たとえば僕が死んだら

草野 楓

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第二章:地下室の奴隷たち

鬼畜スレイブショー⑫

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「いっせーの――せっ!」

 三人組にローションガーゼでこすられる乳首と、イッたばかりのチンポ。

「ふっ……ごッ……! ごおっ! オオオオ―――――ンッ……!!!」
 獣のような咆哮をあげ、のけぞる椿。

「へっ。乳首もってんぞ。コリコリしてやるよ」
 尖った乳首を布越しにつまれ、クリクリされて、
「あっ! へっ! おほっ!」
 と鼻水をダラダラ垂らす。

「チンポもギンギンですよ。スケベ汁とローションが混じってケツ穴まで垂れてきてやがる」
「このままノンストップで続けてやりましょう」
「ションベン飛ばされないよう、気を付けなければ――ですな」
 ハハハッ……と笑い合う男たち。


「イくときはきちんと申告しろ。せっかくお客さまが協力してくださってるんだ。ローションガーゼで可愛がってもらったザコクリチンポイかせていただきます! とお願いしてからイくんだぞ。わかったな?」
 椿の髪を握ったピエロ男が、低い声ですごむ。
「あっ……」
 飼い馴らされた恐怖にすくみあがった椿は、
「わ――わかり……ました……」
 とうなずく。

「ションベンが出そうなときも言えよ。スーツにかけられたらたまったもんじゃない。イタリア製の高いスーツなんだからな」
「は……はい……」
 客のことばにも、従順にうなずく。
 どんな命令にも、奴隷がNOということはゆるされないのだ。

「あっ、うっ! もッ――でっ……でますっ!」
 執拗なローション責めに、乳首もチンポも限界を迎えた椿は、

「ロッ、ローションガーゼでっ! シコシコしていただきっ! アッ! かわいがってもらったっ! ザッ! ひっ! ザコッ! クリッ!チンッ! ポッ! あっ、ありがとうっ! ございまひゅっ!」
 ヒクヒク白目を剥く。

「もっ! イグッ! いぎますっ! いがせでッ! あひっ! イグッ! イグッ! いぐぐぐぅっっ!!!」

 ピーンッ! と張りつめたガーゼの端から飛び散るザーメン。
 イッてもなお、チンポと乳首をこすり続ける客たちに、

「あっ……!? もっ、イッ、イッてます! イッてますからぁっ!」
 やめてくれるよう哀願するも、
「なにいってやがる。無限イキ地獄だといっただろ?」
 笑いながら、続けられるローションガーゼ。

「そっ、そんなっ……!? あっ!? あぁっ……!」

 びくんっ! びくんっ! と揺れ動くチンポから噴き出すイキ潮。

「今度は潮か」
「まったく忙しいクリチンポだな」

「くっ……! うぅっ……!」
 やがてこみあげてきた感覚に、ブルブルッと身震いした椿は、
「でっ、でますっ! おしっこ! でますっ!」
 と宣言した。

「次はションベンか」
「やれやれ。ほんとうに壊れた蛇口みたいなザコチンポですな」
 ガーゼを外し、ステージの端に避難する客。

「おっ、おしっこ! おしっこしますっ! バカみたいなダメダメチンポからションベンでてくるところっ! 見っ、見てくださぁっ……いッ!」

 シャーッ! と噴水のように飛び出す、黄色い小便。
 天井から後ろ手に吊られ、足枷で大股に拘束されながら、床に置かれたペットシートにジョロロロッ……と放尿する、みじめなその姿。
 シートから、モワンッとわきあがる――強烈なアンモニア臭。

「うわっ。くせっ!」
 鼻をつまんだ客に、
「すぐに片付けますので」
 黒服がシートを回収しにかかる。

「まったくうんこだけじゃなくションベンもガマンできないのか」
「脳ミソもチンポもなにもかもバカなんだな」
「……も……申し訳――ありません……」
 シュワシュワ立ち上がる自分の尿の臭いに顔を真っ赤にしてうなだれる。

 ピエロ男からサイリウムを渡された客たちが、
「ほらほら。楽しいサイリウムの時間だぞ♡」
 と近づく。
 サイリウムはそれぞれ、赤、青、白に光っていた。

「せーのっ……!」
「ひぃッ!」 
 一気に3本、アナルに突っ込まれた椿は悲鳴を上げる。
 その尻側に回ったピエロ男が、
「こうやって揺さぶってやるとよーく光るんですよ」
 椿の尻をつかんでゆさゆさ揺らす。
「ほら。ケツフリフリしながらお客さまにお礼をいえ」
「あっ! あっ、ありがとうっ……! ございまひたぁっ!」

 オレンジ、赤、青、白の4色に光るサイリウムが、ピカピカと点滅する。
 揺さぶられる尻とともに揺れるガマン汁のしたたるチンポ。 


「またな、ケツマンコホタルちゃん♡」
「ザーメン浣腸できれいになったおまんこ、ピカピカさせてもらえてよかったなぁ」
「ローションガーゼが終わったら、クリチンポにもサイリウムブッ刺してやるよ」
「ははっ、そりゃあいい。ケツマンコホタルとクリチンポホタルの誕生ですな」
 
 楽しげに手を振った客たちが、ステージを下りる。

 ひきつった笑顔の椿の目から涙があふれ、次のローションガーゼのためにステージに上がった客たちの姿が、ぼんやりと滲んでいった。



 
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