11 / 11
間話・タイムトリップの真実(裏設定) ②
しおりを挟む
1940年、日本列島は不条理な運命をたどった。
突然、地球でないどこかに転送されたのだ。
やがて長い時間をかけて宇宙に進出。
地球を発見した。
彼らは地球侵略を開始する。母星へ帰還するために。
アメリカ・ホワイトハウス。
副大統領を除く全てのスタッフが招集されていた。
「日本との連絡が途絶した?」大統領は怪訝な顔で問い返した。
「はい。在日米軍との連絡も不可能です。」
そこへNASAからの報告がある。
「宇宙ステーションからの連絡なのですが・・・。」報告にきたスタッフは躊躇した。
本当にこの馬鹿げたことを言っていいのかと。
「どうしたのかね?」
「・・・・日本列島が消失しました。」
「は?」
一同、?である。
「日本列島があった位置には海しかありません。」
「は?」
「それから、地球と月の間に多数の未確認飛行物体が・・・。」
それは本当にあっという間だった。戦闘機類の電子機器が破壊され発着出来なくなり、まずは制空権が奪われた。
その上で異星人の艦隊は皇帝の名の下に全地球的に宣戦布告した。
12時間以内に降伏せよと。
当然、米露中国といった地球の主要国は激怒、緊急安保理を招集し、その謎の異星人に対し断固として戦うことを採択した。
もはや、北朝鮮みたいな弱小厨二国家をつつく余裕はすでに存在しない。
全世界で同時に核攻撃を含む反攻作戦が行われた。
それを異星人は一蹴、見せしめにショーを開催したのである。
そのショーとは、月の破壊だった。
彼らは一撃で月を消滅させたのである。
地球の4分の1ほどの巨大な衛星を。
逆に言えば地球を破壊することなど造作も無いことを知らしめているのだ。
その攻撃で1969年のアポロ計画で送り込まれた宇宙船は、文字通り残骸となって宇宙のただの塵になってしまったのだ。
・・・それで地球人の心は折れた。
その日をもって、地球は謎の異星人帝国に属国として組み込まれることになった。
永遠に。
その後、異星人の地球占領軍が旭日旗を軍旗に掲げていたことから、地球人はようやく彼らの正体を知ることになる。
ある未来の悲劇だった。
突然、地球でないどこかに転送されたのだ。
やがて長い時間をかけて宇宙に進出。
地球を発見した。
彼らは地球侵略を開始する。母星へ帰還するために。
アメリカ・ホワイトハウス。
副大統領を除く全てのスタッフが招集されていた。
「日本との連絡が途絶した?」大統領は怪訝な顔で問い返した。
「はい。在日米軍との連絡も不可能です。」
そこへNASAからの報告がある。
「宇宙ステーションからの連絡なのですが・・・。」報告にきたスタッフは躊躇した。
本当にこの馬鹿げたことを言っていいのかと。
「どうしたのかね?」
「・・・・日本列島が消失しました。」
「は?」
一同、?である。
「日本列島があった位置には海しかありません。」
「は?」
「それから、地球と月の間に多数の未確認飛行物体が・・・。」
それは本当にあっという間だった。戦闘機類の電子機器が破壊され発着出来なくなり、まずは制空権が奪われた。
その上で異星人の艦隊は皇帝の名の下に全地球的に宣戦布告した。
12時間以内に降伏せよと。
当然、米露中国といった地球の主要国は激怒、緊急安保理を招集し、その謎の異星人に対し断固として戦うことを採択した。
もはや、北朝鮮みたいな弱小厨二国家をつつく余裕はすでに存在しない。
全世界で同時に核攻撃を含む反攻作戦が行われた。
それを異星人は一蹴、見せしめにショーを開催したのである。
そのショーとは、月の破壊だった。
彼らは一撃で月を消滅させたのである。
地球の4分の1ほどの巨大な衛星を。
逆に言えば地球を破壊することなど造作も無いことを知らしめているのだ。
その攻撃で1969年のアポロ計画で送り込まれた宇宙船は、文字通り残骸となって宇宙のただの塵になってしまったのだ。
・・・それで地球人の心は折れた。
その日をもって、地球は謎の異星人帝国に属国として組み込まれることになった。
永遠に。
その後、異星人の地球占領軍が旭日旗を軍旗に掲げていたことから、地球人はようやく彼らの正体を知ることになる。
ある未来の悲劇だった。
1
お気に入りに追加
35
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
めっちゃおもしろいです!
続きでるとうれしいです!
感想ありがとうございます。
というか、時系列的にはまだ真珠湾攻撃前ですね。
となるとあの戦艦や空母も無傷ってことに・・・・・!?
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。