196 / 244
ゴーレムの捜索
しおりを挟む
「てか新型のホープレイってどゆこと?」
「軍に正式配備する先行生産した3体が何者かに強奪されましたの!」
「どこに強奪されたのさ」
「それがわかりませんの、今は諜報機関が全力を挙げて捜索している所ですわ」
「それじゃあ持っていかれたゴーレムを完全に超える物を作らないとね」
「なんで敵に運用される前提なんですの、今回は私メインで国からユウキに正式に依頼します、強奪された新型のゴーレム3体を回収もしくは完全破壊をお願いします」
いつになく真剣な表情なのでふざけて対応せずに真面目に答える。
「その依頼を受領します」
口頭での依頼なので後で正式にやり取りしないといけないが今回は時間が惜しいので書類等は後回しにしても問題ない特例措置を使用する。
「じゃあ行ってくるよ」
ユウキは元々戦闘などに特に用意する物がないので寝起きのままでもそのまま出発することができる。
「とは言ったものの……」
大見得切って行ったものの、手がかりなんて一切ないのでとりあえず強奪された場所に向かってみる。
「うわぁ……」
現場はかなり荒れておりかなり争い合った形跡があり、あちこちに破壊された物が転がっている、それにより修復でかなりの人が往来しており、痕跡を調べる事はできそうにない、とりあえず外に続いている破壊跡はまだ残っているのでそこを頼りに進んでみる。
「ここで終わり、かな」
途中で戦闘跡がなくなり、その先の運河で痕跡を途絶えた、対岸には大型のゴーレムを運べるような広さは無いのでおそらくココから船で上流か下流にいどうしたのだろう。
「どっちだ……」
どちらの方向に進んでも他の国があるのでどちらも可能性がある、ユウキは国同士の仲などはあまり知らないためどちらの国も可能性がある、こんな事が起きるのならレティさんに国の情勢とかしっかりと情報を仕入れておけばよかった今更ながらの後悔をしている。
「まだだ」
運河に飛び込み水中を見てみる、下流の方が上流と比較して汚れが多いのでおそらく下流に行ったと予想して下っていく、ミルシアの報告からあまり時間が経過していないハズなので水中を高速で移動すればまだ追いつけるだろう。
「アレ、か?」
進んで行くと大型の船舶が見えてきた、アレが強奪した新型のゴーレムを輸送しているか不明ので側面に張り付いて中に甲板に上がり様子を伺う。
船は大きなコンテナがいくつも積んであり、その中にゴーレムが入っている可能性があるがそれらをすべて調べるには時間がかかりすぎる。
ひとまず船と船員の国籍を控えてから上流も見てからギルドに戻る事にした。
「アレで正解だといいなぁ……」
「軍に正式配備する先行生産した3体が何者かに強奪されましたの!」
「どこに強奪されたのさ」
「それがわかりませんの、今は諜報機関が全力を挙げて捜索している所ですわ」
「それじゃあ持っていかれたゴーレムを完全に超える物を作らないとね」
「なんで敵に運用される前提なんですの、今回は私メインで国からユウキに正式に依頼します、強奪された新型のゴーレム3体を回収もしくは完全破壊をお願いします」
いつになく真剣な表情なのでふざけて対応せずに真面目に答える。
「その依頼を受領します」
口頭での依頼なので後で正式にやり取りしないといけないが今回は時間が惜しいので書類等は後回しにしても問題ない特例措置を使用する。
「じゃあ行ってくるよ」
ユウキは元々戦闘などに特に用意する物がないので寝起きのままでもそのまま出発することができる。
「とは言ったものの……」
大見得切って行ったものの、手がかりなんて一切ないのでとりあえず強奪された場所に向かってみる。
「うわぁ……」
現場はかなり荒れておりかなり争い合った形跡があり、あちこちに破壊された物が転がっている、それにより修復でかなりの人が往来しており、痕跡を調べる事はできそうにない、とりあえず外に続いている破壊跡はまだ残っているのでそこを頼りに進んでみる。
「ここで終わり、かな」
途中で戦闘跡がなくなり、その先の運河で痕跡を途絶えた、対岸には大型のゴーレムを運べるような広さは無いのでおそらくココから船で上流か下流にいどうしたのだろう。
「どっちだ……」
どちらの方向に進んでも他の国があるのでどちらも可能性がある、ユウキは国同士の仲などはあまり知らないためどちらの国も可能性がある、こんな事が起きるのならレティさんに国の情勢とかしっかりと情報を仕入れておけばよかった今更ながらの後悔をしている。
「まだだ」
運河に飛び込み水中を見てみる、下流の方が上流と比較して汚れが多いのでおそらく下流に行ったと予想して下っていく、ミルシアの報告からあまり時間が経過していないハズなので水中を高速で移動すればまだ追いつけるだろう。
「アレ、か?」
進んで行くと大型の船舶が見えてきた、アレが強奪した新型のゴーレムを輸送しているか不明ので側面に張り付いて中に甲板に上がり様子を伺う。
船は大きなコンテナがいくつも積んであり、その中にゴーレムが入っている可能性があるがそれらをすべて調べるには時間がかかりすぎる。
ひとまず船と船員の国籍を控えてから上流も見てからギルドに戻る事にした。
「アレで正解だといいなぁ……」
0
お気に入りに追加
66
あなたにおすすめの小説
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
伯爵家の次男に転生しましたが、10歳で当主になってしまいました
竹桜
ファンタジー
自動運転の試験車両に轢かれて、死んでしまった主人公は異世界のランガン伯爵家の次男に転生した。
転生後の生活は順調そのものだった。
だが、プライドだけ高い兄が愚かな行為をしてしまった。
その結果、主人公の両親は当主の座を追われ、主人公が10歳で当主になってしまった。
これは10歳で当主になってしまった者の物語だ。
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
私の代わりが見つかったから契約破棄ですか……その代わりの人……私の勘が正しければ……結界詐欺師ですよ
Ryo-k
ファンタジー
「リリーナ! 貴様との契約を破棄する!」
結界魔術師リリーナにそう仰るのは、ライオネル・ウォルツ侯爵。
「彼女は結界魔術師1級を所持している。だから貴様はもう不要だ」
とシュナ・ファールと名乗る別の女性を部屋に呼んで宣言する。
リリーナは結界魔術師2級を所持している。
ライオネルの言葉が本当なら確かにすごいことだ。
……本当なら……ね。
※完結まで執筆済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる