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「ホープワン、行きます!」
ユウキが自分専用のゴーレムを起動させる、前世でもロボットアニメは好きだったので以前のテストの時は無かったが不思議と気分が高揚がする。
ゴーレムの出力をユウキの保有している魔力で底上げして背部の噴出口から一気に噴出させて垂直に飛び上がる、ゴーレム単体では間に合わなかったのでユウキが翼を広げて目的の方向へ飛んでいく。
「いつの間に空を飛べるようになったのですの?」
「ごめん、コレ自前なんだ、流石に間に合わなかった」
「そうですの、でもいずれゴーレムに実装されるのでしょう?」
「それはゴーレムの運用次第でしょう、今の運用なら翼は邪魔でしかないでしょうに」
「それもそうですわね……では強襲部隊でも設立しましょうかね」
「どこに攻めるんだよ」
「あら、敵なんていくらでも作れますわよ」
「止めてくれ……、ついたぞ」
「もう着きましたの?!」
目の前にはゴーレムを積んでいると思われる船が見えてきた、その先には大きな港も見える。
「港で迎え撃ちますわよ」
「了解」
港にゴーレムを持っていくと人が警戒しながら集まってきた。
「私はミルシアロゼッタ、この国の新設された部隊の責任者、そして貴族ロゼッタ家の物です、そこの船舶には私が作り上げた新型兵器が積み込まれた可能性があります、ココにギルドに通した正式な書類があります、このまま国境を超える前に検査させていただきます!」
貴族がやたら強そうな護衛をつれて正式な書類を持って現れたので誰も逆らう物はいなかった。
「さ、見ていきますわよ」
ミルシアの指示で降ろされていく荷物を一緒に検品していく、ゴーレムが入らないような小さな物は無視していって大きな物だけを見ていく。
当然開封したりで動いているのはユウキと港の作業員なのでミルシアはひたすら見ていくだけだ、ミザリーは護衛しているのでミルシアの近くで周囲を警戒しているだけで検品はしていない。
「ミルシア、あれは目標のヤツでは?」
ミザリーが船の方を指している、全員がその方向を向くとゴーレムがこっそりと抜け出している所だった。
「ユウキ!」
「あいよ」
素早くゴーレムに乗り込み、逃げようとしているゴーレムに接近する。
「おい、新型は3体じゃないのか、あんなの聞いてないよ」
「知らないよ、こっちだってそんなの聞いてないって」
「どうするの?」
「こいつも持って帰るしかないでしょうよ」
ゴーレムの間で外付けにあるスピーカーごしのため丸聞こえである。
「なめられたもんだね、というかよくもまぁあそこまで自由自在に動かせるもんだ」
ユウキの中ではまだぎこちない動きをする印象しかなかったが、割と自由に動かせている。
ユウキが自分専用のゴーレムを起動させる、前世でもロボットアニメは好きだったので以前のテストの時は無かったが不思議と気分が高揚がする。
ゴーレムの出力をユウキの保有している魔力で底上げして背部の噴出口から一気に噴出させて垂直に飛び上がる、ゴーレム単体では間に合わなかったのでユウキが翼を広げて目的の方向へ飛んでいく。
「いつの間に空を飛べるようになったのですの?」
「ごめん、コレ自前なんだ、流石に間に合わなかった」
「そうですの、でもいずれゴーレムに実装されるのでしょう?」
「それはゴーレムの運用次第でしょう、今の運用なら翼は邪魔でしかないでしょうに」
「それもそうですわね……では強襲部隊でも設立しましょうかね」
「どこに攻めるんだよ」
「あら、敵なんていくらでも作れますわよ」
「止めてくれ……、ついたぞ」
「もう着きましたの?!」
目の前にはゴーレムを積んでいると思われる船が見えてきた、その先には大きな港も見える。
「港で迎え撃ちますわよ」
「了解」
港にゴーレムを持っていくと人が警戒しながら集まってきた。
「私はミルシアロゼッタ、この国の新設された部隊の責任者、そして貴族ロゼッタ家の物です、そこの船舶には私が作り上げた新型兵器が積み込まれた可能性があります、ココにギルドに通した正式な書類があります、このまま国境を超える前に検査させていただきます!」
貴族がやたら強そうな護衛をつれて正式な書類を持って現れたので誰も逆らう物はいなかった。
「さ、見ていきますわよ」
ミルシアの指示で降ろされていく荷物を一緒に検品していく、ゴーレムが入らないような小さな物は無視していって大きな物だけを見ていく。
当然開封したりで動いているのはユウキと港の作業員なのでミルシアはひたすら見ていくだけだ、ミザリーは護衛しているのでミルシアの近くで周囲を警戒しているだけで検品はしていない。
「ミルシア、あれは目標のヤツでは?」
ミザリーが船の方を指している、全員がその方向を向くとゴーレムがこっそりと抜け出している所だった。
「ユウキ!」
「あいよ」
素早くゴーレムに乗り込み、逃げようとしているゴーレムに接近する。
「おい、新型は3体じゃないのか、あんなの聞いてないよ」
「知らないよ、こっちだってそんなの聞いてないって」
「どうするの?」
「こいつも持って帰るしかないでしょうよ」
ゴーレムの間で外付けにあるスピーカーごしのため丸聞こえである。
「なめられたもんだね、というかよくもまぁあそこまで自由自在に動かせるもんだ」
ユウキの中ではまだぎこちない動きをする印象しかなかったが、割と自由に動かせている。
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