82 / 94
第五章 聖龍王国の御姫様
その6 思いがけない同行者 4
しおりを挟む
「…と言うワケで、この子を同行させる事に決まった。」
レインズはアレクシィの後ろにしがみ付き、隠れている少女の処遇を告げる。
少女が起きるのを待って、彼女の意思を確認した結果、
帝国の港町での下船より、懐いたアレクシィとの船旅を選んだのだ。
「ま、そうなるとは思っとったがのぉ。」
「そうか…わかった。」
アクサナは納得しているようだが、セレーテは思うところがあるようだ。
人族の忌避反応に敏感な彼女の事だから、仕方ないだろう。
だが、彼女の目標は他種族との親善だ。
少女とも仲良くなろうと努力する……ハズだ。
「ほら、皆様に御挨拶をっ。」
アレクシィは自分の後ろから少女を引っ張り出し、2人に挨拶させようとするが、
「怖いっ。」
一言呟くと、少女はアレクシィの背後に再び隠れる。
「もぉっ!お二人は怖くないですよっ!
この船の獣人さんも良い人ばかりで、怖がる必要は…。」
「いきなりはムリだよ、仕方ないさ。」
少女を諭すアレクシィの言葉を、セレーテが遮る。
「ま、徐々に仲良くなればいいさ、徐々にな。」
そう言うとセレーテは少ししゃがみ、少女の目線に合わせて笑いかける。
が、アレクシィの後ろから覗いていた少女は、小動物の様なすばしっこさで背後に隠れる。
「…前途多難だな。」
その様にレインズは苦笑いする。
「で、この娘の名前はどうするのじゃ?」
「名前?」
「いつまでも名無しの権兵衛というワケにもいかんじゃろ。
仲良くなるには、まずお互いの名を呼び合うものじゃろう?」
「なるほど、確かにそうだな。」
「名前か…。」
確かに呼び名はある方がいい、レインズが思案する。
少しの思案の後、レインズは少女の名前を思いつき、
「よし、では…。」
「あのぉ…実はこの子の名前はもう決まってまして…。」
アレクシィが申し訳なさそうにレインズの言葉を遮り、おずおずと手を上げる。
「なんじゃ、決まっとったんか?」
「はい…。二人の時間が長かったので。
やはり名前がないと不便でしたし…。」
「そうか、決まっていたなら仕方ない。
で、なんて名前で呼んでるんだ?」
「はい…それは…///」
アレクシィはなぜか頬を赤らませ、モジモジしている。
「なんじゃ、卑猥な名前でも付けたのか?」
「なっ?卑猥っ?!ダメだぞ、アレクシィっ!それはっ///」
「そ、そんなワケないじゃないですかっ!
この子の名前はレイシィですっ!」
「「え?」」
アレクシィが口にしたその名に、アクサナとセレーテの表情が強張る。
「レイ…シィ……?」
「はい、レイシィです!可愛い名前でしょう?ねぇ?」
アレクシィは後ろに隠れた少女、いやレイシィに笑いかけると、
レイシィもまんざらではないようで、彼女に笑い返す。
「ほら、本人も気に入って…。」
「レインズ…アレクシィ…レイシィ…。お主…やりおったな…。」
「アレクシィ…それはいくら寛大なオレ達でも黙ってられないぞ?」
「あ~…やっぱりダメですか?」
アレクシィは頭を掻きながら、照れくさそうに笑う。
「いやいやいや、笑っても誤魔化せんぞっ?!」
「そうだそうだっ!オレ達正妻より先にお前、それはダメだろっ?!」
「い、イイじゃないですか、名前くらいっ!」
「良いワケあるかいっ!お主が主様を長に好いとるのは知っとるが、これはイカンじゃろっ!」
「えぇ~、せっかく可愛い名前なのに…。」
「可愛いとか関係あるかっ!御前様の考えた名前に変更だっ!」
「そうじゃな、それがエェ。主様、この子に名前をっ。」
「お、おぉ。わかった。」
二人の剣幕に呆気に取られていたレインズが、コホンと一つ咳ばらいをし、
「その子の名前はシロにする。」
「「「はぁぁ??」」」
これには三人の開いた口がふさがらない。
当の少女も涙目で嫌だと訴えている。
「お、御前様…そんな犬みたいな名前…。」
「主様は名付けのセンスがおかしいぞ?」
「レインズ様…さすがにそれはヒドイです…。」
「なんでだよっ!その子の白い肌から取ったんだよっ!
キレイな名前じゃないかっ。」
レインズは必死で説明するが、到底受け入れられるワケもなく…。
「はぁ…もぉレイシィで良いわ。」
「そうだな、本人も気に入ってるみたいだしな。」
「じゃ、じゃあ、この子の名前は…っ?!」
「うむ、レイシィで決まりじゃ。」
「あ、ありがとうございますっ!」
二人の許可が下り、アレクシィは何度も頭を下げる。
「よかったわね、レイシィ!」
「うん!シロじゃなくてよかった!」
喜ぶ二人を見ながらレインズは複雑な顔をしている。
それに気付いたセレーテが声を掛ける。
「なんだ御前様、自分の名付けが通らなくて怒ってるのか?
あれは通るワケが…。」
「余り心に残る名前は付けない方が良いと思ったんだよ。」
「ん?」
「名前って大事なモンだろ?相手の事を思って、考えて…。
でも、あの子はいづれ記憶を取り戻して、自分の本当の名前を思い出すんだ。
そうしたら、レイシィっていう仮の名前は必要なくなる。
その時のアレクシィの気持ちを考えると、な。
仮の名前なんだ、雑な名前で良かったんだよ…。」
「……。」
レインズの言葉を黙って聞いていたセレーテが、不意にレインズにもたれかかる。
「なんだよ、突然?」
「いや、御前様なら、俺達の子に良い名前を付けてくれそうだなって、思っただけだよ。」
「そうか…。」
「幸せ者だよ、オレも生まれる子供も。」
レインズはセレーテから顔を反らす。
セレーテの言葉に反応して、赤面しているのを悟られないためだ。
だが、セレーテはレインズの耳元で囁く。
「耳まで真っ赤だぞ?」
「!」
慌てて耳を手で隠すレインズに、セレーテはくすりと笑うと、
レイシィ達の元へと歩いて行ったー。
つづく
レインズはアレクシィの後ろにしがみ付き、隠れている少女の処遇を告げる。
少女が起きるのを待って、彼女の意思を確認した結果、
帝国の港町での下船より、懐いたアレクシィとの船旅を選んだのだ。
「ま、そうなるとは思っとったがのぉ。」
「そうか…わかった。」
アクサナは納得しているようだが、セレーテは思うところがあるようだ。
人族の忌避反応に敏感な彼女の事だから、仕方ないだろう。
だが、彼女の目標は他種族との親善だ。
少女とも仲良くなろうと努力する……ハズだ。
「ほら、皆様に御挨拶をっ。」
アレクシィは自分の後ろから少女を引っ張り出し、2人に挨拶させようとするが、
「怖いっ。」
一言呟くと、少女はアレクシィの背後に再び隠れる。
「もぉっ!お二人は怖くないですよっ!
この船の獣人さんも良い人ばかりで、怖がる必要は…。」
「いきなりはムリだよ、仕方ないさ。」
少女を諭すアレクシィの言葉を、セレーテが遮る。
「ま、徐々に仲良くなればいいさ、徐々にな。」
そう言うとセレーテは少ししゃがみ、少女の目線に合わせて笑いかける。
が、アレクシィの後ろから覗いていた少女は、小動物の様なすばしっこさで背後に隠れる。
「…前途多難だな。」
その様にレインズは苦笑いする。
「で、この娘の名前はどうするのじゃ?」
「名前?」
「いつまでも名無しの権兵衛というワケにもいかんじゃろ。
仲良くなるには、まずお互いの名を呼び合うものじゃろう?」
「なるほど、確かにそうだな。」
「名前か…。」
確かに呼び名はある方がいい、レインズが思案する。
少しの思案の後、レインズは少女の名前を思いつき、
「よし、では…。」
「あのぉ…実はこの子の名前はもう決まってまして…。」
アレクシィが申し訳なさそうにレインズの言葉を遮り、おずおずと手を上げる。
「なんじゃ、決まっとったんか?」
「はい…。二人の時間が長かったので。
やはり名前がないと不便でしたし…。」
「そうか、決まっていたなら仕方ない。
で、なんて名前で呼んでるんだ?」
「はい…それは…///」
アレクシィはなぜか頬を赤らませ、モジモジしている。
「なんじゃ、卑猥な名前でも付けたのか?」
「なっ?卑猥っ?!ダメだぞ、アレクシィっ!それはっ///」
「そ、そんなワケないじゃないですかっ!
この子の名前はレイシィですっ!」
「「え?」」
アレクシィが口にしたその名に、アクサナとセレーテの表情が強張る。
「レイ…シィ……?」
「はい、レイシィです!可愛い名前でしょう?ねぇ?」
アレクシィは後ろに隠れた少女、いやレイシィに笑いかけると、
レイシィもまんざらではないようで、彼女に笑い返す。
「ほら、本人も気に入って…。」
「レインズ…アレクシィ…レイシィ…。お主…やりおったな…。」
「アレクシィ…それはいくら寛大なオレ達でも黙ってられないぞ?」
「あ~…やっぱりダメですか?」
アレクシィは頭を掻きながら、照れくさそうに笑う。
「いやいやいや、笑っても誤魔化せんぞっ?!」
「そうだそうだっ!オレ達正妻より先にお前、それはダメだろっ?!」
「い、イイじゃないですか、名前くらいっ!」
「良いワケあるかいっ!お主が主様を長に好いとるのは知っとるが、これはイカンじゃろっ!」
「えぇ~、せっかく可愛い名前なのに…。」
「可愛いとか関係あるかっ!御前様の考えた名前に変更だっ!」
「そうじゃな、それがエェ。主様、この子に名前をっ。」
「お、おぉ。わかった。」
二人の剣幕に呆気に取られていたレインズが、コホンと一つ咳ばらいをし、
「その子の名前はシロにする。」
「「「はぁぁ??」」」
これには三人の開いた口がふさがらない。
当の少女も涙目で嫌だと訴えている。
「お、御前様…そんな犬みたいな名前…。」
「主様は名付けのセンスがおかしいぞ?」
「レインズ様…さすがにそれはヒドイです…。」
「なんでだよっ!その子の白い肌から取ったんだよっ!
キレイな名前じゃないかっ。」
レインズは必死で説明するが、到底受け入れられるワケもなく…。
「はぁ…もぉレイシィで良いわ。」
「そうだな、本人も気に入ってるみたいだしな。」
「じゃ、じゃあ、この子の名前は…っ?!」
「うむ、レイシィで決まりじゃ。」
「あ、ありがとうございますっ!」
二人の許可が下り、アレクシィは何度も頭を下げる。
「よかったわね、レイシィ!」
「うん!シロじゃなくてよかった!」
喜ぶ二人を見ながらレインズは複雑な顔をしている。
それに気付いたセレーテが声を掛ける。
「なんだ御前様、自分の名付けが通らなくて怒ってるのか?
あれは通るワケが…。」
「余り心に残る名前は付けない方が良いと思ったんだよ。」
「ん?」
「名前って大事なモンだろ?相手の事を思って、考えて…。
でも、あの子はいづれ記憶を取り戻して、自分の本当の名前を思い出すんだ。
そうしたら、レイシィっていう仮の名前は必要なくなる。
その時のアレクシィの気持ちを考えると、な。
仮の名前なんだ、雑な名前で良かったんだよ…。」
「……。」
レインズの言葉を黙って聞いていたセレーテが、不意にレインズにもたれかかる。
「なんだよ、突然?」
「いや、御前様なら、俺達の子に良い名前を付けてくれそうだなって、思っただけだよ。」
「そうか…。」
「幸せ者だよ、オレも生まれる子供も。」
レインズはセレーテから顔を反らす。
セレーテの言葉に反応して、赤面しているのを悟られないためだ。
だが、セレーテはレインズの耳元で囁く。
「耳まで真っ赤だぞ?」
「!」
慌てて耳を手で隠すレインズに、セレーテはくすりと笑うと、
レイシィ達の元へと歩いて行ったー。
つづく
0
お気に入りに追加
728
あなたにおすすめの小説
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
Switch jobs ~転移先で自由気ままな転職生活~
天秤兎
ファンタジー
突然、何故か異世界でチート能力と不老不死を手に入れてしまったアラフォー38歳独身ライフ満喫中だったサラリーマン 主人公 神代 紫(かみしろ ゆかり)。
現実世界と同様、異世界でも仕事をしなければ生きて行けないのは変わりなく、突然身に付いた自分の能力や異世界文化に戸惑いながら自由きままに転職しながら生活する行き当たりばったりの異世界放浪記です。
女神様から同情された結果こうなった
回復師
ファンタジー
どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。
レベルカンストとユニークスキルで異世界満喫致します
風白春音
ファンタジー
俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》は新卒で入社した会社がブラック過ぎてある日自宅で意識を失い倒れてしまう。誰も見舞いなど来てくれずそのまま孤独死という悲惨な死を遂げる。
そんな悲惨な死に方に女神は同情したのか、頼んでもいないのに俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》を勝手に転生させる。転生後の世界はレベルという概念がある世界だった。
しかし女神の手違いか俺のレベルはカンスト状態であった。さらに唯一無二のユニークスキル視認強奪《ストック》というチートスキルを持って転生する。
これはレベルの概念を超越しさらにはユニークスキルを持って転生した少年の物語である。
※俺TUEEEEEEEE要素、ハーレム要素、チート要素、ロリ要素などテンプレ満載です。
※小説家になろうでも投稿しています。
修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す
佐原
ファンタジー
毎日修行を勤しむ高校生西郷努は柔道、ボクシング、レスリング、剣道、など日本の武術以外にも海外の武術を極め、世界王者を陰ながらぶっ倒した。その後、しばらくの間目標がなくなるが、努は「次は神でも倒すか」と志すが、どうやって神に会うか考えた末に死ねば良いと考え、自殺し見事転生するこができた。その世界ではステータスや魔法などが存在するゲームのような世界で、努は次に魔法を極めた末に最高神をぶっ倒し、やることがなくなったので「だらだらしながら定住先を見つけよう」ついでに伴侶も見つかるといいなとか思いながらスローライフを目指す。
誤字脱字や話のおかしな点について何か有れば教えて下さい。また感想待ってます。返信できるかわかりませんが、極力返します。
また今まで感想を却下してしまった皆さんすいません。
僕は豆腐メンタルなのでマイナスのことの感想は控えて頂きたいです。
不定期投稿になります、週に一回は投稿したいと思います。お待たせして申し訳ございません。
他作品はストックもかなり有りますので、そちらで回したいと思います
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる