放課後教室

準備室

9

　ひざまずいて、光彦のモノに舌を這わせ、先端から零れ落ちる苦い汁が美味いと感じて丹念に舐め上げる。 

「…ふ…っん…っ」 

　荒い息を吐きながら、光彦が葉人の亜麻色の髪をかき混ぜると、それに応えるように、葉人は咥えながら上目遣いで光彦を見上げる。 

　熱く潤んだ瞳が訴えかける。 

「…せんせぇ……」 

　ともすれば自慰に走ってしまいそうな体をもてあまし、ねだるような声を上げると、光彦は葉人に膝の上に乗るように促した。 
　ぐじゅ…と音を立てて、葉人の中に杭が深く突き刺さる。 

「うぁ…、…っ……」 

　内壁を押し広げながら入り込んでくる異物に、葉人は小さく声を上げて体を強張らせた。 
　その様子を見て、光彦が葉人のモノをやんわりと握ってしごき始める。 

「んん…っ…ダメぇ……そんなことされたら…っ…声……出ちゃう……ぅ…んっ」 
「もう授業も始まってるし、…誰も来ないよ。葉人のその声、もっと聞かせてくれ」 

　唾液に濡れる唇を深く吸われ、その激しさに目が眩む。 

「…や…っせ…んせ…っ!!ぁ…あっ」 

　光彦はぎしぎしと椅子を鳴らしながら、自分の上で腰をくねらせる葉人を追い詰めていく。 

「ん、んっ…あっ…、オレ……も、ダメ…ゃあ……っ!!イく…」 
「葉人っ…は…な……と、っ！」 

　葉人が達し、光彦を締め上げたと同時に、光彦もまた葉人の中にどくどくと精を放った。