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第45話「全校生徒集会で」
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全校生徒集会があるのは昼休みが終わってからすぐだった。
だから、俺は昼休みには緊張モードに入っていた。
俺が全校生徒集会でやろうと思っていることは実にだけは言ってあった。
実にも協力してもらう予定だから。
俺がやろうとしていることを言ったら実は最初は驚いたけど、すぐに笑顔で、そんなに相田のことを想ってるって知れて俺は嬉しいよと言ってくれた。
だから、喜んで協力するとも言ってくれて……。
そして、とうとう全校生徒集会が始まった。
最初は校長先生のうだうだと長い話……そして、次に文化祭の指揮を取る先生、それは2年生の担任を持っている、体育を教えている、篠原という30代後半の体格が良くて、中々イケメンだと生徒から言われている男性の先生だった。
今日の全校生徒集会は篠原先生の話が終わったら解散となるはずだ。
だから、俺は実に何とか皆が帰らないようにできないかなと頼んだ。
そして、篠原先生の話が終わり……。
「それでは今日の全校生徒集会はこれで終わり……」
と予想通りの言葉が篠原先生の口から出た。
すると実が、
「すいません、どうしても、この場で聞いてほしいことがあります!」
といつの間にか体育館の舞台の前まで行っていて、そう言った。
先生はざわついて、生徒達も勿論、ざわついた。
だから、俺は今しかないと思って体育館の舞台に駆けあがり、さっきまで篠原先生が話していたスタンドマイクの前に立って、
「すいません、話を聞いてほしいというのは俺なんです。実は俺のために皆を引き止めるためにさっきのような発言をしてくれました」
そう言った。
すると同じ学年の女子達から、
「キャー! 里川くん!」
とか、
「里川くん、彼女いても好き!」
とか、
いつものような声が聞こえてきた。
でも、俺が深呼吸をして真剣になるとその声はやんで、体育館はしんと静まり返った。
そして、俺は、
「俺には何があっても、自分に何が起こっても絶対に守りたい人がいます」
そう話し始めた。
だから、俺は昼休みには緊張モードに入っていた。
俺が全校生徒集会でやろうと思っていることは実にだけは言ってあった。
実にも協力してもらう予定だから。
俺がやろうとしていることを言ったら実は最初は驚いたけど、すぐに笑顔で、そんなに相田のことを想ってるって知れて俺は嬉しいよと言ってくれた。
だから、喜んで協力するとも言ってくれて……。
そして、とうとう全校生徒集会が始まった。
最初は校長先生のうだうだと長い話……そして、次に文化祭の指揮を取る先生、それは2年生の担任を持っている、体育を教えている、篠原という30代後半の体格が良くて、中々イケメンだと生徒から言われている男性の先生だった。
今日の全校生徒集会は篠原先生の話が終わったら解散となるはずだ。
だから、俺は実に何とか皆が帰らないようにできないかなと頼んだ。
そして、篠原先生の話が終わり……。
「それでは今日の全校生徒集会はこれで終わり……」
と予想通りの言葉が篠原先生の口から出た。
すると実が、
「すいません、どうしても、この場で聞いてほしいことがあります!」
といつの間にか体育館の舞台の前まで行っていて、そう言った。
先生はざわついて、生徒達も勿論、ざわついた。
だから、俺は今しかないと思って体育館の舞台に駆けあがり、さっきまで篠原先生が話していたスタンドマイクの前に立って、
「すいません、話を聞いてほしいというのは俺なんです。実は俺のために皆を引き止めるためにさっきのような発言をしてくれました」
そう言った。
すると同じ学年の女子達から、
「キャー! 里川くん!」
とか、
「里川くん、彼女いても好き!」
とか、
いつものような声が聞こえてきた。
でも、俺が深呼吸をして真剣になるとその声はやんで、体育館はしんと静まり返った。
そして、俺は、
「俺には何があっても、自分に何が起こっても絶対に守りたい人がいます」
そう話し始めた。
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