異世界は夢

ユア教 教祖ユア

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自分のことをネーミングセンス皆無だと思っています。田中雅美です。
しっかり発動できたみたいでよかったです。

「始めて見ますね。」

成程。
初見殺ししか効かないから、一度しか効かないって婆言ってたのか。

「ですが普通の魔法でも貴方に勝てますよ。」
「起きろ。」

魔法の弾幕を、こっちは銃で相殺する。

「…心器似てますね。元々の物と。」
「ゴーレムのあの子だって使えただろ。」
「あれは、魂を大量に入れてるからです。貴方は何故…?」

え。私…異常やんけ。
それとも主人公補正か。

「それに弓型の心器は連発できない筈!」
「銃弾の戻るシステムが違うからだろ。」
「は?」
「ようは心器を形作るためのイメージだろって言ってんの!」

私は魔法を込めた、銃弾でインテリの足を撃つ。
時間は有限だから、少しでも足止めをしたい。
そもそもこの世界に銃という概念があんまりないんだろうな。
鎖がとうとう壊れてしまった。

「時間切れですね…おや、私の足が負傷している。…何故回復が出来ない?」

私は四肢を再び撃った。

「魔法で何でもかんでもするから。化学が出来ない。H₂SO₄。知らんだろ。」
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