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11.満たされた行為
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「えっ……ベルナルド上級神官……? い、いえ、これは彼女のほうから……」
エジリオはそれまでアンジェリアに見せていた余裕など完全に失い、しどろもどろに言い訳をしようとする。
しかし、ベルナルドは取り合おうとはせず、じろりとエジリオを睨みつけた。
「失せろ」
一言だけ、低い声で命令が放たれる。
有無を言わさぬ威厳と怒りを含んだそれに、エジリオは顔面を蒼白にして逃げ出す。
ベルナルドはそれ以上エジリオに関心を向けることはなく、心配そうにアンジェリアの顔を覗き込んだ。
「アンジェリア……大丈夫か?」
「……旦那様? 本当に?」
都合の良い幻覚ではないかと、アンジェリアは目を疑う。
もしかしたら、夢でも見ているのだろうかと浮かんでくる。
「散歩に来たんだが……あのろくでなしに、ひどい目に合わされたようだな。もう大丈夫だ」
「ああ……本当に旦那様ですのね……ありがとうございます……あぁっ」
優しい声に安堵するアンジェリアだったが、ベルナルドの手が頬に触れると、ぞくぞくと背筋が震えてしまう。
つい、はしたない声が口から出てしまった。
「ど……どうした……?」
「も……申し訳ございません……心を落ち着かせる香と言われて、怪しげなものを……それで、体が……」
狼狽して手を引っ込めるベルナルドに向かい、アンジェリアは言い訳を口にした。
なんてはしたないと蔑まれただろうかと怯えながら、ベルナルドの様子を伺う。
「……媚薬か。あのろくでなし、思った以上にひどいな」
しかし、ベルナルドはエジリオに対する悪態をついただけだった。
アンジェリアに対しては、心配そうな眼差しを向けるだけだ。
「……私が世間知らずで、何もわからなかったのが悪いのです。そのせいで……こんな……」
「いや、あんな輩に付け入る隙を作らせてしまったのは、俺の責任だ。俺が悪い。おまえは、何も悪くないんだ」
慈悲深いベルナルドの言葉が、アンジェリアの心を潤していく。
体の奥でくすぶっていた熱が燃え上がり、体中に広がる。
「お……お願いです……どうか……」
アンジェリアは、潤んだ瞳をベルナルドに向ける。
また断られてしまうだろうかという恐れは、体の疼きにかき消された。
息をのんでアンジェリアを見つめ返すベルナルドだったが、再びアンジェリアの頬に手を伸ばしていく。
「んっ……」
唇を重ねられ、アンジェリアはかすかな呻きを漏らしながら、目を閉じた。
熱い舌がアンジェリアの唇をこじ開け、侵入してくる。驚きにびくりと身を震わせるアンジェリアだったが、舌先を絡められると、別の疼きに戸惑う。
体の奥底から昂ぶりがわきあがってきて、アンジェリアはベルナルドにぎゅっとしがみついた。
それをベルナルドが気遣うように抱き返す。
大きな体に包まれる安心感と、快楽への期待に、アンジェリアの頭はくらくらとする。
「……場よ、閉じろ」
唇が離れ、ベルナルドが片手を上げて低く呟いた。
空気がわずかに揺れ、氷の砕けるような音が響く。
霞む頭で、何事だろうとぼんやりしながら、アンジェリアはベルナルドを見上げる。
「ここに誰も近寄れないようにした。ゆっくり続きができるようにな」
「あっ……あぁん……」
法力を使ったのかと問う間もなく、はだけた胸に手が伸びてきて、アンジェリアは甘い声をあげる。
すでに乳首はつんと硬くなっていて、ベルナルドの手のひらが触れただけで、もどかしい快感がわきあがり、体を駆け巡っていく。
さらなる快感を求める乳首を、ベルナルドの指がとらえ、優しく押し潰すように揉みながら、つまみ上げた。もう片方は、唇に含まれて舌先で転がされる。
「んっ……あぁ……」
甘い感覚に、アンジェリアは酔う。
はだけていた服を完全に奪い取られると、涼しい風に肌を撫でられ、それすら熱を煽る材料になってしまうようだった。
下腹部に熱が集まっていき、蜜がとろとろとあふれていく。
まるでそれを確かめるように、ベルナルドの指が足の間に入り込み、淫裂を撫で上げる。
そっとなぞられるだけで、新たな蜜がとめどなく流れ、下肢に伝っていった。
「だ……旦那様ぁ……」
優しい快楽がもどかしく、アンジェリアは身をよじった。
すると、あふれ出る蜜を絡めた指が、ゆっくりと蜜壷に侵入してくる。
「あっ……ああぁ……ん……っ」
狭い内壁を押し広げられていく感覚に、アンジェリアはうっとりと甘い声をあげる。
かつて痛みを感じた行為だが、今は快楽しかない。
それどころか、もっと強い刺激が欲しく、秘肉を締め付ける。
「物足りないか?」
「あ……も……もっと……ください……」
ベルナルドに問われ、アンジェリアは熱にうかされながら、素直に答えた。
軽い笑い声と共に、蜜口にもう一本、指が添えられる。
「んんっ……はぁ……ん……」
二本目の指が侵入してきて、圧迫感とわずかな苦しさを伴いながら、甘い疼きをもたらす。
つきりと痛みのようなものが走ったが、快楽のほうが強くて、それが痛みなのかもわからない。
未熟な隘路をほぐされると、どんどん蜜があふれ、濡れた音が絶え間なく響いた。
徐々に快楽の波は高まっていき、やがて達してしまいそうになる。しかし、その前にベルナルドは指の動きを止め、波は引いてしまう。
「んっ……」
切なくなって、アンジェリアは不満のにじんだ、甘ったるい声を漏らす。
熱が少し引いてきたところで、再び抽送が始まり、とろけるような甘い快楽がわきあがってくる。
だが、アンジェリアが達しそうになると、ベルナルドは意地悪く動きを止めてしまう。
「旦那様……どうか、どうか……もう……」
行き場を失った体内の熱を持て余し、アンジェリアは涙に潤んだ瞳をベルナルドに向けて、ねだる。
二本の指を咥えこんだ媚肉は、さらなる刺激を求めていた。
すると、指が引き抜かれる。喪失感に顔を歪めるアンジェリアだったが、すぐに両足を広げられて、濡れそぼった蜜口がひんやりとした空気にさらされる。
突然の冷たい刺激にアンジェリアが戸惑うと、ベルナルドの体が割り込んできた。
いよいよだと、緊張と共に期待がアンジェリアの胸に広がっていく。
蜜口に硬く、熱いものがあてがわれ、アンジェリアはぎゅっと目を閉じた。
「んっ……ああっ!」
灼熱の塊が、突き入れられた。焼けつくような熱がはじけ、アンジェリアは悲鳴をあげる。
一瞬、頭の中が真っ白になってしまうような痛みだった。最初の日に指を入れられて悲鳴をあげてしまったときなど、比べ物にならない。
だが、体が引き裂かれてしまうのではないかというほどの衝撃なのに、じわじわと別の疼きが生じてきて、アンジェリアは戸惑う。
ゆっくりと灼熱の塊が奥に進んでいくと、甘い痺れが波のように押し寄せてきて、苦痛を飲み込んでいく。
やがて灼熱の塊が最奥に到達する頃には、チリチリとした痛みがわずかに残るだけで、くすぐったいのか痛いのかわからない程度になっていた。
「あっ……ああっ……」
唇から漏れるのも、とろけた声だ。
熱い塊がゆっくりと引き抜かれていき、再び奥への侵入を始める。
狭い場所を無理やり押し広げられていくのが、心地よい。ベルナルドに征服されているのだという、被虐めいた愉悦がアンジェリアを満たす。
「旦那様……旦那様ぁ……」
アンジェリアはベルナルドにしがみつきながら、足を腰に絡める。
それに応えるように、ベルナルドの腰の動きが激しくなった。
「はっ……ああぁ……ん……」
大きく穿たれ、内部を抉られて、アンジェリアは悦びに震える。
密着した腰に花芽が押しつけられ、揺すられるたびに、そこからもはじけそうな快楽が生じていく。
大きな快楽の波が押し寄せてきて、アンジェリアはぎゅっと体内の雄を締め付けた。
「あっ……あ、あぁあああ……っ!」
最奥で熱がはじけ、白い喉をのけぞらせて、アンジェリアは甘い叫びをあげる。
意識が飛びそうになるほどの激しい快楽が幾重にも広がり、全身を駆け巡っていく。
どこか遠くに自分が消えていってしまうようで、アンジェリアは恐ろしくなって、ベルナルドにすがりついた。
それをベルナルドの逞しい腕が包み込み、アンジェリアは救われたような安心感を覚える。
アンジェリアは、先のことも何もかも今は忘れ、満たされた幸福に酔い続けた。
エジリオはそれまでアンジェリアに見せていた余裕など完全に失い、しどろもどろに言い訳をしようとする。
しかし、ベルナルドは取り合おうとはせず、じろりとエジリオを睨みつけた。
「失せろ」
一言だけ、低い声で命令が放たれる。
有無を言わさぬ威厳と怒りを含んだそれに、エジリオは顔面を蒼白にして逃げ出す。
ベルナルドはそれ以上エジリオに関心を向けることはなく、心配そうにアンジェリアの顔を覗き込んだ。
「アンジェリア……大丈夫か?」
「……旦那様? 本当に?」
都合の良い幻覚ではないかと、アンジェリアは目を疑う。
もしかしたら、夢でも見ているのだろうかと浮かんでくる。
「散歩に来たんだが……あのろくでなしに、ひどい目に合わされたようだな。もう大丈夫だ」
「ああ……本当に旦那様ですのね……ありがとうございます……あぁっ」
優しい声に安堵するアンジェリアだったが、ベルナルドの手が頬に触れると、ぞくぞくと背筋が震えてしまう。
つい、はしたない声が口から出てしまった。
「ど……どうした……?」
「も……申し訳ございません……心を落ち着かせる香と言われて、怪しげなものを……それで、体が……」
狼狽して手を引っ込めるベルナルドに向かい、アンジェリアは言い訳を口にした。
なんてはしたないと蔑まれただろうかと怯えながら、ベルナルドの様子を伺う。
「……媚薬か。あのろくでなし、思った以上にひどいな」
しかし、ベルナルドはエジリオに対する悪態をついただけだった。
アンジェリアに対しては、心配そうな眼差しを向けるだけだ。
「……私が世間知らずで、何もわからなかったのが悪いのです。そのせいで……こんな……」
「いや、あんな輩に付け入る隙を作らせてしまったのは、俺の責任だ。俺が悪い。おまえは、何も悪くないんだ」
慈悲深いベルナルドの言葉が、アンジェリアの心を潤していく。
体の奥でくすぶっていた熱が燃え上がり、体中に広がる。
「お……お願いです……どうか……」
アンジェリアは、潤んだ瞳をベルナルドに向ける。
また断られてしまうだろうかという恐れは、体の疼きにかき消された。
息をのんでアンジェリアを見つめ返すベルナルドだったが、再びアンジェリアの頬に手を伸ばしていく。
「んっ……」
唇を重ねられ、アンジェリアはかすかな呻きを漏らしながら、目を閉じた。
熱い舌がアンジェリアの唇をこじ開け、侵入してくる。驚きにびくりと身を震わせるアンジェリアだったが、舌先を絡められると、別の疼きに戸惑う。
体の奥底から昂ぶりがわきあがってきて、アンジェリアはベルナルドにぎゅっとしがみついた。
それをベルナルドが気遣うように抱き返す。
大きな体に包まれる安心感と、快楽への期待に、アンジェリアの頭はくらくらとする。
「……場よ、閉じろ」
唇が離れ、ベルナルドが片手を上げて低く呟いた。
空気がわずかに揺れ、氷の砕けるような音が響く。
霞む頭で、何事だろうとぼんやりしながら、アンジェリアはベルナルドを見上げる。
「ここに誰も近寄れないようにした。ゆっくり続きができるようにな」
「あっ……あぁん……」
法力を使ったのかと問う間もなく、はだけた胸に手が伸びてきて、アンジェリアは甘い声をあげる。
すでに乳首はつんと硬くなっていて、ベルナルドの手のひらが触れただけで、もどかしい快感がわきあがり、体を駆け巡っていく。
さらなる快感を求める乳首を、ベルナルドの指がとらえ、優しく押し潰すように揉みながら、つまみ上げた。もう片方は、唇に含まれて舌先で転がされる。
「んっ……あぁ……」
甘い感覚に、アンジェリアは酔う。
はだけていた服を完全に奪い取られると、涼しい風に肌を撫でられ、それすら熱を煽る材料になってしまうようだった。
下腹部に熱が集まっていき、蜜がとろとろとあふれていく。
まるでそれを確かめるように、ベルナルドの指が足の間に入り込み、淫裂を撫で上げる。
そっとなぞられるだけで、新たな蜜がとめどなく流れ、下肢に伝っていった。
「だ……旦那様ぁ……」
優しい快楽がもどかしく、アンジェリアは身をよじった。
すると、あふれ出る蜜を絡めた指が、ゆっくりと蜜壷に侵入してくる。
「あっ……ああぁ……ん……っ」
狭い内壁を押し広げられていく感覚に、アンジェリアはうっとりと甘い声をあげる。
かつて痛みを感じた行為だが、今は快楽しかない。
それどころか、もっと強い刺激が欲しく、秘肉を締め付ける。
「物足りないか?」
「あ……も……もっと……ください……」
ベルナルドに問われ、アンジェリアは熱にうかされながら、素直に答えた。
軽い笑い声と共に、蜜口にもう一本、指が添えられる。
「んんっ……はぁ……ん……」
二本目の指が侵入してきて、圧迫感とわずかな苦しさを伴いながら、甘い疼きをもたらす。
つきりと痛みのようなものが走ったが、快楽のほうが強くて、それが痛みなのかもわからない。
未熟な隘路をほぐされると、どんどん蜜があふれ、濡れた音が絶え間なく響いた。
徐々に快楽の波は高まっていき、やがて達してしまいそうになる。しかし、その前にベルナルドは指の動きを止め、波は引いてしまう。
「んっ……」
切なくなって、アンジェリアは不満のにじんだ、甘ったるい声を漏らす。
熱が少し引いてきたところで、再び抽送が始まり、とろけるような甘い快楽がわきあがってくる。
だが、アンジェリアが達しそうになると、ベルナルドは意地悪く動きを止めてしまう。
「旦那様……どうか、どうか……もう……」
行き場を失った体内の熱を持て余し、アンジェリアは涙に潤んだ瞳をベルナルドに向けて、ねだる。
二本の指を咥えこんだ媚肉は、さらなる刺激を求めていた。
すると、指が引き抜かれる。喪失感に顔を歪めるアンジェリアだったが、すぐに両足を広げられて、濡れそぼった蜜口がひんやりとした空気にさらされる。
突然の冷たい刺激にアンジェリアが戸惑うと、ベルナルドの体が割り込んできた。
いよいよだと、緊張と共に期待がアンジェリアの胸に広がっていく。
蜜口に硬く、熱いものがあてがわれ、アンジェリアはぎゅっと目を閉じた。
「んっ……ああっ!」
灼熱の塊が、突き入れられた。焼けつくような熱がはじけ、アンジェリアは悲鳴をあげる。
一瞬、頭の中が真っ白になってしまうような痛みだった。最初の日に指を入れられて悲鳴をあげてしまったときなど、比べ物にならない。
だが、体が引き裂かれてしまうのではないかというほどの衝撃なのに、じわじわと別の疼きが生じてきて、アンジェリアは戸惑う。
ゆっくりと灼熱の塊が奥に進んでいくと、甘い痺れが波のように押し寄せてきて、苦痛を飲み込んでいく。
やがて灼熱の塊が最奥に到達する頃には、チリチリとした痛みがわずかに残るだけで、くすぐったいのか痛いのかわからない程度になっていた。
「あっ……ああっ……」
唇から漏れるのも、とろけた声だ。
熱い塊がゆっくりと引き抜かれていき、再び奥への侵入を始める。
狭い場所を無理やり押し広げられていくのが、心地よい。ベルナルドに征服されているのだという、被虐めいた愉悦がアンジェリアを満たす。
「旦那様……旦那様ぁ……」
アンジェリアはベルナルドにしがみつきながら、足を腰に絡める。
それに応えるように、ベルナルドの腰の動きが激しくなった。
「はっ……ああぁ……ん……」
大きく穿たれ、内部を抉られて、アンジェリアは悦びに震える。
密着した腰に花芽が押しつけられ、揺すられるたびに、そこからもはじけそうな快楽が生じていく。
大きな快楽の波が押し寄せてきて、アンジェリアはぎゅっと体内の雄を締め付けた。
「あっ……あ、あぁあああ……っ!」
最奥で熱がはじけ、白い喉をのけぞらせて、アンジェリアは甘い叫びをあげる。
意識が飛びそうになるほどの激しい快楽が幾重にも広がり、全身を駆け巡っていく。
どこか遠くに自分が消えていってしまうようで、アンジェリアは恐ろしくなって、ベルナルドにすがりついた。
それをベルナルドの逞しい腕が包み込み、アンジェリアは救われたような安心感を覚える。
アンジェリアは、先のことも何もかも今は忘れ、満たされた幸福に酔い続けた。
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