投資についていろいろ（日本株・外国株・投信・金・不動産、メインは株主優待）

2024年4月16日以降

あと数か月は狭いレンジのボックス相場と予想

　2月に予想より早くバブル崩壊前の1989年12月納会日終値の日経平均最高値
38915円を、3月4日にはそれすら超えて40000円超えしたのが嘘のように4月
～6月までは4万円を切った状態で37000前後から39000円あたりをうろつく
比較的狭いレンジでの硬直状態になっています。
　しかし先だって私が書いた通り、今でも私は２～3月は予想より早いピッチ
であるし（そもそも4万超えは晩秋から12月を個人的には予想していた）、
これから８～９月は例年平均通り「夏枯れ時」が来ると思ってますので日経平
均としたら8～9月には35000円台まで瞬間的には落ちることは予想していま
す。
　これは日経平均銘柄全体の平均PERが現在約17倍とPERだけで見ればやや
割高なのも自分お予想を支持している根拠になります。
　ただし、これは次にまた上昇していくための踊り場と言うか調整中の流れ
なんで健全な膠着状態とみなしています。
　ただし3月期末一括配当か9月の中間より3月期末の配当に全振りに近い高配
当銘柄は現在軒並み低迷中。
　しかしこれらはやがてまた秋口辺りから次の期末配当予測で維持か増配が
確認されるとまた伸び出すのも近年みられる傾向なので今のうちに仕込むの
も手だと思います。
　近年は軒並み10数％の超高配当を出した海運業や、10％前後の配当を実現
した資源系など派手な高配当があるなかで今年度は地味に高くとも６％台と
いうところでしたがその５～６％台はゴロゴロいて、そのなかには今後も
配当を期待できる銘柄もあったし、４％台後半ならば普通に今後もキャピタル
ゲインも併せて見込めるような銘柄の目白押しですので、ある程度資金を
高配当に割り振れる人ならば、配当収入だけで月のお小遣いを贅沢に増やす
分くらいは期待できる状態です。
　ただしその場合でも欲張って一番か二番の高配当だけに一点集中するので
はなく業界ごとに分散はしたいところです。
　例えば、ですが
「インフラ・建設業」から、奥村組・ノバック・カナディアンソーラーなど
「不動産系」から住友林業・レーサム・平和不動産・エスコンジャパンなど
「医療・製薬系」から武田薬品・ミズホメディーなど
「アミューズメント系」からダイコク電機・マースグループなど
「サービス業など」からＵＴ・東海リース・新家工業など
「鉄鋼などの製造業」から淀川鋼・新日鉄・神戸製鋼・ＵＥＸなど
「自動車関係」からタチエス
「国内たばこ専売業ｗ」からＪＴ
　などと。
　
　あとはこれも前にいつか書いたこともありますが、日本株だけでなく、高
配当でも国土でもハンバーガーでもｗ日本よりすべてがビッグな米国株に
投資するのも手です。
　ＪＴの配当4.5％程度でも好配当分類なのにアメリカにおけるＪＴのような
ブリティッシュアメリカンタバコ、フィリップモリス、アルトリアグループの
平均配当利回りは優に８％を超えています。
　またタバコ以外でもそれ以上に配当を出す（10％以上の超高配当）銘柄が
多く存在します（ただし日本株より情報が少ない分、よく調べてから投資
する必要があります）。
　為替リスクもありますが、普通に外貨の取引同様、株価が上がらなくとも
円安が進めば、その分の差益もキャピタルゲインになるメリットも加わり
ます。
　今の状況を調べた結果
「何もしない」
のも相場ですが、このような膠着状態の時でも先に仕込んで値上がり分を
きっちり享受できりょうにするとか手はあります。
　皆さんも私もみんな喜べるような2024年の下半期になれるように祈って
おります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜完＞