1 / 3
宅飲み
しおりを挟む
作業所は甲羅町の真ん中にある、バス停の甲羅高校入口前。
けんの親はけんに甘くて、けんはそこから南ストリートを30分行ったところに住んでいて、仕送りしてもらってひとり暮らしをしている。
けんは意外と要領よく皿を洗い終えると、皆のいるテーブルにいく。
職人のちぎったパンを成形していく。
身体の大きな男がゆっくり周りをみおろしている。
狭い作業所なので、ぼうっとしている人が居ると動きにくい。
その大男はいつも顔が赤い。
いつも午後になるとその大男は面接室に行った。
けんは関わることがないと思っていた。
帰り道、大男は空をぼうっと眺めていた。
そしてううううーーんと大声をだして背伸びをすると、足元に簡易ラジオを置き、ラジオ体操をはじめた。
何してるんだてか、面白い。
けんは自転車を降りて角に隠れた。
しかしすぐばれた。
おーーーーい、いるんだろ、避けんなよ。おーーい。
ばれた、、。
おい、おーーい。ラジオ体操しようぜ。この時間は何時もやってるんだよ。
え?こんなところで?
気にすんなよ、シャイくん。
いやいや、、顔が目立つんよ、貴方の場合とけんは思っていたが、つかまり、ラジオ体操第3までやることになった。
大男はけんに、家来ない?宅飲みしようぜと言う。
いや僕は酒飲めないし、飲酒運転、、
そうだなお前は飲まなくていいよ、ジュース奢るよ、何がいい?
、、、、コーラ飲みたいです。
いいねぇ。
、、疲れた後のコーラは爽快っ
じゃあ奢るよ。シャイくん。
、、、僕の名前はけんです。
ああ、けんちゃんか、行こう。歩いてここから10分だ。
けんはドキドキしていた。
平屋建ての家だった。家の間隔はあまりなく家の壁は薄かった。
玄関の所に野球のボールとグローブがある。
ボロボロのだった。
あとは意外と綺麗で整理整頓されていた。
けんが驚いたのは、冷蔵庫の中は、ビールとツマミしかなかった。
けんは聞きかじったり本で見た栄養素の話を延々と30分は披露した。
お前はつまらない奴だな、無粋だよ。
けんはしまったとおもった。
一方的にペラペラ話してたので黙り込んだ。
沈黙
いいんだな、じゃあ俺の話も聞いてくれよ、、、
大男は目を閉じて首を回したあと、息を吸い込んでゆっくり吐いていく。
ふぅーーーーー。
おれはプロ野球の選手の原岡清の弟の誠司。
似てるだろ、兄貴はメジャーリーガー。
でもおれは落ちこぼれ。
家族は兄貴に才能があると分かると、差別してきた。
メシを床に置くんだぜ。
おれその時小5だぜ。
その後はあまりしゃべらず、2人は何気ない会話を沈黙をはさんで、ゆっくり話した。
けんわ疲れてもいたが、楽しかった。
友達、、にでもないがけんはあまり人と話した事はない。
原岡はそろそろ帰るか、けんちゃんと言った。
すまなかったな、けんちゃん、帰るか?
あ、はい。けん帰る~。
ぐはは~、けんちゃん、そゆ時はおじゃましました、だよ。
あ、そうか、おじゃましました。
そうそう笑
けんは原岡さんの家に通いたくなった
学べるし友達になりたいと思った。
けんは昔の友達を思いだす。
あとけんちゃんは野球興味ないかあ?
けんはドキッとした。
いえっそんなことないです。野球ってルール細かいですよね、父が野球好きでたまにテレビで観てます。
野球のルールって複雑ですよね。
わはは、けんちゃんは興味ない話題ふると口がとんがるんだよ、かわいいな。
けんは自覚ないクセを指摘されてあわてた。
じゃあな、気おつけてな。
あ、はい。
けんは帰り道、口元が気になって仕方なかった。
けんの親はけんに甘くて、けんはそこから南ストリートを30分行ったところに住んでいて、仕送りしてもらってひとり暮らしをしている。
けんは意外と要領よく皿を洗い終えると、皆のいるテーブルにいく。
職人のちぎったパンを成形していく。
身体の大きな男がゆっくり周りをみおろしている。
狭い作業所なので、ぼうっとしている人が居ると動きにくい。
その大男はいつも顔が赤い。
いつも午後になるとその大男は面接室に行った。
けんは関わることがないと思っていた。
帰り道、大男は空をぼうっと眺めていた。
そしてううううーーんと大声をだして背伸びをすると、足元に簡易ラジオを置き、ラジオ体操をはじめた。
何してるんだてか、面白い。
けんは自転車を降りて角に隠れた。
しかしすぐばれた。
おーーーーい、いるんだろ、避けんなよ。おーーい。
ばれた、、。
おい、おーーい。ラジオ体操しようぜ。この時間は何時もやってるんだよ。
え?こんなところで?
気にすんなよ、シャイくん。
いやいや、、顔が目立つんよ、貴方の場合とけんは思っていたが、つかまり、ラジオ体操第3までやることになった。
大男はけんに、家来ない?宅飲みしようぜと言う。
いや僕は酒飲めないし、飲酒運転、、
そうだなお前は飲まなくていいよ、ジュース奢るよ、何がいい?
、、、、コーラ飲みたいです。
いいねぇ。
、、疲れた後のコーラは爽快っ
じゃあ奢るよ。シャイくん。
、、、僕の名前はけんです。
ああ、けんちゃんか、行こう。歩いてここから10分だ。
けんはドキドキしていた。
平屋建ての家だった。家の間隔はあまりなく家の壁は薄かった。
玄関の所に野球のボールとグローブがある。
ボロボロのだった。
あとは意外と綺麗で整理整頓されていた。
けんが驚いたのは、冷蔵庫の中は、ビールとツマミしかなかった。
けんは聞きかじったり本で見た栄養素の話を延々と30分は披露した。
お前はつまらない奴だな、無粋だよ。
けんはしまったとおもった。
一方的にペラペラ話してたので黙り込んだ。
沈黙
いいんだな、じゃあ俺の話も聞いてくれよ、、、
大男は目を閉じて首を回したあと、息を吸い込んでゆっくり吐いていく。
ふぅーーーーー。
おれはプロ野球の選手の原岡清の弟の誠司。
似てるだろ、兄貴はメジャーリーガー。
でもおれは落ちこぼれ。
家族は兄貴に才能があると分かると、差別してきた。
メシを床に置くんだぜ。
おれその時小5だぜ。
その後はあまりしゃべらず、2人は何気ない会話を沈黙をはさんで、ゆっくり話した。
けんわ疲れてもいたが、楽しかった。
友達、、にでもないがけんはあまり人と話した事はない。
原岡はそろそろ帰るか、けんちゃんと言った。
すまなかったな、けんちゃん、帰るか?
あ、はい。けん帰る~。
ぐはは~、けんちゃん、そゆ時はおじゃましました、だよ。
あ、そうか、おじゃましました。
そうそう笑
けんは原岡さんの家に通いたくなった
学べるし友達になりたいと思った。
けんは昔の友達を思いだす。
あとけんちゃんは野球興味ないかあ?
けんはドキッとした。
いえっそんなことないです。野球ってルール細かいですよね、父が野球好きでたまにテレビで観てます。
野球のルールって複雑ですよね。
わはは、けんちゃんは興味ない話題ふると口がとんがるんだよ、かわいいな。
けんは自覚ないクセを指摘されてあわてた。
じゃあな、気おつけてな。
あ、はい。
けんは帰り道、口元が気になって仕方なかった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
不撓導舟の独善
縞田
青春
志操学園高等学校――生徒会。その生徒会は様々な役割を担っている。学校行事の運営、部活の手伝い、生徒の悩み相談まで、多岐にわたる。
現生徒会長の不撓導舟はあることに悩まされていた。
その悩みとは、生徒会役員が一向に増えないこと。
放課後の生徒会室で、頼まれた仕事をしている不撓のもとに、一人の女子生徒が現れる。
学校からの頼み事、生徒たちの悩み相談を解決していくラブコメです。
『なろう』にも掲載。
三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!
佐々木雄太
青春
四月——
新たに高校生になった有村敦也。
二つ隣町の高校に通う事になったのだが、
そこでは、予想外の出来事が起こった。
本来、いるはずのない同じ歳の三人の姉が、同じ教室にいた。
長女・唯【ゆい】
次女・里菜【りな】
三女・咲弥【さや】
この三人の姉に甘やかされる敦也にとって、
高校デビューするはずだった、初日。
敦也の高校三年間は、地獄の運命へと導かれるのであった。
カクヨム・小説家になろうでも好評連載中!
体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
『10年後お互い独身なら結婚しよう』「それも悪くないね」あれは忘却した会話で約束。王子が封印した記憶……
内村うっちー
青春
あなたを離さない。甘く優しいささやき。飴ちゃん袋で始まる恋心。
物語のA面は悲喜劇でリライフ……B級ラブストーリー始まります。
※いささかSF(っポイ)超展開。基本はベタな初恋恋愛モノです。
見染めた王子に捕まるオタク。ギャルな看護師の幸運な未来予想図。
過去とリアルがリンクする瞬間。誰一人しらないスパダリの初恋が?
1万字とすこしで完結しました。続編は現時点まったくの未定です。
完結していて各話2000字です。5分割して21時に予約投稿済。
初めて異世界転生ものプロット構想中。天から降ってきたラブコメ。
過去と現実と未来がクロスしてハッピーエンド! そんな短い小説。
ビックリする反響で……現在アンサーの小説(王子様ヴァージョン)
プロットを構築中です。投稿の時期など未定ですがご期待ください。
※7月2日追記
まずは(しつこいようですが)お断り!
いろいろ小ネタや実物満載でネタにしていますがまったく悪意なし。
※すべて敬愛する意味です。オマージュとして利用しています。
人物含めて全文フィクション。似た組織。団体個人が存在していても
無関係です。※法律違反は未成年。大人も基本的にはやりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる