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第四章 葵
第7話 束の間の安らぎ
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それからヒメコの食欲は戻った。匂いも気にならなくなった。却って食べ過ぎではないかと思うくらいに食が進む。
「ねぇ、フジ。少しだけお日さまを浴びてはいけないかしら?」
恐る恐る尋ねたら、フジは南の庭を廊から眺めるくらいならと了承してくれた。
廊へと出たら、先にタンポが日向に寝そべっていた。金剛がやって来て、隣に足を伸ばして座る。
「猫は一番いい場所を知ってるんだよ」
そう言って金剛はタンポを抱き上げ、自分の膝の上へと乗せて、空いた日向の場所をヒメコへと譲ってくれる。
庭にはタンポ(蒲公英)の黄色い花がチラホラと咲き始めていた。
「ほら、タンポ、あれがお前の名前の花だぞ。もう少ししたら真っ白な綿毛がついてくるからな。そしたらタンポそっくりになる」
金剛は楽しそうに話しながらタンポの太い尻尾を軽く握っては放してを繰り返す。ゴロゴロとタンポが喉を鳴らす声が聞こえて心が和む。
その時、「殿のお帰りですよ」とフジの声がした。金剛が立ち上がって駆けて行く。ヒメコもゆっくりと立ち上がった。一月ぶりになるだろうか。その顔色はあまり冴えなかった。
「どうかなさいました?」
尋ねるヒメコにコシロ兄は逆にヒメコの具合を聞き、体調を気遣ってくれた。でもあまり目が合わない。伊豆でのことはあまり話したくないのかもしれない。そう察したヒメコはそのことに触れるのはやめ、努めて明るい声をあげた。
「殿。実はややこを無事に授かっておりました」
コシロ兄が目を見開いた。その口元にホッとしたような笑みが浮かぶ。
「ややこが?」
「はい。間違いないとお産婆さんにも言っていただきました。この八月頃に生まれるのではないかと」
「そうか、ややこが」
コシロ兄は繰り返してからヒメコを真っ直ぐ見た。
間違いか、流れてしまって落ち込んでいるのではないかと案じていた。良かった」
多くを語らないコシロ兄だけにその言葉が胸に沁みる。
良かったと言ってくれた。それが一番嬉しかった。
比企のご両親にはこの事はもうお話ししたのか?」
ヒメコが首を横に振るとコシロ兄は立ち上がった。
「では挨拶に行ってくる」
ヒメコは慌てた。
「まだお戻りになったばかりでお疲れでしょう。また後日でも」
そう言って引き止めようとするが、
「良い話は早目にお伝えする方がいいだろう。準備したい物などもあるだろうし」
そう言ってヒメコの頰に手を優しく添えた。
久々の温もりにホッとする。
「よくやった。やってくれた。出産まで心穏やかに過ごせ」
はいと頷き、出かけて行くコシロ兄を見送る。戻った時の浮かない表情は消えていたことに安堵しながら、でもどこか何かを抱えているような重さが気にかかる。
やがて、コシロ兄に案内されて父が江間の屋敷を訪れた。
「ヒミカ、江間殿より聞いたぞ。でかしたな」
そう言ってヒメコの頭を大きな手で撫でてくれる。
「お前の母は今は比企に居るゆえ、後で文で知らせておく。それにしてもよくやった。産まれは八月頃と聞いたが産所はとうしようか?比企に戻るか?」
コシロ兄と顔を合わせる。
「それはまた後日相談させて下さい」
コシロ兄の言葉に父はああと頷いた。
「そうですな。来月から大規模な狩が始まるとか。江間殿は将軍家のご側近。今は殊にお忙しいことでしょう。私どもにも何かお手伝い出来ることがあれば何なりとお話し下され」
「はっ、有難うございます」
頭を下げたコシロ兄が、では、と顔を上げて膝を前に進める。
「お言葉をいただいて早速で恐縮なのですが、私はこれから恐らく七月頃まで屋敷を留守にすることになります。その間、彼女をお願い出来ないでしょうか?」
ヒメコは驚いてコシロ兄を仰ぎ見る。
狩?七月まで?そんなに長く?
言葉の出ないヒメコの横で父が答えた。
「承知しました。此度は随分長く大掛かりな狩となるのですな」
コシロ兄は頭を下げた。
「はい。宜しくお願い申し上げます」
二人の遣り取りを黙って聞いていたヒメコはそっと嘆息した。今は弥生の三月。七月までの狩とは本当に大掛かりだ。まるで戦のようだと思う。奥州征伐と同じくらいだろうか。
その夜二人きりになってから
「勝手に決めて済まない」
コシロ兄はそう言って頭を下げた。
ヒメコは首を横に振った。
「殿の大事な時。私は平気ですので、どうぞご案じ下さいませんよう。それより」
そう言って、コシロ兄の手を取る。自分の腹へと導いた。
「まだ、ごくごく僅かなのですが、お腹の中でこの子が暴れているのをたまに感じるのです。この子はきっと腕白な子に育ちます」
そう言ったら、コシロ兄は優しく目を細めた。
「腕白な子か。ならば男の子がいいな。姫で腕白では、母の無鉄砲を譲り受けて大変なことになりかねん。とても身が持たないぞ」
「まぁ、ひどいことを」
ヒメコは言ってコシロ兄を叩く真似をして手を上げる。
コシロ兄はその手を取って言った。
「おい、狩の前に怪我をさせるなよ」
そのまま抱きしめられる。
「なかなか側に居られなくて済まない。でも此度の狩が終われば少し落ち着く筈だ。もう少し待っていてくれ」
ヒメコは返事をすると目を閉じ、コシロ兄の胸の鼓動を感じた。コシロ兄の鼓動と腹の中のややこの鼓動。そしてヒメコ自身の鼓動。
互いに互いを感じながらトクトクと空気を揺るがす静かな音楽のような波を感じながらヒメコは祈った。
いつまでもこのまま皆で共に居られますように。
翌月、シロ兄は家人を連れて出かけて行った。ヒメコは鎌倉の父の館に逗留することになる。
と言っても隣の屋敷。荷もないし気楽に移る。
だが問題はこの人だった。
「まぁ。ヒミカ。まだ腹帯を巻いてないの?お腹が冷えたらどうするの!」
比企庄から駆け付けた母が口喧しくあれこれ言ってくるのでヒメコは心穏やかに出産を待つことが出来なくなったのだった。
「ねぇ、フジ。少しだけお日さまを浴びてはいけないかしら?」
恐る恐る尋ねたら、フジは南の庭を廊から眺めるくらいならと了承してくれた。
廊へと出たら、先にタンポが日向に寝そべっていた。金剛がやって来て、隣に足を伸ばして座る。
「猫は一番いい場所を知ってるんだよ」
そう言って金剛はタンポを抱き上げ、自分の膝の上へと乗せて、空いた日向の場所をヒメコへと譲ってくれる。
庭にはタンポ(蒲公英)の黄色い花がチラホラと咲き始めていた。
「ほら、タンポ、あれがお前の名前の花だぞ。もう少ししたら真っ白な綿毛がついてくるからな。そしたらタンポそっくりになる」
金剛は楽しそうに話しながらタンポの太い尻尾を軽く握っては放してを繰り返す。ゴロゴロとタンポが喉を鳴らす声が聞こえて心が和む。
その時、「殿のお帰りですよ」とフジの声がした。金剛が立ち上がって駆けて行く。ヒメコもゆっくりと立ち上がった。一月ぶりになるだろうか。その顔色はあまり冴えなかった。
「どうかなさいました?」
尋ねるヒメコにコシロ兄は逆にヒメコの具合を聞き、体調を気遣ってくれた。でもあまり目が合わない。伊豆でのことはあまり話したくないのかもしれない。そう察したヒメコはそのことに触れるのはやめ、努めて明るい声をあげた。
「殿。実はややこを無事に授かっておりました」
コシロ兄が目を見開いた。その口元にホッとしたような笑みが浮かぶ。
「ややこが?」
「はい。間違いないとお産婆さんにも言っていただきました。この八月頃に生まれるのではないかと」
「そうか、ややこが」
コシロ兄は繰り返してからヒメコを真っ直ぐ見た。
間違いか、流れてしまって落ち込んでいるのではないかと案じていた。良かった」
多くを語らないコシロ兄だけにその言葉が胸に沁みる。
良かったと言ってくれた。それが一番嬉しかった。
比企のご両親にはこの事はもうお話ししたのか?」
ヒメコが首を横に振るとコシロ兄は立ち上がった。
「では挨拶に行ってくる」
ヒメコは慌てた。
「まだお戻りになったばかりでお疲れでしょう。また後日でも」
そう言って引き止めようとするが、
「良い話は早目にお伝えする方がいいだろう。準備したい物などもあるだろうし」
そう言ってヒメコの頰に手を優しく添えた。
久々の温もりにホッとする。
「よくやった。やってくれた。出産まで心穏やかに過ごせ」
はいと頷き、出かけて行くコシロ兄を見送る。戻った時の浮かない表情は消えていたことに安堵しながら、でもどこか何かを抱えているような重さが気にかかる。
やがて、コシロ兄に案内されて父が江間の屋敷を訪れた。
「ヒミカ、江間殿より聞いたぞ。でかしたな」
そう言ってヒメコの頭を大きな手で撫でてくれる。
「お前の母は今は比企に居るゆえ、後で文で知らせておく。それにしてもよくやった。産まれは八月頃と聞いたが産所はとうしようか?比企に戻るか?」
コシロ兄と顔を合わせる。
「それはまた後日相談させて下さい」
コシロ兄の言葉に父はああと頷いた。
「そうですな。来月から大規模な狩が始まるとか。江間殿は将軍家のご側近。今は殊にお忙しいことでしょう。私どもにも何かお手伝い出来ることがあれば何なりとお話し下され」
「はっ、有難うございます」
頭を下げたコシロ兄が、では、と顔を上げて膝を前に進める。
「お言葉をいただいて早速で恐縮なのですが、私はこれから恐らく七月頃まで屋敷を留守にすることになります。その間、彼女をお願い出来ないでしょうか?」
ヒメコは驚いてコシロ兄を仰ぎ見る。
狩?七月まで?そんなに長く?
言葉の出ないヒメコの横で父が答えた。
「承知しました。此度は随分長く大掛かりな狩となるのですな」
コシロ兄は頭を下げた。
「はい。宜しくお願い申し上げます」
二人の遣り取りを黙って聞いていたヒメコはそっと嘆息した。今は弥生の三月。七月までの狩とは本当に大掛かりだ。まるで戦のようだと思う。奥州征伐と同じくらいだろうか。
その夜二人きりになってから
「勝手に決めて済まない」
コシロ兄はそう言って頭を下げた。
ヒメコは首を横に振った。
「殿の大事な時。私は平気ですので、どうぞご案じ下さいませんよう。それより」
そう言って、コシロ兄の手を取る。自分の腹へと導いた。
「まだ、ごくごく僅かなのですが、お腹の中でこの子が暴れているのをたまに感じるのです。この子はきっと腕白な子に育ちます」
そう言ったら、コシロ兄は優しく目を細めた。
「腕白な子か。ならば男の子がいいな。姫で腕白では、母の無鉄砲を譲り受けて大変なことになりかねん。とても身が持たないぞ」
「まぁ、ひどいことを」
ヒメコは言ってコシロ兄を叩く真似をして手を上げる。
コシロ兄はその手を取って言った。
「おい、狩の前に怪我をさせるなよ」
そのまま抱きしめられる。
「なかなか側に居られなくて済まない。でも此度の狩が終われば少し落ち着く筈だ。もう少し待っていてくれ」
ヒメコは返事をすると目を閉じ、コシロ兄の胸の鼓動を感じた。コシロ兄の鼓動と腹の中のややこの鼓動。そしてヒメコ自身の鼓動。
互いに互いを感じながらトクトクと空気を揺るがす静かな音楽のような波を感じながらヒメコは祈った。
いつまでもこのまま皆で共に居られますように。
翌月、シロ兄は家人を連れて出かけて行った。ヒメコは鎌倉の父の館に逗留することになる。
と言っても隣の屋敷。荷もないし気楽に移る。
だが問題はこの人だった。
「まぁ。ヒミカ。まだ腹帯を巻いてないの?お腹が冷えたらどうするの!」
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