たとえば僕が死んだら

スピンオフ：サンシャイン～ザーメン搾り隊ミキの恋～

喉オナホ彼女希望②

（み、みぃたんのおちんぽっ……すごいぃっっ♡　おっきぃぃぃッ♡）

　オナニーしていた三井田に気づいたミキは、そのペニスに釘付けになる。

「ごっ、ごめんっ……あっ、にっ、荷物だよね？」
　ペニスをしまった三井田は、慌てて立ち上がる。

　その股間の膨らみをじっと見つめたミキは、
「……してあげる」
「えっ……？」
「ミキが、口でしてあげる」
　三井田の前に跪き、ジーンズのジッパーを引きずり下ろした。

「ちょっ……！？　　まっ――まってっ……！」

　ぶるんっ、と勢いよく飛び出す三井田の巨根。
　ミキはそのウラスジをペロペロと舐める。

「あっ……！　そっ、そんなっ……！」
　顔を真っ赤にした三井田は、大きくのけぞる。
　三井田のペニスを喉奥まで咥えこんだミキは、シュポシュポ一生懸命口くちマンコする。

「アッ！　そっ、そんなにされたらっ……もうっ……！」

　口をすぼめたミキは、三井田の放ったザーメンをのみほす。
　三井田の股のあいだにしゃがんだミキの髪の、ひまわりのヘアクリップ。

「ミ、ミキちゃん……」
　三井田はそのクリップにそっと触れる。

　ペニスから口を離し、顔を上げたミキは、
「……みぃたんのおちんぽミルク――おいひぃ♡」
　口の端にこぼれたザーメンをペロっと舐め、ほほえみ、
「お掃除フェラ、してあげるね♡」
　三井田の亀頭をチロチロと舐め出す。

「うっ！　うっ、ふううぅっ……！」
　からだの中心を貫く、とてつもない快感。
　
　抗えない誘惑の――禁断の快楽。



　――それから、ミキはときどき、三井田のペニスをしゃぶるようになった。
　たいていは三井田の部屋で。
　誘うのはミキから。
「……みぃたんのおちんぽ……ハムハムしたぁ～い♡♡♡」
　
　三井田の肩にしなだれかかり、ジーンズの前を触ると、三井田のモノはたいてい固くなっている。
「すごい、もうこんなおっきくなってるぅ♡　ミキのおクチ、オナホだと思っていっぱい出してね♡」

　チュプッ、クチュッ、といやらしい音を立ててしゃぶると、三井田のペニスはあっという間に巨大な塔みたいに聳そびえ立つ。

「アッ！　うっ、いっ、いぃっ！　もっ、出るよっ……！　ごめんねっ、ミキちゃんっ……！」
　

　ごめんだなんて――――
　みぃたんは優しいんだなぁ、とミキはいつも思う。
　思春期男子のありあまる性欲につけこんで、好きな子のデカマラをしゃぶらせてもらってるのはこっちなのに。

「ミッ、ミキちゃんッ、うっ、ふっ、うっ……んッ！」
「みぃたぁん、ミキの髪の毛、つかんでいいよ♡」
「えっ……？」
「ミキのツインテール。たいていの人はこれつかみながら喉マンコさせるから。だからいつもふたつにまとめてるんだぁ♡」
「…………」

　かたちのいいおでこを出したひまわりのヘアクリップにふれた三井田は、
「髪……ほどいてもいい？」
　と聞いてくる。
「え？」
「ミキの髪――さわってみたい」
　三井田は、ミキのヘアゴムをそっと外し、ふわっと髪をほどく。
「み、みぃたん……？」
　ミキの髪を指ですいた三井田は、
「すごいサラサラ……女の子みたいだ」
　と優しく撫でつける。

　
「へっ、へへぇっ。サロン専用のヘアオイル使ってるから♡ 髪はミキのチャームポイントだからねっ」
　ミキはキュンと疼く胸のうちを隠して明るく笑う。
「ミキは全部可愛いよ」
　三井田は、赤く染まったミキの頬にふれる。
「どこもかしこも……同じ男だなんて思えない」

　目の前にぶら下がった三井田のペニスが、ふたたび勃ちあがるのを、ミキは、欲望に潤む目で見つめる。

　……もし自分が女の子だったら、みぃたんの彼女になれたのかな。
　大大大好きなこのおチンポを、ニセまんこじゃない本物まんこに挿いれてもらえたんだろうか。

　三井田にハメてもらいたくて、しゃぶっているあいだもずっと、ヒクヒクしっぱなしの、ミキのちんことおまんこ。
　だけど「いれて」なんてぜったい言えない。

　だってミキは、ほんとうの女の子じゃないから――――

　
「ミキ――もう一回だけ――いい？」
　ミキの頭を抱えた三井田が、ペニスを前に突き出す。

「うっ、うん、いいよぉ♡ ミキは、喉オナホだからぁっ……♡」
　口を大きく開けた開いたミキは、三井田のペニスをあむっと咥える。

　口いっぱいにひろがった先走りの液。
　そのしょっぱさに、ミキはほんの少しだけ、泣きそうになった。