たとえば僕が死んだら

草野 楓

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第二章:地下室の奴隷たち

奴隷たちの日常(椿編)②

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「イきたいっ! イきたいっ! イきたいですぅっ!」
「へへっ。バーカ。イかせてやるわけねーだろ」
 後ろから髪をひっつかまれ、えびぞりにさせられる。

「ほら。いつものプレゼントだぞっと」
 チンポに嵌められる――ステンレス製のコックリング。
 タマ袋にもリングをつけられ、
「アッ! アァッ……!」
 とふるえあがった椿の首に、リード付きの首輪を装着するスタッフ。

「これからショーの打ち合わせだ。4階の応接室でピエロ様がお待ちだぞ」
 その名を聞いた椿はさっと青ざめる。
「手を後ろで組め。勝手にチンポいじったら承知しねーからな」

「は、はい……」

 首輪のリードを引かれ、バスルームを出る。
 チンポに残っていたスケベ汁がポトポト垂れ、部屋の絨毯を汚す。

「おい! クリチンポ汁垂れてんぞ! ちっとはガマンできねぇのか」
「もっ、申し訳ありませんっ……!」

 ――ミキのベッドの上で、ミキのアナルをいじっていた別のスタッフが、
「これで栓してやったらどうだ?」
 尿道プラグを渡しにくる。

 15センチはある長いプラグを尿道に刺され、
「ひっ! いいっ! いだいっ! いだいよおっ!」
 と跳びはねる。

「うるせぇ。動くとあぶねーだろ。じっとしてな」
「アッ! アァァァッ……!」

 腰の後ろで手を組み、ガニ股でのけぞる椿。
 小さな玉の連なったプラグを容赦なく突っ込まれ、あまりの痛みに脚がガクガク震える。
「よし。これくらいでいいかな」
 プラグの丸い取っ手を指で引っかけたスタッフは、ズポズポ出し入れする。

「ギッ! ギャアァァァ―ッッッ!!!」
「うるせぇなぁ。罰としてニップルクリップも追加だ」

 ミキのベッドの上にあったチェーン付きのニップルクリップを乳首に嵌める。

「おっ! オォォ――――ッッッ!!!」
「うるせぇって言ってんだろ、このマゾブタが!」
 椿のチンポを引っぱたいたスタッフが、ニップルクリップから伸びたチェーンの金具を尿道プラグの輪に引っかける。
「うっ! おっ! ぐっ!」
 チェーンに引っぱられ、尿道のなかで揺れ動くプラグ。
「いっ! いたいっ! いたいんですぅっ!」
「あーもううるせぇな」
「ギャグしちまえよ」
 ボールギャクを口にかまされ、黒い革ベルトで後頭部に固定される。

「……ッ! ……ッッ!」
 口の端からだらだら垂れてくるよだれ。

「よーし行くぞ。とっとと歩きな。けちゅまんこ奴隷(笑)」

 首輪を引かれ、痛みをこらえながら後ろ手に歩き出す。

 数分後。
 応接室に着いた椿を待っていたのは、さらなる恥辱のオンパレードだった。



 
 
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