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ダンジョンは危険がいっぱい

以外な活躍

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 男性たちの相談を眺めていると後ろの方から少年の声が聞こえてきた。
「とりあえず、あの3人を一度洞窟に入れてから始末してくれ、外だとポイントが入らないから」
 かなり大きく声が聞こえが男性達に消えた様子はないのでおそらく自分達だけに聞こえる声なのだろう、さてとりあえずどうやって中にいれるか……。
「そういえばここはなんで立ち入り禁止なんですか?」
「ん、あぁお前らの後ろにある者だよ」
「え、後ろ、うお!」
「知らんかったんか……」
 とりあえずとぼけてみる。
「何、ここ?」
「あ、バカ」
 知らない不利をしてサヨと一緒にふらふらとダンジョンに入ってみると男性達がサヨの方を引き戻そうと駆け寄る、自分の方に来ていないのは少し悲しい。

 3人の男性が完全にダンジョンの中に入った瞬間に頭部に弾丸を撃ち込むとそのまま絶命したようでその場で倒れると光になって消えた、これでポイントが入ったのだろうか?
「これでいいですかね?」
 どこで聞いているか分からないのでとりあえず上の方を向いて聞いてみる。
「……あ、あぁそうだな、これからもよろしく頼む」
 すこし引き気味に答えられた、一撃で倒した事が行けなかったのだろうか?
「とりあえず、これで人が来るようになるんじゃないんかな」
「いままで何人の人が来たんですか?」
「あれが初めてだ」
「あ、なんかすいません」
 初陣をあっさり終わらせてしまいすこし申し訳ない気持ちになってしまった。

 その後もダンジョンの前に戻ってまた時間を潰していると今度は同じ格好をした団体が整列して向かってきた、それは少年の方も把握していたようで一度ダンジョンの内部に戻るように言われた。
「アレは明らかに討伐されるヤツなのであなた方に全部お任せしたいのです」
 少年が予想した物以上の物が来たようで青い顔をしていた、どうやらアレは対処できないようで完全にこちらに任せてきた。
「じゃあとりあえず、なにも無い空間にしてください、一掃するんで」
「わかった」
 少年が指を上げて振ると何かを操作していた、時折溜息をついていたが操作が完了したようだ。
「終わりましたんでよろしく」
 少年が言い終わるといつの間にか開けた洞窟の中にいた、入口の方からは複数人が警戒しながら侵入してきた。
「すぐに片づけよう」
「はい」
 サヨが大型の銃を取り出す……、これは確かロボットに使っていた物じゃなかったかな?
「これ、大丈夫か?」
「もちろん」
 元気よく返事して別の物を召喚した、コレは確かロボットの拡張パーツで腕に取り付けるパーツを地面に置く、それに大型の銃を取り付けた。
「これで良し」
 銃を少し揺すって問題が無い事を確認したようで、起動させてダンジョンに入ってきた人から問答無用に消し飛ばしていく、初陣を倒すと向こうは一度退却してこちらの様子をみている、こちらはダンジョンの中に入ってこないと倒さないようにしているのでできることなら早く入ってきて欲しい。
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