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シュガーアンドブラック
しおりを挟む庭 洗濯物とりこむなかみつけたアゲハ蝶
庭 かつてボール遊びしてた君
君が産まれたのは暑い秋の始まり
体感と暦があってなくても
君が笑えば救われたの
道 落ち葉舞わせる木枯らし
道 たくさんの花が眠りについている
君が生まれて十年
月一で会う土曜日
君は私の知らない間に大きくなっていく
大人に近づいた君の笑顔
そのなかに赤ちゃんのときの面影を求めながら
エスプレッソを飲む
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