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本祭 二夜
蔓※
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「や……っ、ん、う、あ、ぁあっ」
脚を開かされ、両手を頭上でまとめられた格好で宙吊りにされながら、乱れた衣の下に忍び込んだ何本もの蔓に体中を這い回られていた。
蔓の先は丸みを帯びていて奇妙に生温かく、肌に触れる感触は人の指のようだ。
まるでたくさんの人の手に体中を撫で回されているみたいで、どうしようもなく体が熱くなっていく。
「んぅっ」
硬くしこった胸粒にくるりと巻きつかれ、きゅっと絞り上げられた。
強弱をつけて引っ張られると痛みにも似た快感にびくびくと体が跳ねる。
下肢にも何本もの蔓が絡まっている。
柔らかな袋を揉まれ、はしたなく勃ち上がっている花芯を根本から撫で上げられると、甘い声が漏れてしまう。
あふれる先走りと蔓の粘液がまじり、くちゅくちゅと卑猥な水音を立てる。
「あ……っ」
不意に先端に鋭い刺激を感じた。
はっとして見遣れば、藁のように細い蔓が蜜口に潜り込もうとしている。
「な……っ、や、やめ……っ」
そんなところに入るわけがない。
だが、恐怖で身を強張らせている間に、つぷりと蔓の先が突き刺さった。
「──ひんっ」
信じられないことに、蔓は身をくねらせながら中に這入り込んでいく。
「あ、あ、ぁ……っ、な、にを……っ」
ぞくぞくとした快感に声が上擦る。
蔓はうねうねと蠢いて更に奥へと侵入し、しばらく進んだところで、ゆっくりと戻り始めた。
「ああっ!それ、やめ……っ」
腰が痺れるような愉悦が込み上げ、真霧は身を震わせた。
くちくちと中をかき混ぜながら行きつ戻りつされると、頭の芯が焼き切れそうなくらいの強い快感が湧き上がる。
「やああぁっ、もう、あっ、はぁ……っ」
何度も往復され、気がおかしくなりそうになったところで、蔓は更に深く潜り込み、奥をとんと突いた。
刹那、凄まじい悦楽が腰の奥から迫り上がった。
「ひぁあ……っ、あ、あああ──っ」
果てたと思った。
けれど蔓の隙間から透明な蜜が滲むばかりで、吐き出すことはできない。
それなのに、まるで吐精のような快感がずっと続いているのだ。
「ひぃ、あっ、あっ……、やぁ……っ」
蔓はその場所に留まり、小刻みに蠢く。
終わらない快楽の波に真霧は惑乱し、涙を流して全身を震わせる。
蔓の責め苦はそれだけでは終わらなかった。
粘液をまとった新たな蔓が足下から這い上がり、後孔の襞を掻き分け、押し入ってきたのだ。
「……っ、やっ、今、だめっ、あ……っ、あ、ぁっ」
蔓は媚肉をかき混ぜながら侵入し、くの字にのた打つと、花芯の根元に向かって頭を押し付けた。
「アァ……──っ!」
前と後ろから泣きどころを突かれ、真霧は絶叫した。
快楽というには鋭すぎる感覚に体中が総毛立ち、どっと汗が噴き出す。
「や……っ、やぁあっ、あぅ、くうん……っ」
前後から与えられる振動に追い詰められ、膨れ上がった快感の塊が腹の底で爆ぜる。
「ん、んんうぅぅ……ッ!」
真霧は体を弓形に反らしながら極めた。
吐精の伴わない絶頂は重く長く、痙攣が止まらない。
ひくつく後孔から蔓がずるりと抜けた。
だが、解放されたわけではなかった。
かわりに充てがわれたのは、ぬめぬめと濡れて光る極太の蔓だった。
あんな凶悪なものを達したばかりの今、挿れられてしまったら────
「ま、待って、まだ……っ」
ふるふるとかぶりを振った。
だが、制止の言葉など、届くはずもない。
「ひぁあ────っ」
禍々しい怒張が肉輪をこじ開けた。
腹の奥まで一息に擦り上げると、すぐに猛然と突き上げ始める。
「あぁっ、く……っ、んぅ、んんっ!」
秘肉を擦り立てられ、掻き回され、奥深くをめちゃくちゃに突かれる。
その間も花芯の中の蔓は小刻みに振動していて、前後からの凄まじい快感に頭の中がぐちゃぐちゃになる。
もはや閉じることのできない唇からは、意味をなさない喘ぎと唾液が滴り落ち続けている。
「は…ぅっ、や、やあぁああ……っ」
極太の蔓がさらに深く這入り込み、奥を押し開いた。
敏感な最奥を容赦なく抉られ、黒髪を散らして涙をこぼす。
やがて蔓が大きく脈打ったかと思うと、熱い体液がぶち撒けられた。
「……ああぁっ、う、んぅ──っ」
その熱さと勢いに腹の奥が痺れてわななく。
次の瞬間、蜜口を塞いでいた蔓がずるりと抜けた。
「────……ッ!」
嬌声は声にならなかった。
堰き止められていたものが勢いよく噴き上げ、腹の上ばかりか胸や顔まで濡らしていく
暴力的な絶頂に腰が抜け、ただ浅い呼吸を繰り返すことしかできない。
悦楽の涙でけぶる視界に、何本もの極太の蔓が、待ちきれないかのように真霧の体に絡みついているのが映る。
(ああ……、まだ、こんなにたくさん……)
これから全てを受け入れるのだ。
そう思った途端、ぞくぞくと下腹が疼いた。
脚を開かされ、両手を頭上でまとめられた格好で宙吊りにされながら、乱れた衣の下に忍び込んだ何本もの蔓に体中を這い回られていた。
蔓の先は丸みを帯びていて奇妙に生温かく、肌に触れる感触は人の指のようだ。
まるでたくさんの人の手に体中を撫で回されているみたいで、どうしようもなく体が熱くなっていく。
「んぅっ」
硬くしこった胸粒にくるりと巻きつかれ、きゅっと絞り上げられた。
強弱をつけて引っ張られると痛みにも似た快感にびくびくと体が跳ねる。
下肢にも何本もの蔓が絡まっている。
柔らかな袋を揉まれ、はしたなく勃ち上がっている花芯を根本から撫で上げられると、甘い声が漏れてしまう。
あふれる先走りと蔓の粘液がまじり、くちゅくちゅと卑猥な水音を立てる。
「あ……っ」
不意に先端に鋭い刺激を感じた。
はっとして見遣れば、藁のように細い蔓が蜜口に潜り込もうとしている。
「な……っ、や、やめ……っ」
そんなところに入るわけがない。
だが、恐怖で身を強張らせている間に、つぷりと蔓の先が突き刺さった。
「──ひんっ」
信じられないことに、蔓は身をくねらせながら中に這入り込んでいく。
「あ、あ、ぁ……っ、な、にを……っ」
ぞくぞくとした快感に声が上擦る。
蔓はうねうねと蠢いて更に奥へと侵入し、しばらく進んだところで、ゆっくりと戻り始めた。
「ああっ!それ、やめ……っ」
腰が痺れるような愉悦が込み上げ、真霧は身を震わせた。
くちくちと中をかき混ぜながら行きつ戻りつされると、頭の芯が焼き切れそうなくらいの強い快感が湧き上がる。
「やああぁっ、もう、あっ、はぁ……っ」
何度も往復され、気がおかしくなりそうになったところで、蔓は更に深く潜り込み、奥をとんと突いた。
刹那、凄まじい悦楽が腰の奥から迫り上がった。
「ひぁあ……っ、あ、あああ──っ」
果てたと思った。
けれど蔓の隙間から透明な蜜が滲むばかりで、吐き出すことはできない。
それなのに、まるで吐精のような快感がずっと続いているのだ。
「ひぃ、あっ、あっ……、やぁ……っ」
蔓はその場所に留まり、小刻みに蠢く。
終わらない快楽の波に真霧は惑乱し、涙を流して全身を震わせる。
蔓の責め苦はそれだけでは終わらなかった。
粘液をまとった新たな蔓が足下から這い上がり、後孔の襞を掻き分け、押し入ってきたのだ。
「……っ、やっ、今、だめっ、あ……っ、あ、ぁっ」
蔓は媚肉をかき混ぜながら侵入し、くの字にのた打つと、花芯の根元に向かって頭を押し付けた。
「アァ……──っ!」
前と後ろから泣きどころを突かれ、真霧は絶叫した。
快楽というには鋭すぎる感覚に体中が総毛立ち、どっと汗が噴き出す。
「や……っ、やぁあっ、あぅ、くうん……っ」
前後から与えられる振動に追い詰められ、膨れ上がった快感の塊が腹の底で爆ぜる。
「ん、んんうぅぅ……ッ!」
真霧は体を弓形に反らしながら極めた。
吐精の伴わない絶頂は重く長く、痙攣が止まらない。
ひくつく後孔から蔓がずるりと抜けた。
だが、解放されたわけではなかった。
かわりに充てがわれたのは、ぬめぬめと濡れて光る極太の蔓だった。
あんな凶悪なものを達したばかりの今、挿れられてしまったら────
「ま、待って、まだ……っ」
ふるふるとかぶりを振った。
だが、制止の言葉など、届くはずもない。
「ひぁあ────っ」
禍々しい怒張が肉輪をこじ開けた。
腹の奥まで一息に擦り上げると、すぐに猛然と突き上げ始める。
「あぁっ、く……っ、んぅ、んんっ!」
秘肉を擦り立てられ、掻き回され、奥深くをめちゃくちゃに突かれる。
その間も花芯の中の蔓は小刻みに振動していて、前後からの凄まじい快感に頭の中がぐちゃぐちゃになる。
もはや閉じることのできない唇からは、意味をなさない喘ぎと唾液が滴り落ち続けている。
「は…ぅっ、や、やあぁああ……っ」
極太の蔓がさらに深く這入り込み、奥を押し開いた。
敏感な最奥を容赦なく抉られ、黒髪を散らして涙をこぼす。
やがて蔓が大きく脈打ったかと思うと、熱い体液がぶち撒けられた。
「……ああぁっ、う、んぅ──っ」
その熱さと勢いに腹の奥が痺れてわななく。
次の瞬間、蜜口を塞いでいた蔓がずるりと抜けた。
「────……ッ!」
嬌声は声にならなかった。
堰き止められていたものが勢いよく噴き上げ、腹の上ばかりか胸や顔まで濡らしていく
暴力的な絶頂に腰が抜け、ただ浅い呼吸を繰り返すことしかできない。
悦楽の涙でけぶる視界に、何本もの極太の蔓が、待ちきれないかのように真霧の体に絡みついているのが映る。
(ああ……、まだ、こんなにたくさん……)
これから全てを受け入れるのだ。
そう思った途端、ぞくぞくと下腹が疼いた。
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