江間義時 雪の日の奇跡

亡くなった妻が雪の日に現れた。ずっと逢いたくて、でも夢にも現れてくれたことのなかった彼女。彼女は「行くな」と言う。だが、今日は将軍の右大将拝賀の儀式のある日。
「お前、今度は俺に何をやらせるつもりだ?」
「姫の前」番外編。義時のボヤき。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,278 位 / 192,278件 歴史・時代 2,389 位 / 2,389件

あなたにおすすめの小説

【完結】私の愛した聖人君子

やまの龍
歴史・時代
三浦の一の姫は華々しく江間頼時へと嫁いだ。でも彼は駄目男。優しくて正直な男は、今の鎌倉じゃあ生き抜いていけないのよ。北条義時の長男、泰時とその妻の恋物語。

平安の終焉、鎌倉の始まり

Ittoh
歴史・時代
 平安時代から鎌倉時代というのは、何年で切り替わりましたというモノではなかったのだと思います。平安時代を象徴する律令制度が、新たな制度に呑み込まれていった流れが、平安から鎌倉の流れを作ったのだと思います。 史上初めて武家として、天下を統一した源頼朝を宵闇鎌倉にて描きます。  平安の終焉を迎え、新たな日ノ本の始まりについてちょっと描いてみました。時間的な関係が、話の都合上史実とは異なります。 最初は、蛭ヶ小島で暮らしていた頼朝の話となります。

義時という父 姫の前という母

やまの龍
歴史・時代
「これからじゃないか。母の想いを無駄にする気か。消えた命らにどう償いをするつもりだ」 胸倉を掴んでそう言ってやりたい。なのに父は死にかけてる。 「姫の前」の番外完結編。姫の前の産んだ北条義時の三男、北条重時のボヤき。

謂わぬおもひで

ひま
歴史・時代
書生、楠木八之助はとある記憶を思い出す。 幼い頃に母代わりとなって愛情を注いでくれた人との思い出だ。 もう戻らぬ日々に思いを馳せて一日一日の記憶を、鮮明に思い返していく。 彼女への伝わらぬ想いと共に。

雨の彼岸花

あやたろす!
歴史・時代
時は江戸。 吉原一の大見世 朝霞楼の頂点に君臨する花魁・露村。 今日も今日とて春を売る。 密かな望みを叶えるために……

鬼の桃姫

井田いづ
歴史・時代
これはむかしむかしの物語。鬼の頭領である桃姫は日々"狩り"をしながら平和に島を治めていた。ある日のこと、鬼退治を掲げた人間が島に攻め入って来たとの知らせが入る。桃姫の夢と城が崩れ始めた────。 +++++++++++++++++ 当作品は『桃太郎』『吉備津彦命の温羅退治』をベースに創作しています。

旅路ー元特攻隊員の願いと希望ー

ぽんた
歴史・時代
舞台は1940年代の日本。 軍人になる為に、学校に入学した 主人公の田中昴。 厳しい訓練、激しい戦闘、苦しい戦時中の暮らしの中で、色んな人々と出会い、別れ、彼は成長します。 そんな彼の人生を、年表を辿るように物語りにしました。 ※この作品は、残酷な描写があります。 ※直接的な表現は避けていますが、性的な表現があります。 ※「小説家になろう」「ノベルデイズ」でも連載しています。

そらっこと吾妻語り

やまの龍
歴史・時代
大姫と開耶姫。共に源氏の血を引く二人の姫の恋物語。実在の歴史人物をモチーフにしつつ、改変した和風ファンタジーです。

処理中です...