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12 ときのすきまの章
もぅリアクション薄いです
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突然、僕の前にホットパンツを履いた赤い瞳の女子が現れて、
「全部嘘でした~ドッキリです!」
と言うと、ずっと住んでいた街は崩壊した。
街のみならず、世界が崩壊していった。
今まで存在していた世界は消え、ただ地平線が見えた。
「えっ?」
驚く僕に
「もぅリアクション薄いです。世界が終っちゃんたんだぞ、そのリアクションは薄すぎるよ」
ホットパンツ女子の言う通り、そりゃそうだろう。
でも世界が終った時のリアクションなんて、想像もしたことがなかったから、それは仕方ない。
赤い瞳の少女は僕にどっきりの看板を渡し
「さあ君も一緒に次の人の所へ行くよ」
と。
そして、いくつもの世界は終わり始めた。
世界は虚構、そう全部嘘だったんだ。
でも次の人のリアクションは凄かった。
可愛らしい少女で、大号泣したのだ。
その世界を愛していたのだろう。
完
「全部嘘でした~ドッキリです!」
と言うと、ずっと住んでいた街は崩壊した。
街のみならず、世界が崩壊していった。
今まで存在していた世界は消え、ただ地平線が見えた。
「えっ?」
驚く僕に
「もぅリアクション薄いです。世界が終っちゃんたんだぞ、そのリアクションは薄すぎるよ」
ホットパンツ女子の言う通り、そりゃそうだろう。
でも世界が終った時のリアクションなんて、想像もしたことがなかったから、それは仕方ない。
赤い瞳の少女は僕にどっきりの看板を渡し
「さあ君も一緒に次の人の所へ行くよ」
と。
そして、いくつもの世界は終わり始めた。
世界は虚構、そう全部嘘だったんだ。
でも次の人のリアクションは凄かった。
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その世界を愛していたのだろう。
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