303 / 425
火力特盛
誤解
しおりを挟む
最悪殺しても構わないと言っているが、とてもじゃないがそんな事はできそうにない。
他の人も加勢しているが向こうも対多数の戦いに慣れているのか全く戦況が変わる事はなかった、サヨよりも接近戦が得意らしい人が交代して後衛に回るがそれでも対処ができていない。
ここにいる人達が初対面な事があり連携が上手くとれていない、そのせいで隙が大きく出てしまい未だにこちらにも攻撃が飛んでくる。
「あれ、強くね?」
「ですね、一応砲撃可能限定だけど戦闘能力的には高いハズなんだけどね……」
「ま、上には上がいるもんですし……」
「そうだよなぁ」
戦闘していない自分が言うなんだが、離れた所で偶に来る攻撃をよけながら雑談をするのはいかがな物か……。
「てかアレ倒せるんですか?」
「うーん、無理かも」
「マジすか……」
「アレは強すぎるって、とりあえずは時間を稼いで星を砕けばいいだから」
「まぁ、確かにそうですけど……」
戦闘に参加した人以外は引き続き準備を進めている、おそらく戦いはあまり得意ではないのだろう、自分はサヨに任せきりなので特にやることがない。
こんな時でも何かできることがないか考えてみる、今一番仕事をしていないのは自分だろう、砲撃はできないので戦闘の補助に回った方がいいだろう、しかしサヨに加えて接近戦が得意な人や射撃が得意な人が複数加勢しているにもかかわらず向こうは形態を少し変える事で対応し、あまつさえ砲撃の準備をしている人に対しても攻撃を加えている、そんな戦闘に参加できるだろうか……。
いや砲撃は現状確実にできないが戦闘に加わる事ならできる、役に立つかわかないが……。
「サヨ、どう?」
「相手かなり強い、持ってる物ほとんど壊された、後少し援軍が遅れてたら食われてた」
「食う?」
「アレは人じゃないよ、人の形はしたナニかだよ、ほら何人か腕が食べられてる」
「マジかぁ」
確かによく見ると接近戦をしている人の何人か片腕がなくなっている。
「一応生きてさえいれば再生医療受けて何とかなるけど安易に使える物じゃないし……」
それを聞いて少し安心したがそれでも腕がなくなるは平気は訳がない。
「とりあえず手伝うよ、魔法で援護位はできるハズだから」
「え、あぁ辞めた方がいいよ」
「いつまでもサヨに頼りっぱなしじゃよくないからね」
少しかっこつけて魔法を放つと女性と一瞬目が合ったと思った瞬間に自分の右腕が吹き飛ぶ。
「え、あっ、ぁ……っ……」
「離脱します」
痛みとパニックとで声が上手く呼吸が出来ずに混乱しているとサヨが自分を抱えて纏めていた人の所まで瞬時に後退する。
「大丈夫だ、死にはしないし痛みは一瞬だ」
「……っ、あ、ありがとうございます」
誰かは分からない瞬時に対応してくれたので出血や痛みはなくなった。
「サヨもありがとう」
右手で頭を撫でようとしたが無かったので改めて左手で撫でる。
他の人も加勢しているが向こうも対多数の戦いに慣れているのか全く戦況が変わる事はなかった、サヨよりも接近戦が得意らしい人が交代して後衛に回るがそれでも対処ができていない。
ここにいる人達が初対面な事があり連携が上手くとれていない、そのせいで隙が大きく出てしまい未だにこちらにも攻撃が飛んでくる。
「あれ、強くね?」
「ですね、一応砲撃可能限定だけど戦闘能力的には高いハズなんだけどね……」
「ま、上には上がいるもんですし……」
「そうだよなぁ」
戦闘していない自分が言うなんだが、離れた所で偶に来る攻撃をよけながら雑談をするのはいかがな物か……。
「てかアレ倒せるんですか?」
「うーん、無理かも」
「マジすか……」
「アレは強すぎるって、とりあえずは時間を稼いで星を砕けばいいだから」
「まぁ、確かにそうですけど……」
戦闘に参加した人以外は引き続き準備を進めている、おそらく戦いはあまり得意ではないのだろう、自分はサヨに任せきりなので特にやることがない。
こんな時でも何かできることがないか考えてみる、今一番仕事をしていないのは自分だろう、砲撃はできないので戦闘の補助に回った方がいいだろう、しかしサヨに加えて接近戦が得意な人や射撃が得意な人が複数加勢しているにもかかわらず向こうは形態を少し変える事で対応し、あまつさえ砲撃の準備をしている人に対しても攻撃を加えている、そんな戦闘に参加できるだろうか……。
いや砲撃は現状確実にできないが戦闘に加わる事ならできる、役に立つかわかないが……。
「サヨ、どう?」
「相手かなり強い、持ってる物ほとんど壊された、後少し援軍が遅れてたら食われてた」
「食う?」
「アレは人じゃないよ、人の形はしたナニかだよ、ほら何人か腕が食べられてる」
「マジかぁ」
確かによく見ると接近戦をしている人の何人か片腕がなくなっている。
「一応生きてさえいれば再生医療受けて何とかなるけど安易に使える物じゃないし……」
それを聞いて少し安心したがそれでも腕がなくなるは平気は訳がない。
「とりあえず手伝うよ、魔法で援護位はできるハズだから」
「え、あぁ辞めた方がいいよ」
「いつまでもサヨに頼りっぱなしじゃよくないからね」
少しかっこつけて魔法を放つと女性と一瞬目が合ったと思った瞬間に自分の右腕が吹き飛ぶ。
「え、あっ、ぁ……っ……」
「離脱します」
痛みとパニックとで声が上手く呼吸が出来ずに混乱しているとサヨが自分を抱えて纏めていた人の所まで瞬時に後退する。
「大丈夫だ、死にはしないし痛みは一瞬だ」
「……っ、あ、ありがとうございます」
誰かは分からない瞬時に対応してくれたので出血や痛みはなくなった。
「サヨもありがとう」
右手で頭を撫でようとしたが無かったので改めて左手で撫でる。
0
お気に入りに追加
140
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~
土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。
しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。
そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。
両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。
女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる