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第二章 事件だらけのケモナー
ケルンと俺が欲しかったもの
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光が花火のように、開いた。
それと同時に、風が吹き抜ける。
男達が、ばたばたと倒れた。
時が動き出したようだ。
「あ!あの子!」
横たわったままの、元蛇の子供のそばに、駆け寄る。抱き起そうとするが、非力なケルンには、無理だった。上手く抱き起せないので、隣に座って覗き込む。
呼吸をちゃんとしているし、ぱっと見たところ、怪我もなくなっている。
「すごいねー蛇じゃなくなったねー」
ああ。だけど、今までにないほど疲れたんだが…魔力使いすぎたかな?『オープンカード』を使ってみてくれるか?
「わかったー。精霊様、お願いします!『オープンカード』…おー!出たよー!」
へー自分で出すとこんな感じなんだ。どれどれ。
トランプほどの小さなカードが一枚手元に現れると、文字が浮かんでくる。
・ケルン・ディエル・フェスマルク 種族 人間種(混血) 年齢 六歳 フェスマルク家嫡男。
・体力 二十二/二十五・筋力 十・俊敏 二十
・魔力(偽) 五千(精霊により固定表示)・魔力(真)千極/那由他
・使用可能魔法 ・基礎治癒魔法(無)・基礎無属性魔法 ・基礎属性魔法(火水土風光)
・保有スキル ・『造物』・『身体強化』・『魔法同化』
・加護 『ボージィンの同好者』 『精霊の保護対象』(精霊により秘匿)
・称号 『(精霊により秘匿)』『世界をモフる者』
な、なんじゃこりゃー!
体力は怪我で減っているのはわかるけど、魔力値がおかしい!なんだ、減って千極って!まず、千極なんて単位日常じゃ使わないぞ!
あと、なにか称号もらってるけど、一つは読めないし、もう一つはなんだよ!『世界をモフル者』って!ちょっと無駄にかっこいいじゃねぇか。
「えーこれってかっこいいの?」
いや、あの…八年後ぐらいにすげぇ心にくると思うぞ。
「おー八年?とおいねぇー」
しかし、こんなに詳しく出るんだな。上手く隠せるかな?称号消えろー。称号見えなくなれー。
「あれ?ここなくなってくよ?」
…マジか。これでいいのか。今度から人に見せるときは俺が選んだのを見せるようにするか。
「ん…んー…」
おっと目を覚ましそうだ。
うっすらと目を開けるが焦点が定まっていない。
「大丈夫?どこも、痛くない?」
ケルンが優しく声をかけると、視線をケルンに向ける。
瞬きをして、次第に意識が戻っていくようだ。おー。やっぱり綺麗な翡翠みたいな瞳だな。
「君は…っ!早く逃げ…!…えっ?」
ケルンがまだいることに気づいて、逃げるように、いおうとして、自分に手があることに驚いたようだ。まぁ、蛇に手はないしな。手をみて、体を触り、自分の顔を触る。
崩れるかもって具合に、力強く触っているが、上手く定着しているようだな。
「なんだ、これ…」
「内緒にしてね!君は人間になったんだよ!」
「俺が…人間に…」
詳しく教えようかとも思ったけど、あんまり教えない方がいいよな。
あのなんだか軽いおねぇさんが、困るといって撃った魔法…どんな効果かはわからないが、ぞわってしたからな…できれば、受けたくないし、この子も受けさせたくない。
広まらなかったらいいってことだろうしな。
「ねぇ、名前はなんていうの?僕はね、ケルンっていうんだー」
自己紹介をしながら、握手をする。礼儀作法はしっかりとしないとな。
とはいえ、この子は知らないかもしれないけどな。蛇…というか魔物に礼儀作法とかあるのか?
「俺には名前はない…ミズヴェルドっていわれてただけ」
首をかしげながら、手の甲を掴んでの握手となった。
名前がないのか…魔物って、固体名が存在しないのか?意識や知能はあるようなのに。名前という概念がないのかもしれないな。
「そっかぁ…あ!そうだ!」
この子の姿を決めた要因でもあるのだが、絵本にでてくる騎士みたいなんだよな。中性的で、瞳が澄んでて…かっこよかった人物だったのだ。
「物語の騎士様みたいだから、ミルデイって、名前はどうかな?」
「ミル、デイ…?」
「蛇の盾を持っててね、怖い人達から、弱い人達を守る勇気の騎士の名前!」
何より、ケルンを庇って、助けようとしてくれた姿が、物語の騎士そのままだった。
今思うと、たぶん、あの蛇の盾は、ミズヴェルドをモチーフにしているんだろうな。
恐怖すら飲み込む蛇騎士。国ぐらい大きな蛇なら、恐怖どころか、色んな物を飲み込めそうだ。
「僕を守ってくれた君は、あの騎士様みたいだったよー!ミルデイ!」
「ケルン…様…」
今度はケルンがちゃんとした握手でミルディの手を握る。
ぎゅっと手を握られた。ちょっと、ドキドキするじゃないか。まっすぐ見ないでくれよ。
女の子だったらすごい美人だったろうにな。
「様はよしてよ!僕達、友達になったんだから!」
人から様付けとか。リンメギン王でお腹いっぱいだ。
「ですが、俺は貴方に従いたい…」
ミルディは頭をたれて、視線を見上げるようにして俺を見る。蛇のときの習慣かな?どういう意味かはわからないが…なんか求めていた言葉じゃないな。
え?友達になってくれるんじゃないの!ってケルンも思っているし、俺としてもこの人生初の同年代の友達!って淡い期待をだな…寂しいぞ…俺たち。
とにかく、どういうことか聞いておくのがいい。
「従うって?」
「俺は帰る場所も家族もいない…どうせ死んでたんだ。貴方に、俺の全てを捧げる」
そっか…親は殺されたし、住処もなくなったのか…一人ぼっちは嫌だよな。
ミルデイは、膝をついて、頭をさげ、ケルンの手を自分の眉間に当てる。
「俺の主になってください」
ケルンとしても、俺としても…友達なら大歓迎なんだけどな。でも、行くあてか…一応提案してみるか。
ケルン。とりあえず雇うのはどうだ?
「んー…そうだねー…だったらね、うちの執事になる?そんでね、お屋敷だと、僕のことをねーみんな坊っちゃまっていうから、坊っちゃまでいいよ。でも、そのうち、ケルンって呼んでね!」
「わかりました…坊っちゃま」
二人で笑いあって、立ち上がった。座っていてもいいけど、いつ男たちが目覚めるか、わからないからな。
まぁ、もう一つ原因があるんだけどな。
「あ、そうだ!ミルディー」
「何でしょうか?坊っちゃま?」
くすぐったいなー。その言われ方。何でだろ。美少女顔だからか?なんだ照れてしまったぞ。ケルンが。
でも、まずは、大事なことを聞かないと。
「ミルディは力持ち?」
「たぶん、坊っちゃまぐらいなら、何人でも乗せれますが」
そういって、察してくれたのか、背負ってくれる。
た、助かった。実は、動こうとして、足が動かなかったのだ。
「よかったー…もう、疲れちゃったんだ…」
初めて魔法を使ったからかな…俺も情報の処理速度が、かなり遅くなっている。疲労度数がこんなにもあがるのか…魔法って大変なんだな。
まぁ、見たことない量を使ったんだ。でも千極も残っているのか…いや、実感がこうついてこない数字だな、ほんと。
「どちらに行かれますか?」
ケルンを背負ったミルデイが聞いてくるので、帰り道を指さす。それぐらいなら、まだ動ける。
「家に帰るよ!僕達の家だよー!ミルディ!」
友達できたら、連れてきてもいいって、母様が許してくれていたし、問題はないな!
「はい、坊っちゃま」
ちょっと、ほほを赤くしないで。開けちゃいけない扉が開きかけた。
ケルンはノーマルなのに。
将来ケモナーだけど。
ただ、この背中の暖かさは、守れてよかったと思う。
初めての友達ができたことを、早く報告しよう!
あれ…大事なことを忘れているような…うーん。疲れて頭が回らない…なんだっけ?大事な…なにかを。
まぁ、帰れば思い出すか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
台風が接近しているのに、引っ越しとその片付けという素敵な日でした。
仕事をして引っ越し作業をしてというハードでした。
もう二度としたくないです。
ブックマークがまたも増えていて、作者のやる気がぎゅんぎゅんです。
もう少しで二百人いけるかな?って少し期待していたりします。
この章はもう少し続いて。裏話をちょろちょろ書いた後に、ヒロインが出せます。
サブヒロインはもう出たんですがね。
それはまた章の終わりの人物紹介でご紹介ということで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
明日も更新しますのでぜひ。
それと同時に、風が吹き抜ける。
男達が、ばたばたと倒れた。
時が動き出したようだ。
「あ!あの子!」
横たわったままの、元蛇の子供のそばに、駆け寄る。抱き起そうとするが、非力なケルンには、無理だった。上手く抱き起せないので、隣に座って覗き込む。
呼吸をちゃんとしているし、ぱっと見たところ、怪我もなくなっている。
「すごいねー蛇じゃなくなったねー」
ああ。だけど、今までにないほど疲れたんだが…魔力使いすぎたかな?『オープンカード』を使ってみてくれるか?
「わかったー。精霊様、お願いします!『オープンカード』…おー!出たよー!」
へー自分で出すとこんな感じなんだ。どれどれ。
トランプほどの小さなカードが一枚手元に現れると、文字が浮かんでくる。
・ケルン・ディエル・フェスマルク 種族 人間種(混血) 年齢 六歳 フェスマルク家嫡男。
・体力 二十二/二十五・筋力 十・俊敏 二十
・魔力(偽) 五千(精霊により固定表示)・魔力(真)千極/那由他
・使用可能魔法 ・基礎治癒魔法(無)・基礎無属性魔法 ・基礎属性魔法(火水土風光)
・保有スキル ・『造物』・『身体強化』・『魔法同化』
・加護 『ボージィンの同好者』 『精霊の保護対象』(精霊により秘匿)
・称号 『(精霊により秘匿)』『世界をモフる者』
な、なんじゃこりゃー!
体力は怪我で減っているのはわかるけど、魔力値がおかしい!なんだ、減って千極って!まず、千極なんて単位日常じゃ使わないぞ!
あと、なにか称号もらってるけど、一つは読めないし、もう一つはなんだよ!『世界をモフル者』って!ちょっと無駄にかっこいいじゃねぇか。
「えーこれってかっこいいの?」
いや、あの…八年後ぐらいにすげぇ心にくると思うぞ。
「おー八年?とおいねぇー」
しかし、こんなに詳しく出るんだな。上手く隠せるかな?称号消えろー。称号見えなくなれー。
「あれ?ここなくなってくよ?」
…マジか。これでいいのか。今度から人に見せるときは俺が選んだのを見せるようにするか。
「ん…んー…」
おっと目を覚ましそうだ。
うっすらと目を開けるが焦点が定まっていない。
「大丈夫?どこも、痛くない?」
ケルンが優しく声をかけると、視線をケルンに向ける。
瞬きをして、次第に意識が戻っていくようだ。おー。やっぱり綺麗な翡翠みたいな瞳だな。
「君は…っ!早く逃げ…!…えっ?」
ケルンがまだいることに気づいて、逃げるように、いおうとして、自分に手があることに驚いたようだ。まぁ、蛇に手はないしな。手をみて、体を触り、自分の顔を触る。
崩れるかもって具合に、力強く触っているが、上手く定着しているようだな。
「なんだ、これ…」
「内緒にしてね!君は人間になったんだよ!」
「俺が…人間に…」
詳しく教えようかとも思ったけど、あんまり教えない方がいいよな。
あのなんだか軽いおねぇさんが、困るといって撃った魔法…どんな効果かはわからないが、ぞわってしたからな…できれば、受けたくないし、この子も受けさせたくない。
広まらなかったらいいってことだろうしな。
「ねぇ、名前はなんていうの?僕はね、ケルンっていうんだー」
自己紹介をしながら、握手をする。礼儀作法はしっかりとしないとな。
とはいえ、この子は知らないかもしれないけどな。蛇…というか魔物に礼儀作法とかあるのか?
「俺には名前はない…ミズヴェルドっていわれてただけ」
首をかしげながら、手の甲を掴んでの握手となった。
名前がないのか…魔物って、固体名が存在しないのか?意識や知能はあるようなのに。名前という概念がないのかもしれないな。
「そっかぁ…あ!そうだ!」
この子の姿を決めた要因でもあるのだが、絵本にでてくる騎士みたいなんだよな。中性的で、瞳が澄んでて…かっこよかった人物だったのだ。
「物語の騎士様みたいだから、ミルデイって、名前はどうかな?」
「ミル、デイ…?」
「蛇の盾を持っててね、怖い人達から、弱い人達を守る勇気の騎士の名前!」
何より、ケルンを庇って、助けようとしてくれた姿が、物語の騎士そのままだった。
今思うと、たぶん、あの蛇の盾は、ミズヴェルドをモチーフにしているんだろうな。
恐怖すら飲み込む蛇騎士。国ぐらい大きな蛇なら、恐怖どころか、色んな物を飲み込めそうだ。
「僕を守ってくれた君は、あの騎士様みたいだったよー!ミルデイ!」
「ケルン…様…」
今度はケルンがちゃんとした握手でミルディの手を握る。
ぎゅっと手を握られた。ちょっと、ドキドキするじゃないか。まっすぐ見ないでくれよ。
女の子だったらすごい美人だったろうにな。
「様はよしてよ!僕達、友達になったんだから!」
人から様付けとか。リンメギン王でお腹いっぱいだ。
「ですが、俺は貴方に従いたい…」
ミルディは頭をたれて、視線を見上げるようにして俺を見る。蛇のときの習慣かな?どういう意味かはわからないが…なんか求めていた言葉じゃないな。
え?友達になってくれるんじゃないの!ってケルンも思っているし、俺としてもこの人生初の同年代の友達!って淡い期待をだな…寂しいぞ…俺たち。
とにかく、どういうことか聞いておくのがいい。
「従うって?」
「俺は帰る場所も家族もいない…どうせ死んでたんだ。貴方に、俺の全てを捧げる」
そっか…親は殺されたし、住処もなくなったのか…一人ぼっちは嫌だよな。
ミルデイは、膝をついて、頭をさげ、ケルンの手を自分の眉間に当てる。
「俺の主になってください」
ケルンとしても、俺としても…友達なら大歓迎なんだけどな。でも、行くあてか…一応提案してみるか。
ケルン。とりあえず雇うのはどうだ?
「んー…そうだねー…だったらね、うちの執事になる?そんでね、お屋敷だと、僕のことをねーみんな坊っちゃまっていうから、坊っちゃまでいいよ。でも、そのうち、ケルンって呼んでね!」
「わかりました…坊っちゃま」
二人で笑いあって、立ち上がった。座っていてもいいけど、いつ男たちが目覚めるか、わからないからな。
まぁ、もう一つ原因があるんだけどな。
「あ、そうだ!ミルディー」
「何でしょうか?坊っちゃま?」
くすぐったいなー。その言われ方。何でだろ。美少女顔だからか?なんだ照れてしまったぞ。ケルンが。
でも、まずは、大事なことを聞かないと。
「ミルディは力持ち?」
「たぶん、坊っちゃまぐらいなら、何人でも乗せれますが」
そういって、察してくれたのか、背負ってくれる。
た、助かった。実は、動こうとして、足が動かなかったのだ。
「よかったー…もう、疲れちゃったんだ…」
初めて魔法を使ったからかな…俺も情報の処理速度が、かなり遅くなっている。疲労度数がこんなにもあがるのか…魔法って大変なんだな。
まぁ、見たことない量を使ったんだ。でも千極も残っているのか…いや、実感がこうついてこない数字だな、ほんと。
「どちらに行かれますか?」
ケルンを背負ったミルデイが聞いてくるので、帰り道を指さす。それぐらいなら、まだ動ける。
「家に帰るよ!僕達の家だよー!ミルディ!」
友達できたら、連れてきてもいいって、母様が許してくれていたし、問題はないな!
「はい、坊っちゃま」
ちょっと、ほほを赤くしないで。開けちゃいけない扉が開きかけた。
ケルンはノーマルなのに。
将来ケモナーだけど。
ただ、この背中の暖かさは、守れてよかったと思う。
初めての友達ができたことを、早く報告しよう!
あれ…大事なことを忘れているような…うーん。疲れて頭が回らない…なんだっけ?大事な…なにかを。
まぁ、帰れば思い出すか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
台風が接近しているのに、引っ越しとその片付けという素敵な日でした。
仕事をして引っ越し作業をしてというハードでした。
もう二度としたくないです。
ブックマークがまたも増えていて、作者のやる気がぎゅんぎゅんです。
もう少しで二百人いけるかな?って少し期待していたりします。
この章はもう少し続いて。裏話をちょろちょろ書いた後に、ヒロインが出せます。
サブヒロインはもう出たんですがね。
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