の敵である『ホルダー』を倒せると思ったのだろう。
そんなアークの言葉を特に気にする事も無く、クリアは呟くように切り札を解き放つ為の言葉を口にする。
「限定解除……開始」
その言葉を口にしても、大した変化は見られなかった——そもそもクリアの力は不可視ではあるが——ため、アークは何の疑いも持たずクリアへの攻撃を続行させてきた。
まさにクリアが周囲に展開した【不可視疑の一部】と『所有者』達の術式がぶつかった時だった。
「…………」
「…………」
アークは目の前の状況を理解できないのか言葉を失い。
クリアは予めわかりきっていた光景に別段何か改めて言葉を発する必要がないと何も言わず。
ほんの少しだが、場に静寂が訪れる。
もちろん比喩では無く。
炎や風、雷の音すら取り除かれて、一切の音がこの場から消え去ったような静寂だった。
静寂を破ったのは、自然に吹いた風の音だった。
クリアへは頭上からしかその風の音を感じ取ることはできなかったが。
「何でもかんでも聖属性で強化すれば【無属性】を無力化できると思っていたようだけど……見通しが甘いね」
壁にした【不可視疑の一部】を体にしまいつつクリアは言った。
単純に、しまわなければ声を届ける事ができないから。
「『ホルダー』はルーツの天敵なんでしょ? なら、もっと考えなきゃ」
まるでザ・クロに話すかのようにもはや敬語を使わずに。
クリアは口元だけで笑みを浮かべながらアークに言った。
「『ホルダー』としての自覚をしたと、そういうことか?」
「さて、なんのことやら」
アークの問いかけをとぼけるように返すクリアに、どうやら憤慨を覚えたようで。
アークは再び威力だけ見ればこの山を消し飛ばせる程の威力を持った術式を囲う様に配置された三人に行使させた。
まるで、現状を認めたくないと言わんばかりに。
「……エレメントと時間の無駄」
クリアがポツリと呟きながら、先程と同じく自分の周囲に【不可視疑の一部】を展開する。
術式はそれに触れ、先程と同じ結果を見せた。
その後、戦法を切り替えたのか、絶え間なく術式は繰り出され続けた。
クリアは動じる事も無く、それらを受け続ける。
何十回と繰り返され、既にクリアの周囲は術式により荒れた地と成り果てていた。
対して【不可視疑の一部】の内に存在しているクリアとその足元は始めと全く変わりもないままだった。
『これがお前の隠し球ってわけかァ。限定解除ねェ』
ザ・クロは後でクリアに付け加えて伝えてきた。
「これは、ルーツが勝てるわけがねェ」と。
——限定解除をした以上、負ける要素は皆無だ。でも、早く決着を着けないと。
足元から、無意識に【力】の一部が溢れ出始めた。
唯一無事だった足元の草花も、それに触れた途端この世からその姿を消してしまった。
「大人しく降参して回収されてくれないか。これ以上は完全に無意味だとわかっただろう」
「調子に乗るな、人間風情が……! 我がここまで来るのにどれほどの時間と力を注いで来たと思っている!」
怒りのままに、三人の術式に加え、先ほどの『雑な属性弾丸』とでも言うべきものをクリアにひたすらに打ち込んで来るが、クリアには何一つ届かず、先程からの光景を繰り返すのみだった。
「何故だ! 何故我が聖属性の力を持ってして貴様に届かぬ⁉︎ この短期間で一体何をしてきたと言うのだ貴様は⁉︎」
もはや敗者の咆哮にしか聞こえないアークの叫びは、クリアにはまともに届かなかった。
【不可視疑の一部】が声を吸収してしまい、クリアの耳まで届かないのだ。
——これ以上は、まずいかも……。
クリアは投降する気配を見せないアークにいつまでも付き合うつもりは無い。
そう伝える様に、壁状に出している【不可視疑の一部】からアークと他三人の方向へ向かって【力】を伸ばし、寸前の所でそれを止める。
「……さよならアーク。もし目覚める時が来るのなら、話くらいは聞いてあげるよ」
「貴様ぁ‼︎」
——今ならまだ、【力】の分別はつくはず。
その思いを最後に、クリアは四人の体を球体で覆う様に【力】を広げる。
「限定解除……停止」
クリアがそう言うと同時に、逃げ場のない四人全てを一気に包むと、彼らをルーツごと【吸収】した。
なんとも呆気ない幕引きに、クリアは一つため息を吐き、ザ・クロは何も言えず。
しかし、ザ・クロを感じる位置から新たに四つのルーツの存在を感じると、クリアは一先ずアークとの決戦に決着を着けられたことを実感した。
……しかし、問題はここからだった。
「早く……四人を出さないと……」
限定解除。
あの日クリアが見せた【無属性】本来の力を全て解放する行為である。
あの日から必死に積み上げてきた力のコントロールをする努力を無にする代わりに、無作為に力に触れたもの全てを吸収し去るようになる。
代わりに【分析】の過程を無視するために一度この状態で吸収したものは例外なく再構築できない。
故にルーツと共にレッド達を吸収する際に一時的に限定解除を止めてからいつも通りに吸収したのだが。
問題はその後始末だと、クリアは考えていた。
あの時より、より強化されたこの力を一度解放してしまったならば、そう易々とは元通りになるとは思っていなかった。
その証拠に、クリアの足元は勝手に溢れ出た力で次々と吸収され続けている。
クリアは迷わず無意識に徐々に溢れ出る力に妨害されながらも、四人を自分より少し離れた場所に再構成した。
——多少の違和感は許してくださいね、レッドさん。
「……くうっ!」
徐々に失われていく自分の意識をなんとか保ちながら、クリアは一つの術式を口にする。
「【次元移動の引き金】!」
幸い、術式に使える間属性のエレメントは周りに無くとも体の中に沢山あるので問題は無く。
【次元移動の引き金】によって、その場より四人は意識を失ったままいつもの場所へとその姿を消した。
——さて……と……っ!
一時的には限定解除を停止させたが、一度解放した代償は余りにも……大きすぎた。
その日、この場所のクレーターは二つとなった。
無作為に弾丸のように打ち出されたそれらを、クリアは自分に害をなす部分だけ吸収し去り、残りはそのまま地面に打ち込まれた。
それ故に、派手に煙幕のような土煙がクリアを包んだのだ。
数は多いがあれしきの雑に構成された攻撃などクリアに通用しない事は向こうも分かりきっているはず。
ならば、視界を奪う事が目的かとクリアは推測した。
それは見事、的中し。
いつの間にかクリアを囲う様に散らばったのか、左右と背後より三つの属性の術式が迫り来る。
当然、それぞれが聖属性で強化されているだろう。
しかし、クリアは取り乱す事なく周囲に【不可視疑の一部】を展開し、受け止める体制を整える。
「全て受け止める気か? 愚かな、それが通用しないことは証明済だ!」
アークがクリアの対応に勝ち誇ったように叫んだ。
どうやら、今度こそ確実に目の敵である『ホルダー』を倒せると思ったのだろう。
そんなアークの言葉を特に気にする事も無く、クリアは呟くように切り札を解き放つ為の言葉を口にする。
「限定解除……開始」
その言葉を口にしても、大した変化は見られなかった——そもそもクリアの力は不可視ではあるが——ため、アークは何の疑いも持たずクリアへの攻撃を続行させてきた。
まさにクリアが周囲に展開した【不可視疑の一部】と『所有者』達の術式がぶつかった時だった。
「…………」
「…………」
アークは目の前の状況を理解できないのか言葉を失い。
クリアは予めわかりきっていた光景に別段何か改めて言葉を発する必要がないと何も言わず。
ほんの少しだが、場に静寂が訪れる。
もちろん比喩では無く。
炎や風、雷の音すら取り除かれて、一切の音がこの場から消え去ったような静寂だった。
静寂を破ったのは、自然に吹いた風の音だった。
クリアへは頭上からしかその風の音を感じ取ることはできなかったが。
「何でもかんでも聖属性で強化すれば【無属性】を無力化できると思っていたようだけど……見通しが甘いね」
壁にした【不可視疑の一部】を体にしまいつつクリアは言った。
単純に、しまわなければ声を届ける事ができないから。
「『ホルダー』はルーツの天敵なんでしょ? なら、もっと考えなきゃ」
まるでザ・クロに話すかのようにもはや敬語を使わずに。
クリアは口元だけで笑みを浮かべながらアークに言った。
「『ホルダー』としての自覚をしたと、そういうことか?」
「さて、なんのことやら」
アークの問いかけをとぼけるように返すクリアに、どうやら憤慨を覚えたようで。
アークは再び威力だけ見ればこの山を消し飛ばせる程の威力を持った術式を囲う様に配置された三人に行使させた。
まるで、現状を認めたくないと言わんばかりに。
「……エレメントと時間の無駄」
クリアがポツリと呟きながら、先程と同じく自分の周囲に【不可視疑の一部】を展開する。
術式はそれに触れ、先程と同じ結果を見せた。
その後、戦法を切り替えたのか、絶え間なく術式は繰り出され続けた。
クリアは動じる事も無く、それらを受け続ける。
何十回と繰り返され、既にクリアの周囲は術式により荒れた地と成り果てていた。
対して【不可視疑の一部】の内に存在しているクリアとその足元は始めと全く変わりもないままだった。
『これがお前の隠し球ってわけかァ。限定解除ねェ』
ザ・クロは後でクリアに付け加えて伝えてきた。
「これは、ルーツが勝てるわけがねェ」と。
——限定解除をした以上、負ける要素は皆無だ。でも、早く決着を着けないと。
足元から、無意識に【力】の一部が溢れ出始めた。
唯一無事だった足元の草花も、それに触れた途端この世からその姿を消してしまった。
「大人しく降参して回収されてくれないか。これ以上は完全に無意味だとわかっただろう」
「調子に乗るな、人間風情が……! 我がここまで来るのにどれほどの時間と力を注いで来たと思っている!」
怒りのままに、三人の術式に加え、先ほどの『雑な属性弾丸』とでも言うべきものをクリアにひたすらに打ち込んで来るが、クリアには何一つ届かず、先程からの光景を繰り返すのみだった。
「何故だ! 何故我が聖属性の力を持ってして貴様に届かぬ⁉︎ この短期間で一体何をしてきたと言うのだ貴様は⁉︎」
もはや敗者の咆哮にしか聞こえないアークの叫びは、クリアにはまともに届かなかった。
【不可視疑の一部】が声を吸収してしまい、クリアの耳まで届かないのだ。
——これ以上は、まずいかも……。
クリアは投降する気配を見せないアークにいつまでも付き合うつもりは無い。
そう伝える様に、壁状に出している【不可視疑の一部】からアークと他三人の方向へ向かって【力】を伸ばし、寸前の所でそれを止める。
「……さよならアーク。もし目覚める時が来るのなら、話くらいは聞いてあげるよ」
「貴様ぁ‼︎」
——今ならまだ、【力】の分別はつくはず。
その思いを最後に、クリアは四人の体を球体で覆う様に【力】を広げる。
「限定解除……停止」
クリアがそう言うと同時に、逃げ場のない四人全てを一気に包むと、彼らをルーツごと【吸収】した。
なんとも呆気ない幕引きに、クリアは一つため息を吐き、ザ・クロは何も言えず。
しかし、ザ・クロを感じる位置から新たに四つのルーツの存在を感じると、クリアは一先ずアークとの決戦に決着を着けられたことを実感した。
……しかし、問題はここからだった。
「早く……四人を出さないと……」
限定解除。
あの日クリアが見せた【無属性】本来の力を全て解放する行為である。
あの日から必死に積み上げてきた力のコントロールをする努力を無にする代わりに、無作為に力に触れたもの全てを吸収し去るようになる。
代わりに【分析】の過程を無視するために一度この状態で吸収したものは例外なく再構築できない。
故にルーツと共にレッド達を吸収する際に一時的に限定解除を止めてからいつも通りに吸収したのだが。
問題はその後始末だと、クリアは考えていた。
あの時より、より強化されたこの力を一度解放してしまったならば、そう易々とは元通りになるとは思っていなかった。
その証拠に、クリアの足元は勝手に溢れ出た力で次々と吸収され続けている。
クリアは迷わず無意識に徐々に溢れ出る力に妨害されながらも、四人を自分より少し離れた場所に再構成した。
——多少の違和感は許してくださいね、レッドさん。
「……くうっ!」
徐々に失われていく自分の意識をなんとか保ちながら、クリアは一つの術式を口にする。
「【次元移動の引き金】!」
幸い、術式に使える間属性のエレメントは周りに無くとも体の中に沢山あるので問題は無く。
【次元移動の引き金】によって、その場より四人は意識を失ったままいつもの場所へとその姿を消した。
——さて……と……っ!
一時的には限定解除を停止させたが、一度解放した代償は余りにも……大きすぎた。
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