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流れる涙は貴方の気持ち◆R18
3 流れる涙は貴方の気持ち
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「流石信長様が認めた方ですね。とても、美味しそうです」
蘭丸は、綾如の蜜壺へと舌を差し込むと、中で舌を激しく動かす。
舌を蜜壺から抜くと、今度は優しく突起に舌を這わせ、まるであめ玉を転がすように刺激を与える。
「はぁ……美味しいですね、貴女の蜜は」
「もう………………おや、め………………くだ、さ、い」
「いいですよ、もっと拒絶できるように、貴方を教育して差し上げますからね」
蘭丸はぐったりとする綾如の体を反転させ俯せにすると、腰を持ち上げお尻をつき出すような体勢にする。
恥ずかしい格好も、今の綾如にはなにも感じない。
「いい眺めですね。貴女の恥ずかしくいやらしいところが丸見えですよ」
蘭丸は自身を出すと綾如の蜜壺に先を当てるが、ただ入り口に擦るだけで入れてはくれない。
「このままでは入ってしまいますよ?」
笑みを浮かべる蘭丸に、我慢できなくなった綾如は絞り出すように声を発する。
「蘭丸様のを、ここへ、入れてください……」
蘭丸は一瞬驚いた表情を浮かべると、その表情は一瞬にして怒りへと変わった。
「何欲しがってるんですか!?貴女は怖がって拒絶しなければいけないんですよ!!」
肩で息をする蘭丸は、直ぐに口許に笑みを浮かべると、綾如の蜜壷へと自身をあてがう。
「いいでしょう。貴女が拒絶したくなるように調教するだけのことですから。後悔しないでくださいね?優しくなんて、してあげませんからッ!!」
蘭丸は一気に自身を綾如の最奥まで入れると、休む間もなく激しい律動を繰り返す。
何度綾如が達して嫌がろうとも、腰を付かんで逃がそうとはしない。
「はぁはぁ、ッ!嫌がっても、やめないと、言ったはず、ですよ……くッ!!」
綾如の中で何度目かの蘭丸の欲が吐き出されるが、律動が止まることはない。
すでに綾如は声さえ上げられなくなり、拒むことさえできず、ただ快楽を感じ続ける。
「はぁはぁはぁ……ッ……貴女は本当に、見ていて不愉快ですね」
蘭丸のモノが引き抜かれ、ようやく解放された綾如だが、汗の雫を流す蘭丸の口からポツリと言葉がもれる。
「何故……このようなことを……」
「言ったでしょう。貴女が信長様と結ばれるなど許されないからですよ」
「私は、信長様のことを好いては」
「いないのでしょう」
綾如の言葉の続きを口にする蘭丸は、綾如が信長に全く気がないことを知っていた。
だが、それなら何故蘭丸は、綾如にこんなことをしたのかわからない。
想いがないのだから、ほおっておいても綾如は信長を拒み続けていたに違いないからだ。
「私の気持ちを知っていたなら、何故……」
「貴女が私のモノにならないのが許せないからですよ!!」
信長は欲しいものはどんな手を使っても手に入れる。
そんな信長に目をつけられれば、綾如の想いなど最初から関係ないのだ。
「貴女が信長様と結ばれるなんて、私は嫌だ!!いや、信長様だけではない、他の誰のモノにもしたくはなかった……」
告げられた蘭丸の本心に、綾如はようやく理解した。
何故こんなことをする蘭丸が行為の最中悲しそうな表情を見せるのか、本心を知った今だからこそわかる。
蘭丸は、自分の気持ちをどうしたらいいのかわからなかったのだ。
自分の大切な信長という存在、そして、新たに出来た大切な存在に、蘭丸は一人悩んだに違いない。
でなければ、今綾如の瞳に映る蘭丸が泣いているわけがないのだから。
《完》
蘭丸は、綾如の蜜壺へと舌を差し込むと、中で舌を激しく動かす。
舌を蜜壺から抜くと、今度は優しく突起に舌を這わせ、まるであめ玉を転がすように刺激を与える。
「はぁ……美味しいですね、貴女の蜜は」
「もう………………おや、め………………くだ、さ、い」
「いいですよ、もっと拒絶できるように、貴方を教育して差し上げますからね」
蘭丸はぐったりとする綾如の体を反転させ俯せにすると、腰を持ち上げお尻をつき出すような体勢にする。
恥ずかしい格好も、今の綾如にはなにも感じない。
「いい眺めですね。貴女の恥ずかしくいやらしいところが丸見えですよ」
蘭丸は自身を出すと綾如の蜜壺に先を当てるが、ただ入り口に擦るだけで入れてはくれない。
「このままでは入ってしまいますよ?」
笑みを浮かべる蘭丸に、我慢できなくなった綾如は絞り出すように声を発する。
「蘭丸様のを、ここへ、入れてください……」
蘭丸は一瞬驚いた表情を浮かべると、その表情は一瞬にして怒りへと変わった。
「何欲しがってるんですか!?貴女は怖がって拒絶しなければいけないんですよ!!」
肩で息をする蘭丸は、直ぐに口許に笑みを浮かべると、綾如の蜜壷へと自身をあてがう。
「いいでしょう。貴女が拒絶したくなるように調教するだけのことですから。後悔しないでくださいね?優しくなんて、してあげませんからッ!!」
蘭丸は一気に自身を綾如の最奥まで入れると、休む間もなく激しい律動を繰り返す。
何度綾如が達して嫌がろうとも、腰を付かんで逃がそうとはしない。
「はぁはぁ、ッ!嫌がっても、やめないと、言ったはず、ですよ……くッ!!」
綾如の中で何度目かの蘭丸の欲が吐き出されるが、律動が止まることはない。
すでに綾如は声さえ上げられなくなり、拒むことさえできず、ただ快楽を感じ続ける。
「はぁはぁはぁ……ッ……貴女は本当に、見ていて不愉快ですね」
蘭丸のモノが引き抜かれ、ようやく解放された綾如だが、汗の雫を流す蘭丸の口からポツリと言葉がもれる。
「何故……このようなことを……」
「言ったでしょう。貴女が信長様と結ばれるなど許されないからですよ」
「私は、信長様のことを好いては」
「いないのでしょう」
綾如の言葉の続きを口にする蘭丸は、綾如が信長に全く気がないことを知っていた。
だが、それなら何故蘭丸は、綾如にこんなことをしたのかわからない。
想いがないのだから、ほおっておいても綾如は信長を拒み続けていたに違いないからだ。
「私の気持ちを知っていたなら、何故……」
「貴女が私のモノにならないのが許せないからですよ!!」
信長は欲しいものはどんな手を使っても手に入れる。
そんな信長に目をつけられれば、綾如の想いなど最初から関係ないのだ。
「貴女が信長様と結ばれるなんて、私は嫌だ!!いや、信長様だけではない、他の誰のモノにもしたくはなかった……」
告げられた蘭丸の本心に、綾如はようやく理解した。
何故こんなことをする蘭丸が行為の最中悲しそうな表情を見せるのか、本心を知った今だからこそわかる。
蘭丸は、自分の気持ちをどうしたらいいのかわからなかったのだ。
自分の大切な信長という存在、そして、新たに出来た大切な存在に、蘭丸は一人悩んだに違いない。
でなければ、今綾如の瞳に映る蘭丸が泣いているわけがないのだから。
《完》
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