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1章:俺は魔王見習いのようです
第7話:魔王見習い、公認となる!
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「あ、着きましたよ! ここです!!」
テントの列がなくなり、開けた場所に出た。
ここが魔王城の建設場所なのだろう。
多くの人間が働いている。
1階部分の骨組みは、ほぼ完成しているようだ。
地下は……これから作るのかな?
魔王城には必須だと思う。
「魔王様ー、リュウジさんが来ましたー!!」
「わかった。しばし、待ってくれ」
魔王はかなり集中しているらしく、こちらも振り向かない。
まるで指揮者のように指を動かしている。
「うむ。これで問題なかろう」
「我、土の魔に命ず。解放せよ!」
激励とも取れる言葉は、建築場所の一部へと向いていた。
骨組みに沿うようにして、土の中からレンガの壁が盛り上がってくる。
ただの壁ではなくレンガが積み重なったものだ。
それはやがて上部も多い、完全な箱の形になった。
魔王が息を吐き出す。かなり消耗している。
これなら時々しかできない理由もわかった。
ただの土の壁ではなくレンガの生成と組み上げを同時に行ったのだ。
それも一瞬で。
あの大きさを見るに……人間たちが作るのなら、数日はかかるだろう。
変態だと思ったけど、やっぱ魔王だな。
すげえや。
と、思ったのは一瞬。
「おお、来てくれたのかリュウジ。どうだ、絶景であろう。俺はここを人間とモンスターが共存できるテーマパークにしたいと思っておるのだ」
て、てーまぱーく!?
おそらく、俺の覚えている言葉に変換されたのだろうが、意味は同じ。
何言ってんだ、この魔王は。
「共存は素晴らしいと思うんですが、他に方法はないんですか?」
「ある。共存だけを考えるのならば、他にも施策は幾つも存在しておるぞ」
「じゃあ、テーマパークは止めて……」
「金がないのだっ!! この城の建築もドワーフから借金をしておる。金を返す手段を考えねばならん。かと言って人間を襲うのでは本末転倒だ。威厳などは捨てねばならん時だ」
言いたいことはわかる。
けど、さすがにど真ん中ストレートで「金が無い」と魔王に言われると、虚しさを感じざるを得ない……。
ただ……金欠を解消する意味で言えば、テーマパーク的なものはアリかもしれない。
なぜかと言えば、魔王の元に集まるモンスターたちの能力で、コストをかけずにアトラクションを作ることも可能だからだ。
「……具体的には、どんなものを考えているんですか?」
「具体的……そうであるな。例えば魔王城の食堂の一般開放は一番に行おうと思っておる。モンスターの食べ物は、人間にも興味深かろう?」
食堂を先に?
俺の常識に照らし合わせば、それはサブメニューだ。
ラーメンと餃子のセットだったら、餃子の方だ。
餃子の好きな人がいたら申し訳ないが。
メインメニューだな。
足りないのは。
もちろん魔王城見学だけで、十分に心踊ると思う。
でも飽きるのも早い。
刺激的なメニューは必要なはず。
なんだろうな、俺。
異世界に来て、なんでこんなことしてるんだろう?
「うむ……食堂はお前にとってはあまり重要ではないと見えるな」
「いえ、食堂は必要ですね。例えば……あの辺りに」
俺は入り口らしき場所の横を指差す。
「あそこなら、門からすぐに入れますし。ちょっと中の様子も見えます。もしかしたら、そのまま他の場所にも行ってくれるかもしれません」
「む。確かにその通りであるな。実は人間の設計者に任せたところ、同じような配置にしていた。リュウジ、お前はそれを瞬時にやってのけたというのか?」
「いえ、そこまでのものじゃないです。勘ですかね。たぶんそこが良いだろうな、という想像です」
これは半分本当、半分嘘。
実際にテーマパークには入口近くに軽食売っているところは多いと思う。
つまり、ただそれを知っているってだけのことで。
「……さて……どうするか」
ランは全然話に付いてきていないどころか、座って建設を眺めている。目をこすりながら眠そうに。
「うむ! 決めたぞ!!」
「な、何をですか!!」
「お前を『魔王見習い』に任命する。リュウジ……お前には資質がある。俺の後に付き従い、学べ。そして、いずれ……」
ちょ、ちょっと待って!
なんか異常に過大評価してるし、決断が早すぎる!
ランがあまりのことに飛び跳ねている。
あの足で飛び跳ねるとは……さすがモンスターっ娘。
というか、俺も飛び跳ねたいんだが。
『魔王見習い』なんて響きだけでも恐ろしい。
この魔王に付き従う?
少しずつ学ぶのならば可能かもしれない。
けど……絶対にそんな事にならない気がする!
そんな形で魔王になるのはちょっと遠慮したいです、はい。
「待ってください! 俺には『魔王見習い』という役目は重すぎます!」
俺は必死である。
建設現場で働いて、スキルを少し覚えるだけで良いんだ。
そりゃあ、最初は魔王軍を作ろうと思ったさ。
でも、勇者と魔王の現状を知ったら、とても自分がそれになろうなんて考えられない!
「よもや……俺の命令を拒否しようとするつもりではあるまいな」
あ、これはもう駄目なヤツだ。
共存とか言ってるけど、断ったらヤバイという気配が伝わってくる。
俺は、諦めて首を縦に振った。
「うむ。お前には各所を見て、助言をして欲しいと考えている。さらに魔法を覚えるため、教師をつけよう。お前ならばできるはずだ」
く、くっそおおお!!
もう断れないじゃん!
しかも魔法の勉強とかいうおまけ付きときた!!
……もう、こうなったらやってやろうじゃないか!!
俺のスキルを使い、俺の世界の知識を使い、この世界で無双してやる!!
今までの勇者と魔王の歴史を塗り替えてやる!!
こうして俺の『魔王見習い』生活は、半ば強引に始まった。
テントの列がなくなり、開けた場所に出た。
ここが魔王城の建設場所なのだろう。
多くの人間が働いている。
1階部分の骨組みは、ほぼ完成しているようだ。
地下は……これから作るのかな?
魔王城には必須だと思う。
「魔王様ー、リュウジさんが来ましたー!!」
「わかった。しばし、待ってくれ」
魔王はかなり集中しているらしく、こちらも振り向かない。
まるで指揮者のように指を動かしている。
「うむ。これで問題なかろう」
「我、土の魔に命ず。解放せよ!」
激励とも取れる言葉は、建築場所の一部へと向いていた。
骨組みに沿うようにして、土の中からレンガの壁が盛り上がってくる。
ただの壁ではなくレンガが積み重なったものだ。
それはやがて上部も多い、完全な箱の形になった。
魔王が息を吐き出す。かなり消耗している。
これなら時々しかできない理由もわかった。
ただの土の壁ではなくレンガの生成と組み上げを同時に行ったのだ。
それも一瞬で。
あの大きさを見るに……人間たちが作るのなら、数日はかかるだろう。
変態だと思ったけど、やっぱ魔王だな。
すげえや。
と、思ったのは一瞬。
「おお、来てくれたのかリュウジ。どうだ、絶景であろう。俺はここを人間とモンスターが共存できるテーマパークにしたいと思っておるのだ」
て、てーまぱーく!?
おそらく、俺の覚えている言葉に変換されたのだろうが、意味は同じ。
何言ってんだ、この魔王は。
「共存は素晴らしいと思うんですが、他に方法はないんですか?」
「ある。共存だけを考えるのならば、他にも施策は幾つも存在しておるぞ」
「じゃあ、テーマパークは止めて……」
「金がないのだっ!! この城の建築もドワーフから借金をしておる。金を返す手段を考えねばならん。かと言って人間を襲うのでは本末転倒だ。威厳などは捨てねばならん時だ」
言いたいことはわかる。
けど、さすがにど真ん中ストレートで「金が無い」と魔王に言われると、虚しさを感じざるを得ない……。
ただ……金欠を解消する意味で言えば、テーマパーク的なものはアリかもしれない。
なぜかと言えば、魔王の元に集まるモンスターたちの能力で、コストをかけずにアトラクションを作ることも可能だからだ。
「……具体的には、どんなものを考えているんですか?」
「具体的……そうであるな。例えば魔王城の食堂の一般開放は一番に行おうと思っておる。モンスターの食べ物は、人間にも興味深かろう?」
食堂を先に?
俺の常識に照らし合わせば、それはサブメニューだ。
ラーメンと餃子のセットだったら、餃子の方だ。
餃子の好きな人がいたら申し訳ないが。
メインメニューだな。
足りないのは。
もちろん魔王城見学だけで、十分に心踊ると思う。
でも飽きるのも早い。
刺激的なメニューは必要なはず。
なんだろうな、俺。
異世界に来て、なんでこんなことしてるんだろう?
「うむ……食堂はお前にとってはあまり重要ではないと見えるな」
「いえ、食堂は必要ですね。例えば……あの辺りに」
俺は入り口らしき場所の横を指差す。
「あそこなら、門からすぐに入れますし。ちょっと中の様子も見えます。もしかしたら、そのまま他の場所にも行ってくれるかもしれません」
「む。確かにその通りであるな。実は人間の設計者に任せたところ、同じような配置にしていた。リュウジ、お前はそれを瞬時にやってのけたというのか?」
「いえ、そこまでのものじゃないです。勘ですかね。たぶんそこが良いだろうな、という想像です」
これは半分本当、半分嘘。
実際にテーマパークには入口近くに軽食売っているところは多いと思う。
つまり、ただそれを知っているってだけのことで。
「……さて……どうするか」
ランは全然話に付いてきていないどころか、座って建設を眺めている。目をこすりながら眠そうに。
「うむ! 決めたぞ!!」
「な、何をですか!!」
「お前を『魔王見習い』に任命する。リュウジ……お前には資質がある。俺の後に付き従い、学べ。そして、いずれ……」
ちょ、ちょっと待って!
なんか異常に過大評価してるし、決断が早すぎる!
ランがあまりのことに飛び跳ねている。
あの足で飛び跳ねるとは……さすがモンスターっ娘。
というか、俺も飛び跳ねたいんだが。
『魔王見習い』なんて響きだけでも恐ろしい。
この魔王に付き従う?
少しずつ学ぶのならば可能かもしれない。
けど……絶対にそんな事にならない気がする!
そんな形で魔王になるのはちょっと遠慮したいです、はい。
「待ってください! 俺には『魔王見習い』という役目は重すぎます!」
俺は必死である。
建設現場で働いて、スキルを少し覚えるだけで良いんだ。
そりゃあ、最初は魔王軍を作ろうと思ったさ。
でも、勇者と魔王の現状を知ったら、とても自分がそれになろうなんて考えられない!
「よもや……俺の命令を拒否しようとするつもりではあるまいな」
あ、これはもう駄目なヤツだ。
共存とか言ってるけど、断ったらヤバイという気配が伝わってくる。
俺は、諦めて首を縦に振った。
「うむ。お前には各所を見て、助言をして欲しいと考えている。さらに魔法を覚えるため、教師をつけよう。お前ならばできるはずだ」
く、くっそおおお!!
もう断れないじゃん!
しかも魔法の勉強とかいうおまけ付きときた!!
……もう、こうなったらやってやろうじゃないか!!
俺のスキルを使い、俺の世界の知識を使い、この世界で無双してやる!!
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こうして俺の『魔王見習い』生活は、半ば強引に始まった。
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