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霊的体験。

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僕は秋山真。

今日は不思議な世界の話をしよう。

回想録だ。

僕は高校1年生のとき、好きな人が居た。

自分の行った学校は、男子クラス2つに女子クラス1つだった。

その女子の名前は林さん。

かろうじて居た自分の友達と、ストーカーをしていた。
同じ電車に乗って、徒歩までの距離を後ろ10メートルを付かず離れ歩くのだ。

で、1年の三学期ころだ。
問題が起こったのは。


林さんの考えている事が分かったのだ

スキル発現。盗聴。

但しこれを使うと具合が悪くなるし、何時使えるかわからないので、ついうっかり、心の声に反応して返事をして、まわりに変な目で見られてしまう事もある。



驚いた事に、林さんは僕の事を好きらしい。

でも僕は自分に自信がないし、、3年の三学期、
いや、卒業式で告る事に決めた。


ほかにも色々あった。


シックスセンスさながら霊体と話まで出来るようになった。

発現スキル。霊視。


友達の達也の先祖の霊と話をして除霊をしてあげた。

発現スキル。除霊。


達也はそれに驚いて関心してた。


林さんのまわりにも霊が沢山いた。

彼女も友達は少なくて悩みも多い。優しい子なのだ。
だから霊も寄ってくるのだろうか。

遠くから念じても、祓うことは出来なかった。


こうなったら林さんに直接、事情を話すしかない。
明日、決行する。


次の日の朝、僕は林さんに話しかけた。

はじめまして、林さん。ぼくは秋山と申します。


林さんは、こちらを不安そうに見る。
そして手をまえに出して、困ります、いつもと言った。

やっぱり。僕は確信した。

やはり霊に苦しめられているんだ。

僕は安心させる為にこう言った。


大丈夫、僕がついてる。君を護れるのは僕しかいない。


林さんは困った顔をして口を閉じる。


でもごめん、、、心の声がダダ漏れなんだ。


この力はコントロールしにくい。


でも聞こえたよ、君の声。分かってるさ。


次の瞬間、霊体が彼女に襲いかかった。

危ないっ。


僕はエネルギー波を放って攻撃する。


彼女はさすがに驚いて学校へと走る。


そう、逃げてくれ、そのままっ。


ぼくは喝といって手からエネルギー波を放っていくが、どういう訳か調子が悪くて、霊を倒す事が出来ない。

彼女は学校まで走り抜けて、そのまま職員室まで走った。


きゃあああああああっ


まってごめん、こんなに悪霊が強いとは、まさか思わなかったんだ。


僕は先生やクラスメイトに身体を抑えられた。


え?違うだろっみんなっ

林さんが危ないんだぞっ。


僕は口にハンカチを入れられて声が出せなくなり、遠くからサイレンが鳴ってきた。


そして力も使い果たしたのか眠気が襲ってきた。

この力を使いすぎるとだるくて眠くなるのだ。


、、、、、


ここは?

ここは何処だ?

天井が見える。

身体が動かない。


、、、拘束されている。


しまった。僕の力が見つかったらそりゃ国の機関に捕まって解剖される。

この力を悪用されたら世界が滅亡する、、、


僕の細胞を抽出してクローン人間を作り世界を滅ぼすのかもしれない。

、、、、


下半身を見たら、僕のおちんちんにカテーテルがささっている。

恥ずかしいってか、変な気持ちだ、てそんなことを考えてる暇はない。

精液を採取されてしまう。もしそうなったら、、


天井にシミがあったが、そのシミが話しかけてきた。

ギギギギギ、、

くっこんなところで、悪霊と遭うとはな。

ギギギ、

なに?手を組まないかだと、、断るっと言いたいところだがこのままこうしては居られない。

ギギギ、、、


しかし悪霊は弱っているのか点滅して消えてしまった。

どのくらい日数が過ぎたかわからない。

とにかくここは何かの病院で、個室から4人部屋になった。

兎に角、同じ力を持った人たちが収監されるところらしい。


しかし謎の薬を打たれたり、飲まされるうちに持っていた力が弱くなっていくようだった。

その後、その病院を退院して、週2回通うと約束させられた。


その時は危ない力を封印したほうが、たしかに良いと先生とも相談をしたのだった。


そして2年生の二学期から、登校を再開した。


先生からは、林さんには会わないでと約束させられ、電車の時間を1本遅らせ、みんなと同じ時間に通うこととなる。


僕はこの力を封印し民間人に溶け込んで生活する事にした。


この話の続きはまた今度。


でわこれにて。
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