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「そばにいない時でも」
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例え私がそばにいない時でも、心はいつもあなたのそばにいるからね。
私と私の彼氏の章一は別々の会社に勤めているけど、お互いに土曜日と日曜日がお休みだから、お互いに用事がない時はほぼ会っている。
そして、土曜日の今日も章一が1人暮らしをしているマンションで会っていた。
私と章一は同じ大学で知り合って、お互いに今年、26歳になる。
社会人としてもだいぶ板についてきたとは思うけど、やっぱり、仕事をしていると色々あるわけで。
今日は章一が会った時から何だかどんよりしていて、理由を聞いたら、昨日、仕事で大きなミスをして、上司は誰にでも失敗はあるから、次、頑張れと励ましてくれたらしいけど、今まで章一がしたこともない大きなミスだったらしく、章一は中々、そのことがふっきれないらしかった。
だから、私は床に座っている章一の後ろから抱きついた。
すると章一は驚いて後ろを振り向いた。
「美理亜?」
「ねえ、章一、私と章一は会社が別々だし、今は毎日、会うわけでもない。だけど、私の心はいつも章一のそばにあると思ってるよ」
「美理亜?」
「だからね、ただ、そばにいるだけじゃ役に立たないって思うかもしれないけど、でも、何かに傷ついた時とかは私の存在を思い出して、1人じゃないって思ってほしいな。そしたら、少しくらいは章一の心も軽くなるんじゃないかなって思うから」
「美理亜」
「って、こんなこと言っても、章一の心は軽くならないか」
私がそう言うと章一は私の手を握った。
「章一?」
「ううん、そんなことないよ。今、美理亜が言ってくれたこと凄く嬉しかったよ。後、せっかく今、心だけじゃなく実際に美理亜がそばにいてくれてるのに会った時から、どんよりしててごめんな。でも、美理亜が今、言ってくれたことで元気が出たし、これからは何かあったら必ず美理亜が一緒にいてくれてるから、何があっても大丈夫だって思うから」
「章一」
私も章一が言ってくれた言葉が凄く嬉しかった。
だから、私はますます強く章一に抱きついた。
すると章一は私の方に身体ごと向けて、今度は章一が私を正面から強く私を抱きしめた。
そして、私達は少しの間、見つめ合い、キスをした。
その後は章一はさっきの言葉どおり、元気になって、私を沢山、楽しませてくれた。
ねぇ、章一、今日、私が言ったことは本当だからね。
そして、私もいつも章一の心は私のそばにいてくれてるって思ってるからね。
END
私と私の彼氏の章一は別々の会社に勤めているけど、お互いに土曜日と日曜日がお休みだから、お互いに用事がない時はほぼ会っている。
そして、土曜日の今日も章一が1人暮らしをしているマンションで会っていた。
私と章一は同じ大学で知り合って、お互いに今年、26歳になる。
社会人としてもだいぶ板についてきたとは思うけど、やっぱり、仕事をしていると色々あるわけで。
今日は章一が会った時から何だかどんよりしていて、理由を聞いたら、昨日、仕事で大きなミスをして、上司は誰にでも失敗はあるから、次、頑張れと励ましてくれたらしいけど、今まで章一がしたこともない大きなミスだったらしく、章一は中々、そのことがふっきれないらしかった。
だから、私は床に座っている章一の後ろから抱きついた。
すると章一は驚いて後ろを振り向いた。
「美理亜?」
「ねえ、章一、私と章一は会社が別々だし、今は毎日、会うわけでもない。だけど、私の心はいつも章一のそばにあると思ってるよ」
「美理亜?」
「だからね、ただ、そばにいるだけじゃ役に立たないって思うかもしれないけど、でも、何かに傷ついた時とかは私の存在を思い出して、1人じゃないって思ってほしいな。そしたら、少しくらいは章一の心も軽くなるんじゃないかなって思うから」
「美理亜」
「って、こんなこと言っても、章一の心は軽くならないか」
私がそう言うと章一は私の手を握った。
「章一?」
「ううん、そんなことないよ。今、美理亜が言ってくれたこと凄く嬉しかったよ。後、せっかく今、心だけじゃなく実際に美理亜がそばにいてくれてるのに会った時から、どんよりしててごめんな。でも、美理亜が今、言ってくれたことで元気が出たし、これからは何かあったら必ず美理亜が一緒にいてくれてるから、何があっても大丈夫だって思うから」
「章一」
私も章一が言ってくれた言葉が凄く嬉しかった。
だから、私はますます強く章一に抱きついた。
すると章一は私の方に身体ごと向けて、今度は章一が私を正面から強く私を抱きしめた。
そして、私達は少しの間、見つめ合い、キスをした。
その後は章一はさっきの言葉どおり、元気になって、私を沢山、楽しませてくれた。
ねぇ、章一、今日、私が言ったことは本当だからね。
そして、私もいつも章一の心は私のそばにいてくれてるって思ってるからね。
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