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20話「ミーナ」
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「やれやれ……まったく、手間がかかる弟子だ。精神に作用する魔法は危険だと、あれほど教えただろう」
耳に響く魔女の声で、アークスの目は覚めた。
「うう……ご、ごめんなさいぴょん、お師匠様……」
「といっても、魔法は実際に使わんと上手くはならんが……もうちょっと力が付くまでは、精神魔法はお預けかもな。補助魔法の練習なら、他の、もっと失敗した時に危険が少ない方法でするべきだろうな。ま、慣れてない奴が魔法を使った時にイレギュラーな効果が出るのはよくある話だが……お前の場合はちと極端だなぁ。解呪の呪文は呪いになり、解毒の呪文は毒になる……か……」
まだ意識がはっきりしないアークスの耳に聞こえるのは魔女とミーナの声だ。
「うー……ミーナちゃんの補助魔法は真逆になるぴょんか?」
「ふむ……こんなに極端なのは、私も信じがたいが……しかし、実際、そういう効果が出てしまったのも確かだしな。最悪の場合、そうなると思っていた方がいいだろうな、慣れない魔法を使う時は」
魔女とミーナはなにやら話している様子だ。ミーナの魔法の事についてのようだが。
「んっ!? ということはだぴょん。逆に呪いをかけたり、毒を与える魔法を使えば……」
「それ、成功したらどうすんだ?」
「ええっ!? それは困るぴょん! ああっ、どうすれば!」
「慣れるまでは、失敗しても影響の少ない魔法を使うとかするくらいしかないだろうな。対処法は」
「影響の少ない魔法……というと……」
「そのくらいは自分で考えろよ。魔法の知識は、魔法を使ううえでは、時に魔力やテクニックよりも重要になるんだ。そのくらい自分で考えられなきゃ、魔法なんて使えんぞ。うん、いい機会だ、そうしろ」
「……ううっ」
アークスが呻き声を上げる。特に痛い所があるわけではない。呻き声が上げられるほど意識がはっきりしてきたということだ。
「うぅ……ここ……は……?」
「あ、お師匠様、アークスの目が覚めたみたいだぴょん!」
「ああ、だろうな。まったく、お前があまり騒ぐから、どんな酷い怪我かと思ったら……なんだい、大したことないじゃないか」
「そ、そうだったのかぴょん?」
アークスが、ようやくはっきりしてきた意識の中で考える。そうだ。僕はモーチョの斧を腹に受けて……どうやら僕の怪我は大したことなかったようだ。感触的にはお腹のあたりが抉られたのかと思ったけど、そうか……そんなに酷い怪我じゃなかったのか……。アークスは安堵した。
「ああ。脇腹が抉れて、他のところの内臓やら骨やらも多少痛んでたがな」
「「ええっ!?」」
ミーナが叫ぶ。アークスも思わず叫び、飛び起きた。
「あの……かなり酷い怪我な気がするのですが……」
アークスが驚愕しながら指摘する。脇腹が抉れて、骨や内臓にも傷が達していたのなら、正真正銘の酷い怪我じゃないか。恐らくは魔法で治療したのだろうけれど、その治療が相当に優秀でなければ、僕は死んでいたのだろうか。
「お、お師匠様、このくらいどうってことないって……」
「そりゃ、普通の奴らにとってはな。だが、今回は光栄なことに、この私が直々に傷を治してやったんだぞ? 私にとっては造作も無いことなんだよ。そこらの医者だの魔法治癒師だのとはわけが違うんだからな?」
「もー……お師匠様の基準はズレてるから参考にならんぴょんよー」
ミーナが口を尖らす。
「でも、貴方が花畑まで来てくれたんですね。本当なら僕の方がミーナをここへ連れてこなくちゃいけない任務なのに……すいません、何と言ったらいいか……」
「ん? 違うぞ。お前はここに運ばれてきたんだよ。半分死んだ状態でな」
「ええ? ああ、そっか、ミーナがここまで運んできてくれたのか……」
「いや、運んできたのはトロールだ。いや、全く、あと一歩遅ければ、私の魔法でもどうにもならんかったぞ」
「ええ? トロールって……モーチョが? いや……」
アークスは思った。モーチョはミーナの魔法で錯乱していたはずだ。モーチョが僕の所に来ていたのなら、助けるどころか僕は止めを刺されていたはずだ。たまたま別のトロールが居たということなのだろうか。
「ああ、不思議だろうな。モーチョは普通の精神状態じゃなかったってのはミーナから聞いたよ。だが、私が見た時には、彼……モーチョだったよな? 彼は気の優しい好青年だったよ」
「え……? ええと……」
アークスが必死に頭の中を整理して、整合性を取ろうとする。ミーナにこれまでの事を聞いたのなら、モーチョが運んできたのに間違いは無さそうだ。ならモーチョの精神は何故治ったのだろうか。いや……むしろ僕の記憶が混乱しているだけだろうか。あまりに大きなショックを受けたから、記憶がおかしなことになっているのかもしれない。アークスはかぶりを振った。
「ふむ。ただでさえ目が覚めたばかりで混乱させるのも悪いので結論から言うとだな、ミーナが治したんだ。モーチョをな」
「ええ? ええと……」
アークスは情報を整理しようと、懸命に思考を巡らせた。ミーナがモーチョを治した。僕は魔女が治した。ミーナは……。魔女の言葉とは裏腹に、更なる混乱がアークスを襲う。
「え、でも、ミーナがモーチョを治したってこと? ミーナ、補助魔法成功したんだ?」
アークスはミーナの方を向いたが、ミーナの方も釈然としない様子で、首を傾げながらコクリと頷いた。
「うん、だいぶ状況が飲み込めてきたようだな。そう。このミーナは補助魔法が大の苦手だ。だが、元々魔法は、形式ばった詠唱だの、ウィズグリフのような魔法用の文字は必要無かったんだ。そうだなぁ……ふむ、言うなれば奇跡かな」
「奇跡って……」
「アークスが見たことあるかどうかは分からないが、火事場の底力ってやつだな。ごくごく一握りの人間は、そういった魔力の使い方をできるんだよ」
「ふーん、火事場の底力ですか……うん?」
ここにきてアークスは周りの光景の不自然さに、ようやく気付いた。
「あれ……ここ、魔女さんの住んでる所じゃないですね」
ここは、岩を掘っただけかと思うような、ただのほら穴かと言わんばかりの「魔女の住処」とは違う。
「随分ときれいな部屋ですね」
アークスが寝ている所も上等なベッドだし、家具は遠目から見てもしっかりとした出来をしている。木の質感も、どこか上質そうに思える気品に満ちている。装飾も凝っていて、かなり高価そうだ。
壁にも岩肌は露出している様子は無い。薄茶色の木で作られているようで、全体的にシックで落ち着いた部屋になっている。岩肌を刳り貫いただけの、粗末な住居とは違う。ここなら安心してくつろげそうだ。
耳に響く魔女の声で、アークスの目は覚めた。
「うう……ご、ごめんなさいぴょん、お師匠様……」
「といっても、魔法は実際に使わんと上手くはならんが……もうちょっと力が付くまでは、精神魔法はお預けかもな。補助魔法の練習なら、他の、もっと失敗した時に危険が少ない方法でするべきだろうな。ま、慣れてない奴が魔法を使った時にイレギュラーな効果が出るのはよくある話だが……お前の場合はちと極端だなぁ。解呪の呪文は呪いになり、解毒の呪文は毒になる……か……」
まだ意識がはっきりしないアークスの耳に聞こえるのは魔女とミーナの声だ。
「うー……ミーナちゃんの補助魔法は真逆になるぴょんか?」
「ふむ……こんなに極端なのは、私も信じがたいが……しかし、実際、そういう効果が出てしまったのも確かだしな。最悪の場合、そうなると思っていた方がいいだろうな、慣れない魔法を使う時は」
魔女とミーナはなにやら話している様子だ。ミーナの魔法の事についてのようだが。
「んっ!? ということはだぴょん。逆に呪いをかけたり、毒を与える魔法を使えば……」
「それ、成功したらどうすんだ?」
「ええっ!? それは困るぴょん! ああっ、どうすれば!」
「慣れるまでは、失敗しても影響の少ない魔法を使うとかするくらいしかないだろうな。対処法は」
「影響の少ない魔法……というと……」
「そのくらいは自分で考えろよ。魔法の知識は、魔法を使ううえでは、時に魔力やテクニックよりも重要になるんだ。そのくらい自分で考えられなきゃ、魔法なんて使えんぞ。うん、いい機会だ、そうしろ」
「……ううっ」
アークスが呻き声を上げる。特に痛い所があるわけではない。呻き声が上げられるほど意識がはっきりしてきたということだ。
「うぅ……ここ……は……?」
「あ、お師匠様、アークスの目が覚めたみたいだぴょん!」
「ああ、だろうな。まったく、お前があまり騒ぐから、どんな酷い怪我かと思ったら……なんだい、大したことないじゃないか」
「そ、そうだったのかぴょん?」
アークスが、ようやくはっきりしてきた意識の中で考える。そうだ。僕はモーチョの斧を腹に受けて……どうやら僕の怪我は大したことなかったようだ。感触的にはお腹のあたりが抉られたのかと思ったけど、そうか……そんなに酷い怪我じゃなかったのか……。アークスは安堵した。
「ああ。脇腹が抉れて、他のところの内臓やら骨やらも多少痛んでたがな」
「「ええっ!?」」
ミーナが叫ぶ。アークスも思わず叫び、飛び起きた。
「あの……かなり酷い怪我な気がするのですが……」
アークスが驚愕しながら指摘する。脇腹が抉れて、骨や内臓にも傷が達していたのなら、正真正銘の酷い怪我じゃないか。恐らくは魔法で治療したのだろうけれど、その治療が相当に優秀でなければ、僕は死んでいたのだろうか。
「お、お師匠様、このくらいどうってことないって……」
「そりゃ、普通の奴らにとってはな。だが、今回は光栄なことに、この私が直々に傷を治してやったんだぞ? 私にとっては造作も無いことなんだよ。そこらの医者だの魔法治癒師だのとはわけが違うんだからな?」
「もー……お師匠様の基準はズレてるから参考にならんぴょんよー」
ミーナが口を尖らす。
「でも、貴方が花畑まで来てくれたんですね。本当なら僕の方がミーナをここへ連れてこなくちゃいけない任務なのに……すいません、何と言ったらいいか……」
「ん? 違うぞ。お前はここに運ばれてきたんだよ。半分死んだ状態でな」
「ええ? ああ、そっか、ミーナがここまで運んできてくれたのか……」
「いや、運んできたのはトロールだ。いや、全く、あと一歩遅ければ、私の魔法でもどうにもならんかったぞ」
「ええ? トロールって……モーチョが? いや……」
アークスは思った。モーチョはミーナの魔法で錯乱していたはずだ。モーチョが僕の所に来ていたのなら、助けるどころか僕は止めを刺されていたはずだ。たまたま別のトロールが居たということなのだろうか。
「ああ、不思議だろうな。モーチョは普通の精神状態じゃなかったってのはミーナから聞いたよ。だが、私が見た時には、彼……モーチョだったよな? 彼は気の優しい好青年だったよ」
「え……? ええと……」
アークスが必死に頭の中を整理して、整合性を取ろうとする。ミーナにこれまでの事を聞いたのなら、モーチョが運んできたのに間違いは無さそうだ。ならモーチョの精神は何故治ったのだろうか。いや……むしろ僕の記憶が混乱しているだけだろうか。あまりに大きなショックを受けたから、記憶がおかしなことになっているのかもしれない。アークスはかぶりを振った。
「ふむ。ただでさえ目が覚めたばかりで混乱させるのも悪いので結論から言うとだな、ミーナが治したんだ。モーチョをな」
「ええ? ええと……」
アークスは情報を整理しようと、懸命に思考を巡らせた。ミーナがモーチョを治した。僕は魔女が治した。ミーナは……。魔女の言葉とは裏腹に、更なる混乱がアークスを襲う。
「え、でも、ミーナがモーチョを治したってこと? ミーナ、補助魔法成功したんだ?」
アークスはミーナの方を向いたが、ミーナの方も釈然としない様子で、首を傾げながらコクリと頷いた。
「うん、だいぶ状況が飲み込めてきたようだな。そう。このミーナは補助魔法が大の苦手だ。だが、元々魔法は、形式ばった詠唱だの、ウィズグリフのような魔法用の文字は必要無かったんだ。そうだなぁ……ふむ、言うなれば奇跡かな」
「奇跡って……」
「アークスが見たことあるかどうかは分からないが、火事場の底力ってやつだな。ごくごく一握りの人間は、そういった魔力の使い方をできるんだよ」
「ふーん、火事場の底力ですか……うん?」
ここにきてアークスは周りの光景の不自然さに、ようやく気付いた。
「あれ……ここ、魔女さんの住んでる所じゃないですね」
ここは、岩を掘っただけかと思うような、ただのほら穴かと言わんばかりの「魔女の住処」とは違う。
「随分ときれいな部屋ですね」
アークスが寝ている所も上等なベッドだし、家具は遠目から見てもしっかりとした出来をしている。木の質感も、どこか上質そうに思える気品に満ちている。装飾も凝っていて、かなり高価そうだ。
壁にも岩肌は露出している様子は無い。薄茶色の木で作られているようで、全体的にシックで落ち着いた部屋になっている。岩肌を刳り貫いただけの、粗末な住居とは違う。ここなら安心してくつろげそうだ。
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