上 下
42 / 244

小ネタ

しおりを挟む
学校に入る順義をしていたある日……。



「あれ、マキナって私と同じ年じゃないよね?」

「え?、だって同じ年齢じゃないと一緒に学校通えないよ?」

「学校?…そんな所に通う気なんてないよ」

「ああ、いいかユウキ例えギルドに所属していてもいなくても学校には通ってもらうぞ、義務教育だからな」

「まさか法律で…」

「よく法律って言葉を知ってるな、まそうゆうことだ」

「これから一緒に行けるねお母さん♪」

「はぁ…(絶対に退学してやる!)」

「そういえばマキナ」

「ん、何お母さん?」

「勉強はどれくらいできる?」

「任せてお母さん、私は15才まで生きてたからそれまで学校に通ってたんだよ勉強はしなくても余裕だよ」

「そうなんだ、じゃあ私に教えてくれないかな?」

「いいよ、絶対一緒のクラスに入ろうね!」







ギルドのある日…



「そういえばユウキの髪の毛の色って珍しいな」

「あぁ、これ?…フィアと会うまえはクリーム色だったけどフィアと一つになった時から黒色になったんだよ」

「へー私は水龍に会う前から蒼色だったよ~」

「実は私は黒髪は遠目でしか見たことない位に珍しいからな、黒髪はこのへんじゃ闇属性を使う事で有名な貴族しかいないからな」

「え、まさか黒髪っなんか不吉とかのイメージとかは?」

「ないな、この国じゃ階級での差別こそははあるが髪や肌の色とかの人種とかの差別はないな」

「そうですか、安心しました」

「まあ、といっても見た目で差別するのはこの国じゃあ古い貴族位しかいないかな、他国は未だにそんなことで階級つけてるけどな」

「じゃあそこだと私は…」

「んー可愛いから良いんじゃない」

「そんなものなのか…」





入学儀礼が終わって学食の会話にて……。



「そういえばお母さん」

「ん?」

「被弾数すごく多いけどなんで無傷っていうか汚れ一つないの?、私

でも返り血とか汚れがついたのに…」

「返り血て、あれはリアクティブアーマーだよ」

「リア…え!?」

「魔法攻撃、とくに魔弾系統の攻撃は魔弾に込められた以上の魔力波を当てると消滅するの」

「へー」

「だから攻撃が届く前に魔力波を当てて無効化してたのよ」

「へーそうなんだ」

(絶対に理解してないな…)





ユウキがゴーレムを作っていたある日……。



「お母さんそれなに?」

「これはね、脳波を感知して、指示通りに動かす武器だよ」

「でも武器を浮かして思いどうりに動かすなんて聞いたことないよ」

「サイコミュだからね」

「サイコユ?」

「違う違うサイコミュ」

「さ、サイコミ」

「サ、イ、コ、ミュ」

「サイコミユ」

「ミュッ!」

「ミュッ!」

「そーそーそれそれ」

「で、そのサイコなんとかは何なの?」

「………」





ユウキが出された課題に対して奮闘していたある日……。



「お母さーん、何やってるの?」

「2週間サボったつけだよ」

「え、でもソレ多くない?」

「私のゴーレムついて書いたノートを見て」

「(これくらい書けるなら同じ位出しても大丈夫だね)っだってさ」

「だからこんなに…」

「問題自体は大したことさ無いけど、ただ量が…」

「またなにか研究してるかとご飯の心配したよ」

「私よりご飯ですか…」

「この程度なら平気でしょ?」

「まぁ…大丈夫だけど……よし、飯!」

「ご飯♪ご飯♪」

結局期限ギリギリなり泣くはめになるのでした。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

冷宮の人形姫

りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。 幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。 ※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。 ※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので) そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。

憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。 日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います

霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。 得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。 しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。 傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。 基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。 が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

伯爵家の次男に転生しましたが、10歳で当主になってしまいました

竹桜
ファンタジー
 自動運転の試験車両に轢かれて、死んでしまった主人公は異世界のランガン伯爵家の次男に転生した。  転生後の生活は順調そのものだった。  だが、プライドだけ高い兄が愚かな行為をしてしまった。  その結果、主人公の両親は当主の座を追われ、主人公が10歳で当主になってしまった。  これは10歳で当主になってしまった者の物語だ。

魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました

紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。 国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です 更新は1週間に1度くらいのペースになります。 何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。 自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

気がついたら異世界に転生していた。

みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。 気がついたら異世界に転生していた。 普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・ 冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。 戦闘もありますが少しだけです。

私の代わりが見つかったから契約破棄ですか……その代わりの人……私の勘が正しければ……結界詐欺師ですよ

Ryo-k
ファンタジー
「リリーナ! 貴様との契約を破棄する!」 結界魔術師リリーナにそう仰るのは、ライオネル・ウォルツ侯爵。 「彼女は結界魔術師1級を所持している。だから貴様はもう不要だ」 とシュナ・ファールと名乗る別の女性を部屋に呼んで宣言する。 リリーナは結界魔術師2級を所持している。 ライオネルの言葉が本当なら確かにすごいことだ。 ……本当なら……ね。 ※完結まで執筆済み

処理中です...