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第1章 鎌倉
第3話 蛭
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——ガチャ。
建物の外の武者の鎧だろうか。微かに空気を裂いた金属音にハッと身が強張る。
藤原殿が袖を下ろして膝を摩ると静かに口を開いた。
「いやいや、申し訳がない。楽しくてつい長居をしてしまいました。夜も更けました。我々はそろそろお暇致しましょう」
藤原殿が掠れた声でそう言って頭を下げる。工藤殿は黙ったまま同じように頭を下げた。千寿も慌てて同じように頭を下げる。二人が席を立って部屋を出て行くのに合わせて顔を上げ、琵琶に手を伸ばして立ち上がろうとした。
その時、藍色の袖が動いた。掴もうとしていた琵琶がサッと取り上げられる。体勢を崩した千寿はよろけて藍色の袖の中に飛び込んでしまった。雅やかな印象とはまるで異なる逞しい胸に受け留められ、初めて間近に感じた男性の気配というものに、ひどく動揺する。慌てて身を離そうとしたが、腕をがっちりと掴まれていた。そのまま強く引き寄せられ、その腕の中に囲われる。ドクドクと波打つ鼓動。自分のものなのか、それとも中将の君のものなのかわからない。でも気付く。少しずズレて重なっていた鼓動が、やがて美しい一つの響きとなっていくことに。それは先程、楽を奏でていた時と同じ感覚だった。
そうと気付いたら急に恐れが消えた。
何が起きようとしているのかはよくわからないけれど、楽と同じように相手と心を合わせて身を委ねれていればいいのだろう。失礼があってはいけないけれど、でも波に任せて自然に流されてゆけば、ゆくべき所にゆけるに違いない。そう思えた。
でも掴まれている腕が熱い。熱いのか痛いのか説明のつかない妙な感覚が胸をチリチリと痺れさせて、どう処していいのか困ってしまう。
その微かな痺れから逃げたい衝動と共に、それとは裏腹の、もっと痺れたいと望む何かが千寿の肚の中でムクリと顔を上げた。その時、頭上から光が降り注いできた。
「燭暗くして 数行虞氏の涙 夜深くして 四面楚歌の声」
降ってきたのは、光ではなく音だった。
中将の君の発した声。漢詩。先程の宴での華やかで朗々とした声とは違う、どこか淋しさ切なさを感じる声。それが頭の上からと同時に、彼の胸に押し当てられた耳から直接の振動として千寿の体を響かせ、千寿は益々動けなくなる。気付けば、建物からは藤原殿と工藤殿の気配が消え、千寿と中将の君だけが残されていた。
——どうしよう。琵琶でも弾いた方がいいのだろうか?でも下手に動けない。じっと身体を硬らせたまま、どうすべきなのか周りを探る。
——ジジ……
高灯台の油が無くなりかけているのだろう。焼きつくような音がする。
油を注ぎ足そうかと身じろぎした時、中将の君が動いた。骨張った大きな手が千寿の両肩を掴み、その場に押し倒される。背中を打って息が止まりかけるが、許しなく声をかけて上げてはいけない。息を詰めて我慢する。
目を横に流せば、千寿の指先すぐの所に琵琶転がっていた。それと同じように千寿も床に転がされている。女官として御所に上がった時に与えられた芥子色の小袿の上に藍色の着物が覆い被さってきたのがわかった。着物に薫きしめられた濃くて雅な香りが鼻腔をくすぐり、くらりと目眩を起こしかけた千寿は、思わず喘いでしまった。貴人に自らの息を吹きかけてはいけないのに。声が漏れた直後、チラリと投げかけられた視線。慌てて口元を隠そうと袖を手繰り寄せるが、芥子色の小袿は床に縫い止められているかのように動かない。せめてもと両の掌で自らの口と鼻を塞ぎ、細く小さく息を繰り返す。
何が起きようとしているのか。確かめようと目を向ければ、千寿の腿の上に跨っているらしき藍色の着物が見えた。顔は見えない。でも高烏帽子が床に転がっているのが目の端に映る。
——いけない。烏帽子が落ちてしまっている。烏帽子の下の頭を他人に晒すことは、男性にとっては何よりもの恥辱だった筈。見ないフリをしなくては。
そう考えて顔を背けた千寿の空いた首筋に、中将の君の手が当てがわれた。熱が伝わってくる。しっとりと滑らかで太い指。先程、横笛に添えられていた指だ。この指があの艶やかな音の波を操っていたのか。そんなことを考えていた時、その指先がツゥと動いて千寿の内襟の中へと忍んで来た。指は迷いなく千寿の脇を辿り、丸い膨らみを象るようにして撫でてから、膨らみの先端へと達し、先端の突起を探るようにして掘り起こしては押し潰していたが、やがて強い力で摘んで引っ張り上げた。
——痛い。
感じたことのない痛みに驚いて身を起こしかけたが、着物が床に縫い止められていて動けない。いや、動こうとしたことが却って仇となった。
スルリと両肩から滑り落ちる芥子色と白の着物。露わになった上半身。夜の冷気に晒されて剥き出しになった胸の先端がチクチクと痛みを訴えてくる。覆い隠そうと前に出した千寿の手は中将の君によって絡め取られ、後ろに回された。
同時に、油で綺麗に撫でつけられた黒く美しい髪が眼前に迫り、その唇が喉元をなぞる。じっとりと吸い付き、ゆるゆると這いずっていく生温い感触。蛭のようだと思った。
——殺される。
ゾワリと肌が粟立ち、背を仰反らせた千寿の胸をその蛭は吸い始めた。小さく悲鳴を上げてしまった千寿に中将の君が微かに眉を上げた。その時初めて、目と目が合う。その瞳の奥に宿る昏く鈍い光。行き場を失った野良の犬のような、寂しげで自棄の色を帯びたその光が気になって、もう一度覗き込もうと腰を緩めた時、下半身を拘束していた重みが消えた。ホッと力を抜いた千寿の両脚が突如持ち上げられ、大きく左右に開かれた。着物の裾がはだけ、剥き出しになる太腿。
思いもよらぬ姿体を晒したことが恥ずかしくて、急いで脚を閉じようとするが、それは叶わない。脚の間には中将の君が居て、色のない目で千寿を見ていた。
——怖い。でも逆らってはいけないのだ。
千寿は心の中で手を合わせ、固く目を瞑る。
直後、熱く硬い何かが千寿の内股の繊細な場所へと強く押し当てられ、有無を言わさず一気に千寿の中へと侵入してきた。
肉を分かつ鈍い痛み。
——刺し貫かれた。
「んんあっ!」
歯を食い締めていたけれど、堪え切れずに漏れてしまった悲鳴。
瞼の裏が真っ赤に染まる。
——自分は死ぬのだろうか。
琵琶へと腕を伸ばしたまま、千寿は闇の世界に堕ちていった。
建物の外の武者の鎧だろうか。微かに空気を裂いた金属音にハッと身が強張る。
藤原殿が袖を下ろして膝を摩ると静かに口を開いた。
「いやいや、申し訳がない。楽しくてつい長居をしてしまいました。夜も更けました。我々はそろそろお暇致しましょう」
藤原殿が掠れた声でそう言って頭を下げる。工藤殿は黙ったまま同じように頭を下げた。千寿も慌てて同じように頭を下げる。二人が席を立って部屋を出て行くのに合わせて顔を上げ、琵琶に手を伸ばして立ち上がろうとした。
その時、藍色の袖が動いた。掴もうとしていた琵琶がサッと取り上げられる。体勢を崩した千寿はよろけて藍色の袖の中に飛び込んでしまった。雅やかな印象とはまるで異なる逞しい胸に受け留められ、初めて間近に感じた男性の気配というものに、ひどく動揺する。慌てて身を離そうとしたが、腕をがっちりと掴まれていた。そのまま強く引き寄せられ、その腕の中に囲われる。ドクドクと波打つ鼓動。自分のものなのか、それとも中将の君のものなのかわからない。でも気付く。少しずズレて重なっていた鼓動が、やがて美しい一つの響きとなっていくことに。それは先程、楽を奏でていた時と同じ感覚だった。
そうと気付いたら急に恐れが消えた。
何が起きようとしているのかはよくわからないけれど、楽と同じように相手と心を合わせて身を委ねれていればいいのだろう。失礼があってはいけないけれど、でも波に任せて自然に流されてゆけば、ゆくべき所にゆけるに違いない。そう思えた。
でも掴まれている腕が熱い。熱いのか痛いのか説明のつかない妙な感覚が胸をチリチリと痺れさせて、どう処していいのか困ってしまう。
その微かな痺れから逃げたい衝動と共に、それとは裏腹の、もっと痺れたいと望む何かが千寿の肚の中でムクリと顔を上げた。その時、頭上から光が降り注いできた。
「燭暗くして 数行虞氏の涙 夜深くして 四面楚歌の声」
降ってきたのは、光ではなく音だった。
中将の君の発した声。漢詩。先程の宴での華やかで朗々とした声とは違う、どこか淋しさ切なさを感じる声。それが頭の上からと同時に、彼の胸に押し当てられた耳から直接の振動として千寿の体を響かせ、千寿は益々動けなくなる。気付けば、建物からは藤原殿と工藤殿の気配が消え、千寿と中将の君だけが残されていた。
——どうしよう。琵琶でも弾いた方がいいのだろうか?でも下手に動けない。じっと身体を硬らせたまま、どうすべきなのか周りを探る。
——ジジ……
高灯台の油が無くなりかけているのだろう。焼きつくような音がする。
油を注ぎ足そうかと身じろぎした時、中将の君が動いた。骨張った大きな手が千寿の両肩を掴み、その場に押し倒される。背中を打って息が止まりかけるが、許しなく声をかけて上げてはいけない。息を詰めて我慢する。
目を横に流せば、千寿の指先すぐの所に琵琶転がっていた。それと同じように千寿も床に転がされている。女官として御所に上がった時に与えられた芥子色の小袿の上に藍色の着物が覆い被さってきたのがわかった。着物に薫きしめられた濃くて雅な香りが鼻腔をくすぐり、くらりと目眩を起こしかけた千寿は、思わず喘いでしまった。貴人に自らの息を吹きかけてはいけないのに。声が漏れた直後、チラリと投げかけられた視線。慌てて口元を隠そうと袖を手繰り寄せるが、芥子色の小袿は床に縫い止められているかのように動かない。せめてもと両の掌で自らの口と鼻を塞ぎ、細く小さく息を繰り返す。
何が起きようとしているのか。確かめようと目を向ければ、千寿の腿の上に跨っているらしき藍色の着物が見えた。顔は見えない。でも高烏帽子が床に転がっているのが目の端に映る。
——いけない。烏帽子が落ちてしまっている。烏帽子の下の頭を他人に晒すことは、男性にとっては何よりもの恥辱だった筈。見ないフリをしなくては。
そう考えて顔を背けた千寿の空いた首筋に、中将の君の手が当てがわれた。熱が伝わってくる。しっとりと滑らかで太い指。先程、横笛に添えられていた指だ。この指があの艶やかな音の波を操っていたのか。そんなことを考えていた時、その指先がツゥと動いて千寿の内襟の中へと忍んで来た。指は迷いなく千寿の脇を辿り、丸い膨らみを象るようにして撫でてから、膨らみの先端へと達し、先端の突起を探るようにして掘り起こしては押し潰していたが、やがて強い力で摘んで引っ張り上げた。
——痛い。
感じたことのない痛みに驚いて身を起こしかけたが、着物が床に縫い止められていて動けない。いや、動こうとしたことが却って仇となった。
スルリと両肩から滑り落ちる芥子色と白の着物。露わになった上半身。夜の冷気に晒されて剥き出しになった胸の先端がチクチクと痛みを訴えてくる。覆い隠そうと前に出した千寿の手は中将の君によって絡め取られ、後ろに回された。
同時に、油で綺麗に撫でつけられた黒く美しい髪が眼前に迫り、その唇が喉元をなぞる。じっとりと吸い付き、ゆるゆると這いずっていく生温い感触。蛭のようだと思った。
——殺される。
ゾワリと肌が粟立ち、背を仰反らせた千寿の胸をその蛭は吸い始めた。小さく悲鳴を上げてしまった千寿に中将の君が微かに眉を上げた。その時初めて、目と目が合う。その瞳の奥に宿る昏く鈍い光。行き場を失った野良の犬のような、寂しげで自棄の色を帯びたその光が気になって、もう一度覗き込もうと腰を緩めた時、下半身を拘束していた重みが消えた。ホッと力を抜いた千寿の両脚が突如持ち上げられ、大きく左右に開かれた。着物の裾がはだけ、剥き出しになる太腿。
思いもよらぬ姿体を晒したことが恥ずかしくて、急いで脚を閉じようとするが、それは叶わない。脚の間には中将の君が居て、色のない目で千寿を見ていた。
——怖い。でも逆らってはいけないのだ。
千寿は心の中で手を合わせ、固く目を瞑る。
直後、熱く硬い何かが千寿の内股の繊細な場所へと強く押し当てられ、有無を言わさず一気に千寿の中へと侵入してきた。
肉を分かつ鈍い痛み。
——刺し貫かれた。
「んんあっ!」
歯を食い締めていたけれど、堪え切れずに漏れてしまった悲鳴。
瞼の裏が真っ赤に染まる。
——自分は死ぬのだろうか。
琵琶へと腕を伸ばしたまま、千寿は闇の世界に堕ちていった。
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