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思わずいやらしい想像をしてしまった俺の考えを止めたのはお腹の鳴る音だった。
「 ・・・げっ、もう7時じゃねえか。」
俺はあわてて台所にいった。
何もあるはず無い。
仕方がなくお金を持って近くのコンビニに買物にいこうとしたときチャイムがなった。
ドアを開けてみるとそこには祐樹が 立っていた。
「祐樹、どうしたんだ?」
祐樹は手に持っていた皿を
「はい。」
と俺に渡した。
「なにこれ・・・。」
「お母さんが、竜也兄ちゃん晩ご飯まだだろうから持っていけって。まだ温かいから早く食べてね。」
皿の中身はスパゲティだった。
大好物である。
「有難う! いまから晩ご飯買いにいこうと思ってたところだったんだよ。助かったあ。」
「それじゃあ、僕これで・・・。」
「あっ、まって祐樹!」
俺は思わず呼び止めてしまった。
「何?竜也兄ちゃん。」
「・・・・えっと、その・・良かったら上がらないか?せっかく来たんだし・・・・それに一人で食べるのも淋しいしね。」
別に下心があったわけではないのだが、二人だけでいれる時間は滅多に ない。
「だめかな・・・ ?」
「ううん、厳也兄ちゃんがいいのなら・・・・それに、また相験したいこと・・・・あるし・・・・。」
「相談ごと?」
「・・後からでいいから!それよりはやく食べないと冷えちゃうよ!」
祐樹は俺の手から皿を取り上げると台所にさっさと行ってしまった。
「なに焦ってんだ?祐樹の奴。」
気にはなったがまずは腹拵えをすることにした。
さっきからお腹が鳴ってうるさくて仕方がない。
祐樹の後を追うように台所へと足を進めた。
「 ・・・げっ、もう7時じゃねえか。」
俺はあわてて台所にいった。
何もあるはず無い。
仕方がなくお金を持って近くのコンビニに買物にいこうとしたときチャイムがなった。
ドアを開けてみるとそこには祐樹が 立っていた。
「祐樹、どうしたんだ?」
祐樹は手に持っていた皿を
「はい。」
と俺に渡した。
「なにこれ・・・。」
「お母さんが、竜也兄ちゃん晩ご飯まだだろうから持っていけって。まだ温かいから早く食べてね。」
皿の中身はスパゲティだった。
大好物である。
「有難う! いまから晩ご飯買いにいこうと思ってたところだったんだよ。助かったあ。」
「それじゃあ、僕これで・・・。」
「あっ、まって祐樹!」
俺は思わず呼び止めてしまった。
「何?竜也兄ちゃん。」
「・・・・えっと、その・・良かったら上がらないか?せっかく来たんだし・・・・それに一人で食べるのも淋しいしね。」
別に下心があったわけではないのだが、二人だけでいれる時間は滅多に ない。
「だめかな・・・ ?」
「ううん、厳也兄ちゃんがいいのなら・・・・それに、また相験したいこと・・・・あるし・・・・。」
「相談ごと?」
「・・後からでいいから!それよりはやく食べないと冷えちゃうよ!」
祐樹は俺の手から皿を取り上げると台所にさっさと行ってしまった。
「なに焦ってんだ?祐樹の奴。」
気にはなったがまずは腹拵えをすることにした。
さっきからお腹が鳴ってうるさくて仕方がない。
祐樹の後を追うように台所へと足を進めた。
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