たとえば僕が死んだら

第四章：ケツマ〇コ奴隷カメ

エロ動画配信①

　

　土曜日、ＰＭ１１：００。

　エロ動画の生配信がスタートする。
　事前に撮影した動画を編集してアップする配信と違い、ライブ配信の醍醐味は視聴者参加型であること。
　そして、なんといっても投げ銭がもらえることだった。


「すっげー、視聴者数10000人突破してる」
　パソコンの待機画面に表示されたビューワーの数字に、司は口笛を吹く。
「みんなおまえのケツマンコ見たさに集まってるんだ。打ち合わせ通りしっかりやれよ」

「……は……い……」　
　
　――黒い幕のかけられたリビングの壁の前で待機していた椿は、従順にうなずく。
　
　フリルリボンの真ん中に大きな鈴のついた可愛らしい首輪。
　乳首の部分がくり抜かれた小さな三角ビキニと、股間のもっこりが強調される極小のTバック。
　黒いアイマスクで覆われた目は、真ん中のピンホールからわずかに外が見える。
　身バレ防止のため、生配信のときは、椿はアイマスク、兄弟は銀行強盗のような目出し帽を着ける。
　マットレスの横に、今日の配信で使うさまざまな責め道具が用意されている。

「よし。準備できたぞ」
　固定カメラをセットした統が、目出し帽をかぶり、やってくる。

「オッケー。はじめるか」

　――オープニング。
　エロ下着姿でガニ股になった椿が、舌をハァハァ出しながらチクニーをしだす。
　怒涛のようなコメントがあっという間につく。

『なにしてんのww』
『いきなりチクニー』
『相変わらずヘンタイだな、このコ』
『いいぞもっとやれ』
『チンポ見せろ　￥2,000』

「こっ……こんばんわっ！　ケツマンコ奴隷のカメでぇ～す♡　ご主人さまからいただいた媚薬クリームっ♡　おっぱいにヌリヌリしてまぁ～す♡　　きっ、きもちよすぎてっ、おっぱいっ！　感じちゃってますうッ♡」
　「おっ、ほっ！　おぉっんっ♡」と喘ぎながら、勃起した乳首をピンピンはじく。

『乳首でっか』
『ガニ股無様すぎ』　
『早くチンポ見せろ　￥5,000』　

　コメントを見た司が、Ｔバックの前をずり下げ、チンポとタマ袋をぶるんっ、と見せる。

『短小ザコちんキタ』
『おっきしてんのに、ちっさww』
『プルプル揺れてて草』
『「短小」ってチンポに書いてやれ　￥10,000』

「投げ銭ありがと！　短小ね、了解です」

　油性マジックで、チンポに「短小」と書く。さらに、『ぞうさんも描いてやれ　￥5,000』という要求に、タマ袋にぞうの顔を描く。

『ぞうさんww』
『お鼻が短いのな』
『替え歌うたえ　￥1,000』
『ぞうさん　お鼻が短いのね　￥2,000』
『そうよ　チンポが小さいからよ～♪　￥5,000』
　
　ポンポン飛んでくる投げ銭に、司は椿に耳打ちし、指示を出す。
「うっ……ぞっ、ぞーさん♪　ぞーさん……」
　チクニーを続けたまま、
「おっ、おはながぁ～みっじかいのね～♪」
　腰をへコらせ、チンポをプラプラ揺らす。
「そっ……そうよぉ～チンポがぁ～……ちいさ～いからっ～よぉ～♪」

『くっそ無様ww』　
『ぞうさんの鼻からなんか出てきたぞ』
『ガマン汁？』
『早くね？』
『ザコチンポだから』
『チクニーでぞうさん感じちゃった？』

「あっ……！　はっ、はぁっいっ……♡　ぞうさんチンポッ、チクイキしちゃいそうですぅッ♡」
　乳首を指の腹でこすりながら、チンポからピュッ、ピュッ、とスケベ汁を飛ばす。

『イけ』
『アへ顔見せて　￥2,000』
『イくとき「パオーン」な　￥5,000』

「了解！　「パオーン」ね。腰へコへコさせながらアへ顔さらして出させますよ」

　次々入ってくる投げ銭に、ごきげんになった司は、

「その前に今日やるゲームを簡単に説明しますね。今日のメインは「ケツ穴何入ってるか当てるゲーム」。こいつのケツ穴に野菜や果物をぶちこんで何が入ってるか、当てさせます！　んで、間違えた数だけこれをつけさせます」
　と説明する。

　司が取り上げたのは――ピンチ紐の付いた、プラスチック製の洗濯バサミ。

『おっ、面白そう』
『洗濯バサミって』
『痛くね？』
『かわいそう～』
『だいじょうぶドマゾだから』

「へへっ、お楽しみに……お、そろそろイくかな。んじゃみなさん、カメのザコチンに注目ください！」

「……アッ！　オッ……！　オッ……！　うぅぅっ……ンッ……！」
　鼻の下の伸びたアへ顔で、乳首をクリクリこすり、
「ケツマンコ奴隷カメッ！　チクイキしますぅっ♡　クリチンポ汁まきちらすところっ、みっ、みてっ……！　おっ！　ほっ！　パッ……！　パオ～～～～～～ンッ……！！！」
　腰をへコへコさせ、「短小」と書かれたチンポからザーメンをまき散らす。

『出た』
『ぞうさんの鼻シャワー』
『イキ顔ぶっさww』
『チクイキかわいかった　￥5,000』

「投げ銭ありがと！　んじゃ、さっそくゲームはじめますね！」

　マットレスの上に寝かされ、Ｔバックの紐を解かれてパンツを脱がされる。
「股ひろげろ」
「はっ、はいっ……」
　手で両足首をつかんで、大きく股を拡げる。
　ヒクヒクと収縮するアナルが、カメラの前に晒される。

『おマンコ御開帳～』
『安定の縦割れアナルww』
『なんかマン汁みたいの垂れてきてない？』

「あ、配信前に媚薬ローション入れたんすよ。最近締まりがわるいから、すぐ漏らしちまうんですよね、こいつ」
　追加で入れておきますね、とシリンジに入ったローションを、尻穴に抽入する。

「……うっ……！　ぐっ！」
　ドボドボ入ってくる冷たい液体に、椿は身を固くする。
　かなりの量を入れられ、膨れあがった腹がボコボコと鳴る。

『ボテ腹すっご』
『おなかグルグルいってるよ～大丈夫？』

「ちょっとグリセリンも混ぜたんで。そのうちケツ穴ムズムズしてくるはずです」

『鬼畜』
『お漏らしコース標準な』

「スカトロダメな人はごめんなさいね」

『ううん、大好き～♡』
『カメちゃんがブリブリうんこ漏らすみっともない姿さいこー！』
『いっぱいうんこ出させてあげて　￥10,000』

「ありがと！　んじゃ、ゲームはじめますね」