たとえば僕が死んだら

草野 楓

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スピンオフ:サンシャイン~ザーメン搾り隊ミキの恋~

壁の向こうに④

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「……ッ! オッ! ウッ! ウゥッ! ウギィ――――――ッッ!」



「はは、なんだよ、ウギィって。サルかっつーの」
 男は笑いながら、スタンガンのスイッチを入れ続ける。

「ウッ! イッ! いだいっ! ぢぐびっ! とれるっ! とれちゃうよぉっ!」

 ブブブブブッ!!! と激しい電気ショックに震え続ける乳首。

「うるせぇぞ、金払ってんだからこれくらいガマンしろ。――よし、次は舌な。ベロ出せ、ケツマンコ」

「アッ! アッ! アァァッッ……!!!」

 ふたつめのスタンガンを持った男は、コードのクリップを、あかんべえさせたミキの舌先に取り付ける。

「そんでもうひとつは――ここな」
 ミキのチンポをくいっと持ち上げ、クリップで鈴口をつまむ。

「ホッ……!? オッ!? ホゲッ……へッ!?」

「いくぞ~! スタンガンマッチ! チンポスイッチオンッ♡」

 
 乳首、舌、チンポ、4か所一斉に電流を流され、ミキの全身が、ガクガクガクッと雷に打たれたかのように激しくけいれんする。

「ウッ! オッ! オォォォォッッッ――――――ッッ!!!!!」
 涙、鼻水、よだれ、汗がぶわっと一気に噴き出す。

「きったねぇ顔だな。ブサイクもいいところだぞ」
 顔をしかめた男が、乳首に付けていたクリップを外し、
「次はここな。タマダブル責めしてやるよ」
 スタンガンにつながったコードクリップを左右ひとつずつ取り付ける。

「はい、スイッチオン」
「ホッ! ふげっ! うごっ! ほごっ! ンゴゴゴゴッ……!!!」
 ブルンブルン激しく揺れるミキのキンタマ。

「あっ、あふいっ(熱い)! もっ! ひっ、ひぬぅっ(死ぬ)ぅっ……!」
 
「へっ。いいぞ死んでろ。あー、すっげーおもしれー。一晩じゅうこいつイジメられるとか、サイコーだな」

(あっ……)

 ピキーン、と突き抜ける強烈な尿意にミキは身震いする。

「おっ……! でっ、でるっ……! おひっこっ(おしっこ)っ! でまふっ……!」
「あん?」
「おっ、もっ、らっ、らめぇっ……! でっ、でるぅッ!」
 
プシャーッ、とガラス張りの床に飛び散る尿。

「あっ、きったねぇ! ふざけんな、このマゾブタ!」
「オッ……! ほっ! ほめっ(ごめ)っ……なはっ……いっ――!」

 太腿にションベンを飛び散らせながら失禁するミキに、
「きたねぇっつってんだろ、このバカクズ!」
 男は、床に転がっていたバラ鞭をくらわせる。

「うっ! ふぐっ! ふっ……! ぐふぅっ!」
 バッチ――ンッ! とチンポを鞭打たれ、電気ショックとダブルの叱責にミキはボロボロと涙を流す。

(――もっと自分を大切にしないと)

 三井田のことばが、痛みでぼやける脳裏によみがえる。

 スタンガンのスイッチを切り、クリップをむしり取った男は、ミキの手足の拘束を解く。
 ガラス張りの床に倒れ込んだミキは、自分の尿の前で土下座する。

「おっ、おもらししてしまい申し訳ありませんでした……」

「ションベンくさくてしかたねぇじゃねぇか。ホントバカだな。――そうだ。チンポで掃除しろ」
「えっ……?」

 ミキの腰に巻かれていた白いメイドエプロンを外した男は、尿溜まりの上にそのエプロンを置き、
「チンポ使って雑巾がけしろ。手は使うなよ、わかったな」
 と命じる。

「はっ、はいっ……」
 両手を前に突いたミキは、「フッ! ンッ! うっ、ンッ!」とエプロンにこすりつけたチンポで床を拭こうとする。
 入ったままのアナルパールが、ブブブブと尻のなかで暴れ続ける。

「おっせぇなぁ、早くしろノロマ!」
「ごっ、ごめんなさいっ、いますぐっ……!」
「ったく役立たずのチンポだな」
 ミキのチンポをむんずとつかんだ男は、
「雑巾がけはなぁ、こう力を込めてゴシゴシこするんだよ!」
 エプロンの上で荒々しくチンポを動かす。
「いっ、いだっ……!」
「よしきれいになったな」
 満足したようにうなずき、
「次はチン媚びダンスだ。パール入れたままで踊りな」
 と命じる。

 
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