3 / 11
2,聯合艦隊の帰還 ①
しおりを挟む
F-15はその戦艦大和らしい船に接近していった。
「!!」見ると46サンチ主砲らしいものが回頭している。
やばさを感じたパイロットは司令部に報告した。
「主砲が回頭しています。どうしますか?」
「何だと?」
その時、主砲の一門が火を噴いた。
「大和発砲!」
戦闘機は余裕で躱した。
大和の主砲の初速は音速である。
超音速戦闘を行うF-15にとっては止まってるような物なのだ。
「発砲したということは、あの大和はハリボテじゃないですね。丸川1佐。」
パイロットは興奮していた。
まさかあの戦艦大和から46サンチ砲を食らうとは。
今夜呑む酒はうまそうだ。
「しかし大和は70年前に九州沖で沈んでいるのだぞ?」
そうなのだ。
終戦間際に大和は沖縄特攻をやろうとして九州沖で撃沈された。
それゆえその悲劇性が愛され、さまざまな話が作られることになる。
「どこに向かうか分かるか?」
「・・・呉でしょうな。呉海軍工廠で大和は生まれましたから。」
「対地艦砲射撃をすると思うか?」
「仮にあの大和が本物ならするはずがないでしょう。」
「俺もそう思う。」
その時、レーダーにイージスの識別信号を出す反応が現れた。
「イージス艦が来ました。」
「そうか。支援を送る。継続して監視せよ。」
「了解。」
緊急地震速報が流れたからと言って必ず地震があるわけじゃ無い。
外れる場合も当然あるのだ。
近年の例で言えば、平成28年の熊本地震でも外れている。
「驚かせやがって・・・・。」
木村洋介はようやく、イスに座れた。
「え?」パソコンの表示はDNSエラーとなってる。
「ネットが落ちてるのか?」
何気なく外を見ると、馬鹿でかい船が航行していた。
「・・・え?」
それは、写真とかで良く見る物だった。
彼自身も行ったことがあるが、呉の記念館には馬鹿でかい模型もある。
彼は双眼鏡でそれを見た。
「・・・・大和・・・・・。」
ちなみにもちろん宇宙戦艦の方ではない。
旧大日本帝国海軍のアレである。
「それに長門・・・・。」
大和もあり得ないが長門もここにいること自体があり得ない。
戦後、長門はクロスロード作戦により水爆実験の標的艦となって、人知れず沈んだ。
彼は某艦隊女性化コレクションゲームのおかげで史実というものも調べたことがあるのだ。
そして特徴的な艦橋の戦艦も見た。
「扶桑。」
扶桑は建築基準法に真っ向からケンカを売ってるような容姿の艦橋をもっている。
そのせいか、特に海外のマニアから人気があった。
「!!」見ると46サンチ主砲らしいものが回頭している。
やばさを感じたパイロットは司令部に報告した。
「主砲が回頭しています。どうしますか?」
「何だと?」
その時、主砲の一門が火を噴いた。
「大和発砲!」
戦闘機は余裕で躱した。
大和の主砲の初速は音速である。
超音速戦闘を行うF-15にとっては止まってるような物なのだ。
「発砲したということは、あの大和はハリボテじゃないですね。丸川1佐。」
パイロットは興奮していた。
まさかあの戦艦大和から46サンチ砲を食らうとは。
今夜呑む酒はうまそうだ。
「しかし大和は70年前に九州沖で沈んでいるのだぞ?」
そうなのだ。
終戦間際に大和は沖縄特攻をやろうとして九州沖で撃沈された。
それゆえその悲劇性が愛され、さまざまな話が作られることになる。
「どこに向かうか分かるか?」
「・・・呉でしょうな。呉海軍工廠で大和は生まれましたから。」
「対地艦砲射撃をすると思うか?」
「仮にあの大和が本物ならするはずがないでしょう。」
「俺もそう思う。」
その時、レーダーにイージスの識別信号を出す反応が現れた。
「イージス艦が来ました。」
「そうか。支援を送る。継続して監視せよ。」
「了解。」
緊急地震速報が流れたからと言って必ず地震があるわけじゃ無い。
外れる場合も当然あるのだ。
近年の例で言えば、平成28年の熊本地震でも外れている。
「驚かせやがって・・・・。」
木村洋介はようやく、イスに座れた。
「え?」パソコンの表示はDNSエラーとなってる。
「ネットが落ちてるのか?」
何気なく外を見ると、馬鹿でかい船が航行していた。
「・・・え?」
それは、写真とかで良く見る物だった。
彼自身も行ったことがあるが、呉の記念館には馬鹿でかい模型もある。
彼は双眼鏡でそれを見た。
「・・・・大和・・・・・。」
ちなみにもちろん宇宙戦艦の方ではない。
旧大日本帝国海軍のアレである。
「それに長門・・・・。」
大和もあり得ないが長門もここにいること自体があり得ない。
戦後、長門はクロスロード作戦により水爆実験の標的艦となって、人知れず沈んだ。
彼は某艦隊女性化コレクションゲームのおかげで史実というものも調べたことがあるのだ。
そして特徴的な艦橋の戦艦も見た。
「扶桑。」
扶桑は建築基準法に真っ向からケンカを売ってるような容姿の艦橋をもっている。
そのせいか、特に海外のマニアから人気があった。
1
お気に入りに追加
35
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる