異世界は夢

ユア教 教祖ユア

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やっぱり、ギリギリの戦いってドーパミンドパドパ!田中雅美デス★
卓球で言うフルセットのデュースとか、薬でキメたレベルでハイになるよね!
さあ、異世界でも戦っていくぜ!
完全に心を読まれてないなら、好都合。
ガス欠覚悟で馬鹿みたいに魔法を使ってやる。
見えない部分よりも見える部分の方が騙される事を教えてやる。

「アクセル。」

皆さんは「バフ」を知っているでしょうか。簡単に言えば「補助魔法」です。
攻撃力が上がったりとかそういうタイプの魔法ですね。
どうやら、この世界は自分に魔法を使うっていう概念が薄いらしいです。
制御が出来ないんでしょうね。

「さっきよりも速くなった!そういうのもできるのね!正面から戦ったことがあまり無い私から見たら新鮮だわ!」

一気に距離を詰める。

「私、近距離戦は苦手だから大好きよ!」

こいつイカれてんな。
ま、異常に見えるのは私もか。
普通に見えないというだけで、異常という訳では無い。
魔族ってこういうもんなんだろう。

「この戦闘狂が。」
「貴方もそうでしょう!!!」

チッ。攻撃を完全に与えられなかった。
このままじゃ、もろに攻撃を受けてしまう。
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