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第5章 恋愛雑学

望まない子供

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近年爆発的に増えているいわゆる「出来ちゃった結婚」。

完全否定するわけではありませんが、あまり良い印象はもたないでしょう。

避妊行為を軽視した結果に妊娠してしまい、まだお互いをキチンと知っていない段階で子供を育てる。

これは難しいことです。

今まで話してきた通り、恋愛にはお互いの我慢が大切です。

そして必ず嫌いあうことも喧嘩もします。

それを子育てという困難のなかで耐え抜くことはほとんど無理といっていいでしょう。

女性には母性本能というものが備わっています。

これは男にはないものです。

この子供に対する感じかたの違いが問題です。

女性は子供を身ごもることでいち早く親としての自覚が持てます。

よって女性は強くなります。

ですが妊娠、出産は生半可なものではありません。

痛みや、体調、ストレス。

色々なことに耐えなければなりません。

この時に大事なのがパートナーのサポートです。

男は女性とは違って子供を実際に育てないことにはなかなか実感を持てません。

ましてや自分が身ごもるわけではないので、無責任な行動もとりやすくあります。

長年付き合ってお互いの好きな部分も嫌いな部分もわかった男女であっても、この時期を乗り越えるのは苦労が必要です。

男はどうしたって100%女性の苦労を理解することは不可能です。

気持ちのイライラやお腹の痛み。

ストレスに伴う女性の態度。

男はどんなに理解しようとしても、やはりどこかで不快に思ってしまいます。

ですが男は今まで二人が築き上げてきた関係が深ければ深いほどに、女性に優しくなれます。

理解はできないかもしれませんが、自分が我慢しなきゃいけないと貴方を第一に考えることはできます。

こうして男はまだ実感がない状態で子育てをしていきます。

この段階で男はまだ子供に対しての苦労とは考えていないでしょう。

それは紛れもない生涯のパートナーだと選んだ貴方の為の苦労です。

そして子供を出産して始めて男は親としての自覚をもちます。

貴方以外の愛する存在を始めて目にするわけです。

これが世間一般の成行ですが、

近年増えている出来ちゃった結婚の場合はこう上手くはいきません。

ちなみに年齢は関係ないです。

お互いがちゃんと長い期間を経て理解しあっているかが大事です。

男は基本女性より子供が欲しい思うのに時間がかかります。

それは母性本能がないのと、現状維持が好きだからです。

ですから男が本当に貴方を愛して、子供が欲しいと思ってないかぎりは、あまり妊娠することをおすすめしません。

もし男が望んでいない状態で子供ができて産んでしまった場合。

男は子供を愛せません。

女性の場合はもしも望んでいなくても愛することはできます。

自分の体から生まれた子供ですから。

ですが男の場合は、冷たい言い方をすれば他人が生んだ子供なわけです。

自分の遺伝子が入っているなんて見た目ではわかりませんし、実感なんてわかないでしょう。

望まれて生まれた子供は二人の愛をより強く結びつける存在になります。

これを勘違いして男との関係を手早く確実なものにしたくて無理矢理子供を作ってしまう女性がいますが、これは少し違います。

望まれず生まれた子供は男にとっては二人を離れられなくしている鎖のように感じてしまいます。

これは逆効果です。

しかも今の時代は簡単に離婚を考えるようになってしまっています。

国の援助もしっかりしていてデメリットが少ないからです。

始めは男の為に作った子供も、女性は母性本能により強くなった結果、シングルマザーの道を選んでしまいます。

こうなると男にそれを断る理由がなくなります。

子供を育てるということ、子供を身ごもるということ、その辛さや、困難をけして軽視しないでください。

お互いが本当に理解しあって、乗り越えられるとわかってからでも遅くはないはずです。

恋は盲目、恋愛のしたては回りが見えなくなってしまいます。

そんな時に妊娠をしてしまうことが一番心配なことです。

二人の関係を大事にしたいのなら必ず避妊行為は行って頂きたいです。

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