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高等部 1年生
マイヤの後悔と悩み(後編)
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言われるまで忘れていた事に焦ってしまい、思わず声に力がこもってしまう。
……あれ? セレスちゃんの顔が歪んでいる?
「……まずは話を聞きましょう。なぜ、そういう考えに至ったのかしら?」
「だ、誰よりもアリアちゃんに優しくしたいのに……アリアちゃんにだけ、なぜか素直に……優しくできないの!」
セレスちゃんの顔がさらに歪んだ。
「好きな人の前では素直になれないなんて。貴方……拗らせてるわね」
歪んでいたセレスちゃんの顔が、今度は呆れたような表情へと変わっていく。
「貴方、精神年齢が中等部……10歳くらいかしら? 急に子供に戻ったわね」
子供に戻った……?
「アリアにだけ甘えている──甘えられるのでしょう? ……その後、お母様とはどうなの?」
セレスちゃんの言葉に、ふと夏季休暇中の出来事を思い出す。
私は夏季休暇中、アリアちゃんのお家にお世話になっていた。
お母様がアリアちゃんの家に来て、アリアちゃんと話をした日。
初めてお父様とお母様が私について話し合ったと……後にお父様から聞いた。
『ケイア(マイヤの母)と初めてマイヤについて話したんだ。人に言われて初めてきちんと娘の事を話するなんて……つくづく駄目な父親だったと反省したよ』
お父様が申し訳なさそうに私に説明をしてくれた。
以前、アリアちゃんに『お互いの気持ちを手紙で言い合えたから、少しずつだけど分かりあえてる』と伝えた事があった。
手紙をやり取りする事で、ゆっくりではあるけれど、お母様と気持ちを通わせる事ができるようになった気がする。
ただ、それ以上にお母様へ影響を与えたのはお父様なのかもしれない。
『ケイアのする事にずっと“そうだね”としか言ってこなかった。それは話し合いじゃなかった』と、お父様は言っていた。
お父様とお母様はきちんと向き合って話をするようになった。
そして、今もお父様は私とお母様の間に入ってくれている。
「良い方向に変わってはいるけど……ただ話す時は、まだ少し緊張するかな」
そこでハッと気がついた。
お父様にもお母様にも上手に甘えられない私は、アリアちゃんにだけ甘えてしまっているんだ。
セレスちゃんの言う通りだ。
「大丈夫よ」
私が黙って考え込んでいると、セレスちゃんが口を開いた。
「アリアは鈍いし、抜けてる所が大いにあるけれど、マイヤが甘えている事くらい気がついてると思うわよ?」
驚いていると、セレスちゃんが「そろそろ出ましょう」と声を掛けてきた。
お昼休みも終わりに近づき、2人並んで教室へと向かう。
「私の優しさから(敵に)アドバイスを送ってしまったけれど、アリアの唯一無二の大親友は私だけですから! それだけは忘れないように」
キリっとした目で、セレスちゃんが念を押すように告げる。
その言葉に、くすっと笑みがこぼれてしまった。
それぞれの教室へと戻る為、 セレスちゃんと途中で別れる。
どこかスッキリとした気持ちのまま、自分の席へと腰を下ろした。
……あれ? でも結局、私はどうすればいいんだっけ??
ええと、あれ? どうやったら、優しくできるのか聞いてなかった!
ルナちゃん……。
そう! ルナちゃんに聞いてみよう。
放課後、席を立つとすぐにルナちゃんのクラスへと向かう。
ルナちゃんは……いた!!
教室から出てきたルナちゃんに急いで声を掛ける。
「ルナちゃん!」
振り向いたルナちゃんが私を見た。
「これから少し時間ある? 聞きたい事があって」
……この沈黙は何?
無表情すぎて、何を考えているか分からない。
「アリアは来るの?」
ああ、アリアちゃん。
「ううん、来ないの。ルナちゃんと2人で話したくて」
「なら、行かない」
そ、即答!?
「用件はそれだけなら……じゃあ」
えっ? えっ? えー!!
本当に帰って行こうとするルナちゃんをまたしても引き止める。
「じゃ、じゃあ、寮に帰るまでの間だけでも。い、一緒に帰らない?」
……無表情すぎて、やっぱり何を考えているか分からない。
だけど、黙って頷いてくれた。
帰り道、セレスちゃんに伝えた話をルナちゃんにも話してみる。
「アリアちゃんにだけ、なぜか優しくできないの。本当は誰よりも優しくしたいのに……それで素直に優しくなれる方法を教えてほしくて」
ルナちゃんが私をチラッと見た。
「分からない」
分からない……ルナちゃんなら、そう言ってもおかしくない。
焦りすぎて、アドバイスを聞く相手を間違えていた事に今更だけど気がついちゃった。
私、なんでルナちゃんにアドバイスを求めてしまったのかな?
動揺のあまり、冷静さに欠けてたみたい。
「それに私、マイヤを許してないから」
…………ルナちゃん。
それは、そうだよね。
私もアリアちゃんが別館の人たちに嫌味を言われた時、怒りがふつふつと湧いてきた。
アリアちゃんは気にしていないみたいだけど、私は許していないもの。
それと同じだよね。
「マイヤだけ夏季休暇中、ずーっとアリアと一緒に過ごしたこと。まだ許してないから」
……えっ? そこ!?
「そ、そこ?」
思わず声に出ちゃった。
「私だって、一緒に過ごしたかった。さらにアリアはマイヤを選んだし」
私を選んだ……? あっ、アリアちゃんに言う事を聞いてもらう権利の事かな?
「私の方がアリアに褒められてるし」
普段は無表情なルナちゃんだけど、少し悔しそうに見える。
「前に『もし家族だったら、私はどういう存在?』って聞いたら『妹かな』って言ってたし。マイヤなら、きっと従姉妹の従姉妹の従姉妹くらいだし」
……ものすごくショックだったのね。
従姉妹の従姉妹の従姉妹って……それは、もはや他人よ。
「本当の義妹になる日も近い」
ルナちゃんが手をぐっと握り、無表情のまま頷いている。
本当の義妹? って……えっ? リーセさん!?
それはチェックしていなかった! ……そうなの??
あれ? でも……そんな事になっていたら、オーンくん達が黙っていないはず。
きっとルナちゃんがそう思ってるだけね。
そのまま寮に着き、ルナちゃんはスタスタと自分の部屋へ帰って行った。
マイペース過ぎるわ! ルナちゃん!!
結局、ルナちゃんの決意表明を聞いただけで、少しもアドバイスを得られなかった。
従姉妹の従姉妹の従姉妹か……。今度、私もアリアちゃんに聞いてみよう。
それから数日ほど経ったある日、呆れた顔をしたセレスちゃんが私に声を掛けてきた。
「アリアとマイヤの話をしたら『マイヤのちょっと照れて素直じゃない所が可愛いんだよね~』とのん気に話していて、ただ何も考えていないだけだったわ!」
セレスちゃんは怒っているような、いないような……何とも言えない表情をしている。
私はといえば、その話を聞いて自然と顔がにやけてしまった。
そう思ってたんだ、アリアちゃん。
「本当にあの子は! 私がちゃんと見ていないと……」
得意気な顔をしながら、セレスちゃんがブツブツと文句を言っている。
セレスちゃん……表情とセリフが全然合っていない。
一通り文句を言い終わった後、セレスちゃんが私を見た。
「まぁ、どちらにしても気にする必要はなさそうよ」
私の為に聞いてくれた? のかな?
「ありがとう、セレスちゃん」
セレスちゃんに向かって、にっこりと笑う。
「うふふ。それなら……セレスちゃん、ルナちゃんよりも仲良くなる日は近いかな?」
「……いい性格しているじゃない」
セレスちゃんの顔が引きつっている。
「うふ。いい性格……褒め言葉として受け取っておくね」
これも私だから。
自分の事も理解した上で変わっていかなきゃ。
……それまで、もう少しだけ、もうちょっとだけ、アリアちゃんの優しさに甘えさせてもらってもいいかな。
そっちの方が、アリアちゃんはほっとけないと思うし、ね。
……あれ? セレスちゃんの顔が歪んでいる?
「……まずは話を聞きましょう。なぜ、そういう考えに至ったのかしら?」
「だ、誰よりもアリアちゃんに優しくしたいのに……アリアちゃんにだけ、なぜか素直に……優しくできないの!」
セレスちゃんの顔がさらに歪んだ。
「好きな人の前では素直になれないなんて。貴方……拗らせてるわね」
歪んでいたセレスちゃんの顔が、今度は呆れたような表情へと変わっていく。
「貴方、精神年齢が中等部……10歳くらいかしら? 急に子供に戻ったわね」
子供に戻った……?
「アリアにだけ甘えている──甘えられるのでしょう? ……その後、お母様とはどうなの?」
セレスちゃんの言葉に、ふと夏季休暇中の出来事を思い出す。
私は夏季休暇中、アリアちゃんのお家にお世話になっていた。
お母様がアリアちゃんの家に来て、アリアちゃんと話をした日。
初めてお父様とお母様が私について話し合ったと……後にお父様から聞いた。
『ケイア(マイヤの母)と初めてマイヤについて話したんだ。人に言われて初めてきちんと娘の事を話するなんて……つくづく駄目な父親だったと反省したよ』
お父様が申し訳なさそうに私に説明をしてくれた。
以前、アリアちゃんに『お互いの気持ちを手紙で言い合えたから、少しずつだけど分かりあえてる』と伝えた事があった。
手紙をやり取りする事で、ゆっくりではあるけれど、お母様と気持ちを通わせる事ができるようになった気がする。
ただ、それ以上にお母様へ影響を与えたのはお父様なのかもしれない。
『ケイアのする事にずっと“そうだね”としか言ってこなかった。それは話し合いじゃなかった』と、お父様は言っていた。
お父様とお母様はきちんと向き合って話をするようになった。
そして、今もお父様は私とお母様の間に入ってくれている。
「良い方向に変わってはいるけど……ただ話す時は、まだ少し緊張するかな」
そこでハッと気がついた。
お父様にもお母様にも上手に甘えられない私は、アリアちゃんにだけ甘えてしまっているんだ。
セレスちゃんの言う通りだ。
「大丈夫よ」
私が黙って考え込んでいると、セレスちゃんが口を開いた。
「アリアは鈍いし、抜けてる所が大いにあるけれど、マイヤが甘えている事くらい気がついてると思うわよ?」
驚いていると、セレスちゃんが「そろそろ出ましょう」と声を掛けてきた。
お昼休みも終わりに近づき、2人並んで教室へと向かう。
「私の優しさから(敵に)アドバイスを送ってしまったけれど、アリアの唯一無二の大親友は私だけですから! それだけは忘れないように」
キリっとした目で、セレスちゃんが念を押すように告げる。
その言葉に、くすっと笑みがこぼれてしまった。
それぞれの教室へと戻る為、 セレスちゃんと途中で別れる。
どこかスッキリとした気持ちのまま、自分の席へと腰を下ろした。
……あれ? でも結局、私はどうすればいいんだっけ??
ええと、あれ? どうやったら、優しくできるのか聞いてなかった!
ルナちゃん……。
そう! ルナちゃんに聞いてみよう。
放課後、席を立つとすぐにルナちゃんのクラスへと向かう。
ルナちゃんは……いた!!
教室から出てきたルナちゃんに急いで声を掛ける。
「ルナちゃん!」
振り向いたルナちゃんが私を見た。
「これから少し時間ある? 聞きたい事があって」
……この沈黙は何?
無表情すぎて、何を考えているか分からない。
「アリアは来るの?」
ああ、アリアちゃん。
「ううん、来ないの。ルナちゃんと2人で話したくて」
「なら、行かない」
そ、即答!?
「用件はそれだけなら……じゃあ」
えっ? えっ? えー!!
本当に帰って行こうとするルナちゃんをまたしても引き止める。
「じゃ、じゃあ、寮に帰るまでの間だけでも。い、一緒に帰らない?」
……無表情すぎて、やっぱり何を考えているか分からない。
だけど、黙って頷いてくれた。
帰り道、セレスちゃんに伝えた話をルナちゃんにも話してみる。
「アリアちゃんにだけ、なぜか優しくできないの。本当は誰よりも優しくしたいのに……それで素直に優しくなれる方法を教えてほしくて」
ルナちゃんが私をチラッと見た。
「分からない」
分からない……ルナちゃんなら、そう言ってもおかしくない。
焦りすぎて、アドバイスを聞く相手を間違えていた事に今更だけど気がついちゃった。
私、なんでルナちゃんにアドバイスを求めてしまったのかな?
動揺のあまり、冷静さに欠けてたみたい。
「それに私、マイヤを許してないから」
…………ルナちゃん。
それは、そうだよね。
私もアリアちゃんが別館の人たちに嫌味を言われた時、怒りがふつふつと湧いてきた。
アリアちゃんは気にしていないみたいだけど、私は許していないもの。
それと同じだよね。
「マイヤだけ夏季休暇中、ずーっとアリアと一緒に過ごしたこと。まだ許してないから」
……えっ? そこ!?
「そ、そこ?」
思わず声に出ちゃった。
「私だって、一緒に過ごしたかった。さらにアリアはマイヤを選んだし」
私を選んだ……? あっ、アリアちゃんに言う事を聞いてもらう権利の事かな?
「私の方がアリアに褒められてるし」
普段は無表情なルナちゃんだけど、少し悔しそうに見える。
「前に『もし家族だったら、私はどういう存在?』って聞いたら『妹かな』って言ってたし。マイヤなら、きっと従姉妹の従姉妹の従姉妹くらいだし」
……ものすごくショックだったのね。
従姉妹の従姉妹の従姉妹って……それは、もはや他人よ。
「本当の義妹になる日も近い」
ルナちゃんが手をぐっと握り、無表情のまま頷いている。
本当の義妹? って……えっ? リーセさん!?
それはチェックしていなかった! ……そうなの??
あれ? でも……そんな事になっていたら、オーンくん達が黙っていないはず。
きっとルナちゃんがそう思ってるだけね。
そのまま寮に着き、ルナちゃんはスタスタと自分の部屋へ帰って行った。
マイペース過ぎるわ! ルナちゃん!!
結局、ルナちゃんの決意表明を聞いただけで、少しもアドバイスを得られなかった。
従姉妹の従姉妹の従姉妹か……。今度、私もアリアちゃんに聞いてみよう。
それから数日ほど経ったある日、呆れた顔をしたセレスちゃんが私に声を掛けてきた。
「アリアとマイヤの話をしたら『マイヤのちょっと照れて素直じゃない所が可愛いんだよね~』とのん気に話していて、ただ何も考えていないだけだったわ!」
セレスちゃんは怒っているような、いないような……何とも言えない表情をしている。
私はといえば、その話を聞いて自然と顔がにやけてしまった。
そう思ってたんだ、アリアちゃん。
「本当にあの子は! 私がちゃんと見ていないと……」
得意気な顔をしながら、セレスちゃんがブツブツと文句を言っている。
セレスちゃん……表情とセリフが全然合っていない。
一通り文句を言い終わった後、セレスちゃんが私を見た。
「まぁ、どちらにしても気にする必要はなさそうよ」
私の為に聞いてくれた? のかな?
「ありがとう、セレスちゃん」
セレスちゃんに向かって、にっこりと笑う。
「うふふ。それなら……セレスちゃん、ルナちゃんよりも仲良くなる日は近いかな?」
「……いい性格しているじゃない」
セレスちゃんの顔が引きつっている。
「うふ。いい性格……褒め言葉として受け取っておくね」
これも私だから。
自分の事も理解した上で変わっていかなきゃ。
……それまで、もう少しだけ、もうちょっとだけ、アリアちゃんの優しさに甘えさせてもらってもいいかな。
そっちの方が、アリアちゃんはほっとけないと思うし、ね。
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