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 どうやら軽く達してしまったようだ。

「・・・あ、あれっ?もしかしてイっちゃった?」と私は聞いてみた。

 すると彼は恥ずかしそうに頷くのだった。
 私はそれを見て思わず微笑んでしまう。なんか、小動物たちを愛でているような感覚になる。
 手のひらの男子たちは今の光景を見てどうやら興奮しているようだ。
 彼らはさらに顔を赤くさせ、息遣いが荒くなっていた。

「・・・あの、女神様・・・俺にもしてください」
「・・・俺もお願いします!」

 と口々に言う。どうやら皆我慢できなくなってしまったみたいだ。

「ふふっ・・・いいわよ。だけどその前に一旦服を脱ぐわね?」といい、一旦彼らを地面にそっと下ろして上げる。

 彼らはもう逃げなかった。
 そんな彼らの前で私は立ち上がると、彼らの何倍も大きい私の巨体を見せつけながらゆっくりとパジャマを脱いで下着姿を披露していく。

「うわぁ・・・凄い」
「綺麗・・・」
「すごい・・・本当に女神様なんだ・・・」
「ああ、なんて大きく美しいんだ・・・」

 彼から感嘆の声が聞こえてくる。

「どうかしら?」と聞くと彼らは興奮しているようだ。

 鼻息がさらに荒くなっているのがわかる。
 そんな彼らの反応を見ているうちに何だか楽しくなってきたので、今度はブラジャーに手をかけることにする。
 すると彼らの方からゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえてきた。どうやら期待してくれているようだ。
 もう、私も完全に興が乗っていた。
 そして、そのままブラジャーを外すと、ぷるん♡という音と共に大きな胸があらわになった。

「すごい・・・大きい・・・」「これが女神様のおっぱい・・・」と口々に呟く声が聞こえる。

「女神様・・・ありがとうございます!」と口々に言う彼らを見て私は思わず微笑んでしまう。

(えっ・・・なにこれ?)

 ・・・この瞬間、私は彼らから不思議な力を受け取っていた。
 それは彼らが私に怯えていた時には見られなかったものだ。
 彼らが私に対して喝采をあげるようになってから、彼らから急に流れ込み始めた。
 なんだろうこれ・・・?なんか、気分がいいし、力が沸いてくる・・・。
 この力の正体が何なのか分からないが、私は本能的にもっとそれを得たいと思った。
 そして、私は「おいで・・・」と言いながら、彼らの前に手のひらを置く。
 すると彼らは一斉に私の手のひらの上に飛び乗ってきた。

「ふふっ・・・良い子ね」と言いながら私は彼らを持ち上げると、そのまま胸の上にパラパラと落としてあげた。

「ああっ・・・気持ちいい・・・」と一人の少年が言うと、周りの人たちも一斉に口々に言う。

「本当だ!すごく柔らかくて気持ちいい!」と口々に言っている。

 どうやら満足してくれているようだ。そんな彼らの反応が可愛くて仕方ない私だった・・・。

「・・・ねぇ、あなたたちって今幸せ?」と聞くと彼らは一斉に首を縦に振った。

「私にどうして欲しい・・?」と聞くと彼らは口々に答えた。

「め・・・女神様・・・僕たちを可愛がって欲しいです」と少年が言うと、他の子たちも同意と言わんばかりに首を縦に振る。

 そんな彼らを見て私は嬉しくなったので早速行動に移すことにした。
 彼らの為に胸を少し開いて、大きな谷間を作って上げた。

「ほら、みんなおいで♡」と言うと彼らは一斉に飛び込んでくる。

 私の胸はGカップあり、今の彼らは私から見たら3、4cm程度の身長しか無かった。彼ら全員全てを私の胸で包み込みことができた。

「うふふ・・・みんな私の胸の中に入っちゃった」と私は言う。

「ああ・・・女神様のおっぱい気持ちいい・・・」と少年が言うと、他の子たちも同意する。

 そんな彼らの反応を見て私も嬉しくなってきてしまう・・・。

「・・・みんな幸せ?」と聞くと彼らは口々に答えた。

「はい!幸せです!」と言うので私はさらに嬉しくなるのだった。

「・・・じゃあもっと気持ちよくしてあげるね♡」と言って私は胸を動かし始めることにした。

 まずはゆっくりと円を描くように、動かしていく。すると、私の大きな胸がたぷん♡ぶるん♡と音を立てて揺れ始めた。
 その振動で胸の中にいた彼らは「うわぁ!?」「きゃー!!」と悲鳴をあげながら喜んでいるようだった。
 次に今度は上下に揺さぶってあげることにする。すると彼らの身体も左右に大きく揺れていった。

「あー!!すごーい!!」と言って喜ぶ彼らを見ていると私も嬉しくなってきたので、もっと激しく揺らしてあげることにした。

 力を入れすぎて彼らを潰さないようにもちろん気をつける。

「・・・どう?気持ちいい?」と聞くと彼らは首を縦に振りまくっているのがわかった。

 どうやら満足しているようだ。
 そんな彼らを愛おしく思いながらさらに力を込めて動かしてあげたら・・・

「ああ・・・女神様!イっちゃう・・・」という声があちこちから聞こえてきた。

 どうやら絶頂を迎えたようだ。私はそんな彼たちのことが可愛くてしょうがなくなり、彼らを胸の中にしまい込むようにぎゅうっと抱きしめてあげたのだった。
 すると、彼らはますます喜んでくれたようだった。

「ああっ!!もうダメェ!!」という声とともに彼らは次々と絶頂を迎えていく。

 そして、ついに最後の一人まで達したところで、胸の中にいた彼らを一旦解放してあげて、地面におろして上げた。

「・・・ふぅ・・・どうだった?気持ちよかった?」と聞くと彼らは一斉に首を縦に振ってくれたので私は満足することができた。

 そんな彼らの反応を見て私も嬉しくなるのだった。

(ふふっ、良かったぁ・・・)と思いながら微笑んでいると、男の子の一人がこう言ってきたのだ。

「あの・・・女神様・・・」
「ん?なに?」
「・・・もっとして欲しいです」

 と言うので私は思わず笑ってしまった。
 どうやら私の魅力にすっかり骨抜きになってしまったらしい。そんな彼らからさらに私に力が流れ込んでくる・・・。
 先程よりもさらに強い力だった。この不思議な力の正体になんとなく私は気づき始める。

「ねぇ・・・聞きたいんだけど、私の事どう思っている?」
「素直に正直に答えてくれればいいわよ」

 私がそう尋ねると彼らは口々に答え始めた。

「・・・はい、女神様はとても美しいと思っています」
「ああ・・・本当に女神様だと思います」
「女神様大好きです!」

 などと言うので私は嬉しくなった。そしてさらに力が強まっていくのを感じた。
 ・・・どうやら、間違いないようだ。
 彼らが私を”女神”と信奉する度に私の中に彼らから力が流れ込んできていた・・・。
 それは本当に微々たるものだが、着実に私の力となるものであろう事が私にははっきり分かった。
 それは”信仰心”と呼ぶべきものだろう。

「・・・ねぇ、貴方達は私を女神だと信じる?」

 改めて私が彼らに問いかけると、彼らは即座に首を縦に振って肯定してくれた。

「ええ、信じます!」という声が次々と上がるので私は嬉しくなる。

 ・・・ああ、この子達は今、私に嘘偽りのない信仰心を向けてくれているのだろう。
 それが今の私にははっきりと分かった。
 彼らが首を縦に振って肯定してくれたと同時に”力の流れ”をまた感じたのだ。
 そしてその力こそが私の力の源となっているのはもう疑いようがなかった。
 夢の中の設定とは言え、中々に面白いわね・・・。
 だったら、もっと私を女神だと信仰する人が増えれば私の力も増すんじゃない・・・?
 私はそう考えると、期待の目で見上げてくる彼らにこう言ったのだ。

「今日はもうこれでおしまい。また、いつかこの街には来てあげるわ」
「次回は貴方達の周りで信心深い人を連れてきなさい」
「そしたら女神である私の”恩寵”を貴方達に与えて上げるわ」

 そう言って彼らに私はウィンクした。

「・・・は、はい!わかりました女神様!!」と彼らは口々に答えた。

 私の事を本物の女神と信じてくれて、間違いなく信仰心を抱いてくれたようだ。

(・・・ふふ、上手くいったみたいね)と思いながら私は微笑むのだった。

 これで私はさらに力を得られる算段がついたと言う訳だ。

「・・・じゃあまたね」と言って手を振る私に彼らは一斉に手を振り返してくれる。

 その姿を尻目に、私は夜空に向けて飛び立っていった。
 そんな私の姿を見て、彼らからまた信仰心が流れてきたのはいうまでもない・・・。






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